東北旅2019 #02

2日目は、朝9時に目が覚めた。
ホテルのカーテンをあけると気持ち良すぎる晴天だった。天気予報では西風が強風レベルだったが、気仙沼は宿泊地から北東方向のため追い風になって楽そうだなと思った。

水取りぞうさんの除湿に一縷の望みをかけて電源ボタンを押すとEdge1000はビープ音を鳴らしながら起動した。
これは奇跡の復活か!と昨日の走行データは諦めつつ初期設定を進めるとフリーズした。やはり無理か…と電源を落とすとそのままご臨終。
Edge1030って東北に売ってるのかなと検索すると、仙台ヨドバシに在庫があるとのことで電話して確認。1個だけ店頭にありますということで取り置きをお願いして向かった。

しかし修理(2.5万円)すればまだ使える上に、別段Edge1000に不満がなかったため、仙台までボンヤリとどーしようかなーと考えながら進んだ。
Edge1000は特殊ネジだけど開けてみれば治るかもと道中のホームセンターに行くと、自転車の鍵がロックせずにカバンにつないでいたため落ちて紛失していた。ガッカリ。
さらに特殊なトルクスT5ネジのドライバーもなかった。ションボリ。

気を取り直して再び仙台駅に向かう。
阿武隈川に沿って北上する。空を見上げれば天気は良いし、周りを見渡せば景色も良い。
もうこのまま仙台から新幹線で帰っても良いんじゃないだろうかという気持ちが湧き上がる。どうしても青森に行きたいわけでもないし、また来れば良いじゃないかと。
そんな気持ちのまま自転車を漕いでいるといつのまにか仙台南に入っていた。
道路脇にダイシャリンがあったので、空気を入れさせてもらいつつ注油、さらにワイヤーロックの鍵を購入した。
それから馴染み深い仙台南の街なみを堪能していたら目的地だった仙台駅に到着した。

“東北旅2019 #02” の続きを読む

東北旅2019 #01

本当は4/30に出発する予定だったが、この日は全国的に1日雨だった。
幸いタイヤのはめ込みで両手は筋肉痛だったので、ゆっくりと整備を仕上げ装備品を準備することができた。

あけて翌日の令和元年の初日。
朝早く部屋を出たボクは水戸駅に向かった。

今回の旅行は水戸出発、福島経由で宮城県に入り、そこから気仙沼を抜け岩手県の海沿いを通って青森の八戸でゴール。余裕があれば十和田湖を見て八戸に戻り新幹線で東京へ戻る。
というのがざっくりとしたルートだった。

ざっくりとというのが実際どこまで無理なく進めるのか、安いホテルの空き状況が不確定なため、毎回ホテルは実際に移動して、昼過ぎの段階で判断してから決めるようにしている。
(ホテル候補が少ない時は前日のホテル宿泊中に決める)

“東北旅2019 #01” の続きを読む

東北旅2019 準備編 #02

Continental Grand Prix 5000TL 海外通販の罠
(Mavic Kysrium PRO UST + 5000TL)

少し前のこちらの記事「Continental Grand Prix 5000 TLを安く買いたい…」で書いたが、これが本当に出発前に届くのか不安でしかたなかった。
26-29日に到着と表示されていたのを信じたのが悪いが、結局29日に届いた。17日に注文したので12日で到着した計算となる。
やはり海外通販は気長に待てる時にするものだと思った。

GWに入った27日には川崎東郵便局で通関手続き中となっていたが、次の日はそこから進展していなかった。
そのため29日も教習所で配達状況を確認していたが、教習が始まる前に最寄り郵便局から持ち出しとなっていたので安心した。そして部屋に帰ってきたら宅配ボックスに入っていたので早速開封。

“東北旅2019 準備編 #02” の続きを読む

東北旅2019 準備編 #01

Garmin Edge1000 バッテリー外部増幅設置
(モバイルバッテリー + REC-MOUNT)

‘Garmin Edge1000の問題点で一番多くでるのは、バッテリーだと思う。
最新の1030ではマウンター下にバッテリーを搭載してアダプタ部分が合致して公証20+20で40時間連続可動という素晴らしさはあるものの、専用設計のマウンタとバッテリーが下にぶら下がるためハンドルまわりがごちゃごちゃしがちという問題がある。あと高い。(バッテリーに16,000円は厳しい)
ブルベのように数十時間走りっぱなしが求められるシーンでは有効だと思うが、宿泊してのんびり走る自分のような自転車旅派としては、そこまでの物は不要かなと思っている。(過去ブルベは参加経験はある上での判断)

“東北旅2019 準備編 #01” の続きを読む

95歳の老人の詩

もう一度人生をやり直せるなら・・・・ 今度はもっと間違いをおかそう。

もっとくつろぎ、もっと肩の力を抜こう。
絶対にこんなに完璧な人間ではなく、もっと、もっと、愚かな人間になろう。
この世には、実際、それほど真剣に思い煩うことなど殆ど無いのだ。

もっと馬鹿になろう、もっと騒ごう、もっと不衛生に生きよう。
もっとたくさんのチャンスをつかみ、行ったことのない場所にももっともっとたくさん行こう。
もっとたくさんアイスクリームを食べ、お酒を飲み、豆はそんなに食べないでおこう。
もっと本当の厄介ごとを抱え込み、頭の中だけで想像する厄介ごとは出来る限り減らそう。

もう一度最初から人生をやり直せるなら、春はもっと早くから裸足になり、秋はもっと遅くまで裸足でいよう。
もっとたくさん冒険をし、もっとたくさんのメリーゴーランドに乗り、もっとたくさんの夕日を見て、もっとたくさんの子供たちと真剣に遊ぼう。

もう一度人生をやり直せるなら・・・・ だが、見ての通り、私はもうやり直しがきかない。
私たちは人生をあまりに厳格に考えすぎていないか?
自分に規制をひき、他人の目を気にして、起こりもしない未来を思い煩ってはクヨクヨ悩んだり、構えたり、落ち込んだり ・・・・ もっとリラックスしよう、もっとシンプルに生きよう、たまには馬鹿になったり、無鉄砲な事をして、人生に潤いや活気、情熱や楽しさを取り戻そう。

人生は完璧にはいかない、だからこそ、生きがいがある。

ピーター.F.ドラッカー

もっと自分のために時間を使わないとね…。

今日の印象に残ったTumblrとか

東日本大震災の時のhatenaポストがどんぶらこしてきた。
頑張れとか復興とかって、多分、今言うことじゃない。

とても心のこもったいい文章だった。
東日本大震災関連で思うのが、東京都民の主人公感あふれる広告関連。
あれがボクは死ぬほど嫌い。
「震災で電車が止まって歩いて帰ったあの道。忘れない」とかほんと嫌い。主人公の酔いしれてる感がすごい。
去年まではラジオでも311の時はそういう放送が多かったけど、最近は聞かなくなったのは良い傾向だ。

嫌味が言いたいのではなくて、本当に被災地のことを思うなら、やっぱり現地へお金を落とすしか方法は無いと思う。
東北を応援したいなら物を通販で買う。実際に泊まりに行く。何かを食べに行く。買い物をそこでする。そういったこと以外で安全圏にいるボクたちが被災地支援でできることなんて何もない。

hatenaにあった「お前たちも不幸になってほしい。その上で頑張れっていうなら聞いてやるよ」ってのはまったくそのとおりだなって思う。

誰かが悲しそうにしてる時やつらそうな時に、ボクは絶対声をかけない。
その人の中で明確に「これをしてほしい」ってことがわかっていない状態で声なんてかけるのは、単純に自分をよく見せたいだけのパフォーマンスでしかない。
最近誰かの人生相談の記事でもあったけど、誰かを助けたいと思うなら「その人が本当に助けを求めて声を出した時にする」は同意しかない。

もっともボクは自分自身のことすらままならないのに、誰かを助けるとか烏滸がましいにもほどがあるという根幹思考のせいだけど。

“今日の印象に残ったTumblrとか” の続きを読む

#190420 いつもの物見山コース

前日からどこへ走りに行こうかと悩んでいたが、結局決めあぐねて布団にはいってしまった。結局起きたのは10時で遠出するには微妙な時間となった。
「深谷の花湯の森(180km)にするか、いつものコースにするか…」と悩みながら荒川CRを北上していると、この日は南東の風がかなり強かった。
追い風の強さは、いつもは2時間ほどかかる川越までが1時間だったことからも相当なものだと感じていた。これは深谷まで行くと帰りが全部向かい風で心が折れる。

川越を少し過ぎてから荒川CRを外れる。
大宮に住んでいる自転車乗りは大勢が向かう定番コースのルートだ。(というかセオサイクルのコースがこれ)
途中の新しくできたローソン(前はミニストップだった)には、サイクルラックがあり、多くの自転車乗りが休憩していた。

AlterLockについて

AlterLockはロック状態になるとアラートがなるのだが、あれは正直要らないと思う。自転車の置き場所を音を常に慣らして警告するシステムは逆効果なこどが開発者はわかっていないようだ。フィードバックでいつか入れたいと思う。一応最低の5秒設定にしているが、自動ロック自体が自転車から離れてから起動するので正直その機能ごと切りたい。

2019.4.30 追記
非常にわかりづらいが、設定の「システム音」をOFFにすることで解除できた。
というか設定画面の右上に「?」があり、そこをタップすると設定項目の詳細ヘルプがでてくるのに気づけなかった。

ロックモードは理想で言えば、手動でロックと解除ができた上で離れた場合は自動でもできてほしい。今のところ自動だけだ。いつも思うのだが、何かを開発する人は使う人の基準で物を作ることが少ない気がする。
もちろん手動ロックだけだと忘れてしまい全く意味がないから自動にしてるのはわかるのだが、忘れていない時もあるのでそのルートがほしい。
なぜどっちかなのだ…。

ちなみにトイレ休憩した時でもスマートフォンでアプリ画面を見ていれば、万が一はアラートがでるので安心だ。
たぶんこれは食事休憩でも安心だろう。
故障診断のチェックがどうなるかは気になるが、まずは安心を買っているという意味ではおすすめできる。

AlterLock(オルターロック) | スポーツ自転車(ロードバイクなど)・盗難防止・振動検知アラーム・GPS追跡

初めてのパン工房シロクマ

定番コースということで、このコースには有名なものがある。
それがシロクマというパン屋だ。
聖地と言われるほどによく名前は聞くのだけど、なぜか縁がなく、毎回通るたびにお休みだった。
この日は初めて開いているのを目にできたので立ち寄った。

https://www.instagram.com/p/Bwd2Sp6ln5g/

シナモンロールは大好きなので購入してみたが、めちゃくちゃ美味しい!というものでもなく、「あ、うん、パンだな…」という感動のなさだった。
個人的にシナモンロールはスターバックスで初めて出会い、以来スキあらば購入しているほどにはファンなのでどうしてもそれと比べてしまう。
ただ付近にはコンビニもなく、のどかな田舎の中にサイクルユーザーフレンドリーなお店があるというのは立ち寄りやすい。さらに値段も安いので、そういうところも含めて人気なのかなと思った。

その後はいつもの激坂と感じる林道笹郷線を登る。
毎回車が多いことを言い訳に一度は住宅エリアで足づきをしていたが、今回は気力を振り絞って抜ける。途中サイコンが「14%です」とか出していたが距離が短いので行けるだろうと踏みきる。
その後は10%未満が延々と続くので無い足を振り絞ってゴールした。

このあとは顔振峠の途中から合流ルートになり茶屋で休む。
限界の足を思うとこのあとまた登って越生に戻るルートはつらそうだと判断し、飯能方面へ降りる。
いつも思うのだが、この顔振峠登坂ルート絶対登れる気がしない。下っててもブレーキが完全に停止できる速度まで落ちない。どんな激坂だこれ。

個人的に坂道はできれば避けたいと思うが、やはり登ったときの達成感はひとしおだから登れるようにはなりたいと思う。
まずは自転車に乗り始めた時からほとんど変わらない標準体重+20kgのウェイトを外したい。

帰りは主要道ということもあり、車の通行による風の相殺効果であまり向かい風を感じることはなかった。
問題は荒川CRの復路で、これはもろに向かい風で辛かった。
もうちょっと脚力と体重をなんとかしたい…。

AlterLockの購入と取り付け

GWの東北旅行の準備を着々と進めている。
去年まで自転車旅行などの長距離移動時の鍵は必ず2つ体制だったが、夏の京都旅行以降にどこかで1つ無くしてしまった。
往復200km圏内の近場であれば特に不自由はなかったが、さすがに長距離となると盗難で全てが終わってしまうため不安が大きい。だから鍵はとても重要だ。
そう思ったので前と同じ鍵をAmazonでカートに入れて注文したあと、「そうだ、AlterLockがあれば鍵は別に1つでも問題ないのでは?」と考えなおし購入した。

“AlterLockの購入と取り付け” の続きを読む

現代の電源事情をフィードバックしたテーブルタップ

いつのまにか身の回り家電は、電源ケーブル・ACアダプタ型から電力供給するタイプより、USB端子で電力供給するタイプが増えた。
電源ケーブル・ACアダプタ型は入力の電流/電圧でさまざまな種類があるため、一度壊れてしまうととても大変だ。そしてコンセントをパズルゲームでもするようにACアダプタのサイズで割当てうまく使うことを余儀なくされ、結果としてタコ足配線という言葉が生まれるくらいコンセント事情は混乱を極めた。

そういう観点でみればUSBという統一規格はケーブルの長さも豊富で、交換品が入手しやすく、何より細くスマート、さらに電力供給できることはとても良いと思う。しかし今度は家のコンセントがUSB電力プラグでタコ足配線されるようになった。

そのスマートな解決策とも言えるのが、テーブルタップにUSB端子をセットにした商品だ。
でも実はテーブルタップにUSB端子がついた商品は珍しい商品ではない。
少なくとも数年前にはELECOMが出していたが、普通のテーブルタップと比較してもかなり値段が高かった。

Amazonのタイムセール情報で2,000円という値段を見て驚いた。
安いだけでなくもちろん機能もばっちり。
省エネスイッチ・過負荷保護はもちろんのこと、3つ穴コンセントが3ポートでアースもできるし、4ポートUSBは急速充電対応。おまけにスリムでカッコいい。
全く死角のない商品だ。

問題は買うのは簡単だが、単純に商品を置き換えるだけに2,000円払う価値を見出すのが難しいことだ…。
テーブルタップはそもそも壊れづらい。
加えて今USB変換アダプタも部屋にはいくつもある。
それらをまとめてスッキリさせるためだけに買い換える…というのはハードルが高かった。

Continental Grand Prix 5000 TLを安く買いたい…

Mavic Kysirum USTの標準タイヤYKSION PRO USTは、過去に1000km未満で2回ほどパンクした。(どちらも石を後輪で踏んでしまいサイドバースト)
乗り手が標準体重なら問題のない範囲かもしれないが、体重が重めのボクでは耐パンク性能に不安を覚えるのためあまり好きではないと思っていた。痩せない体が忌々しいのだが、それでもロングライド好きなボクとしては転がり性能よりも、どちらかといえば耐パンク性能の高い丈夫なタイヤが欲しい。

そこに昨年、ZONDAホイール時代に長年お世話になっていたContinetal Grand Prix 4000 Sの後継が10年ぶりにリニューアルされてGrand Prix 5000として発売された。しかもチューブレスも同時にラインナップ。
しかしこれがまた発売当初は1本1万円という価格で、ちょっと…いやかなり高めの印象だった。
ただレビューは高評価の嵐で、新たな鉄板タイヤとしての予感は感じていた。

あれから数ヶ月たち、楽天市場でも最安値7200円というこなれた価格になってきたことと、今年のGWはまた東北旅をしたいと考えているので信頼できるタイヤで向かいたいという思いがあった。4月に入って以来、いろいろな価格サイトをフラフラとしていたが、まだまだ売れ筋商品のためか海外通販サイトでも投げ売りセールはされなかった。

ところが今日みるとBikeINNという海外通販が1本5,400円で販売している。これが現在は最安値のようだ。ついでにContinental製のシーラントも国内で買うより半額のため購入。
前後2本+シーラント+送料(日本郵便)で12,600円也(税込)。
どんぶらこされるのため到着まで時間がかかるが(2週間ほど)、国内で買うより4,000円もお得。また関税も16,600円未満のため発生しない。

ちなみに国内最安値は楽天のサムライディングさん16,700円でした。
ポイントMAXでも2,000円びきだったので、今回はどんぶらこ。
いつくるかな…。