時系列としてはおかしい投稿になるが今年の4月にまたしてもDi2バッテリー BT-DN110が不調をきたしディレイラーが動作せずギアが切り替わらなかった。
充電切れかと思って何度も充電しようとしたが、オレンジ色のランプは点灯してすぐに消灯。Garmin上の表示は充電91%でジャンクションAのLED表示は赤だった。
ディレイラーが切り替わらないし、スイッチ類を押してジャンクションAが反応していないことから、いつものごとくバッテリーかなーとシートポストから抜き出すと、ケーブル接続端子付近にある銀色の部分が錆びていた。
これは愚かしいことをしたアホの記録。
結論で言うと湿気でサビが発生するような劣悪環境によってマスターユニットがお亡くなりになっていた。
前回もサビのようなものが発生してバッテリーが死んでいたため、それならばとサランラップでバッテリーを被い、テープで巻きつけて密封。それをシートポストにきっちり固定して落下しないようにしていた。
湿気のことをすっかり忘れていた。アホである。
サランラップ内に湿気などが入っていき、しかし乾燥もされずでサビ等が発生。おまけにそんな熱がこもりやすい環境が電子部品に良いわけもなく、無事マスターユニットは逝去した。
1年に1度お高いバッテリーを交換しているアホおりゅぅ?ボクです。(2年間で3度目)
事の顛末をお近くの自転車屋に相談にいったら、原因も特定していただき現象も説明いただいた。バッテリーは少なくとも湿気対策が必須で、どちらかというと濡れることより湿気の方が重要とのことだった。最近のシートポストはDi2固定が容易になっているので、この問題は古いフレームだけの悩みだ。
ちなみに店舗整備用チェックユニットでは、バッテリーの生存確認(マスターユニット単体のチェック)が可能だ。BT-DN110はAmazonで少しだけ安く購入することはできるが、万が一バッテリーが死んでしまったときに購入店で確認してもらえるメリットがある。と思えば差額は解消できると思うのでバッテリーだけはお近くの自転車屋での購入をオススメしたい。
新しく店舗で購入したバッテリーは、穴が多い多孔質のウレタンを巻きつけて固定した。シートポスト内でガタガタ動かないし、空気は通るので湿度対策も完璧。
これで1年後にまた壊れたら泣くことにしよう。
SHIMANO(シマノ)BT-DN110-A ビルトインタイプ(内蔵式)バッテリー Bluetooth対応 全長152mm 中