#241222

毎年クリスマスは徹夜で仕事してる気がする。
今年もご多分に漏れず徹夜続きで、さっき帰ってきた。
人々が幸せに過ごす日に毎年苦しまされる因果が謎すぎる。

ここ3日ほどほぼ徹夜したおかげで納期ギリギリに間に合った。
1年以上も猶予があったはずなのに、やっかいコンサルにクライアントが振り回されて契約解除で散々あばれられて、こっちにしわ寄せがくるんだからたまったもんじゃない。
足の小指の骨を永続的に骨折してほしい。


会社で徹夜している時に、ZOOM会議用に購入したAnker SoundCore2を使って爆音でBGMを再生していた。値段が5000円未満なのだから当たり前といえば当たり前なのだけど、音質が気になる。
しかし人間変なもので、そんな安いスピーカーでしこたま聞いたあとに自宅のJBLスピーカーで音楽を聴くと、「あぁ、やっぱりいいな……」と前よりも1割増しで音がよく聞こえる。

そういえば来年の2月からJBL製品が11~30%値上げというニュースを見た。
そのうちお金をためて買おうかなと思っていたものが、機会に恵まれて安く買えたのもあるし、値上げされる前に購入できたのも時期が良かった。

2022年がもうすぐ終わるけど、音響環境を自分の中でベストにできたことが一番良かったように思う。

スピーカーケーブル(CANARE 4S8G)のYラグ端子処理

バナナプラグが少々値が張るものしかなくて、もっと安くできないのかとYラグ終端端子での処理をしようとしたけど、結局圧着工具まで揃えてしまうとトントンだった。
アホの思考だった。

JBLスピーカー端子

先に結論を書くが、JBLのスピーカー端子が写真のタイプはYラグ6.4mm5.5Y-6とか)は入らない。1つ上の8.4mmが必要。(5.5Y-8とか)
そしてこの5.5Y-8が2022/12月現在どこにも売ってなくて、来年まで入荷しない模様。
悲しみしかない。スピーカーケーブルを太い物にしたつけが……。

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ステレオ・プリメインアンプ(TEAC AX-501)とスピーカー(JBL L52C)を購入した話

長いわりにつまらない話になりそうなので、はじめに要点だけを書こうと思う。

TEACのAX-501とJBL L52Cをヤフオクで安く購入した。(それぞれ3.5万円と8万円で)
どちらも本体のみだったため、AX-501は電源ケーブルも購入。
手持ちのDAC TEAC UD-501とRCAケーブルで繋ぎ、スピーカーケーブルは1mの切売りで接続することにした。色々と情報を漁った結果、RCAケーブルは規制品で手頃な価格のものは評価がマチマチだったため自作することに。(RCAケーブル:RCA端子処理されたケーブル。コンポジットケーブルとも。黄色:映像、赤白:音声)
SoundHouseBELDEN 88760 オーディオケーブルを1m (740円)、両端のコネクターはTOMOCA JS-65W/Rで制作。(1個280円×4)
Amazonで購入すると端子処理済みが4,000円近いが、自作すれば1,800円ほどだ。
スピーカーケーブルはYラグで端子処理するか悩んだが、とりあえずはいいやとCANARE 4S8Gを5m購入。こちらは1m単位で280円。(こちらもAmazonだと高い)

2022/12/09 その後、スピーカーケーブルはYラグで端子処理した。

CANARE カナレ 4S8G 黒 スピーカーケーブル m/切り売り

CANARE カナレ 4S8G 黒 スピーカーケーブル m/切り売り

890円(04/28 05:10時点)
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RCAケーブルをちゃちゃっと電子工作して接続した。
そこまで器用な方ではないが、コネクターの端子接続の半田付けは落ち着いてやれば失敗しても何度でもやり直せるので、納得がいくまで丁寧に取付作業を行う。

BELDEN 88760とTOMOCA JS-65W/R

テストでスピーカーを鳴らしたとき、机に直置きしていたのが原因なのか共鳴したようなポワンポワンとした音だった。やっぱり何かインシュレーターを買うかレンガでも置かないとだめかなーと感じた。
しかしインシュレーターは最低でも2,000円からと中々に抵抗のある価格。
そこで何か最善策はないかなーと再度インターネットをウロウロすると、ホームセンターに売っているM8の袋ナットで良いというBlogを見たので、それにすることにした。
壁にポスター貼り付けるためにつかっていた「OTOKU 両面テープ」がモチモチした材質で張り合わせる素材を選ばないし、重さで底面に傷もつけないだろうと考え使用した。
鉄筋コンクリート壁にポスターを貼り付けるのにも便利だし、1つあるととても重宝する。

改めて鳴らしてみると思ったよりも良い音だった。
正直ケーブルが値段でどのくらい差がでるかはかわからない。出せる価格帯でどのケーブルが自分にとっての最適なのかを調べることが、とても頭を悩ませたし結局はわからなかった。なんというかバイクの鍵問題のときと同じような無意味に近い思考迷路になった。
最高や最低はなんとなくわかるけど、人によって異なる出せる予算に対しての最適はどこにも書かれていない。

「貧乏人は時間を無駄に使い、金持ちは時間のために金を使う」というのを最近目にした。
たしかにウンウンと頭を捻るだけで決断ができず、時間を無駄に使って探しているのは、なんというただの時間の無駄のように思えたから、ほんとうにそうだなと感じた。

そこで色々ボクが観測できた情報の中で得た最適解は、再生機器(DCA)とアンプを繋ぐケーブルは「BELDEN 88760を使ったRCAケーブル」、アンプと10万円前後のスピーカーをつなぐ場合、スピーカーまでの距離が3m未満であれば「CANARE 4S6G」。3m以上の場合は「CANARE 4S8G」が良いと思った。(6と8は純粋に太さの違いになり、数字が大きくなるほどケーブルは太くなり外からのノイズに強くなる)

この場合の良いというのは、出した費用に対して損はしない。良すぎるわけでも悪すぎることもないというニュアンスだ。初めて選ぶならベストな選択肢ではと思う。

CANARE ケーブルスペックシート

ボクの場合、片側2.5mで繋いだので4S6Gでも良かったのだが、サウンドハウスだと値段が数十円の差だったので、いつもの「大は小を兼ねるや!」の頭悪い理論で4S8Gを購入した。
ちなみに4S6・4S8ともに何もないものとGがついているものがあるらしく、Gがついてる方がグレードが高いとかなんとか。値段がそれこそ10円しか違わないので、どうせ買うならGが付いてる方がいいだろうという安直さ。

もしアンプとスピーカーまでの距離が1mであれば単価1,000円のスピーカーケーブルが競合となる。ボクもそのあたりは一度候補にいれていたし、今でもZONOTONEの青く美しいケーブルには心惹かれる物がある。エントリーラインに1500SPが存在しているがだいたいボロっカスに酷評されているのでどうせ買うなら2200が良いっぽい。
ただ「L52 Classicの価格帯スピーカーだとケーブルがいくら良くてもスピーカー側が負けるということが起こりますよ」とヨドバシの店員に言われたので結局買わなかった。
ベルデン 9497もエントリーラインでは鉄板と評判がある一方で、批判も多いスピーカーケーブルだった。

結局それなら日本製で安いしでCANAREでいいのではとボクは4S8Gを選んだ。
ちなみにスピーカーまでの距離が左右で異なる場合も同じ距離のケーブルでつなぐというのは確かに伝導距離が左右で異なったら微弱に抵抗も異なるし、より近い方が極わずかでも先に駆動してしまうよな……。

ZONOTONE 6NSP-Granster 2200α/m 切売

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DACとアンプはXLRケーブル(CANONケーブル)の方が高音質なんじゃないの?って意見をお持ちの方は、そう思うならそれでいいと思う。もしケーブルの種類を悩んでいる方がこれを見ているのであれば、電気回路とノイズの問題なので再生機器(DACとか)とアンプが近いならRCAケーブルで接続した方が素直に良い。

続きはAV環境を更新しようかなと思った理由とか、新しくしたAV環境の感想とかそんなくだらないお話。

“ステレオ・プリメインアンプ(TEAC AX-501)とスピーカー(JBL L52C)を購入した話” の続きを読む

#120320

下書きが増えつつあるが、いい加減かきあげたい。
昨日は帰宅して仕事しようと思ったら2007年に購入した「BOSE Companion3 SeriesII」のコントールボックスが壊れてしまってミュート機能が解除できなくなった。
13年も壊れず使い続けれたことを褒めるべきなのか、突然壊れたことに腹をたてるべきなのか葛藤したが、どうかんがえても前者のほうがすごい。
とりあえず直せないだろうかと分解してみることにした。

しかしネットでいろいろ調べているとどう考えても基盤部分の故障のようで部品交換しかなさそう。一応分解用にT-5ドライバーを注文しつつ、BOSEに部品手配のお願いをする。

そんなこんなで早速分解してみると、タッチセンサーで解除できる部分は目に見えておかしい部分が見当たらない。微弱な静電気によるリレー切り替えが動作原理らしいので、接点部分にダメ元でアルミホイルを折り曲げて静電気が発生しやすいようにしてみたが効果はない。
一体どういう仕組なんだと分解しようとしたら、流石に経年劣化でも脆くなっていたのか、ボリュームのプラスチックが簡単に折れてしまった。
部品は手配しているわけだし、やれることだけやってみようとバキバキと分解、接点の問題かと思い掃除したりしたが、結局治ることはなかった。

U1がおそらく静電気で反応するICチップ

中央の大きいICが可変抵抗ボリュームだと思うが、まさかそこから静電反応スイッチに流れるとは思っていなかったので回路を追ってもチンプンカンプンだ。
回路図を検索しても当たり前のようにでてこないので詰んだ……。
マルチメーターやらオシロスコープがあればもう少し追えるのだろうけど、さすがに目視では無理だった。
修理する道具を買うのに修理品以上のお金がかかるという本末転倒を避けて、ここで切り上げ。

とりあえず現在はDACのTD-501に直接スピーカー出力があったので、そこでスピーカーを出しているが、やはりCompanion3はサブウーファー内で増幅機構があるのと、サブウーファー部分である程度音を担当しているため、なんかひどく物足りない音になっていて寂しい。

早く部品こないかな……もっともそれで治るのかどうかが一番不明なのだが。
13年間も壊れなかったことを考えると、そこまで故障する部品でもないのだろうけど、コンセント差し込み通電状態の初期状態がミュートになっていると、簡単につんでしまうというなにかだった。
安全対策だから仕方ないのだけど、エスケープ方法が欲しかった……。

2020/12/05追記

木曜日にサポートに交換品をお願いしたら日曜日に届くように手配しますとのことだったが、金曜日にサポートから「手配完了した。配送伝票番号はこれ」というメールがきた。
追跡するとすでに自宅に配送中となっていたため、恐るべき速さで対応してもらえたようだ。

BOSEサポート担当の方、早急にご対応いただきありがとうございます。
無事届いたコントロールポッドを接続したところ、無事ミュートON/OFFもボリュームコントロールもできるようになった。
本体側の問題もあるかなーと一瞬思ったが、杞憂で済んだようだ。
またこれで数年はお付き合いできそうだが、ちょっとづつでも音響は揃えていこうかなーと思う出来事だった。

実は壊れたときにJBL4312M IIと自作アンプに挑戦してみたいと思ったので、まずはアンプ部分を時間を見つけて作ってみようと思う。
パワーアンプICはTDA7923が良いという記事をみかけたので挑戦したいと思うが、電子回路制作の知識が高校時代で止まっているので、何かでアップデートする必要がありそう。
まずは何かキット製作でもしてみようかな。2,000円でできるみたいだし……。

追記:
結局AX-501とJBL L52Cを購入した。

TEAC UD-501を購入した

Twitterでフォロワーの人が、突然に「TeacのUD-501が安い」というRTをしたのを見かけ、どうせ安いといっても少しだけなんでしょう?と期待せずURLをクリックして値段を確認後、Amazonで見ると2万円差があった。

WindowsからMacに買えたあとに唯一不満だったのは、音楽の環境だった。
手持ちのTeac HA-P50をDACコンバーターにしてことなきを得ていたが、PCをつけるたびに、小さな本体に手をのばす必要があり、どことなくそれは「めんどくさい」と感じていた。

もともとWindowsにはONKYO SE-PC-200LTDを付けていた。
音響構成は、SE-PC200LTD→N-AUIDO HA400→Bose Companion 3
BOSEが出力なのでドンシャリ確定なのだが、この構成に聞き慣れていたため、Mac Proに変えてから音響関連でとても苦労した。

はじめはMacのヘッドフォン出力からHA400につないだのだが、音がひどく物足りなくて辟易した。
SE-PC200LTDは偉大だった…と思わずうなだれるほどにダウングレードした。

ある程度お金を投資してでもなんとかしなければと考えたボクは、いろいろDACを探した結果、Fiio DK03が良いというのを信じてAmazonした。

値段の割には良いと思います^^
値段の割には……orz

だめだめだったのが、だめになった程度で、これこそまさに安物買いの銭失いだった。ほんとこれどうしよう…。返品しようにも使って「音に満足できないので返品します」とか許されんでしょ…と思ってしまい箱に入って眠らせている。

その次に起死回生を狙ったのがHA-P50。
これはポタアンとして昔使っていたのだが、MicroUSB端子が壊れ(本当に物理的に)使えなくなり、辛うじて専用のUSB-DCケーブルで使っていたのだが、これを旅行で紛失してしまい、ジャンク品よろしく部屋に転がっていた。

そこでUSB-DCケーブルを購入して光ケーブルでDACにしようと考えた。
定規で端子のサイズをはかり当たりをつけて購入。
見事当たりを引き当てた。

USB→DC(外径4mm内径1.7mm)電源供給ケ-ブル

USB→DC(外径4mm内径1.7mm)電源供給ケ-ブル

395円(04/28 08:46時点)
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外径4mm 内径1.7mmがあたりだった
これは音もSE-200LTDと近く、音響難民にならず、ましてや音響沼におちることなく許された!という感じがした。

問題はUSBで接続したために、PCの電源を落とすと充電されないため、つけっぱなしにしていると内部バッテリーが切れてしまい、電源関連の操作がめんどくさい。(毎回0ボリュームにして、再度ボリュームをまわしてスイッチを入れる必要がある)
買い換えるほどではないが、ちょっと煩わしいなとは感じていた。

そこで今回のUD-501の大安売り。
元値でいえば10万円でAmazonで49800円。
それが25,000円。

どうする…いくか…と10分悩んだ結果……購入した。

もともとデモ機として使われていたものを、安く売ったようで、ある意味メーカー中古品だった。
早速つなご…うとしたらUSBケーブル入ってなかった。
しかたなくディスプレイのハブにつなげていたケーブルで仮につないだ。

Twitterで「金メッキのUSBケーブル(笑)」とか笑っときながら、結局コレ買いました。何でも良かったといえばそうなのだけど、他ケーブルと価格差がそこまでなかったこともあって、まぁそれなら…という感じだ。

エレコム AVケーブル/音楽伝送/A-Bケーブル/USB2.0/2.0m

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909円(04/27 18:18時点)
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音質は上がってないと言い張る。
そもそもデジタルデータ接続でDAC変換することが前提なのに、変換前のデータ通信に金メッキの抵抗値うんたらで音質上がると思ってるなら、頭の病院へ行くべきだ。それだと通信ケーブルのデータ劣化を証明することになる。そんなわけないだろ…。

とはいえど無線で音を飛ばすと音質が悪い。とか平然と宣うのが音響沼の住人なので、ボクはあそことは一生涯関わりたくない。電柱抱いてそのまま沈んでいて欲しい。

UD-501の総評というか、UD-501に変えたあとに中音域の一部の出力だけ弱く感じた。ある一定の音域だけ妙に後退するというか、ボーカルの声でもその領域の場合は、演奏に負けてるような変なことになる。
手持ちの音源では稀な感じだが、ちょうどApple MusicでDucaがある!と感動してたところだったので、ちょうどクリティカルヒットした。

スピーカーやアンプが使わない音域すぎて錆びたのか、それともUD-501側が同じく使ってなかった音域だった可能性を考えて、1日中その音域の曲を音量大きめで再生し、回路を活性化させてみたら、夕方にはいい感じになっていた。

結果的には良い買い物ができてよかった。
古い人間なので、こういう筐体の音楽再生装置は好きだ。
オレンジの表示がRoland SC-88VLを思い出させる。

今でこそPCゲームの音は良くて当たり前だけど、PC-98の頃はサウンドカードを刺してもFM32和音+PCM8音とかだった。
そこにRolandがMIDI規格を出して、PCで楽器で演奏したような音で再生します!ってモノをだしたのだ。(SoundCanvasシリーズ)
これに対応したゲームもいくつかでて(TGLのファーランドストーリーとか)、大阪の日本橋でデモ再生しているのを見て大変興奮したのを覚えている。

そんな懐かしいことを思い出す程度には年を取ったのだなーと思いつつ、どこか懐かしく思えて気に入った。
しかしスピーカーが負けている気もする。
Bose Companion 3もいい加減15年選手だしなぁ…。

その後対となるステレオ・プリメインアンプ AX-501も購入した。