#180630-0701 鬼怒川温泉に浸かりにライド

鬼怒川へ行きたいと何故か去年から思っていたが、機会に恵まれず(というか土日がまともに休めないというふざけた理由で)行けていなかった。
完全に土日が休めると週半ばに確信したこともあり、週末に鬼怒川を目指した。

関東地方は金曜日に梅雨明けとなっていたが、まさか気温が34度にまでなるとは思っていなかった。しかも暑さのために食欲がなく水をがぶ飲みして、疲労するという事態になってしまった。
幸い往路は終始追い風だったので、大変早いペースで鬼怒川にたどり着いた。
10:30出発で、休み休みながらも18:00に鬼怒川温泉についたのは良かったと思う。(平均30kmオーバーで走れていた)

やっと着いた……

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鬼怒川の方面が曇り空となっていたので、雨が不安だったがなんとか降る前に温泉の駅にたどり着いた。

しかし有名な日帰り温泉はどこも16時までとなっていた。
ちょっと予想はしていたけど、やっぱり宿泊メインのところは宿泊客が到着する前に日帰りは打ち切るようだ。

検索すると鬼怒川公園岩風呂が公共のようで、遅くまで開かれていた。
入浴料は510円。タオルはレンタルなし購入のみなので300円。てぶらでいくと実質810円になる。

公共の温泉施設なので正直あまり期待はしていなかったが、体を洗い汗を流したあとに内湯に入った時に、少し興奮した。
これは確かに良い湯だ…。

内湯をそこそこに、露天風呂に向かう。
これがまた良かった。
泉質の良さもあるが、寝っ転がって入るスペースがあり快適なのだ。
先に入っている人もやはり寝っ転がって入っていた。

月を見ながらぼーっと温泉に浸かる。
2月からずーっと忙しかったために、ずいぶんと久しぶりに心から休んでいるという感覚になった。
このまま近くの宿泊施設に泊まるか悩んだが、20時だったこともあり宇都宮に戻ることにした。

スマホの楽天トラベルアプリで宿を探す。
輪行袋を持ってきていないため、都市部で夜間外駐輪は盗難が怖かった。
そのため、ビジネスホテルに電話をし、自転車を預かってもらえるかなどの確認を行うようにしている。

アプリで見ていると良さそうだったので、今回は宇都宮のサン・ロイヤルにした。
電話をすると他のロードバイクを持参してくるお客も部屋に持って入るとのことで、それが決め手になった。(正直に言うと輪行袋を持っていたとしてもホテルで解体するのは酷くめんどくさい)

何故かホテルまでの道も追い風で、とても快調に走ることができた。
鬼怒川から宇都宮は48kmと出ていたが、2時間でついた。

ホテルにチェックインをすると1Fの部屋ならエレベーターを使わずに、そのまま自転車を入れれるとのことでだったので、そちらにした。

設備は部屋がやや狭いと感じたが、ランドリーも洗濯機を動かす200円だけが必要で、洗剤は無料。乾燥機もガスだったが無料で使えた。
駅から少し離れているが、自転車でビジネスホテルを使うなら選択肢として必ず入りそうな気がした。
宇都宮は何度か泊まっているが、輪行袋に入れろというのが常だった。
そのため、サン・ロイヤルのような乗り入れて良いホテルはとてもありがたい。

一息ついたあとは、宇都宮餃子を食べに出かけたが、夜遅くのために空いている店は少なかった。繁華街(東武線側)に行けば何店舗営業はしていたが、疲れもあるしピンディングシューズで長距離を歩く気にならず、近場のJR駅前の店で適当にすませようと考えた。

典満餃子

駅前で深夜0時近くでも唯一開いていたので、特に悩まず入ることにした。
味に期待したわけではなかったが、注文した餃子豚汁定食は餃子も美味しく、おまけのようについていた豚汁が美味しかった。
餃子の街というのだから豚汁はおまけだろうと考えていたが、どちらかというと豚汁の方が印象に残るくらい美味しかった。全体的に手抜きがないような味だ。また宇都宮に泊まるときは訪れると思う。

レビューにもあるけど、焼餃子が普通の餃子と少し違ったのは印象的だった。
後味に餃子ならではの余韻がないという不思議な餃子。
ニラやにんにくは入っているけど、余韻がないので食べたあとに胸焼けしない。それでも満腹感はかなりあったので、気持ちよくホテルに帰るとすぐに寝てしまった。

あけて次の日。
大洗を経由しようか考えたが、経路検索で189kmと出たので辞めた。
19時に荷物が届くためなるべく早く帰りたいと考えていたのだ。
しかし真っ直ぐ帰るのはつまらないので、筑波山に寄って帰ることにした。

またしても34度の熱射の中、筑波山を目指す。
10時にホテルを出て13時についた。
この日は終日南風(向かい風)が強く、移動にとにかく時間がかかった。

筑波山は裏から登った。
一度もインナーに落とすことなく登ることはできたが、それでもやっぱりバテてヘロヘロだったのは否めない。

下山したあとにかりんとう饅頭を食べる。
このためだけに来ているといっても過言ではない。

お昼ご飯

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その後は帰路につく。
しかし夏バテのような疲労感と向かい風で一行に進まない。
進まない上に嫌いななにもない直線。
筑波山はこれが嫌いだ。
しかしどうあってもこのルートを避けることができない。
いや厳密に言うと避けることはできるが、大型車が通る道を何度も曲がって行く必要がありひじょーに疲れる。
諦めるしかない…。

結局江戸川CRについた頃には日はすっかりと落ちていた。
最後の力を振り絞り向かい風を全速で走り19時45分に帰宅した。

ちなみに荷物は20時半にきた。
それがこれ。

値上がりする前にIYHした。

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今使っているコンポはUltegra 6770の10速。
ずーっとコンボを載せ替えようか悩んではいたが、踏み切れないでいた。

前回のGWの旅行でホイールのZONDAがダメになる寸前ということもあって、最後までホイールだけ買うか、フレームごと買い換えるか悩んだ。
悩んでいたら7月からMavicのホイールもシマノのコンポも値上げという現実が迫ってきた。

Ultegra 6770は漏電しているため1週間も放置すると勝手にバッテリーが0になる。つまりもうどっちにせよ部品は交換しないとだめだったのはわかっていた。
わかってはいたが、無理してDURA-ACEにアップグレードをするか、Ultegraをもう一度買うかで葛藤していた。
今回のR9170とR8050は見た目の差がないのでかなり迷った。

ちなみに漏電の原因はわからないままだ。
色々Blogなどを探した結果、ジャンクションAかBのどちらかが怪しい or バッテリーという記事しかない。(濃厚なのはジャンクションA)
それに加えて11速が当たり前なこのご時世にいつまでも10速というのは気にはなっていたし、乗り方がわるいためクランクの塗装も削れていたしで買い換える理由は十二分にあった。(実際去年の夏は充電器も持ったまま旅にでた)

最終的にはDOGMAのディスクブレーキ車+DURA化でIYHするか!とかなり悩んだ。悩んだが…結局、ボクは今のフレームに愛着がありすぎた。
DOGMAを買うことは無理すればできる。値段が問題ならば海外通販すればいいだけの話だ。
でもやっぱり今のフレームでもう少し色々日本中を旅したいという気持ちがあった。というよりかはロングライドメインで一人でウロウロしてる人間が、DOGMAみたいな高級車に乗ったら盗難の恐怖が増えるだけじゃないかと。

そんなわけで、Mavic Kisirium ProとUltegra R8050を買った次第だ。
Pinarello Quattro Di2専用フレーム(外装バッテリー)を内装化するといった無謀なこともするので、記事にでもしようと思う。
ついでに塗装もちょっとし直したい。

関係ないけど、最近自転車を査定したら4万円だった。
フレームの価値は0でゴミとまで言われてしまった。

でも思えばその一言があったからこそ、このフレームを使い続けようと思ったのかもしれない。
北は宮城県の女川、西は岡山県の実家まで走ってくれたのだ。
本当にどうにもならなくなるまで乗りたいと思う。


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発売前はタペストリー特典付きがなくなっていたのでAmazonしようかと思っていたら復活したのでセルフアフリエイト。

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