エンジンオイルの交換とDiablo Rosso 4を12,000kmで交換した

Diablo Rosso 4のライフ(耐摩耗性能について)

タイヤのインプレ!と鼻息を荒くしたblogや動画は出てくるけれど、何km走行してスリップサインがでましたという情報がそのあとでないのがバイクのタイヤでよくある話。

というわけで結論。Pirelli Diablo Rosso4は28,000km → 40,989kmでスリップサインがでたので、12,000〜13,000kmは持つ模様。Angel GT2は17,500kmほど持ちました

中央はもう少しいけそうだけど、コンパウンドが異なる横側でスリップサイン出現

Rosso 3と比較してもRosso 4は持ってくれたと思う。値段比較しても数千円だったので、それならまたRosso 4でいいやと交換。購入作業店は前回と同じくお近くの信頼できるバイクタイヤショップに依頼。工賃含め65,000円で前後交換。(ウクライナ・ロシア戦争で2割ほど値上がりしたんだとか)

前回の交換後、東北旅行を2回行い、今年の夏は実家に帰省しつつ出雲大社・温泉津温泉に行ったりと高速道路走行で長距離が多めだった。そのためタイヤの真ん中を酷使したが、意外と中央はスリップサインが出ず溝が残ったのは好印象。
また今年からお願いしますの気持ち。

エンジンオイルとフィルターの交換

いつもと同じく5,000kmで交換した。(今回はちょっと越えた)
前回5月にオイル交換したとき、オイルフィルターがやや漏れているような感じがしたので、10,000km以上の使用は危険なのかもしれない。それなら2,300円だしと今回も交換にした。

エンジンオイルは何故かまたアミダトレーディングさんが安くプラケースのものを売られていたので購入。ただプラケースは残ったオイルを保存するには密封性が不安だったので、前回交換時に買っていたスチールケースに移し替えた。

あいかわらず1回規定量に入れただけだと2.5Lほどなので、エンジンを少し動かして再確認。しばらくすると循環オイルが戻ってくるがあきらかに減るので、残り0.6Lほど追加して充填完了。エンジンの掛かりも良すぎて気持ちも良い。

翌日ちょっと用事があったのでディーラーに行った際に整備関連で質問したところ、現行機種ではオイルストレーナー(14mmヘキサで開封:40Nで締め付け部分)は、何かしらエンジンに異常を感じた場合でなければ、オイル交換毎に整備しなくても良いとのこと。
現在のMonster+とかScramblerとかあきらかにマフラー外さないと緩めれないような構造なのはそのためなんだとか。
Super Sportはそういう面でいうと素人メンテがしやすいように思える。

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Ducati Super Sport 939 のクーラント(冷却水)を交換した

クーラントは通常3〜4年で交換らしく、前回の車検時に次回交換しましょうとは言われていた。ただ交換費用がそれなりに掛かるのと、動画で見るとそこまで難しくはなさそうだったので、ディーラーは忙しそうだしということもあって自分で行うことにした。(ディーラーが忙しいから自分でやるという選択肢は間違っている気もする)

Youtubeでは洗浄に水道水を使う方もいるのだが、水道水に含まれるカルキがどこまで悪さをするか未知数なのと、そんなわからないリスクを考えるくらいなら精製水で安心を買う方が良いと考えた。(2L 350円だし)あと何故かクーラント必要容量は1.1Lのはずなのに1.5Lほど入るので、4L用意しておくと幸せになれる。

クーラントはDucati純正はENI antifreezerという商品だが、国内で取扱いがない。そして個人輸入すると割と高い。流石にそこまで純正にこだわる必要もないと思い、ボクはelfが大好きなのでレーシングではないオーガニッククーラントにした。(購入した時はケース損傷とかでアウトレット品があって合計2,000円ほどだった)
この辺は好みなので安定のWAKO’Sでも良いと思う。(値段が誤差だった)
必要量は1.1Lなのでelf MOTO COOLANT ORGANICでは微妙に足りないので2つ必要。

クーラント排泄ドレインボルトにはワッシャーがあり、このサイズが10mm x 14mm x 1mmとなっている。Amazonでも購入できるし、もしボクと同じくDucati製品がいい場合は部品ID:85250241aで購入。(リンク先はDucati 姫路)

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作業項目

作業手順は以下となる。

  1. 左のカウルを外す
  2. 先にラジエーターキャップを外す(クーラントの内圧低下させるため)
  3. クーラントドレインボルトを外して、古いクーラントを排出
  4. ドレインボルトを締めて、精製水をラジエーターキャップの注ぎ口から注ぎ込む(何故か1.5L入る)
  5. ラジエーターキャップを締めて、しばらく暖気運転(10分ほどらしい:精製水でうがい)
  6. クーラントドレインボルトを外して精製水を排出
  7. 3〜6を2,3回繰り返す(ボクは精製水が足りず2回で終了
  8. ドレインボルトに新しいワッシャーを取り付けて締める。(トルク:10N)
  9. ラジエーターキャップからクーラントを注ぎ込む(何故か1.4L入った)
  10. エンジンを始動させて、クーラント循環(エアー抜き)
  11. キャップを締める
  12. 車体右側についているリザーバータンクにも規定量になるまでクーラントを注ぎ込む。(黒いカバーは2箇所の4mmヘキサネジで外せる)
  13. エンジンを始動し104℃まで水温が上がったあと、冷却ファンが稼働しエンジン温度が低下することを確認。(アイドリングだったからか一気に90℃まで冷却された)
  14. カウルを戻して作業完了
ラジエーターキャップの位置
クーラント排出ボルトの位置

よくわからない点

クーラント排出のドレインボルトのトルクって本当に10Nなのか

海外フォーラム見るとそれらしき項目が10Nとあるので10Nで締めた。
ディーラーが忙しいのは良いんだが、トルク値くらい教えてもらえないんだろうか……。
気になる方は海外フォーラムを参照して……

https://www.ducatisupersport939.net/threads/torque-values-posts-with-tables.19056/

たぶん、Threaded pin nto horizontal head fastenerの項目

クーラントが1.4Lほど充填して満水。
エアー抜きすると大量に溢れ出す。

Ducati Super Sport 939のクーラント交換をしているYoutube動画もBlogも見つからない。
なので備忘録としてこのBlogを今投稿している……。

色々なバイクの動画(とくにDucati車)を参考に作業したが、9番のクーラント充填で1.4Lが入るのがまじで意味不明。

というかその後にエアー抜きしようとエンジン始動するも、エアーが抜けてるなーと思っていたら、バッシャバシャと大量に溢れ出した。さいわい大きめのウェスで付近を覆っていたので大した問題にはならなかったが、結構盛大に溢れ出した。

その後落ち着くまで待つと今度は減った状態で安定したので、満水まで追加して蓋を締めた。
溢れ出してる時点でエアーは抜けていたので、蓋をさっさと締めるべきだったのかがわからない。

その後アイドリングで冷却が機能していることは確認できたので、交換自体は成功しているようだ。

リザーバータンクって追加で注ぎ込むものなのか?

動画をみても誰もリザーバータンクに追加で注ぎ込む人がいない。
しかしエンジン始動して循環後、リザーバータンクに入っているようにも見えない……
なんでなん???

ELFのクーラントは蛍光色で見づらいとはあったが、さすがに入ってなさすぎん???となって追加で注ぎ込んだ。溢れたらまた考えよう……。(12番の項目)
これは右のサイドカウルを外さなくても、ジョウロかなにかがあればうまくできた。
ボクはたまたまクーラント注ぎ用に買っていたろうとが使えてよかった。

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総論(感想)

Ducati Super Sport 939はメンテナンス性は高い。
左カウルを外すだけでリザーバーキャップとクーラント排出ができるのはありがたい。
しかし誰もやっていないのでやり方がわからなさすぎる。
今度ディーラーに行ったら聞いてこよう……。

この後いつものエンジンオイル・オイルフィルター交換もして作業完了。
そっちはそっちで何故かオイルが2.6Lで満杯になって、もんやりした。
来週近場を走って様子見。

どうでもいい失敗としては、カウルのネジを新たにねじ切ってしまった。
部品をWebikeで注文したのでまた交換しよう。

追記(2023/03/21)

火曜日が祝日だったのを忘れていたので、様子見点検。
やっぱりエンジンオイルが少なかったので、暖気→追加等をしたら3.2Lほど入った。あまり入れすぎて溢れても困るのでインジゲーター中央付近で止める。

あとelf MOTO COOLANT ORGANICが凄まじく冷却してくれて驚いた。
気温15度で走行したら80度以上にならない。
今までのクーラントはとっくに死んでたいた可能性……?

はじめてのエンジンオイル・オイルフィルターの交換(Ducati Super Sport 939)

結局車検に預けていた期間は1.2ヶ月だった。
10月という絶好のシーズンはまるまると潰れてしまったことに対して思うことはあるけど、そういうのが気になるなら、Ducatiというメーカーのバイクは向かないのではないかと思い始めた。きっとお客様はみんな2ndバイクや乗用車を所有しているのだろう。

新しくなったチェーンは伸びていないこともあって走りが気持ち良い。
スパークプラグとエアフィルターも交換したので、これでまた1年は気持ちよく乗れる。
結局見積もり時に20.4万だったが、実際は19.6万と1万円ほど値下がりした。
理由は不明だが、スパークプラグとエアフィルターの交換工賃が7,000円ほど下がり、システムアップデートがあったせいか、その工賃が無くなっていた。

ついにエンジンオイルを自分で交換する

エンジンオイル交換と各種フィルタの交換・清掃に必要な工具と部品は以下となる。

  • ソケットレンチ(5mm、14mm、17mm)
  • トルクレンチ(締め付け用)
  • エンジンオイル(15w-50)
  • エンジンオイルフィルター
  • エンジンオイルフィルター交換用工具
  • ドレインボルト交換用ワッシャー(必須)
  • オイルストレーナー交換用ワッシャー
  • オイル廃棄用箱
  • メンテナンススタンド
  • ゴム手袋(手が汚れないように)
  • エンジンオイル注入用の漏斗、またはオイルボトル

購入商品はAmazonで投稿最下部にリンクしました。

ソケットレンチを持っている場合は、差込角のサイズによっては変換を購入する必要がある。
ボクが買った東日製トルクレンチの差し込み角は9.5mmで、ヘキサソケットの14mm、17mmは12.7mm角であったため変換を入れる必要があった。
ソケットレンチの差し込み角は6.35mm、9.5mm、12.7mmと種類があるので注意。

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