HHKB HYBRIDを分解して修理する

不注意で炭酸飲料を倒したら左SHIFTキーが押しっぱなしになった

人間は愚か。
HHKBはキーボードの構造上、飲み物を万が一こぼしてもセーフな場合が多く比較的壊れづらいと思っていた。思っていたんだロック。

blog投稿用に分解掃除したときの写真を再利用(投稿していない)

ところがこぼした当日は問題なかったのだけれど、次の日SHIFTキーがおしっぱなしになった。なんでやーとSHIFTキーを外すと、下側にスリットがあり、スプリングが見えていた。罠すぎん?歯茎権化だろ……。
いえ、飲み物を倒したボクが圧倒的に悪い。

修理するといくらなんだろうと探すと、「清掃で治れば無償です!」ってblogがでてきたので、お問い合わせしてみた。ところが返答は「は?やっていないがー?一律交換対応 ¥20,000です」というご案内。メルカリで保証期限切れた美品を買ったのが良くなかった。
もうそれなら開けて治すかーと分解。HHKB BTなんて何度分解して直してると思ってるんだ、舐めるなよ!と清掃復帰した。

結局この手は基盤表面のパターンを糖分が固まって短絡(ショート)が原因なので清掃すれば治る。キーボードの押せない・押しっぱなしは以外とその程度で治る。


ボクはHHKBのHISTORYに書いてある思想が好きで使い始めた。

アメリカ西部のカウボーイたちは、馬が死ぬと馬はそこに残していくが、どんなに砂漠を歩こうとも、鞍は自分で担いで往く。馬は消耗品であり、鞍は自分の体に馴染んだインタフェースだからだ。いまやパソコンは消耗品であり、キーボードは大切な、生涯使えるインタフェースであることを忘れてはいけない。

HHKB HISTORY

ところが実際は飲み物倒してしまったという、ある意味起こりやすいトラブル対応で「毎度!交換ですw」ってなんか違いませんかね……ってもんやりする。それなら1万くらいで分解清掃メンテナンスしてくれるサービスにして、長く面倒みてくれよって思うのはわがままなのだろうか。
この対応だと「馬死んだんだw ウケるw ほな新しい鞍で気分新たにしようねw」じゃないの?それ思想死んでない?

ともんやりした話。
物は良いんだけどサポートが良くないんだよな……。
スマイルセールでType-Sじゃない方が投げ売りされているから予備で買うのもありかなー……。でもまた保証切れるから意味ないか。

自分にあったデバイスって難しいね。

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NuPhy IO2.0が504 Gateway Time-outでていた問題の解決

サブドメイン drive.nuphy.io で設定可能

原因不明というかテストしてるのか何なのかわからないけれど、公式サイトに記載があるURL nuphy.io では2025.08.03 現在アクセスができない。(504 Gateway Time-out発生)

たまたま誰かがアクセスした履歴をGoogleがキャッシュしてくれたのか、唐突に検索結果に別のURLがあったのでそちらをクリックするとアクセスできた。
https://drive.nuphy.io/

お困りの方々のお役に立てば幸い。

2025.08.05現在はnuphy.ioに接続可能になった。
ページにアクセスすると説明ページが表示され、そこからdrive.nuphy.ioへのリンクが設定されていた。なので直接アクセスするならdrive.nuphy.ioみたいだ。
別に良いんだけど、公式SNSアカウントで何のリアクションもなく、nuphy.ioの件もふれられないのでよくわからない対応だけど、海外しぐさと思うことにしよう。

NuPhy Air75 V3が届いたので試してみたものの…

先週届いたNuPhy Air75 V3をふと思い立って開封することにした。
以下Air75 V2を2年ほど使ってきたボクが感じた個人的な感想。

ちなみに末尾に不満点として書いてあるとおり、現在はNuphy IO2.0が504 Gateway Time-outで利用できないため、Air75 V3は再度お蔵入りしている。お前環境なのか海外フォーラムを探しても「dosen’t work」の類例が出てこない……なんでだろう?
さすがにV2のリマップに慣れすぎているのでリマップできないのはキツイ…。

この問題解決できました。
どうもサブドメイン drive.nuphy.io ではアクセス可能なので設定をミスってるのか調整中なのか不明だけれど、お急ぎの場合は2025.08.03現在はそちらでキーボード設定が可能。
NuPhy IO2.0が504 Gateway Time-outでていた問題の解決

外環寸法比較:高さはAir 75 V2よりも少し高い

左がV3で 6mm高い

Air75 V3はMacbook Airの楔形デザインと似ていて手前が細くなっている。手前側の高さはV2、V3とほぼ同じで従来のパームレストがそのまま使用できる。
しかし思ったよりも高さを感じたのは奥側で、こちらはV2 比較6mmほど高くなっている。
これはおそらく打鍵感向上を目的としたキーストローク延伸用のためだろう。元々NuPhy Air75 V2もいわゆる薄型キーボード(Low-Profile)のカテゴリに属しながらなも、通常サイズのキーボードと遜色のないしっかりとした打鍵感が一番のお気に入りだった。
そこがV3ではよりブラシアップしているため打鍵感はとても良い。

新型のキースイッチは正当進化
Blush nano は静音性がとんでもなく高い

横着をしてAir75 V2のキーキャップがPC素材のためややタイプ音が大きくなっている。そのため正確な比較ではないけれど、Air75 V3のBlush nano の静音性が伝わりやすいと思いスマートフォンで動画撮影。

ストローク延伸による効果のためか打鍵感も相当良い。その上静音性が高いのはとても素晴らしい。この製品クオリティが$139.95はお買い得なのではなかろうか。(国内販売だと¥28,600らしい。技適がつくので持ち運びで使うならこちらが良い

ゲーミング仕様もいけまっせな Silver nanoを試す

Silver nanoに部分的に換装

静音性が高いBlush nanoが好みすぎるものの、せっかく買ったのでSilver nanoもFPS使用が多いキーにだけ取り付けてみた。

まったくの余談だけれど、V2のときはキーキャップを器具で外してもキースイッチが外れることはなかったけれど、V3は一緒にすっぽ抜けやすい。体感5割くらいは一緒にすっぽ抜けた。キースイッチを交換しやすいと考えればそうなのだけど。

当たり前だけどキースイッチを混ぜて使うと、音がなるキーと静音キーが混在するキーボードになる。ただボクはあまり気にならなかったというよりかは、nuphy cowberyの音を少しだけ大きくしたようなSilver nanoの音がそこまで嫌いではない。

自己満足だけれど出来上がったキーボードは「Air75でFPSもやりたい!反応速度も欲しいのぉ!」という欲張りさんには最適解のようにも思える。何故かNuphy純正キースイッチは90個の高価セット売りしかないから予備キースッチが購入しづらいけれど、Gateron Low-profile 3.0 Switchesは36packと少量購入できるのがありがたい。

背の高さが標準より1.3mm高かったOblivionキーキャップ

よく読まずに買ったボクがわるいのだけれど、OblivionはBerry Profileで4.8〜6.8mmの高さでできていた。元々のAir75は nSA Profile 5.5mmで一律のため、取りつけたとき若干高さが気になった。

ただ交換してしまえばあまり気にならなかったので、これはこれで良いように思える。
今回ボクはWhiteを購入したけれど、OblivionはBlackフレームのほうが合っていた気がする。

交換可能なキー or ダイアルSwitch

V2のときは右上のキーはCaps Lockに設定していた。V3では少し悩んだものの「せっかくの交換可能な特徴を脳死して使わない」とするよりまずは使ってみてから判断しようと考えダイアルに交換。使ってみて便利だと良いなの気持ち。使う場面があまり想像できないのだけれど……

Air75 V3の欠点というか不満点

Nuphy IO2.0に接続ができないためキーマップが変更できない(2025.08.02現在)

Xのサポートに問い合わせをしている最中だけれど、キーマップ変更用のNuphy IO2.0に504 Gateway Time-outで接続できないため使えない。原因が不明すぎるのでサポート対応待ち。誰もこの問題を投稿してくれてないの辛すぎる。

2025.08.03 追記
上でも書いたけれど、drive.nuphy.io で現在は接続設定可能。このURLがいつか正しい nuphy.io に集約されるのかは謎。

サイドライトをFNキー操作でモード変更できない

V2ではイドライトのライティングモードを変更できたけれど、V3ではFNキー操作で変更することができない。FNキー操作で変更できるのは以下4点。

  • FNキー + 矢印上下:バックライトの光量
  • FNキー + 矢印左:バックライトの光り方プログラムモード変更
  • FNキー + 矢印右:バックライトのカラー変更
  • FNキー + <>:バックライトのライトスピード変更

Nuphy IO死んでると何もできないっちー。

2025.08.03 追記
nuphy.ioでこの項目を設定できました。従来通りのパターンに調整可能。個人的にBlessの単色が好きだったので助かるー。

総評

Air75 V2を使っている人が、「これかFPS頑張りたい!でもキーボード変えたくないなー」「でも75HEはなんかちょっと嫌だよぉ」というニッチな要望は叶えてくれる。
ゲーミング用途でガツガツ使いつつ、日常の使用もガッチリいけます!という夢のキーボードではある。これでカラー展開がV2と同じだったら最高だったのになぜか単色になったのは頂けない。個人的にNuPhyの良さはデザイン性にあるので、初期のキーキャップカラー・デザインは頑張ってほしかったなーの気持ち。

オススメ?っていわれたら「Nuphyほしいと思っているのだけど、どうなの」って人にはオススメ。「安くて良いゲーミングキーボードを探している」には当てはまらない。「ただし他の人と被りたくない」ならマッチするっていう結構ニッチな製品。

Nuphy Air 75 V3 をせっかくなので注文した

$30 OFFのクーポンコードは一度限りだった

追加購入した「Silver nano keyswitch」は、オプションによる追加購入はできるのだけど、初期keyswitchとしては選択ができない。ボクは普段使いはタクタイルkeyswitchがすきなのでBlownと迷ったけれど、今のCowberyの音が好きなため「Blush nano keyswitch」を選択した。最近あまりAPEXをやらなくなってしまっているけれど、FPS操作で使いそうなキーだけ銀軸に変更するのはちょっとアツいかもしれない。
ついでにKeycapsでOblivionも単体ページだと「入荷待ち連絡」しかできないのに、V3とセットだと注文できるみたいなので一緒に注文した。(for Air V3という文字がやや気になる)
あと早期購入特典としてV3と一緒に購入するとオプション品はすべて30% OFFらしい。それならいったらんかーいと注文。

個人的にAir 75 V2に一切不満がないため「本当に必要なのか?」と聞かれると不要。ただNuphyというキーボードメーカーは好きなため、お布施の意味を込めて購入。
気長にどんぶらこ待ち。

2025.08.02追記
届いたので開封してちょろっと感想を書きました。

NuPhy Air75 V3がでるっぽい

2025.06.12 結局、$30 OFFなら……と買ってしまった。

1$払うことで20%OFF。さらにSNSで写真と一緒に感想投稿で$30 OFF!というオファーメールにつられて投稿までしてしまった。とはいえど現在のV2で不満らしい不満がないので、特典申込みフォームにある最後の設問「V3に何を期待しますか?」が困った。
強いていえばWASDキーにHEのキースイッチ(Gateron Magnetic Jade)が付けれればと思うけれど、さすがに基盤構造が違うから難しそう。

V3の特徴は右上のオレンジキーの部分で、ここがダイアル2種または普通のキーに切り替えが可能なようだ。

A replaceable knob, a customizable experience.

Zoom in/out, volume up/down… Anything bidirectional—this knob can handle it.

個人的にはこういうカスタマイズよりWASDのようにFPSで多様するキーだけアクチュエーションポイントが調整できるキースイッチに変更できるとかの方が嬉しい気がするけど、ゲームやる人間の感想だろう。

Gateron Nano Switch 3.0

LPでは書かれていなかったけれど、追加のメールマガジンで紹介されていた。
特徴は以下のとおり

  • ハイプロファイルスイッチと同じピンレイアウト採用
  • 従来スイッチより3.5mm移動距離が上昇したので、底打ちしづらくなった
  • リリース時はブラウンナノ(リニア)とレッドナノ(タクタイル)展開
  • シリコンダンパーによる静音性の上昇

らしい。
ただスイッチのピンレイアウトは同じでもNano Switchの軸が太いためCheryMXとの互換性はないようで、なんとも難しいね。

その他はバッテリーの状態がインジゲーターでわかりやすくなりましたーとか、尊師スタイル(上の製品写真)により最適化しましたみたいな変更。
どちらも自宅で使うことが多く、ケーブル接続している自分にはあまり刺さらないし、白単色はちょっとなーと思うので、$1はご祝儀になりそう。(今のキーキャップ互換はするのだろうけど)

ちなみに別に紹介したとかでボクに何のメリットもないのだけれど、blogに訪れる人で一定数Air75 V2の投稿を目的とした方がいたので、今買って後悔する前に……というお節介。

AIR75 V3 Pre-Launch

久しぶりにNuPhyのサイトに訪れたら、素敵なキーキャップが発売予定だった。

シックで高級感があって良い。これでShine-Through(文字部分だけ光透過)なら……という悲しみ。
素材もできればPBTでShine-Throughが出て欲しいものの、どうやらPBTに透過加工は難しいらしく……もう少し機械の技術進化があればたくさん出てくるのだろうか。

Keycap NuPhy x Oblotzky $49

2025.08.02追記
届いたので開封してちょろっと感想を書きました。

NuPhy Air75 V2を購入した話

2025.05.10追記
NuPhyの購入者向けDMでAir75 V3がもうすぐ発売されることが案内された。

APEXでしゃがむ操作はCTRLキーかCを押す。
ボクは指運びが不器用というか、小指が不器用なのでなかなかこの操作が上手く行かない。
上手く行かない理由がもう一つあって、日中の仕事で使っているキーボードはHHKB (Happy Hacking Key Board) だからというのも輪をかけている。

HHKBのキーレイアウトは特殊でCAPS LOCKキーの部分にCTRLキーが鎮座している。
これが良い。
日本と海外の言語に起因する理由だが、日本人は英文を打ち続けるとき以外にCAPS LOCKキーは使用しない。しかし海外の場合は頻度が高いのだろう、SHIFTキーとTABキーの間という一等地に鎮座している。邪魔だ。
その一等地をHHKBはCTRLキーが配置され、本来左CTRLキーがある位置にはロゴが刻印されてブランク・スペースになっている。だから普段はそこに小指を移動しない。

しかしAPEXでCTRLキーを小指で何度も押す操作が必要となった。なんとか頑張って操作・練習をしたものの、小指を垂直にして押しているためかキー表面が爪でガリガリで削れた。
爪を伸ばしていたのが悪いが、こんな簡単に表面の塗装が削れるのかとか、力入れすぎやろとかもあるが、削れた部分からバックライトの光が漏れ出すのでボロボロ感がでてきた。
しかたなくCTRLキーだけKeycrhonサポートに連絡して取り寄せようかなーと思ったとき、以前YoutubeでNuPhy Air75の紹介動画を見て気になっていたことを思い出した。

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