Mac Pro Mid 2010にMac OS BigSur 11.3.1の再インストールする(OS新規クリーンインストール→TimeMachineから環境復元)

前回Mac OSを不用意に11.3にアップデートしたら起動しなくなったMacを復活させたので備忘録。マイナーアップデートくらい気楽にさせてほしい……。

1.Option押しながら起動しBootMenuからネットワークOSインストール

MacForumを覗くと足切りされたハードでもインストール・アップデート成功事例が散見できたため、根気よく何度もインストール・再起動を試みた。
最終的には、BigSurから勝手に作成する「Data領域」を削除し、パーテーションを1つにした状態でネットワークインストールし、再起動してはプログレスバーの進行を眺め、長時間止まった場合は再起動を試みたところ、運良く設定画面にたどり着くことができた。

2.TimeMachineからの復元

TimeMachineを覗くと、BigSurをインストールしたディスクが2つわかれて記憶されている。そしてインストールした方(Machintosh HDとかのディスクユーティリティで初期化する際につけた名称のディスク・パーテーション)の日付がインストールした日で止まっていて、勝手に追加されたDataパーテーション(Machintosh HD Dataみたいな名前)の方は直近の日付になっていた。

ここは駄目だったら戻ろうと、日付が新しいDataの方を選んで復元すると無事復元された。

3.なぜかAppleの2ファクタ認証の数字が通らない

色々調べるとセーフモードでやれという記述をサポートページでみたが、キーボードの挙動がおかしい(BackSpaceキーで数字が入るなど)ので、画面右上のキーボード設定でUS設定から「日本語英数」に切り替えて入力すると上手くいった。
まったくもって謎。

困り人のお役に立てば幸い。

Mac pro mid 2010 を MacOS BigSur 11.3 にアップデートすると起動しなくなった

4/27にMacOSのシステムアップデートが来ていたので、マイナーアップデートだろうと思って11.2からポチっとクリックしたら、再起動後にシステム要件外です。と表示されて起動しなくなってしまった。

TimeMachineで復旧を試みたが上手く行かない。
連休があけたので調べてみたら、どうもTimeMachineの保存方法もかわっていたようだ。
(現在復旧方法調査中)

Q:
通常のTimeMachineのバックアップ/スナップショットについてはどうですか?誰かがそれらに戻すことはできませんか?

A:
TimeMachineが作成している場合は、可能です。Mojaveでは、おそらく運がいいでしょう。Catalinaでは、そうではないかもしれません。BigSurでは、AFAIKでは、システムボリュームのバックアップやスナップショットを作成することはできません。また、スナップショットが24時間経過すると、TimeMachineはスナップショットを自動的に削除することにも注意してください。

これは私が知りませんでした。

そして今、私は未開拓の海にいて、私の事実がわからないことを認めなければなりませんが、BigSurを実行している場合はBigSurの最新バージョンに更新され、バックアップにTimeMachineを使用しているようです。マシンが接続されていて、更新に問題があり、その問題がTime Machineバックアップに送信されたため、元に戻す特定のTimeMachineスナップショットを指定できません。あなたのTMマシンはかもしれませんホースでつながれる/破損する/何でも。

将来のアップデートに関する私の新しいルールは、macOSのアップデートを選択したときに、TimeMachineとその他のバックアップを取り出してシャットオフすることです。

私の2015iMacで、私のBig Surアップデートはユニークで珍しいものを生み出しました。70個のフォルダが配置され、そのうち29個は空で、残りは私が長年にわたって作成したサブフォルダとファイルで完全にいっぱいでした。これらのファイルとフォルダーのいくつかは私のホームフォルダーからのものであり、いくつかは私のiCloudドライブフォルダーからのものでした。ゴミ箱に配置されたすべての更新がまだ私のmacintoshHDに存在しているように見えるので、私は大丈夫のようです。しかし、私はゴミ箱を空にすることを急いでいません。

MacForum : Anyone having issues updating to MacOS Big Sur 11.3 on a iMac

Mac Pro 2009でCatalina 10.15.xがアップデートされない

会社のMac(Mac Pro 2009)に入れていたCatalina 10.15.2がいつまでたってもアップデートされず、システムのソフトウェアアップデートを見ても「最新のバージョンです」となってしまいXcodeがアップデート(10.15.4以上が必要ですエラー)できず困っていた。

結論でいうとCatalina Patcherを使って最新の10.15.7を再インストールすることで復旧した。

どういう不具合かよくわからなかったけど、治ってしまったのでヨシ案件。

二次弊害としては、Time machineもおかしくなっていてCatalinaを入れた直後の状態に戻ってしまった。(保存データは最新なのにアプリケーションの状態が戻っている)
Transmitのブックマークが吹っ飛んだこと以外は大した問題ではないけど、ちょっとつらかった…。

そしていつもどおりこの件を検索してもなーんも情報がでてこないので、迷人対策用に投稿。
一応は他に手はないのかと色々と試してみたものの、手動でパッチを当てようとしても当たらないし、xcodeもどうあがいても10.15.4を入れろと求めてくる。
Twitter検索で唯一ひっかかった「softwareupdate –fetch-full-installer」の方法で10.15.4を指定しても、ダウンロード後に「使用しているシステムに対応していない」というエラーがでてきてしまったので、諦めて再インストールした。
再インストールしか勝たん。

Keychrone K3がやってきた

先週注文した「Keychrone K3」はPre-orderだったが、注文から1週間ちょっとで到着した。
色々なレビューblogで「到着したら箱がつぶれていた」などの写真をみていたので、どういう状態で届くのか不安だったが、キーボードの箱を包むかなり大きなエアークッションを緩衝材にした状態で配達された。(黄色いDHLのビニール袋→大きなエーアクッション→キーボード外箱)

薄いビニールフィルムで画面が反射してしまった

さっそく保護フィルムを剥がし箱をあけてみると、iPhoneの化粧箱と同じくゆっくりと上箱と下箱がずれていく作りで高級感があった。

薄い白いフィルムにつつまれた本体と内容物

内容物の接続ケーブルはUSB Cが1本。それに交換用のキーキャップ(標準のキーキャップはMac用のものが取り付けられててWindowsで使用する場合は付属の物に変更できる)と、キーキャップ外し器具が入っていた。左下とげ抜きのようなものは、おそらくスイッチ交換用の器具。

最新のBluetooth仕様だったため認識するが不安だったが、ボクの古いMac Pro 2010でもスンナリとペアリングできた。
あと使うまではキーボードが光る機能って正直いるかなー?と思っていたが、いざ使ってみるとこれはとても良いと感じる。

打鍵感も赤軸を選んで正解だった。
HHKBよりも静かなキータッチ音で打鍵感も好みだ。
たまにレビューでみていた「右下の十字キーを間違って押す」というのは、今のところ気にならない。というかむしろHHKBだとfnキー+αで操作するため、やっぱり十字キーあると便利だなと感じた。

唯一の慣れないと感じたポイントはHHKBでは右上のBSキー上にあった「〜」の位置が真反対の左上(1の左)にあることにだけだ。
あと購入後に知ったことだが、K3ではキーボードがゴム足のためチルド機構が存在しない。
チルド機構がほしい方はK2を買う方がいいと思う。

肝心の見栄えは最高の一言。
無駄を限りなく省いた外観は最高にカッコいい。
これで本体価格$79は破格だと感じる。

キーボード難民の方にもおすすめ。

Keychron オフィシャルWebサイトはこちら

Mac Pro 2009 EarlyにAMD ATI RX580を突き刺した

AMD ATI RX580
中古品のため主流のメモリ8GBではない4GBモデル

2022/10/11追記
検索でRX580 EFI化をよく見るのだけど、Open CoreでMac使う場合、ブートメニューもNVRMリセットも起動プログレッシブバーも表示されるので、昔ほどEFIのメリットは存在しないと思う。強いていうならWindowsとのデュアルブートのときを気にされているのかもしれない。その場合はconfig.plistのScanPolicy=19859203で対応できる模様。
詳しくは情報を提供されているBlog様をご参照ください。
Boot MacOS / OPENCOREのPICKER画面を設定する

PhotoshopのCC2020をアップデートすると、目に見えて表示速度が遅くなった。
どのくらい悪くなったかというと、Photoshopを開いた状態でChromeなど他のウィンドウをアクティブにするとPhotoshopの表示がグレー一色になる。(低負荷モード?)
なのでVScodeでコーディングしながらチラ見というのが不可能になって、さすがに仕事に支障がでるレベルだったので換装することにした。

現在のMacOSはNvidiaのドライバーを一切アップデートしない仕様になっていて、古いHigh SierraではギリギリnVidia Driver Updaterが動作するため更新されている。
そのため古いMac Proと新しいMacOSの組み合わせで使う場合、グラフィックボードはATI Radeonシリーズを買うほうが安定する。(トレンドなのはATI 560か570、580が安価。現在RX580は新品で1.84万相場)

ただどちらにせよEFI BIOSが書き換えないとOptionでのブートドライブセレクターが使えないため、WindowsをデュアルブートしてMacを使うのはそろそろ年貢の納め時かなーという感じがする。

ヤフオクでお安く(1万円)で買ったRX580とPCI-E6×2をPCI-E8に変換するケーブル

RX580は入力電源150Wが必要だが、グラフィックボード側のポートは8ピン1つとなっている。
MacProのグラフィックボード用の6ピン1本の出力は最大75Wのため、6ピン2本を1本に束ねて8ピンにして入力する必要がある。

もし現在は何もグラフィックボードに外部電源を挿していない状態なら、MacPro/G5用のミニ6ピン×2の8ピンが一番スマートだと思う。

現在外部電源を使ったグラフィックボードを使っている場合は、さらにミニ6ピンを1本追加し、PCI-E6×2をPCI-E8に変換するケーブルを購入することになる。(ちなみにヨドバシの方が安い

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あと古いグラフィックボードではDVIが2つあったのだが、最近はDVI×1+HDMI+Displayportみたいなのが多いので、購入前にはディスプレイとご相談すると良い。

古いMacProを無理やりお使いの方の役に立てば幸い。

Windows10(Mac Pro 2010)でBluetoothがコード43で動かなかった

※結局ハードウェアエラーでした。CMOSリセットで復帰した。(2020/05/26追記)

ここ最近はリモートワークしていた都合上MacOSばかり使っていたのだけど、エロゲしよーっと思ってWindows10を立ち上げるとログインパスワードを入力することができなかった。(Bluetoothのキーボード)

原因を調べているとデバイスマネージャーで「Apple Bluetooth」の項目が「問題が発生したのでこのデバイスは停止しました。(コード43)」と表示されていたため動作していなかった。

インターネットで海外フォーラム含め色々調べると、デバイスアンインストールあとにBootcamp再インストールで復旧するという記事もあったが結局直らなかった。
Apple側でBootcampも当然アップデートされていないためドライバー関連のアップデートができず詰んでしまった。一応、製造元「Broadcom」「BCM2033 Bluetooth 2.4 GHz Single Chip Transceiver」のドライバー再インストールでイケるという記事もみかけたのだが、やっぱりこれも動作しなかった。

結局解決方法はBluetoothデバイス(USB)を差し込んだ

結局以前の自作PCで突き刺さっていたBluetoothデバイスを使用することでBluetoothは使うことができるようになった。
さすがに10年前のPCでWindowsは新しくなっていくわけだし、いい加減足切りされているのかなーと感じる。

2020/05/26 追記

週明けにMacOSを立ち上げたらBluetoothがオフになっていた。
PRAMリセットしても直らなかったので、CMOSリセットしたら無事復帰
結局ハードウェアエラーだったっぽい…。