#131024

定期訪問の那須湯本温泉と思想が強めのパン屋

いつものごとく那須湯本に行きたい欲が溜まったのと3連休どこもいかないのは流石に怠惰すぎるとツーリングプランに申し込んだ。
関越道・東北道のコースは毎年微妙に終端が変わるので確認が必要だ。今年は去年と同様に西那須塩原まで。福島まで対象だった2022年を返して欲しい。

那須湯本に行くときは、高速料金の節約を考えて二輪定額割引を使い往路は高速を使い、帰りは新国道4号線で下道を帰っていた。とはいえさすがに新国道4号を走りすぎて景色も見飽きてきたため、今回はツーリングプランを使うことにした。

西那須塩原ICを降りたあと、目的地の那須湯本はほぼ近くだろうとたかをくくり案内標識とコンパスをたよりに走り始めた。
IC出入口のすぐ近くにある千本松牧場は、何かイベントでもしているのかというくらい多くの観光客で賑わっていた。そんなに賑わっているならと立ち寄ったところ、賑わいすぎてどこのレジも長蛇の列。牧場産直ソフトクリームはとても魅力的だったものの待っている時間を考えると…と考え何も購入せずあとにした。
はじめは3連休をこのあたりのキャンプ場でキャンプと考えていたので、もしキャンプするなら千本松牧場で肉や野菜なんかを買って楽しむのは多いにありかもしれない。

その後は案内標識に沿って走っていたら369号線に入ってしまい、根室温泉を経由して県道266号線から那須高原スカイラインを通り那須湯本に到着。知らない道を遠回りするはめとなったものの、適度にワインディングを楽しめてこれはこれでありだった。今度からこのルートを採用しよう。

この日の雲海閣は、到着時に東京からマスツーリングで8台くらいきてたグループがいたり、入った時は子連れの家族いたのだけど、「いやここに来るって選択肢おかしいでしょ……」という気持ちになる。8人同時は狭すぎるし、子どもが見て喜ぶような施設でもないので選択肢ミスりすぎ。鹿の湯へ行ってワッチョイワッチョイウェーイして欲しい。

思想激強なパン屋

入浴後は温泉神社を参拝してから、思想激強なパン屋ことドリームへ。
今日も思想激強すぎて閑古鳥なんだろうなーと思いながら駐車場を見るとまさかの満車。しかも子どもが遊んでいる声までする。嘘だろ。

しかもお目当てのパン「幸せのブリオッシュ」も売り切れていた。「ブリオッシュはそちらにも」と800円のど一斤サイズを案内されたけれど、いや持ち帰れる大きさでもないし、食べきれないが?

この日はバッグもGregory Sketch 8(ワンショルダーバッグ 8L)だったのも災いした。前のSketch 8はバイクに乗り初めてすぐに購入し4年ほど使っていたので流石にボロボロとなってしまったので最近買い直した。外と中が撥水素材になっているのもお気に入りのアップデートだ。あと外側のスリットがポケットになったのでスマートフォンをゴソゴソと探さなくて良くなったのも良いアップデート。

気軽に近場やお土産を買わないだろうという前提ならGregory Sketch 8が最適。お土産を買うかもしれないという遠出ならSHINICHIRO ARAKAWAの1DAY TOURING BAGと使い分けている。
この日のSketch 8の内容物は、財布・温泉用タオル・スマートフォン・モバイルバッテリー・Taveler’s note・GR・220ml水筒を詰め込んでいたが、追加で500mlのペットボトルが入る程度には余裕があった。あまり入れすぎるとバッグが背中で主張してくるけれど、そのくらいであれば背中での収まりが良い。

せっかくなので今まで買ったことがなかったパンを2つほど購入後、外のベンチに併設されたトースターでパンを温める。最近ちょくちょく色々な店舗でも見かけるようになったけれど、やはりトースターが併設されているパン屋は心遣いも好印象だ。

パンを食べながら「一体誰があれで遊ぶのだろう」と以前眺めていた謎の遊具で遊ぶ子どもたちを眺める。「え、強めの幻想?」と現実を受け入れられない感情から、幻覚を疑ってしまう。何度みても眼の前の光景が信じられない。思想強めのパン屋が子どもと家族連れで賑わってるなんて幻覚以外で見ると思わなかった。とはいえどパンが売れて続いて欲しい気持ちはある。


日が沈んできたので帰ろうと思ったら高速道路までの道が大渋滞だった。
渋滞待ちしながらふと思い出したのは、そういえば初めて那須湯本に来たのは埼玉から自転車で行ったときで、その時も確か3連休でものすごい渋滞だった。普段の土日に訪れると閑古鳥一歩手前みたいな静かな場所なのに、まさかこんなに賑わっている日があるなんてと驚いた。ただ閑古鳥が鳴き続けると寂れてしまうので、栄えてくれるのは嬉しさがある。
また来よう。

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