ZwiftをTV画面・PCでやりたい

2020年5月現在は緊急事態宣言により外出自粛期間中。
外に自由に外出できない状況は精神的苦痛よりも、運動できないことでデブリ続けるのでは?という焦りがあって精神的に良くない。
そこで思い出したようにZwiftをはじめたが、いくらペダルを回しても部屋の中の景色は当然変化しない。唯一ハンドルにとりつけた小さなiPhone画面でZwift上では進んでいますと確認できるが疑似サイクリングなどとは程遠く没入感はないに等しかった。

Elite Volano購入時の設定以降PCでZwiftをやることを諦めていたのでずーっとiPhoneでやってきたが、画面上の経過時間と走行距離しか目に入らないので「早く20分過ぎてくれ!」という苦行だった。(そのためTVでアニメを再生して20〜30分を自転車の上で時間を過ごしていた)
だから「Zwiftが面白い!」と言われると死んだ魚のような目になり、「三本ローラーや固定ローラーで延々とできる特別な人なんだ」という感情を持っていた。

しかし外出自粛となるとZwiftをどうにかしてTV画面・PC画面に出力し没入できる環境を構築できないかと考えてしまう。そこで色々調べると「Apple TVがあれば良い」というのは多く見た。しかしZwiftのためだけに2万も追加出費したくない…それなら早朝にでも荒川CRをギリギリ県越えないあたりで往復するわ…という心境だった。

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地獄のような修羅場だった…

2月、3月を日々どうやって過ごしたのか、もはやはっきり覚えていない程度に忙殺されていました。
このままこの仕事続けていくのはどうなんだろう、と真剣に考える今日このごろ。

ボクは徹夜が増えるとストレスで過食してしまい、直訳すると太りました。
ボヨンボヨンである。
さらに、土日も仕事でとなった結果、自転車に乗る暇もなく、カロリーも消費されずボヨンボヨンである(大事なことなので二度)

これはいかんということで、ジムに毎月お金払うよりかねてより欲しかった物をIYHしました。

IYH

ELITE VOLANO 2017(ダイレクトドライブ)

ELITE(エリート) MISURO B+(ミズロビー プラス) 316770001

ELITE(エリート) MISURO B+(ミズロビー プラス) 316770001

14,916円(11/21 14:24時点)
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室内固定ローラーのダイレクトドライブ式。

ちなみに3本ローラーを持ってはいましたが、やはり音の問題で使うのをためらってしまい、タンスの肥やしでした。あれはほんと一軒家でないと使いみちがないと思う。(あと1Fに住んでいるとか)
他候補の固定ローラーも考えはしましたが、タイヤがすり減ることと、やはり騒音(結局ローラーとタイヤが回って音が出るタイプは気になる)の問題で候補から外していました。

しかしダイレクトドライブ式は高い!というイメージがありましたが、どうも数年前にこのELITEのVOLANOが出ていて、比較的安価(5万円以内)で購入できるようになっていました。

あとは念願のZwiftデビューもしたかったので、MISURO B+というBluetoothでローラーの情報(パワー・速度・ケイデンス)を飛ばす装置も購入(7000円)

スプロケットは余っていたので、12-25を取り付けていざZwiftの世界へ!

と思ったら使い始めるまでに半日かかった。
なんか皆さん簡単にこれで使えるよ☆って書いてるBlogばっかりだけど、ほんと苦労しました。
もしELITE VOLANOを購入してZwiftしたいという方がいた場合、以下の手順で行えます。

  1. VOLANOにMISURO B+を取り付ける。
    取り付ける前に、電池カバーをスライドさせるとスイッチがある。
    このスイッチを14回押す。(ボタン横のLEDが14回連続で点滅するようにする)
    ちなみに、15回連続で点滅まであるので、一度15回まで点滅した場合は、もう一度押して1から増やす必要がある。(14回がVOLANOの設定)とりつける向きはイラストの通りで、カバー側(外れる方)を回転部にして、さらにカバーの上側2本の棒部分を近づける向きで取り付ける。
  2. もしGARMINなどのサイコンで情報を表示させる場合、パワーとケイデンスとスピードがMISURO B+のANT+で出ているので、センサーを設定する。
    この時、スピードセンサーの詳細設定でタイヤ周長を設定しないと200kmとかすごい速度になるので注意。(ここが一番ハマった)
    700c×23も25もタイヤ周長は「83」を入力する。
  3. 次にZwiftのアプリをPCなりiPhoneで使ってダウンロードする。Zwiftのアプリは2種類あり、オレンジ色のアイコン「Zwift」(本体)と、MISURO B+のセンサーを受信するために必要な水色アイコンの「Zwift Companion」が必要。
  4. つまりPC単体にBluetoothの受信装置は必要なく(無駄にボクは買った)、スマートフォンやタブレットにあるBluetoothとMISURO B+のデータを受信させる。そしてここまで書くと「ペアリングさせるんだな」という考えてしまうが、ボクのiPhoneは一切MISURO B+とペアリングしてくれなかった。初期不良かと思ったレベルだが、実はペアリングが必要ないというオチ。「Zwift」と「Zwift Companion」を起動させていると、「Zwift Comapnion」の画面が変化しセンサーを受信する。
    もし受信しないようであれば、「Zwift Companion」のOPTION→SENSORSでBluetooth LE SensorsをONになっているか確認する。
    ONになっているのであれば、ペダルを回すなどすればセンサーが起動するはず。
  5. さらに「Zwift」側でアカウントを作ったあとに「センサーを選ぶ」というのがでてくる。
    ここで「Power」を選ぶ。「Speed」や「トレーナー」ではMISURO B+という項目がでてこない。謎だ。
    「Power」を選んだあと、「ケイデンス」を選択すると、この2つでは、MISURO B+が選択可能になるので、これではじめてZwiftを始めれる。

長々と書いてしまったが、Zwiftの画面でもPower表示(W)となるので、速度は計算で表示されているようだ。

ここまでで半日使ったバカはボクだけでいいので、備忘録として記事にした。
良いZwiftライフを…_:(´ཀ`」 ∠):_