#130125

無印良品のレトルト食品シリーズが充実している

無印良品のレトルト食品といえば、カレーというイメージが強く、逆にそれ以外はお菓子くらいという認識だった。
無印良品へ羽毛布団を見に行ったとき、店内をふらふらと物色しているとレトルトコーナーが想像の3倍くらいの売り場面積に拡充されていた。え、何ごと?というくらいの広がり方だ。

商品ラインナップがなんともバラエティ豊かで、カレー、パスタソース、異国料理は以前から少なからずあったと思うが、その種類がとんでもなく増えていた。加えて日本の食卓に並ぶメニュー、いわゆるカレーうどんだったりみそ煮込みうどんだったり、炊き込みご飯の素だったりが増えている。
ただどれも価格が350円と気軽に備蓄食品として買うには少し躊躇う、そんな価格だった。

パッケージを眺めていると、「麺にかける 牛すじカレースープ」がなんとも美味しそうだった。牛すじを煮込んで作ると自分で調理するのは手間だし、その手間が350円で買えるなら悪くないとお試しで買ってみた。

さっそく冷凍うどんと混ぜて食べてみると、フードコートで食べるレベルのしっかりとした味のカレーうどんに仕上がった。牛すじ肉も存在は感じるほどではあるがちゃんと噛み応えがある大きさで入っている。この時点で「これが350円なら悪くない」という気持ちだった。

食べ終わって改めて思うと、調理時間もわずかで様々な種類の味が手軽に楽しめて、価格もほぼ350円で均一化されているのは、毎日色々食べても楽しめて悪くはないのではないだろうか?と気付いた。

毎日料理をしていて思うのは、自分で料理をすると当たり前ではあるが味が自分の想像を超えないため驚きがない。そういう驚きがない食事が続くと楽しみがなく淋しく感じる。そこに350円で「どんな味だろうか」とワクワクしながら用意し、色々なものを食べることができることは悪くない食事のように思えた。

麺にかけるシリーズや、ごはんにかけるシリーズだけでも種類が豊富なので、しばらく無印良品生活も悪くない気がした。さらに冷凍食品や手作りキットもあるので、しばらくは楽しめそうでもある。
なかなか自炊をしているとメニューが偏りがちだし、美味しい健康もレシピがループしていたのと最近は野菜が高騰しているので、350円で美味しく手軽なのは家計的にも助かる。
問題は無印良品が21時までの店舗ばかりなので週末にまとめ買いが必要な点だろう…。
理想で言えば、帰りにふらっと立ち寄ってその日の気分で買えれれば良いのに。