今年の夏くらいにケルヒャーの新製品「OC Handy Compact」がクラウドファンディングで話題になった。持ち運べてバッテリー内蔵でコンパクトという商品。

これはいいですやーんと発売を待っていたのだけど、無事転売祭り。それはいつものこと。
問題はこの先で「実際使ってみた人の話はどうなのだろう」とAmazonのレビューを眺めていると、「充電時間の長さ(6時間)の割に、連続稼働時間が短すぎるので使い勝手が悪い」とある。これが妙に心に残り、それならば少し前に出た安価なOC5 Handyの方が良いかもと思うようになった。
ボクは特に目的もなくバイクでツーリングに出かけたとき、地方のK’s電機に立ち寄り、掘り出し物探す。先日の車検後の茨城ぶらぶらツーリング時もK’s電機に立ち寄っていて、ちょうどOC5 Handyがあったため手にとってみた。感触としては思っていた以上に大きくもなく、先端は取り外せるため収納もコンパクトだった。バッテリー駆動のため電源もいらないしでHandy Compactよりも連続駆動時間が長いようだった。何より安価。
AmazonでOC5とHandy Compactは同じ価格になっている。ところが価格comを見るとコジマ電機が¥13,890でネット販売していた。店舗に電話してみると「スマートフォンでコジマネットの画面を見せてくれればその値段にします」とのこと。なんだその暗号みたいなやり取り……。早速ジョギングがてら最寄りのコジマに向かい無事購入。

バイクの洗車で使ってみる
買おうと思ったきっかけはもちろんバイク洗車用。いつもは洗車前とシャンプー洗車後にバケツに汲んだ水をジョローでかけていた。これが効率が悪いというか、バイク裏側などに水をかげづらく思っていた。水圧もないに等しい。
日比谷駐車場の水圧のあるシャワーで洗うのが一番良いとわかっていても面倒くささに勝てない……なんとかできないかなーと思いながら、ケルヒャー……いつか買おうと思っていた。
満を持して洗車で使ってみる。
コイン洗車機の気を抜いてると吹っ飛んでいきそう水圧とは異なり、水圧はあれどバッテリー駆動のレベルに抑えられていて良い塩梅。バイクは高圧洗浄機で洗う場合、入ってはいけない部分に水が入らないように注意する必要があるので、OC5 handyくらいの水圧がちょうどよい気がする。
「洗浄液はケルヒャー標準のを使ってくれ!約束だぞ!」という取扱説明書の文章は見なかったことにして、いつも使っているバイクシャンプーを希釈して使用。ビビって希釈しすぎたので泡立ちがあまり良くなかった。参考動画を見るに希釈濃度を調整すれば良い感じにフォームガンっぽい使い心地になりそう。
その後スポンジでキレイにし散水。
リアダンパーのサスペンションがいつもよりキレイになったのを感じる。その上洗剤がスッキリ落ちているせいか、いつもの洗車よりもピカピカしている。これは良い。
OC5 Handyの水圧は、水道蛇口に繋いだホースの先端を思いっきり細くしたときくらいのレベル。一番高威力な細口単穴ジェット水流だとかなりの高圧で噴射できる。なかなか落ちない汚れで、気になっていたペダル固定ボルト周りのくぼみがキレイスッキリ。大変気分が良い。
あと気になっていたバッテリー消費もメモリ4ゲージMAXから1メモリしか消費しなかった。逆に15Lのバケツでちょうどバイク一台を洗車できたためちょうどよかった。
これは良き買い物ですわー。もっと早く買うべきだった。
お風呂も掃除してみる
風呂桶下のカーテンを外して高圧洗浄。ついでに排水溝のヌメリなども余すこと無く掃除した。これは捗るー。浴室がすごい綺麗になって気持ちが良い。
電源駆動型の方がもっと水圧が高いと思うけれど、この軽量コンパクトさとバッテリー駆動の手軽さでこの洗浄力は本当に良い。バケツに水を入れて使えるから場所を選ばないのが賃貸っ暮らしの身にありがたすぎる。
これで年末の大掃除も捗りますわー。
おすすめすぎて早速記事書いたくらにはおすすめー。

