#120320

下書きが増えつつあるが、いい加減かきあげたい。
昨日は帰宅して仕事しようと思ったら2007年に購入した「BOSE Companion3 SeriesII」のコントールボックスが壊れてしまってミュート機能が解除できなくなった。
13年も壊れず使い続けれたことを褒めるべきなのか、突然壊れたことに腹をたてるべきなのか葛藤したが、どうかんがえても前者のほうがすごい。
とりあえず直せないだろうかと分解してみることにした。

しかしネットでいろいろ調べているとどう考えても基盤部分の故障のようで部品交換しかなさそう。一応分解用にT-5ドライバーを注文しつつ、BOSEに部品手配のお願いをする。

そんなこんなで早速分解してみると、タッチセンサーで解除できる部分は目に見えておかしい部分が見当たらない。微弱な静電気によるリレー切り替えが動作原理らしいので、接点部分にダメ元でアルミホイルを折り曲げて静電気が発生しやすいようにしてみたが効果はない。
一体どういう仕組なんだと分解しようとしたら、流石に経年劣化でも脆くなっていたのか、ボリュームのプラスチックが簡単に折れてしまった。
部品は手配しているわけだし、やれることだけやってみようとバキバキと分解、接点の問題かと思い掃除したりしたが、結局治ることはなかった。

U1がおそらく静電気で反応するICチップ

中央の大きいICが可変抵抗ボリュームだと思うが、まさかそこから静電反応スイッチに流れるとは思っていなかったので回路を追ってもチンプンカンプンだ。
回路図を検索しても当たり前のようにでてこないので詰んだ……。
マルチメーターやらオシロスコープがあればもう少し追えるのだろうけど、さすがに目視では無理だった。
修理する道具を買うのに修理品以上のお金がかかるという本末転倒を避けて、ここで切り上げ。

とりあえず現在はDACのTD-501に直接スピーカー出力があったので、そこでスピーカーを出しているが、やはりCompanion3はサブウーファー内で増幅機構があるのと、サブウーファー部分である程度音を担当しているため、なんかひどく物足りない音になっていて寂しい。

早く部品こないかな……もっともそれで治るのかどうかが一番不明なのだが。
13年間も壊れなかったことを考えると、そこまで故障する部品でもないのだろうけど、コンセント差し込み通電状態の初期状態がミュートになっていると、簡単につんでしまうというなにかだった。
安全対策だから仕方ないのだけど、エスケープ方法が欲しかった……。

2020/12/05追記

木曜日にサポートに交換品をお願いしたら日曜日に届くように手配しますとのことだったが、金曜日にサポートから「手配完了した。配送伝票番号はこれ」というメールがきた。
追跡するとすでに自宅に配送中となっていたため、恐るべき速さで対応してもらえたようだ。

BOSEサポート担当の方、早急にご対応いただきありがとうございます。
無事届いたコントロールポッドを接続したところ、無事ミュートON/OFFもボリュームコントロールもできるようになった。
本体側の問題もあるかなーと一瞬思ったが、杞憂で済んだようだ。
またこれで数年はお付き合いできそうだが、ちょっとづつでも音響は揃えていこうかなーと思う出来事だった。

実は壊れたときにJBL4312M IIと自作アンプに挑戦してみたいと思ったので、まずはアンプ部分を時間を見つけて作ってみようと思う。
パワーアンプICはTDA7923が良いという記事をみかけたので挑戦したいと思うが、電子回路制作の知識が高校時代で止まっているので、何かでアップデートする必要がありそう。
まずは何かキット製作でもしてみようかな。2,000円でできるみたいだし……。

追記:
結局AX-501とJBL L52Cを購入した。

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