#110125

常陸出雲大社と鷲宮神社へお参りに

一昨年と去年、年明けにバイクでえっちらほっちらと伊勢神宮へ行っていたので、今年も行こうかと悩んだ。しかしほぼただの高速道路往復な上に距離が片道500kmということもあり、さすがにそれを往復するだけを毎年やるのは……と思ってしまった。
そんな折に東京大神宮が伊勢神宮の遥拝殿と知り今年はそちらでお参りした。ちょうど神楽坂の方へ出向く必要があったのも渡りに船だった。

そんなこんなで3連休に伊勢へ向かわなくなったこともあり、毎年年始に参っている鷲宮神社で交通安全お守りと身代り守を更新しつつ、常陸出雲大社に行くことにした。
まずは遠い常陸出雲大社から。

相変わらず怠惰な時間に起きてしまったので昼少し手前に出発。
ゆや渋滞していた常磐道を走り、友部JCTから北関東自動車道へ入り、2つ目の西笠間ICで降りる。常陸出雲大社はICからほど近い場所にある。

何度訪れても常陸出雲大社の巨大なしめ縄は印象的だ。
せっかくなのでと御玉串も購入。神棚の飾り方を尋ねると大御神の札の前に重ねると説明書きを貰う。
常陸出雲大社は元々は出雲大社の分院だったが独立して宗教法人となっているのに加え、神社本庁の一覧でも非掲載のため中々派閥・勢力争いが渦巻いているのが垣間見えることもあり、なんというか御札の置き方も独特だ。
結局ボクは出雲大社京都分院の神棚の飾り方説明ページをベースに、元々氏神の御玉串をおいていた場所に常陸出雲大社の御玉串を起き、参敬神社の位置に氏神の御玉串を重ねることにした。日々の祈りが大事なのであって神棚の形は重要ではないと思う。


参拝後は下道を通り鷲宮神社へ。なんとか日が落ちる前に到着できたので良かった。
鷲宮神社は上京して以来、毎年必ず訪れている。
らきすたがそこまで好きだったわけでもないのだけれど、これこそなんとなく習慣になってしまっているように思える。加えてなんとなく鷲宮神社でお守りを買い、身につけていることでバイクや自転車で大きな事故にも合わず楽しく旅ができているようにも感じるのが理由でもある。スピリチュアルやね。

鷲宮神社の御祭神は天穂比命と建比良鳥命。天穂比命は天照大御神と須佐之男命が誓約をしたときに生まれた五男三女神の一柱。天照大御神の右のみずらに巻いた勾玉から成った。物実(ものざね:物事のタネとなるもの)の持ち主である天照大御神の第二子とされ、天之忍穂耳命の弟神にあたる。葦原中国平定のために出雲の大国主神の元に遣わされたが、大国主神を説得するうちに心服して地上に住み着き、3年間高天原に戻らなかった。後に他の使者達が大国主神の子である事代主神や建御名方神を平定し、地上の支配に成功すると、大国主神に仕えるよう命令され、子の建比良鳥命は出雲国造及び土師氏らの祖神となったとされる。また、出雲にイザナミを祭る神魂神社(島根県松江市)を建てたとも伝わる。

鷲宮神社の近くには、関東でも最高泉質と名高い百観音温泉があるので立ち寄り。
世の中が不景気だと温泉施設は家族連れが多くなり混む気がしないでもない。例にもれず大盛況だった。とはいえどバイクで冷えた体を芯から温めることはできたので満足。寝湯と炭酸泉は大混雑していたので諦めた。
入浴後、マッサージチェアを除くと100円〜500円で利用時間がお得になる方式になっていた。500円だと30分利用可能でお得とあったので迷わず500円を投入。ボクは温泉後のマッサージチェアの一時がたまらなく好きだ。最初こそ意識があったもの、そのあとは終わるまでぐっすり寝ていた。

温泉を出るとすっかり暗くなっていたので帰路につく。
年末に買っていたUNIQLO ヒートテック極暖とヒートテックタイツのおかげで1日寒さが辛いと感じることはなかった。
今年も安全運転で旅をしていこう。

#141224

毎年のこと

毎年この時期になると鹿島神宮へ訪れている。
目的は新年を迎えるにあたって、神棚にお供えする新しい御札(神宮大麻と鹿島神宮の中大麻)をもらい受けるためだ。氏神は居住地のものとなるため鹿島神宮は崇敬神社の位置に飾る。
部屋に神棚を作って以来の習慣とはいえど、理由らしい理由はない。しいて言えば双界儀の聖地だからというとんでもなくしょーもない理由でなんとはなしに毎年続けてしまっている。どうせなら茨城の常陸国出雲大社や大洗神社の方が縁が深いため良い気がしない。それはそれとして来年貰い受けようと思う。

あまりにも毎年のことすぎてGRを持っていくことすら忘れた

御札と代理購入した勝ち守りを受け取ったあとは敷地の奥地にある御手洗池に行き、茶屋でいつも通りきびだんごを食べようと思ったら、鹿島神宮の湧き水で作ったパンが売られていた。
その中で「栗を混ぜた食パンをフレンチトーストにしていますー650円ですー」の声につられてしまい、今回はそちらを食べることにした。
毎回同じものを食べても芸がないからね…?

行きは高速道路でまっすぐ来たので、帰りは利根川沿いをのんびりと走った。
帰りにチェックしていた飲食店のどこかでご飯を食べようと思っていたのだけれど、甘いフレンチトーストで食欲が満たされてしまい「もうのんびり帰るしかすることがない」となったためだ。

川沿いの道と香取市へ向かう別れ道に大きなK’s電機があるので立ち寄り。地方店舗はハイエンド品が唐突にとんでない価格で売られているのでお宝探し気分でよく立ち寄る。

この日は日立のビートウォッシュの最上位機種BW-DX100Gが展示品特売15.4万(通常28.8万)となっていた。10Lで天板液晶AIセンサー付き、温水シャワー、自動洗剤投入で乾燥もついているハイスペックモデルだ。
良いなーと思ったけれど、乾燥機能がついているせいで内蓋アリの二重フタになっているのが地味に煩わしそうだった。店員さんが言うには消費電力がドラム式の平均1,000Wと比較して2.4倍なので頻繁に乾燥機能を使うならドラムが良いと言われた。
だいぶ悩んだものの、独り身には容量が大きすぎるし、やはりフタが二重構造なのは日常使いで地味に煩わしそうだった。

K’s電機で少し長居してしまったため、地平線に沈む太陽を追いかけるように利根川沿いを走る。「そういえば流山市に千葉で人気の温泉・サウナ施設があったな」と思い出し、「スパメッツァおおたか 竜泉寺の湯」に行くことにした。

館内は広く清潔で、アメニティの質も高かった。DHCブランドの業務用スカルプシャンプーがすごい泡だちと香りが良かった……売ってないんだろうけどほしい。
ただお風呂とサウナは大混雑で入る空間を確保するのにやや難儀した。隙間をみつけては入浴を繰り返したことで、あらかたのサウナとお風呂を満喫できたので満足。
風呂上がりのマッサージ機も15分300円とお手頃価格だったので30分ほど利用。(壁に30分が効果的と書いてあったので)
このまま食事もすませようかと悩んだものの、待機人数がとんでもないことになっていたため精算して退店。利用料(土日 1,280円)・タオルレンタル料 300円・マッサージ機30分300円×2で合計 2,180円とお手頃価格だった。
もう少し空いていれば……という気持ちはあれど、駅近くて町中となるとどの時間も混雑していそう。

そんな1日。

#301124

軽井沢においしいアップルパイ通りができたと聞いて

つい先日のNHK「あさイチ」で軽井沢のアップルパイ店の急増が特集されていた。
番組では、美味しいアップルパイが観光客にも大変人気だと紹介されており、その話題に惹かれたボクは今年のETCツーリングプランが11/30で終わることもあり、軽井沢を訪れることにした。
これまで軽井沢は自転車やバイクで通り過ぎるだけで、街の中心地をじっくりと探索したことはなかった。今回は駐輪して街を散策し、軽井沢を存分に満喫しようと決めた。バイクの駐輪場はこちら。(公衆トイレ横に無料の駐輪場 小スペース)

どうして突然アップルパイの店が増えたのかというと、令和元年の台風19号の被害で長野県の特産物のリンゴが出荷に耐えれない傷がついたものが大量に発生。それらをジャム製造が特産の軽井沢が大量に受け入れ、その中で「これならアップルパイにしてはどうか」と意見が生まれることに繋がり、町全体でアップルパイを取り扱う店が増えたそうだ。

余談だが、軽井沢にジャム店が多い理由は、1905年に外国人の避暑地として人気だったころ「故郷の味が食べたい」と要望を受けた地元の方が、宣教師から製法を学び作り始めたのが発端らしい。(中山のジャムが発祥の店)

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#161124

雪が降る前に群馬県 法師温泉へ

目が覚めて時計を見ると9時だった。
寝る前に今日の気温は見ていたもの、来週はどうなるのかなと週間天気予報を見ると温かいのは今週までで、来週から冬が始まってそうな気温が表示されていた。
「これはもうどこかに行くなら今日しかない」
そう思ったとき、脳裏に最近見た温泉雑誌の法師温泉 長寿館の写真が浮かんだ。「まだ今日ならいける!まだ舞えるぞ!」と一気呵成に用意を済ませバイクに飛び乗った。

一応日帰り入浴が可能かどうかだけを確認。14時までというなんとも微妙な時間が見え、うろ覚えながら13:30に最終受付という文字列が見えたような気がした。最悪入れなくても紅葉狩りできればいいやの気持ちで向かう。


高速道路は案の定渋滞していたもののツーリングプランで行ける群馬最北端の沼田ICで降りた時点では12:30とまだいけそうな微妙な時間。間に合えーと休憩もそこそこに給油し、残りの下道24kmをひた走る。
群馬北部の山間部は来週から降雪予報がでているためか、さすがに紅葉が進んでいて、赤谷湖周りの山々は大部分が赤と黄色に染まっていた。

長寿館まで残り5kmの看板が見え、案内通りにハンドルを脇道に切る。看板に日帰り入浴受付時間の記載もあり、やはり見間違いではなく13:30までだったようでなんとか間に合った。

日本秘湯を守る会の提灯

入浴料は1,500円。
大正時代から続く歴史建造物の維持に当ててもらえるので何の不満もない。
室内は掃除も行き届き、お土産のコーナーやカウンターが新しい木材で作られていたので、経営が危ぶまれる様子はなさそうだった。

肝心の温泉は写真で見た通り美しく、温泉が底から湧き出、溢れ流れるままに排水されていく音が浴室を満たしていた。4槽に区切られた浴槽は微妙に温度が異なる。浴槽の底は川床のように玉石が敷き詰められ温泉が隙間から湧きでていた。

法師温泉 長寿館公式サイトより

自分が浸かった浴槽は温度がほどよく、ちょうど到着するまでに小雨に振られ体が冷えていたこともあってかこの上なく心地よく蕩けいてた。力を抜いて少し浮くような感覚を味わいながら窓越しに見える紅葉を楽しんだ。
雪が降るころに宿泊ができれば、白く染まる美しい景観と静かな湯治を楽しむことができるだろう。予約カレンダーを見ると土日・祝日は埋まっているため平日に休むしかなさそうだ。


長寿館の外に出ると紅葉が美しかったので撮影。
小雨だったこともあって色が綺麗だった。

法師温泉からの帰りは道の駅への立ち寄りを楽しむ。
「道の駅 たくみの里」に寄るとき、道沿いに見えた「五郎兵衛うどん」の案内看板のなんとも力の抜けた筆絵とその店の佇まいに心が惹かれた。当初は道の駅で食事を取ろうと考えていたが、結局国道17号線にもどるときに、思い切って立ち寄ることにした。

看板メニューと思わしき、五郎兵衛うどん定食を注文。
高齢のおばあさんが二人がかりで調理してくれた。
鍋焼きうどんは手打ちなのだろうか。太く平べったい田舎うどんだ。それを火に焚べ出来上がるのを待つ間、味噌田楽やご飯と数種類の小鉢を楽しむ。田舎のおばあさんが作る手の込んだ味が染みた料理は、おいしさに感動するというより、心が温かくなる優しい味だ。
素材もキノコと野菜が主軸で、昔ながらの料理を思わせる。
おばあさんが作る料理はどこで食べても心が安心するのはどうしてだろうか……。

#141024

洗車と注油とエンジンオイル交換

先延ばしにするつもりはなかったのだけれど、つい来週また来週と伸ばしてしまい、昨日の那須往復でついに前回交換から5,000kmを越えてしまった。
「もうやるしかない!」とやる気を全開にしエンジンオイル・オイルフィルターの交換をした。

まずはエンジンオイルをドレインボルトを外して抜く。エンジンオイルが抜けるまでの時間でチェーンも清掃し注油。
エンジンオイル交換は今年2回目。(前回はGWで帰省前) 前回オイルフィルターの交換をしていなかったので、今回は忘れないよう交換。合わせてこちらも前回しなかったオイルストレーナーを外して点検。異物はナシ。そもそもここで異物が見れるようだとエンジン内部の痛みの問題となるので厄介だ。

前日の那須へ向かう前、ぬかりなくガソリン添加剤を入れてある。添加剤の効用で落ちたカーボン・ワニス・ガム質の堆積物はエンジンオイルの方に入るのでエンジンオイル交換前に使うのが一番だ。ボクはだいたい1,500km周期で混ぜ込んでいる。

エンジンオイルを交換後は漏れ等を確認し問題なし。
そのまま洗車。
ピカピカになった車体と万全のメンテナンスで気持ちが良い。

オドメーターを確認すると49,880kmを表示している。もうすぐ50,000km。
タイミングベルトの交換時期だし、チェーンも前回交換から20,000kmを越えたので交換したい。バッテリーも交換するべきだろう。
エンジンオイルを循環させる間、エンジン音を確認するも異音のようなメカノイズはない。まだ元気に走ってくれそうだなーと思うし、お金もないので買い替えるくらいなら完全に壊れるまで乗ろうかなーという気持ちが強くなる

車検は来年なのでまだ時間はある。
どうしたものかなーと、1万kmで点灯するSERVICE表示を見ながら思った。


「ずうっといっしょ!」が好きやねん。という投稿をしたあとに、推しのVTuberのシオンが歌ってみたをタイムリーに投稿してくれた。
推しからの供給で救われる魂はたしかに存在する。

続きはどうでもいい話。

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#131024

定期訪問の那須湯本温泉と思想が強めのパン屋

いつものごとく那須湯本に行きたい欲が溜まったのと3連休どこもいかないのは流石に怠惰すぎるとツーリングプランに申し込んだ。
関越道・東北道のコースは毎年微妙に終端が変わるので確認が必要だ。今年は去年と同様に西那須塩原まで。福島まで対象だった2022年を返して欲しい。

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