Mac OS Sequoia 15.1をUSBインストールした
職場のMac Studioは、去年届いたときにすぐ使う必要があったため古いMac Proからデータ移行アシスタントで使えるようにした。ただ古いMac ProはOpen Coreで無理やり最新OSを動かしていたため、データ以降はかなり負の遺産をそのまま引き継ぐこととなっていた。そのためデータ移行後、すぐに内蔵ディスク使用量が250GBとなっていた。
それがとても気になっていたので、いつかはクリーンインストールしないという気持ちはあったが、Venturaのアップデート時もそのまま上書きでインストールし使用していた。
Sequoiaがリリース後、安定するのを待っていたら先日15.1がリリースされたのを見て、クリーンインストールするのにいい機会と判断。ちょうど3連休の初日が大雨だったので部屋に持ち帰り作業。
余談だがMacOSが過去に「リリース直後で安定します。最高です」なんて話は微塵も存在してない。そんな話は大麻吸引している信者の妄言なのでアップデートしないように。視聴数が欲しい動画制作者がそのあと使えない不具合お気持ちSNS投稿するのを見て楽しむにとどめよう。
そしてだいたいMac OSが新しくアップデートするとAdobeがついてきていないことが多い。お前ら何年持ちつ持たれっつやってきてんだよ。いい加減にしろ。冷え切った夫婦関係みたいな仕草しやがって。
15.1リリース前にちょうどCC2025版がリリースされたので、さすがにイケるだろうの判断。
Backupを念入りに確認したあとUSBにOSをインストールしようとすると、なんと今回から16.1GBとなっていたので16GBのUSBでインストールメディアを作成することができなかった。仕方なく雨の中家電量販店へ向かう。Amazonしようとしたら到着が月曜日で絶望したためだ。
そして、いざUSBインストールとOptionメニュー起動しようとすると、有線接続したNuphy Air V75では何故かOption起動できなかった。仕方ないので以下の手段でオプション画面を出す。
- 電源を切る
- 電源ボタンを長押しする。
- オプション選択画面が表示されたら電源ボタンを離して、USBインストーラーを選択する
やっとこさでUSBインストーラーを実行すると、従来であればディスクユーティリティが選択できたのに、唐突にインストーラーが起動しディスクユーティリティが起動できない。そのまま内蔵ディスクにインストールしようとするので一度キャンセルすると勝手に再起動した。
そして再起動後、内蔵ディスクにアクセスロックがかかっているためApple IDを入力せよとでる。ここでマウスが繋がっていれば端末のパスワードで解除できたようだが、無線マウスしかなかったので選択することができなかった。(あとで気がついたのはRazerのDeathAddrV3はUSB有線モードがあったので使えばよかった)
ここで複雑怪奇な24桁のパスワードを設定したことが痛烈な仇となり、何回入力しても失敗する。そもそもパスワードが見えない状態なのであってるかどうかもわからない。
どうにもならなさすぎてスマートフォンでパスワードを簡略化して通した。セキュリティ対策としてどうなんだろうか。
なんとか無事にフォーマットしてクリーンインストール。
インストール後、バックアップや新しくインストールしなおして復帰。
結局丸一日作業だった。
ただ終わったあとの内蔵ディスク容量は110GBだった。1/3に圧縮して快適になったことを思えばやって良かったという気持ちだが、この状態をどうして維持できずアップデートするたびに内蔵ディスク使用量は肥大化していくのか……。
Mac OSはメジャーアップデート毎にクリーンインストールがおすすめ。
そしてインストール後の復旧が簡単なようにバッチファイルを組むべき。(次回までの課題)
今回の苦労した話
今回の作業でブートレコード時の操作デバイス関連は難儀した。
Macbookだと一切気にならない問題で失念していたけれど、Apple製品は純正オプションのMagicキーボード・マウスは脳死で接続すれど、サードパーティー製はブートレコード時にbluetooth接続ができない。Mac StudioはUSB-Aが2つあったため有線接続でギリギリいけたものの、新型のMac miniはUSB-Aが存在していないので、キーボードとケーブルとUSBメモリー接続用に最低3つのUSB-AがあるHUBは持っておくと精神的に楽そう。
もしくはUSB-Cで有線接続できるマウスとキーボード、USBメモリーを用意しておく必要がある。
今後のことを考えてUSB-Cタイプを買おうとしたら家電量販店だと3,000円〜だった。Amazonで事前に用意していなかった自分の落ち度なので、次のセール時に買うことを検討しよう……。
そもそもAppleが「いやそんなクリーンインストールなんて緊急時用ですよ 笑笑」って考えなんだろうけど。
間違いではないし、Appleは暗に「お客様そろそろ買い替え時です」と2年毎の買い替えを推奨してる節があるので、内蔵ディスクが謎の肥大化したころに買い替えるのは判断材料になる。
いやそれだと意図的……クック……?
どうでもいい余談:KIOXIAについて
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よくわからない社名だから、また怪しい中国製かな?と思われがち。
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