キャンプツーリングに行くと未舗装の道を通ることが多いためバイクがとても汚れる。今までは自室からエッチラホッチラとバケツに水を入れて洗っていたが、フロントのラジエーター部分に草や泥がかなり入っていて水をかけた程度ではなかなか流れ落ちそうになかった。
そこで以前から洗車場でシャワーやジェットなど高圧ではないが勢いのある水流で洗車したいと考えていたが、都内含めて郊外でも洗車場は少なく、さらにバイクはお断りの洗車場もあるとか。(チェーンの油が流れ落ちるため)。
バイク専用の洗車場として2りんかんの埼玉(川口など)や神奈川の一部のバイク用品店には洗車スペースがあることは知っていたが、自宅から距離があるためそちらは候補にいれていなかった。
となると残る選択肢は車の洗車場に行くしかなく、特に汚れが酷かった先週の前日光キャンプの帰りに何箇所か洗車場に立ち寄りはしたものの、どこも車だけで大混雑。そんな車の行列の中でバイクを洗うのは難しそうだと感じて帰宅してバケツで洗車した。
ふもとっぱらキャンプに向かう前、あまり泥が落ちていないことに気づき、やはりシャワー洗車したいと感じたが、洗車場がだめとなるとどーしたものかとうんうんと悩んでいたら、日本橋付近の首都高速が運営している駐車場には洗車場があるというblog記事を見つけた。
とくに「タイムズ(NEXCO)日比谷駐車場」はバイク専用の洗車スペースがあるらしく「これだよこれ!これ行くしか無い!」と鼻息を荒くして向かった。
事前にblog情報で、「利用料は駐車代の1時間100円」、「バケツや洗剤などはなく、蛇口にホースがついているだけ(シャワーヘッドなし)」と知見を得ていたため100均の小さなバケツとブラシ・軍手2組(マフラーの穴塞ぎ用・洗車用)・マイクロファイバータオル・洗剤を背中のリュックで運んだ。
水回りは2020年8月現在は改善され、蛇口ホースにはシャワー・ストレート(ジェット)・キリの3モードが切り替えれるシャワーヘッドがついていた。
はじめは洗車専用スペースがわかりづらかった。場所は入口ゲートすぐ左のバイク駐輪スペース(契約)の奥にある。(入口と同じB1F)
こちらは入口からすぐ左は一方通行で曲がれないため一周する必要がある。
さらに係員の方に後で言われたが、「入場時の料金カードを取る必要はない」(バイク専用のレーン:入り口遮断器を左に抜ける)、「洗車する際は出口横にある事務室に声をかけて100円を払う」というシステムのようだ。(知らなくていきなり洗い始めてしまった)
60分100円というのは駐車場代金も含んでいるため、もし60分を超える場合は追加の100円が必要。
しかし都内の洗車場は平均500円のためかなりお得。先に洗車されているバイクがいる場合は待つことになるが、それもかなり稀とのこと。(実際がら空きだった)
1Fはバイク専用で車の洗車スペースはB2Fとなっているため、ほぼがら空きの洗車スペースをどうどうと100円で使えるのはとても魅力的だ。
問題点としてはそこそこ距離を走っての洗車になるため、エンジンがアッツアツの状態に水かけるのは果たしていいのだろうか……と感じた。
入口付近に自販機があったのでコーヒーを飲んで少し待ったが、あまり冷却されなかった。
しかたなくエンジンや排気機構の熱から遠い部分から洗い始めたものの、洗い終わっても熱をもったままだった。しかたなく水をかけて拭き掃除したが、絶対あまりよくない……。
行くまでに少し距離があるが、洗車後に自宅まで戻る距離できっちりと乾燥できるし、水流がほどよく泥もしっかり落とせたことが魅力的に感じた。さらに利用料金が100円というのが申し分ないので、今後はきっちり洗車したいときには利用したいと思う。普段の簡易的な洗車ならこれまで通りバケツでやるかな…。
都内在住で同じような悩みをお持ちのバイク乗りのお役に立てば幸い。
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