Ducatiのタンク傷をタッチペンを使って修理する(完璧にはほど遠い出来)

人間はどうしてこんなに馬鹿なことをしてしまうんだろうと思った。
現在書いてる最中の11/21〜23の駒出池キャンプをした際に、本当にバカなことをして立ちごけをしてしまい、タンク右側面にタープの支柱ポールが接触し傷ができた。

帰宅したあとソフト99のコンパウンドセットでこすったら、「まぁまぁわからないかなー」というくらい目立たなくはなったが、やはり気になるものは気になるということでヤフオクに売っていたDucatiレッド(パニガーレ用1199)のタッチペンを購入して、初めてのキズ消しに挑んだ。

SOFT99 コンパウンドトライアルセット 25gx3種

ちなみに結果から言うと上手くいかなかった。
ただ、いかないなりにも何もしないより目立たなくなった。
そんな整備記録。

キズ消しを試みる

最近は便利な世の中でYoutubeでプロの方がキズ消しの仕方を動画であげてくださっている。

傷をつけた日に色々調べたが、Ducatiのディーラー修理だと6〜8万(タンクはずして再塗装)だった。元々200万円近いバイクの塗装修理が1/20だとしてもおかしくはないのだが、なんかこう安くできないのかなーと思ってしまってタッチペン修理に挑むことにした。(お金に余裕がある方はディーラー修理をしよう)

作業開始前。コンパウンドで試した状態がこれ。つまりもとはもっと白く目立っていた。

早速動画で使われていたものをAmazonで注文した。

ホルツ 仕上げ用サンドペーパーセット 超微粒子研磨紙 (#400 #800 #1200 #2000) MH929

ホルツ マスキングテープ 19㎜×7.6m MH904 & 研磨用・あて木コルク サンディングブロック・プラス 大小2個入り MH937【セット買い】

SOFT99 シリコンオフ 09170

あと動画や色々なサイトでタッチペンを乾かすというのが必要不可欠のようだった。
そして毎回「ドライヤーで乾燥させます」というのがでてくる。
外にコンセントがあるわけないし、無理なんだがー???と本当にこれが一番困った。
結局ボクは、ポータブルガスヒートガンを使った。
(ちなみに自然乾燥もできなくはないが、成分固着まで数時間かかる)

ポータブルガスヒートガンは、本来のヒートガンがドライヤーと同じく電熱線で発生した熱をエアーで送風する仕組みを、電熱線部分をガスバーナーに置き換えたものだ。
あまり製品に幅がなく、探したものではこの商品しかなかった。

次にDucatiカラーのタッチペンはヤフオクでさがすか、ディーラーに行くしかない。
タッチペンで類似色としてTOYOTAとかMAZDAとかの情報もあるが、ほぼ博打になるのでボクはヤフオクの方を使った。
ちなみに調色できますか?と聞いてみたが、現物がないとできないといわれたので詰んだ。
イージーイージー!いけるっしょ!ワンチャンある!(クソ)


まずはサンドペーパーでバリを削ってならした上で、シリコンオフで脱脂する。

傷が大きくてマスキングがなんか雑

動画では傷にピンポイントにとあるが、広範囲すぎてそんなことできなかった。
この時点で成功率が下がっている気がする。

動画の説明通り、置くようにタッチペンを使うが、粘性がひくく付ける量がむずかしい。極々少量を筆に乗せる方法が最終的には良さそうだった

一度筆で色をおいて(盛って)から、ヒートガンで乾かす。
しかしこのヒートガンは先端温度が500度。乾燥させるより燃やすレベルの温度のため、びびって離したりちかづけたりと乾燥させること自体が難しかった。もしかしたら外でもコンセントが使える環境ならもう少しうまくできたんじゃないだろうか……。(1Fの賃貸とか、車を持っているとか、バイクから12Vのシガーソケットがついてるとか……)
外でコンセントを使いたいなんて自分でも思うがニッチすぎる要望だから、サービスとして存在しない…。
逆に言うと、もし自分が一軒家を借家でも持っていたら、そういうサービスをすれば一定量儲かる気がしないでもないが、ニッチすぎるなー。

そして塗料が固まったあとは、ひたすら削る。
削る。
削る。

結果。(Photoshopで開き直して保存するとどうやっても消えたのでそのまま。場所はすいません、さがしてください)

目立たなくはないレベルになりました。

このあとヘルメットを買ったときにおまけに貰っていたガラスコーティング剤を吹き付けて作業終了した。(コンパウンドで削ると表面皮膜がなくなるため)

余談

このバイクに1年ほど乗っていて、いつもどこか傷をつけたくないなーという思いでビクビクとしながら乗っていた。どこかバイクに対して遠慮しているというか借り物のような扱いをしていた。

今回、どうにもならないごまかせない傷がついてしまいひどく落ち込んだ反面、バイクに乗りながら心のどこかで「高く売って傷の浅いうちに長く付き合えるバイクを買えないかな」という思いがあったのものがなくなった。
しゃーないかーという気持ちと、傷がついたなら長く乗ろうかなという愛著というか、そんな奇妙な感情だ。

今の自転車もそうだけど傷だらけだしボロボロだ。
でも使えば道具である限り傷もつくし壊れる。
それでも愛せるものが良いんじゃないだろうか。

今日もバイクを直す前に洗車していると、マンションの他の住人の方に「かっこいいバイクですね」といわれたり、前回のツーリングでも「いいバイクですね」と言われた。

内心、「なんですけど、傷がついちゃってるんですよねー」と思っていたが、そんなもの見えないとわからないことだ。
今回自分なりにできる範囲で修繕したことで、前以上に愛著がわいたし、長く乗っていきたいと改めて思うようになった。

「高く売れるんじゃないか」という気持ちがあるから、あまり走行距離を重ねない方が…とかそういう色々変な打算をしていたこともある。
でも今となっては、もう動かなくなるまで乗ってもいいかなという気持ちになっている。

キャンプツーリングはできるし、どんな道を走っても楽しいバイクだ。
何より自分がいいと思って買った初めてのバイク。
10年付き合えるような自分で整備できるバイクが良いなと思うときはあるけど、もう少しこのバイクと付き合っていこうと思った。
修理にどうしようもないほどお金がかかるほどの故障が起こる、その日まで。

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