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今日の気になったtumblr(からの海外blog)

人間の仕事をAIが奪ってしまうか?といった話

2012年のウォールストリート・ジャーナルの記事によると、「シアトルを拠点とするコーヒーチェーンが、コーヒー作りの高度な技術を、流れ作業のような機械化されたプロセスに落とし込んだという顧客からの苦情」を受けて、「スターバックスのバリスタは、同時に複数のドリンクを作るのをやめるよう指示されている」という。

顧客はコーヒーの品質について不満を言っていたわけではなく、むしろ、1、2分間、別の人間が自分のコーヒーに全神経を集中して注いでくれることで、スターバックスへの訪問に贅沢な感覚が与えられたのです。

高級品は希少性によって定義されます。確実に希少なもの、そして社会が豊かになるにつれてさらに希少になるものの一つは、他人の時間と注意です。

したがって、最も高級なレストランが最も労働集約的である傾向があるのは偶然ではありません。店のフロントでは、ジャケットを掛けたり、グラスに水を注ぎ足したり、テーブルのパンくずを掃いたりする人がいます。バックヤードでは、すべての料理を芸術作品のように注意深く盛り付ける人がいます。

日常的な作業が自動化されるにつれ、この効果はより強力になると予想しています。おそらく 10年後には、グラスに水を入れたり、ジャケットを掛けたり、手の込んだ料理を皿に盛り付けたりできるロボットが登場するでしょう。しかし、目新しさが薄れれば、高級レストランは、それほど高級ではないライバル店との差別化を図るために、引き続き人間の労働力を多用するようになると思います。

企業の世界でも同様の現象が見られます。企業が重要な顧客に営業担当者を割り当てる理由の 1つは、顧客との関係を重視していることを示すためです。より重要な顧客は営業担当副社長に連絡でき、最も重要な顧客は CEO に直接連絡できます。

AI システムが今日の営業担当者が行うすべての業務をこなせるようになったとしても、営業担当者の仕事がなくなるわけではありません。むしろ、企業が競合他社との差別化を図る手段として、人間の営業担当者を雇うことがさらに価値あるものになるでしょう。

2012 story in the Wall Street Journal said that “Starbucks baristas are being told to stop making multiple drinks at the same time” after “customer complaints that the Seattle-based coffee chain has reduced the fine art of coffee making to a mechanized process with all the romance of an assembly line.”

Customers weren’t complaining about the quality of the coffee. Rather, having another human being give their coffee undivided attention for a minute or two gave their visit to Starbucks a sense of luxury.

Luxury products are defined by their scarcity. One thing that’s reliably scarce—and gets more scarce as society gets richer—is the time and attention of other people.

So it’s not a coincidence that the fanciest restaurants tend to be the most labor-intensive. In the front of the house are people to hang up jackets, refill water glasses, and sweep crumbs off the table. In the back, people carefully arrange every dish so that it looks like a work of art.

I expect this effect to get more powerful as more routine tasks get automated. Maybe in a decade we’ll have robots that can fill water glasses, hang up jackets, and arrange elaborate dishes on plates. But once the novelty wears off, I expect high-end restaurants to continue making heavy use of human labor to distinguish themselves from less exclusive rivals.

You see the same phenomenon in the corporate world. One reason companies assign salespeople to important customers is to signal that they value the relationship. More important customers get access to the vice president for sales, and the most important customers get direct access to the CEO.

Even if AI systems become capable of performing all the tasks of today’s salespeople, that does not imply that the job of salesperson will become obsolete. If anything, hiring human salespeople will become even more valuable as a way for a company to distinguish itself from competitors.

Understanding AI | Seven big advantages human workers have over AI

介護をロボットがすべてまかなうことができるか?と考えたときに、おそらくそれはできないと考えたことがある。ただし起き上がり補助などの部分的には可能だと思う。(排泄などのプライベートなことはロボット補助の方がむしろ喜ばれるはず)

利便性があがればあがるほど、人間は誰かが自分のために時間と労力をさいてくれていることの偉大さに気づけるのかもしれないね。

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