#141024

洗車と注油とエンジンオイル交換

先延ばしにするつもりはなかったのだけれど、つい来週また来週と伸ばしてしまい、昨日の那須往復でついに前回交換から5,000kmを越えてしまった。
「もうやるしかない!」とやる気を全開にしエンジンオイル・オイルフィルターの交換をした。

まずはエンジンオイルをドレインボルトを外して抜く。エンジンオイルが抜けるまでの時間でチェーンも清掃し注油。
エンジンオイル交換は今年2回目。(前回はGWで帰省前) 前回オイルフィルターの交換をしていなかったので、今回は忘れないよう交換。合わせてこちらも前回しなかったオイルストレーナーを外して点検。異物はナシ。そもそもここで異物が見れるようだとエンジン内部の痛みの問題となるので厄介だ。

前日の那須へ向かう前、ぬかりなくガソリン添加剤を入れてある。添加剤の効用で落ちたカーボン・ワニス・ガム質の堆積物はエンジンオイルの方に入るのでエンジンオイル交換前に使うのが一番だ。ボクはだいたい1,500km周期で混ぜ込んでいる。

エンジンオイルを交換後は漏れ等を確認し問題なし。
そのまま洗車。
ピカピカになった車体と万全のメンテナンスで気持ちが良い。

オドメーターを確認すると49,880kmを表示している。もうすぐ50,000km。
タイミングベルトの交換時期だし、チェーンも前回交換から20,000kmを越えたので交換したい。バッテリーも交換するべきだろう。
エンジンオイルを循環させる間、エンジン音を確認するも異音のようなメカノイズはない。まだ元気に走ってくれそうだなーと思うし、お金もないので買い替えるくらいなら完全に壊れるまで乗ろうかなーという気持ちが強くなる

車検は来年なのでまだ時間はある。
どうしたものかなーと、1万kmで点灯するSERVICE表示を見ながら思った。


「ずうっといっしょ!」が好きやねん。という投稿をしたあとに、推しのVTuberのシオンが歌ってみたをタイムリーに投稿してくれた。
推しからの供給で救われる魂はたしかに存在する。

続きはどうでもいい話。

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6/8,9 モロサワオートキャンプ再訪

唐突にキャンプ欲が突き抜けたのと、前回に機材不良で中途半端に切り上げてしまい、ご迷惑をおかけしてしまったモロサワオートキャンプ場に口約束から再訪することにした。

最近はふらっといくキャンプではTanaxのキャンピングシートバッグ2だけで向かうようになった。荷物は極力少なくしてフットワークは軽くしたい。
テントとタープ、焚き火台・スタッパシート、寝袋・スリーピングマット、それに椅子。大きく重い必要荷物を小さくできないだろうかといつも考える。
最近だとテントとタープを一つにできるニンジャテントは少し購入を悩んでいる。

ニンジャテント ¥59,400

重量1.1kgで前室があって、一番長いスペースで220cm、横幅120cmなのでギリギリ荷物も室内に入るのも悪くない。
気になるのは値段だけなので、どうするかなーの気持ち。

モロサワオートキャンプ場について

キャリアの電波状況はauは圏外手前、softbankは快適らしい

前回来ていたので知っていたけど、やっぱりau回線は繋がりづらい。
他のお客さんが言っていたけどデジタルデトックスと思えば良いかもしれない。

また今年のGWにエリアが拡張されたようでサイトスペースが増えていた。
この日もお客さんで埋まっていたし、何気にこのblogの訪問理由でもそこそこ多い。
山奥でとても静かだし、カン・ペットボトル以外の生ゴミは破棄して貰える。さらに薪は一束500円。洗い場には洗剤とたわし・スポンジが完備されていて、トイレも水洗。
それが1,500円で利用できるのはとてもありがたい。
欠点はau回線だけが……という気持ち。


サイレンサー交換

今回は2回目と油断していたのもあるけど、またしてもキャンプ場への到着が遅くなった。
そんな余裕のない気持ちから入口でブレーキのかけ方が雑だったため、サスペンションが動作して底打ちしてしまった。翌日気がついたけどマフラーとサイレンサーの接続にズレが生じていて直管爆音になっていた。

まぁでも叩けば治るかなーと思ってディーラーに持っていった。
「マフラーを完全フリーにしても入ろうとしないので、サイレンサー部分全体が歪んでしまっていますね……頑張ってみましたがどうにもならないので交換です……」
と言われてしまった。
お見積りしたらサイレンサー部分は結構大きなパーツで部品代28万円。
目の前が暗くなった。

ささっとヤフオク中古を探すとタイミングよく1万円であったので、申し訳無さげに「ご無理な上でお願いとなるのですが……」と切り出したら、「持ち込み上乗せにはなりますけど可能ですので購入してください。運が良かったですねw」と笑顔で返答頂いた。
本当にありがたい……。

というわけで現在修理中。
突然別れを告げられそうになって心の準備が!となるところだった…。


後日談(2024/06/28)

去年の車検からお世話になっているDucatiディーラーにご無理をお願いしたにも関わらず、取付工賃・修理で5万円以内でご対応頂けた。正直サイレンサー部分なんて作業困難すぎる部分だから8万くらいかなーと思っていたのでだいぶ安く済んで良かった……まだまだよろしくの気持ち。

エンジンオイルの交換とDiablo Rosso 4を12,000kmで交換した

Diablo Rosso 4のライフ(耐摩耗性能について)

タイヤのインプレ!と鼻息を荒くしたblogや動画は出てくるけれど、何km走行してスリップサインがでましたという情報がそのあとでないのがバイクのタイヤでよくある話。

というわけで結論。Pirelli Diablo Rosso4は28,000km → 40,989kmでスリップサインがでたので、12,000〜13,000kmは持つ模様。Angel GT2は17,500kmほど持ちました

中央はもう少しいけそうだけど、コンパウンドが異なる横側でスリップサイン出現

Rosso 3と比較してもRosso 4は持ってくれたと思う。値段比較しても数千円だったので、それならまたRosso 4でいいやと交換。購入作業店は前回と同じくお近くの信頼できるバイクタイヤショップに依頼。工賃含め65,000円で前後交換。(ウクライナ・ロシア戦争で2割ほど値上がりしたんだとか)

前回の交換後、東北旅行を2回行い、今年の夏は実家に帰省しつつ出雲大社・温泉津温泉に行ったりと高速道路走行で長距離が多めだった。そのためタイヤの真ん中を酷使したが、意外と中央はスリップサインが出ず溝が残ったのは好印象。
また今年からお願いしますの気持ち。

エンジンオイルとフィルターの交換

いつもと同じく5,000kmで交換した。(今回はちょっと越えた)
前回5月にオイル交換したとき、オイルフィルターがやや漏れているような感じがしたので、10,000km以上の使用は危険なのかもしれない。それなら2,300円だしと今回も交換にした。

エンジンオイルは何故かまたアミダトレーディングさんが安くプラケースのものを売られていたので購入。ただプラケースは残ったオイルを保存するには密封性が不安だったので、前回交換時に買っていたスチールケースに移し替えた。

あいかわらず1回規定量に入れただけだと2.5Lほどなので、エンジンを少し動かして再確認。しばらくすると循環オイルが戻ってくるがあきらかに減るので、残り0.6Lほど追加して充填完了。エンジンの掛かりも良すぎて気持ちも良い。

翌日ちょっと用事があったのでディーラーに行った際に整備関連で質問したところ、現行機種ではオイルストレーナー(14mmヘキサで開封:40Nで締め付け部分)は、何かしらエンジンに異常を感じた場合でなければ、オイル交換毎に整備しなくても良いとのこと。
現在のMonster+とかScramblerとかあきらかにマフラー外さないと緩めれないような構造なのはそのためなんだとか。
Super Sportはそういう面でいうと素人メンテがしやすいように思える。

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ヘルメットのインカムスピーカーをC1507 RCFエディションにアップグレードした話

MIDLANDより今年2/1より発売された、インカム用オプションスピーカー 空間オーディオ対応【RCF プレミアム サウンドキット】は、既存のMIDLAND製品と互換性があり交換が可能だ。
去年発売されたRCF対応新シリーズの交換部品として販売されていたはずなのだが、単品パッケージされて今年発売されたようで、若干値上がりしてるように思える。(確か去年だと4000円だったような…)

MIDLAND プレスリリース インカム用オプションスピーカー 空間オーディオ対応【RCF プレミアム サウンドキット】 新発売

とくに壊れたとかではなかったのだけど、千葉にキャンプへ行った際にボンヤリと「特にすぐに欲しい物は今ないし、6,500円でバイクが快適になるのはありかな」と思い注文した。

既存製品とコネクタ互換があるため、付け替えるのは容易。
厚みも見比べてみたが変化はない。

左がC1507 RCF / 右は従来のC1294.10 HI-Fi

そのためこのまであれば問題なく、今まで同じつけ心地になる。
このままなら。

RCFのイヤーパッドの高さ

RCFプレミアムと従来のHi-Fiの大きな違いはこのイヤーパッドの存在だと思う。
物は試しとそのままつけて被って音楽を再生すると、ヘルメットの中でヘッドホンをしているような音になる。当然音はいいのだけど、ガチで耳が圧迫されて痛い。
それ以前に耳が折れて治すこともできない。苦行以外のなんでもない。
かぶり方で改善策も見つからないし、圧迫感もすごいし……とりあえず外した状態で走ってみて考えることにした。

茨城の常陸出雲大社へブラブラと

4/9は天気もよかったので、ツーリングプランを申し込んで高速で茨城へ向かった。
高速道路の風切り音の中でスピーカー音に集中してみたが、イヤーパッドなしの状態だと気持ち音が良いかなーと感じる程度だった。やはりイヤーパッドあってこそのRCFプレミアムという感じがする。

しかしそうなるとヘルメットの内装を加工する以外に託がない。
このイヤーパッド分、内装をオフセット加工する必要がある。
ヤスリで削るとか彫刻刀でー等色々な方法があるが、彫刻刀を買うにしても1000円は必要そうなので、さくっとドリルで穴を開けようと思う。
家にあるのがインパクトドライバーのため、割高なボアビットを買う必要がありそう。

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本題とは関係ない話だが、常陸出雲大社は思った以上に出雲大社の風格があってよかった。(特徴的なしめ縄が再現されていた)
敷地内にあるギャラリー桜林では、片口直樹展が開催されていた。
無料だったので入ってみたが、暗闇から切り取ったように描かれた植物は、生命の躍動を感じる素晴らしい作品だった。奥の展示では日本家屋に見立てたディスプレイに展示してたこともあって、谷崎潤一郎の陰翳礼讃に影響を受けられたのかなーとボンヤリ思った。

常陸出雲大社

その後はこちらも有名な、笠間稲荷大社も参拝。
駅前ということもあって門前仲町に賑わいがあった。
五目いなりや、かりんとう饅頭をパクパク食べてしまったので翌日の体重計が怖い。

Ducati Super Sport 939 のクーラント(冷却水)を交換した

クーラントは通常3〜4年で交換らしく、前回の車検時に次回交換しましょうとは言われていた。ただ交換費用がそれなりに掛かるのと、動画で見るとそこまで難しくはなさそうだったので、ディーラーは忙しそうだしということもあって自分で行うことにした。(ディーラーが忙しいから自分でやるという選択肢は間違っている気もする)

Youtubeでは洗浄に水道水を使う方もいるのだが、水道水に含まれるカルキがどこまで悪さをするか未知数なのと、そんなわからないリスクを考えるくらいなら精製水で安心を買う方が良いと考えた。(2L 350円だし)あと何故かクーラント必要容量は1.1Lのはずなのに1.5Lほど入るので、4L用意しておくと幸せになれる。

クーラントはDucati純正はENI antifreezerという商品だが、国内で取扱いがない。そして個人輸入すると割と高い。流石にそこまで純正にこだわる必要もないと思い、ボクはelfが大好きなのでレーシングではないオーガニッククーラントにした。(購入した時はケース損傷とかでアウトレット品があって合計2,000円ほどだった)
この辺は好みなので安定のWAKO’Sでも良いと思う。(値段が誤差だった)
必要量は1.1Lなのでelf MOTO COOLANT ORGANICでは微妙に足りないので2つ必要。

クーラント排泄ドレインボルトにはワッシャーがあり、このサイズが10mm x 14mm x 1mmとなっている。Amazonでも購入できるし、もしボクと同じくDucati製品がいい場合は部品ID:85250241aで購入。(リンク先はDucati 姫路)

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作業項目

作業手順は以下となる。

  1. 左のカウルを外す
  2. 先にラジエーターキャップを外す(クーラントの内圧低下させるため)
  3. クーラントドレインボルトを外して、古いクーラントを排出
  4. ドレインボルトを締めて、精製水をラジエーターキャップの注ぎ口から注ぎ込む(何故か1.5L入る)
  5. ラジエーターキャップを締めて、しばらく暖気運転(10分ほどらしい:精製水でうがい)
  6. クーラントドレインボルトを外して精製水を排出
  7. 3〜6を2,3回繰り返す(ボクは精製水が足りず2回で終了
  8. ドレインボルトに新しいワッシャーを取り付けて締める。(トルク:10N)
  9. ラジエーターキャップからクーラントを注ぎ込む(何故か1.4L入った)
  10. エンジンを始動させて、クーラント循環(エアー抜き)
  11. キャップを締める
  12. 車体右側についているリザーバータンクにも規定量になるまでクーラントを注ぎ込む。(黒いカバーは2箇所の4mmヘキサネジで外せる)
  13. エンジンを始動し104℃まで水温が上がったあと、冷却ファンが稼働しエンジン温度が低下することを確認。(アイドリングだったからか一気に90℃まで冷却された)
  14. カウルを戻して作業完了
ラジエーターキャップの位置
クーラント排出ボルトの位置

よくわからない点

クーラント排出のドレインボルトのトルクって本当に10Nなのか

海外フォーラム見るとそれらしき項目が10Nとあるので10Nで締めた。
ディーラーが忙しいのは良いんだが、トルク値くらい教えてもらえないんだろうか……。
気になる方は海外フォーラムを参照して……

https://www.ducatisupersport939.net/threads/torque-values-posts-with-tables.19056/

たぶん、Threaded pin nto horizontal head fastenerの項目

クーラントが1.4Lほど充填して満水。
エアー抜きすると大量に溢れ出す。

Ducati Super Sport 939のクーラント交換をしているYoutube動画もBlogも見つからない。
なので備忘録としてこのBlogを今投稿している……。

色々なバイクの動画(とくにDucati車)を参考に作業したが、9番のクーラント充填で1.4Lが入るのがまじで意味不明。

というかその後にエアー抜きしようとエンジン始動するも、エアーが抜けてるなーと思っていたら、バッシャバシャと大量に溢れ出した。さいわい大きめのウェスで付近を覆っていたので大した問題にはならなかったが、結構盛大に溢れ出した。

その後落ち着くまで待つと今度は減った状態で安定したので、満水まで追加して蓋を締めた。
溢れ出してる時点でエアーは抜けていたので、蓋をさっさと締めるべきだったのかがわからない。

その後アイドリングで冷却が機能していることは確認できたので、交換自体は成功しているようだ。

リザーバータンクって追加で注ぎ込むものなのか?

動画をみても誰もリザーバータンクに追加で注ぎ込む人がいない。
しかしエンジン始動して循環後、リザーバータンクに入っているようにも見えない……
なんでなん???

ELFのクーラントは蛍光色で見づらいとはあったが、さすがに入ってなさすぎん???となって追加で注ぎ込んだ。溢れたらまた考えよう……。(12番の項目)
これは右のサイドカウルを外さなくても、ジョウロかなにかがあればうまくできた。
ボクはたまたまクーラント注ぎ用に買っていたろうとが使えてよかった。

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総論(感想)

Ducati Super Sport 939はメンテナンス性は高い。
左カウルを外すだけでリザーバーキャップとクーラント排出ができるのはありがたい。
しかし誰もやっていないのでやり方がわからなさすぎる。
今度ディーラーに行ったら聞いてこよう……。

この後いつものエンジンオイル・オイルフィルター交換もして作業完了。
そっちはそっちで何故かオイルが2.6Lで満杯になって、もんやりした。
来週近場を走って様子見。

どうでもいい失敗としては、カウルのネジを新たにねじ切ってしまった。
部品をWebikeで注文したのでまた交換しよう。

追記(2023/03/21)

火曜日が祝日だったのを忘れていたので、様子見点検。
やっぱりエンジンオイルが少なかったので、暖気→追加等をしたら3.2Lほど入った。あまり入れすぎて溢れても困るのでインジゲーター中央付近で止める。

あとelf MOTO COOLANT ORGANICが凄まじく冷却してくれて驚いた。
気温15度で走行したら80度以上にならない。
今までのクーラントはとっくに死んでたいた可能性……?

Pirelli Diablo Rosso 4 にタイヤ交換した

前回のタイヤ交換はだいたい10,000kmを超えたあたりでディーラーで交換した。(2020年4月)
元々ついていたPirelli Diablo Rosso 3 からPirelli Angel GT 2 に変更。
交換時は1年毎にタイヤ交換するのあまりにもお財布に辛すぎる……という気持ちだったためだ。

それから約2年ほど走り続け、走行距離が28,000kmを超えたあたりでフロントタイヤがスリップラインギリギリ(場所によってはもう出てるとみえなくもない)になったので、今年のGWは東北を思うままに走りたいという気持ちがあったので交換することにした。

交換したタイヤは、Pirelli Diablo Rosso 4 にした。
交換理由としては、これは完全に懐都合。来年にはバイクのローン全部払い終わってるので、1年ちょっと先ならタイヤ交換も苦ではない余裕があると思いたいからだ。

ディーラーに依頼するとまた何ヶ月後かわからないし、リアブレーキのエアー抜きは去年の車検でやってもらったので大丈夫だと考え、お近くのバイクタイヤ専門店にお願いした。
タイヤ代金が前後で54,000円+作業工賃+フロントタイヤのベアリングがだめになっていたので交換6,000円でだいたい65,000円となった。
ディーラーで交換した金額とほぼほぼ同等なのだが、ベアリングが悪くなっていたのは走行距離によるものだから仕方ない。どちらかというと作業者も驚いていたが、元々入っていたフロントタイヤのベアリングが中華製だったほうが意外だった。(交換後は日本製NSKに)

ブレーキのパッドもみてもらったがやっぱり減ってなかった。
交換中に色々と疑問点を聞いてみた。

3年乗っててブレーキパッド全然減らない理由

ブレーキパッドが削れやすいのは、ブレーキディスクが歪んでいるから。
ブレーキディスクが歪む原因は、ブレーキパッドが極度に減った状態でブレーキングした時にブレーキキャリパーを削ってしまい鉄粉が発生。それがパッドとディスクの間に入って熱を持った時にディスク側が削れてしまうため。
新車のときから気をつけていればディスクが歪まないのでパッドが削れやすい状況に陥りづらい。

タイヤの皮むき(硬化剤落とし)って必要?

不要。
そもそも昔ならともかく、現代において交換した直後のタイヤが硬化剤で滑りやすいなら、それ自体が問題になってメーカーへ改善命令一直線になる。そうならないということは、交換後のタイヤが滑りやすいというのは硬化剤とは別の問題。

タイヤ交換した後のタイヤは、まだタイヤがホイールに馴染んでいない。タイヤ側は自分がホイールに組み込まれているのか、そうでないのかがわからないようなもので、人間の体だとストレッチができていない状態。
なので100kmほど様子見ながら走らせることで、タイヤがしっかりとホイールと馴染み本来の性能を引き出せるようになる。とのこと。

タイヤの慣らしに房総半島に

道に迷ってしまい、気づいたら海に着いた

エンジンオイルの交換時期も近いため、ちょっと距離乗ってWOKO’S FUEL1でエンジン内の汚れをエンジンオイルに流し込んでおきたいと思ったのでAmazonで注文したら8−12時指定したら12時に届いた。そうなんだけどー。そうなんですけどー。もうちょっと早く来てほしかった……。

エンジンオイルはロシアとウクライナの戦争のためか、シェルウルトラの並行輸入品が取り扱われなくなっていた。
仕方なくAmazonで1L 3,000円で購入。

WAKO’S FUEL1は日産OEM品の方を購入。
それなりの頻度で使っているのでWAKO’Sじゃなくてもいいかなという判断。
頻繁に使う場合はAZという選択肢もありだとかなんとか。(AZはハイオク以外というレビューがあるのでハイオク車の場合はそこまで効果がないとも。ただ値段は飛び抜けて安い)

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二輪車定率割引を使ってどこへ行こうと悩んだが、三郷〜水戸までいっても70kmだし、銚子までいっても80kmだった。結局一番安くいけそうなところは館山(103km)だったので、天気もいいし、海沿いを走ってタイヤを慣らした後に、南房総のワインディングを楽しむことにした。

二輪車定率割引はボクははじまってから積極的に使用している。
この手の既得主権に対する楔のようなものは、利用率が高くないと「やっぱりいらないやんけ」と潰されてしまう。つまり利用することがバイクでの高速道路料金を下げるために必要なことだからだ。
4/25からはツーリングプランが展開されるので、新潟・東北旅行でないと恩恵がなさそうではある。(ツーリングプランのお得感がすごすぎる)

結局この日は館山に到着後は、適当に道路の看板をみながら道を走った。
頭の中では北東東に向かっていたのだが、いつの間にか鴨川にでてしまった。
せっかくなのでと海を見ながら写真を撮ったのが、今回のアイキャッチ写真。

以下、バイク操作がそれほど得意ではない人のタイヤ感想

Diablo Rosso 3

元々バイクに標準でついていたタイヤ。
10,000kmほど乗った結論は規定空気圧2.5でもカーブで後ろ側のタイヤがクニャンと変形する感覚を感じる。そしてバイク初めてだったボクはなんかそれが不安に思ってしまったが、いまだとそれはいいタイヤの証明みたいなものだとわかった。
結局バイクは車体を倒して走行する乗り物なので、車体が倒れた時にタイヤの側面が少し潰れることで接地面を増やすことができる。それがわからなかったのでタイヤが潰れるのは変な感覚だなーと苦手だった。

運転に自信もなくおっかなびっくり乗っていた頃なのでタイヤの良し悪しはそのくらい。
今乗ったらもうちょっと違う印象を受けるのかもしれない。

Angel GT 2

約2年使用し17,500kmほどでフロントタイヤ側でスリップサイン。(後ろ側はまだ溝が残っていた)
後ろ側に溝が残る程度の走り方をしてる人の評価だからね。と腕組みしながらどうぞ。

交換時にディーラーで言われたのは、バイクが軽いからタイヤが潰れづらく、本来の性能が引き出しづらいかもしれない。と言われたが、そもそも乗ってる人が重いので行けますよ!と思ってたが、Rosso 3と比較すると本当にタイヤが変形する感覚がない。

高速道路直進時の安定感と、雨の日は安心感が強い。
ただし冬の時期は少し不安がある。タイヤにそこまで熱が入りやすいわけではないのと硬めの感覚があるため、秋冬キャンプ場からの出立時に何度か滑っているような感覚を覚えた。
グランドツーリング(緩やかなワインディングをゆっくり楽しむ)のは得意。

ライフ(耐摩耗性能)はタンデムツーリング等をしないことが前提だが、20,000kmもいけなくはないように思えた。(後ろ側はかなり余裕がある)フロントタイヤ自体はリアタイヤと比較すれば半値だし、交互に交換すればコストパフォーマンスよく使える。

やっぱり長く使えるということはお財布に優しいし、溝が削れていく様相もそこまで顕著ではないので長距離ツーリングにメインの使用に向いたタイヤ。Pirelliらしくスポーツタイヤに寄った性能ではあるが、それでもスポーツタイヤではないのだなーとRosso 4に乗り換えてから痛感。

フロントはスリップラインがややでているが、リアは交換後数ヶ月で一度パンク修理したこともあったので交換したいとはかなりの期間思っていた

Diablo Rosso 4

完全感覚バンキングできる腕があればたぶんすごい楽しいんだろうと思う。
ただそれができない初心者にもおすすめできるタイヤに仕上がっているように感じる。

Rosso 3 の後継にあたるが、Rosso 4 はタイヤが潰れる印象があまりない。(もしかしたら倒し方が足りてない……)
乗り味を比較するとAngel GT 2 のような安心感を覚えるような硬さを感じるまでではないが、Rosso 3 のようなポヨンポヨンしたような柔らかさではないという、丁度いい硬さで個人的にはとても好き。

ハンドルごしにRosso 3 は路面の情報がわかりやすいという印象だったが、Rosso 4 はある程度の情報がわかるという味付けに感じる。しっかりとRosso 3 をベースにブラシアップしたような印象。

Angel GT 2 と比較して一番の差を感じたのは、曲がりたいと思った瞬間にはすでにバイクは曲がり始めていたこと。気持ちとバイク挙動のタイムラグが少ない感じで、「なるほど。これがスポーツタイヤなのか!」と改めてツーリングタイヤとスポーツカテゴリータイヤの違いを感じた。
初心者にもおすすめできるというのはそういうところで、操作が遅くてカーブで曲がりきれないということが起こりづらく、どちらかというと曲がりすぎるみたいな方が起こりやすいように思えた。
Angel GT 2より1テンポ、2テンポほど遅く曲がろうとしても、しっかりと曲がれるのでバイクの運転が素直に楽しいと感じれる。

一方でタイヤが「もっとイケる!もっともっと!」という煽ってくるタイヤでもあるので、中々刺激的なタイヤだと思う。バイクの運転が上手い人は1ランク上で楽しめるし、運転が苦手な人も安心して乗れるいいタイヤだと思う。
タイヤを信じてバイクを運転できるって、ボクは凄く大切なことだと思う。

個人的にはAngel GT 2よりもブロックパターンがカッコいいので、これで12,000kmほど持ってくれればなーという気持ち。

そんな感じ。