Mac Pro 2010 Midに OS MojaveでWindows10をインストールできない

結論からまとめてしまうと、Mac Pro 2010でMojaveをインストールしている場合、Bootcamp自体が起動しない。そのためWindows10をインストールしたとしてもBootcampサポートツールが使えないため動かすことができない。
Appleのサポートページでダウンロードが可能だが、何故かWindowsで実行すると、「このハードウェアで実行することができません」と表示された。(よくよく見るとダウンロードしたファイルがことごとく違ったのかもしれない。正しいファイルはこちら

実は前回同じMacにWindows10を入れたから問題なくできるだろう。とたかをくくって始めたが思った以上に苦戦したため、備忘録として記録する。

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「macOS High Sierraをインストールするには、ファームウェアのアップデートが必要です。」エラーでFWが更新できないとき

タイトルは検索用。迷人の助けになれば幸い。

Mac Pro 2009/2010で無理やりHigh SierraやMojaveを動かしている方は、新規にOSをインストールするときに、OSインストール画面ではじめに「macOS High Sierraをインストールするには、ファームウェアのアップデートが必要です。」が表示されることが多い。(以下FW: FirmWare)

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HHKB BTを購入した

職場の仕事用に数年ほど前にHHKB-Lite Macを購入した。
HHKBって何だよという方は、「Happy Hacking Keyboard」というマニア向けのキーボードと思ってくれれば良い。
HHKBは使い慣れるまでは打ち間違えが多かったが、一度なれてしまうと自宅のフルサイズキーボードが逆に打ちづらくて仕方なく感じるほどだった。

しかし自宅のキーボードを買い換えるには、今ひとつ決め手にかけていたことと、職場の物をProffesional版に変更するには2万円以上かかるため購入は先延ばしにしていた。
ただ先延ばしにしてはいたが、いつか買おういつか買おうという感じで定期的にAmazonや他の使用者様のレビューを見ては心が揺れていた。

Bluetooth版のHHKBが出たのはそれこそ2年ほど前だったと思う、しかし発売された価格は3万円であったことと、チャタリング(多重打ち)がいくつか報告されていたので、やはり買うなら普通の方かなーと思っていた。

そんなこんなで今回の購入に踏み切った決め手だが、
「HHKB BTを購入して、使う頻度が高いであろう土日だけ自宅で使えばいいのでは?」
と思いついたからだ。
よく愛用者が持ち歩いているというのを見て、「確かにケーブルを抜かずにひょいっと持って行けるなら煩わしくはないのかもしれない」と思ったのだ。

いやしかし3万円…。
キーボードに3万円である。
阿呆なのか?

https://www.instagram.com/p/Bs0CZ7jH5Ly/?utm_source=ig_web_button_share_sheet

阿呆なのである…。

PFU HHKB Professional BT 英語配列/墨 PD-KB600B

使用感とかレビューは「いかがでしたか?」があるようなレビューサイトでさんざん書かれているので、興味があれば探して読んで見てもいいと思う。

あえてボクの感想でよければ、HHKB Lite Macだと左下にFnキーがあって、右下に十字キーがあるが、あれが無い分十字移動とFn操作がおぼついていない。
ただそれもそのうち無意識に小指でFnキーを押して移動するようになるのだろう。HHKBは使っていくことで考え抜かれた設計思想に感動し、唯一無二の存在になることをボクは知っているためそこは心配はしていない。
打鍵の音はLiteと比較するなという話だが、とても静かでむしろ心地よい。

イカガでしたか?聞くまでもなく買ってよかったですよこの野郎。

ちなみに一番買ってよかったと思うことを誰も紹介しないのであえていうと、
机の上が超すっきりしてカッコいい&掃除しやすくて最高でーす!
ってこと。HHKBに興味がある方には迷わずどうぞというレベル。
オススメDeath。

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明るい部屋に帰る

2月からUR賃貸で生活している。
UR賃貸は初期費用が凄まじく抑えれるという点では優れているが、築年数が多い物(昭和築)や駅から遠い(バス必須)物件が多い。さらに一度入ると出る人が少ないため、なかなか空かないこともあり、知ってはいるけど、候補に入りづらい引越し検討先だと思う。

初期費用が安いことはいいことだが、室内灯がついていなかった。
今まで何度も引っ越しをしてきたが、室内灯がない物件は初めてだったため、「エアコンがついているのに、室内灯がないって、そんな物件があるのか」という感じだった。

何度も書くが初期費用が少ないことを思えば、室内灯の出費は対して痛くもなんともない。仲介手数料で徴収されたと思えばいいだけの話だ。
しかし問題は買ったことはないが、興味はあった分野である室内灯の選択だ。

灯りがつけばいいじゃないかという気持ちもあるが、かねてから興味があった「映画用の室内灯の導入」の欲望が膨れ上がった。

だが今では映画用の室内灯という、なんというか「趣味人」向けの変な機能は退廃していて、Panasonicだけがやっていた。
(サイトを見に行くと、またしても頭のおかしい展開になっていた。嫌いではないのだけど、これは流石にいらない…)

間接照明を兼ねたシアターモード的な機能は上位モデルのみに存在し、値段が2万円ほどあがっていた。(購入時は3万円だった)
結局「HH-CC0885A」をリビング用に購入し、値引きしてくださいと店員に頼んで2つ買ってくれるならと「HH-CC0623A」も買った。

「HH-CC0885A」の購入の決め手になったのは、シアターモードの機能ではなく、副次的な機能だった。
それが…るすばんタイマーという機能。

一人暮らしは、当然のことだが帰宅時に部屋が真っ暗だ。
実家にいる時は両親がいたので、遅く帰ってきてもリビングの明かりがついていた。
しかし実家をでて再び関東にもどって以来の5年間(埼玉に2年、東京に3年)は毎日暗い部屋に帰り、最初にすることは部屋の灯りをつけることだった。
どんなに疲れた時でも、帰宅する場所が明るいと嬉しいが、反対だと疲れが重なる。

「この商品を買えば明るい部屋に帰ってくることができる…一人暮らしでも」

明かりをつけて出ていけば同じことだろう。
でもそうじゃないのが、ボクにはとても魅力的に思えた。
仕事で疲れ、癒やされたいと思っている時、さらに一人でいることを思い知らされるのは年をとるにつれて辛くなる。
たとえプログラムによる自動的なON/OFFであっても、また明るい部屋に帰ってこられる。そう思った時、値段よりも、明るい部屋に帰れる毎日に価値を感じたので迷わず購入を決めた。

https://www.instagram.com/p/Bewk3zVlmFe/

引っ越しして、初めて部屋に帰る時、建物を見上げたら自分の部屋に灯りが灯っていた。
階段を登り、ドアを開けると、やっぱり部屋は明るかった。
暗い部屋ではなかったのだ。

あの時、ボクはたしかに嬉しく感じた。
暗い部屋ではない。
誰もいないけれど、明るい部屋に帰ってきた。
それが何よりも嬉しかった。

ちなみにシアターモードも映画を見る時にはとても良い。
しかし帰宅してからもっぱら、センターモードという明かりを抑えた夜のモードにしている。

この先も続いたであろう当たり前のことを変えてくれたこの商品は、とても良いと思う。

TEAC UD-501を購入した

Twitterでフォロワーの人が、突然に「TeacのUD-501が安い」というRTをしたのを見かけ、どうせ安いといっても少しだけなんでしょう?と期待せずURLをクリックして値段を確認後、Amazonで見ると2万円差があった。

WindowsからMacに買えたあとに唯一不満だったのは、音楽の環境だった。
手持ちのTeac HA-P50をDACコンバーターにしてことなきを得ていたが、PCをつけるたびに、小さな本体に手をのばす必要があり、どことなくそれは「めんどくさい」と感じていた。

もともとWindowsにはONKYO SE-PC-200LTDを付けていた。
音響構成は、SE-PC200LTD→N-AUIDO HA400→Bose Companion 3
BOSEが出力なのでドンシャリ確定なのだが、この構成に聞き慣れていたため、Mac Proに変えてから音響関連でとても苦労した。

はじめはMacのヘッドフォン出力からHA400につないだのだが、音がひどく物足りなくて辟易した。
SE-PC200LTDは偉大だった…と思わずうなだれるほどにダウングレードした。

ある程度お金を投資してでもなんとかしなければと考えたボクは、いろいろDACを探した結果、Fiio DK03が良いというのを信じてAmazonした。

値段の割には良いと思います^^
値段の割には……orz

だめだめだったのが、だめになった程度で、これこそまさに安物買いの銭失いだった。ほんとこれどうしよう…。返品しようにも使って「音に満足できないので返品します」とか許されんでしょ…と思ってしまい箱に入って眠らせている。

その次に起死回生を狙ったのがHA-P50。
これはポタアンとして昔使っていたのだが、MicroUSB端子が壊れ(本当に物理的に)使えなくなり、辛うじて専用のUSB-DCケーブルで使っていたのだが、これを旅行で紛失してしまい、ジャンク品よろしく部屋に転がっていた。

そこでUSB-DCケーブルを購入して光ケーブルでDACにしようと考えた。
定規で端子のサイズをはかり当たりをつけて購入。
見事当たりを引き当てた。

USB→DC(外径4mm内径1.7mm)電源供給ケ-ブル

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外径4mm 内径1.7mmがあたりだった
これは音もSE-200LTDと近く、音響難民にならず、ましてや音響沼におちることなく許された!という感じがした。

問題はUSBで接続したために、PCの電源を落とすと充電されないため、つけっぱなしにしていると内部バッテリーが切れてしまい、電源関連の操作がめんどくさい。(毎回0ボリュームにして、再度ボリュームをまわしてスイッチを入れる必要がある)
買い換えるほどではないが、ちょっと煩わしいなとは感じていた。

そこで今回のUD-501の大安売り。
元値でいえば10万円でAmazonで49800円。
それが25,000円。

どうする…いくか…と10分悩んだ結果……購入した。

もともとデモ機として使われていたものを、安く売ったようで、ある意味メーカー中古品だった。
早速つなご…うとしたらUSBケーブル入ってなかった。
しかたなくディスプレイのハブにつなげていたケーブルで仮につないだ。

Twitterで「金メッキのUSBケーブル(笑)」とか笑っときながら、結局コレ買いました。何でも良かったといえばそうなのだけど、他ケーブルと価格差がそこまでなかったこともあって、まぁそれなら…という感じだ。

エレコム AVケーブル/音楽伝送/A-Bケーブル/USB2.0/2.0m

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音質は上がってないと言い張る。
そもそもデジタルデータ接続でDAC変換することが前提なのに、変換前のデータ通信に金メッキの抵抗値うんたらで音質上がると思ってるなら、頭の病院へ行くべきだ。それだと通信ケーブルのデータ劣化を証明することになる。そんなわけないだろ…。

とはいえど無線で音を飛ばすと音質が悪い。とか平然と宣うのが音響沼の住人なので、ボクはあそことは一生涯関わりたくない。電柱抱いてそのまま沈んでいて欲しい。

UD-501の総評というか、UD-501に変えたあとに中音域の一部の出力だけ弱く感じた。ある一定の音域だけ妙に後退するというか、ボーカルの声でもその領域の場合は、演奏に負けてるような変なことになる。
手持ちの音源では稀な感じだが、ちょうどApple MusicでDucaがある!と感動してたところだったので、ちょうどクリティカルヒットした。

スピーカーやアンプが使わない音域すぎて錆びたのか、それともUD-501側が同じく使ってなかった音域だった可能性を考えて、1日中その音域の曲を音量大きめで再生し、回路を活性化させてみたら、夕方にはいい感じになっていた。

結果的には良い買い物ができてよかった。
古い人間なので、こういう筐体の音楽再生装置は好きだ。
オレンジの表示がRoland SC-88VLを思い出させる。

今でこそPCゲームの音は良くて当たり前だけど、PC-98の頃はサウンドカードを刺してもFM32和音+PCM8音とかだった。
そこにRolandがMIDI規格を出して、PCで楽器で演奏したような音で再生します!ってモノをだしたのだ。(SoundCanvasシリーズ)
これに対応したゲームもいくつかでて(TGLのファーランドストーリーとか)、大阪の日本橋でデモ再生しているのを見て大変興奮したのを覚えている。

そんな懐かしいことを思い出す程度には年を取ったのだなーと思いつつ、どこか懐かしく思えて気に入った。
しかしスピーカーが負けている気もする。
Bose Companion 3もいい加減15年選手だしなぁ…。

その後対となるステレオ・プリメインアンプ AX-501も購入した。

Mac ProにBootcampでWindows10がインストールできない

「エロゲもしたいPSO2もしたい…そうだ!MacProにグラボを載せ替えれば!」

エロへの執念、岩をも砕くという喪男の話。

Mac Pro mid 2010にWindows10を入れたい 後編

前回の続き(Mac Pro mid 2010にWindows10を入れたい 前編)。

長いのでもし「Mac Pro Mid 2010にWindows10をインストールしたい」で辿り着かれた方向けに要約手順を最初に。

  1. USBインストールメディアを作成する(WindowsPCで作成するとインストールメディア作成ウィザードがあって楽ちん)
  2. bootcampを起動し、最新のサポートソフトウェアをAppleからダウンロードのみ実行する。
  3. bootcampを投げ捨てる(重要)
  4. ディスクユーティリティを起動し、SSDなりにパーテーションを作成
  5. Apple File Systemの警告が出るので、パーテーションを作成で進む
  6. フォーマットの種類はexFAT(別HDDの場合はGUIDパーテーション)を選択し、パーテーション(名前をWindowsとかわかりやすいもので)を作成する
  7. MacOSを再起動し、optionキーを押してbootドライブの選択で、USBを選択して起動
  8. 6で作成したボリュームをインストール先に選びインストール
  9. Windows10がインストールされておしまい。

bootcampを使わないためか、OS X High Sierra bootcampバグとも言える、「Windows側からのMac OSで起動」ができない!(mac os ブートセクターが見つからない不具合)が、回避されて起動もできる。良いことしかない。

つまり必死にbootcampでインストールしようとて2日かかったアホだった。
Mac Pro Mid2010でbootcampを使った場合、どんなに頑張ってもWindows10はいれさせん!って怒られる。
しかたないのでWindows8からバージョンアップを目指そうとしてたが、インストール中のハイパー不具合、「このディスクにWindowsをインストールすることはできません。選択されたディスクには、MBRパーティションテーブルがあります。EFIシステムでは、GPTディスクのみにWindowsをインストールできます。」が表示されてなんにもできない。
フォーマットしようが、FileVaultオフ(元からだった)でも、とにかくこれが通せんぼしてインストールに進まない。

2020/06/29 追記
この投稿の訪問者が多いので、上で解決しないようであれば下投稿もご確認ください。
Mac Pro 2010 Midに OS MojaveでWindows10をインストールできない

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