#231125

那須に行く。温泉に入る。パンを食べる。

11月後半の三連休。先々週に父親と箱根にある『bar hotel 箱根香山』に宿泊したため、外出意欲はあまり無かったものの、日中気温が18度と温かく行楽日和だった。
腰が重いなーと土曜日を怠惰に過ごし、それでも今年は那須湯本にあまり行っていないことを思い出し、本格的に寒くなる前にと向かうことにした。

いつも通り10時頃出発した。東北道はいつも通りの大渋滞なためゆるゆると走り抜ける。佐野SAまでのPAはどこも長いPA渋滞になっていた。
個人的に佐野SAに立ち寄る理由は、新しく綺麗でスターバックスもあることは大きな理由だ。それにくわえてドッグランがあるため、利用者の多くが犬を散歩されている。犬がとことこと歩いている光景は、とても目の保養になるし優しい気持ちになれる。
ただそんな中でゴールデンレトリバーを座らせて口喧嘩されている方がいた。ゴールデンレトリバーはそんな御主人様たちに見向きもせず「またやってる」といわんばかりに遠くを見ていた。夫婦喧嘩は犬も食わないとはこのこと。

佐野SAを出ると高速道路は山岳エリアに入り、すっかり紅葉に化粧をした山々を楽しむことができた。そういえば毎年この時期になったら那須湯本に来ている気がする。
いつもならばETCツーリングプランの北端である西那須塩原ICで降りるのだけれど、今回は那須ICで降りることにした。IC入口近くにあるガソリンスタンドの料金が安いため給油したいためだ。

給油後はやや渋滞気味の県道17号線で湯元温泉を目指す。
バイクを購入して以来、湯元温泉は毎年訪れているけれど、来るたびに建物が増えて観光客が増えているように感じる。不思議と外国人観光客は少ない。ただこれは全国で見る光景で、日本人が有名観光地を避けて、少し前の観光地に訪れる人が増えているように思える。軽井沢とかもその例だ。特にこのあたりは車などの移動手段がないと訪れづらいこともあって、特にその傾向が強く感じる。

混雑しているエリアを抜けて湯元温泉街に入り雲海閣へ向かう。
駐車場が満車になるほど埋まっていて「え、廃墟だよ?」って言葉しかでない。ただ中に入ると温泉の利用客は自分ともう一人だけだったのでゆっくりできた。
そして出るときに、女性だけの旅行者が2組車で出ていかれたのを見て、「え、うそ。こんな廃墟の温泉に女性利用者が……?」と愕然とした。
泉質は良いんだけど廃墟なのに……うーん。

その後は湯元神社をお参りし、思想強めのパン屋へ向かうのもおきまりのパターン。
幸せのブリオッシュという名のバターンたっぷりのパンをトーストして食べていると、若い女性のグループが鐘を鳴らしてキャッキャウフフしながら店内へ入っていった。
今日の強めの幻想もやべーなー。ペニーレインと間違えちゃったのかな?

本当は「宝徳寺」で紅葉を見たあと史跡巡りしてサウナも良いなーと思って出かけようとしていたのだけど、「やっぱり那須湯本までいこう」と佐野SAで思いとどまって良かった。
サウナは佐野市にもあるということで帰りに寄ろうと思っていたけれど、Googleレビューで「冷水がビニールプールであまり良くないです」という書き込みが目に入り、それはちょっと嫌だな……と萎れた。

結局真っ直ぐ帰っている最中に友人と話ていたら、久しぶりに川越のピザ屋『Pizzeria Pino』に行きたくなったので合流して食べることにした。相変わらず安くて美味しい。

さて帰ろうと思ってジャケットのファスナーを閉じようと思うが何故かうんともすんとも言わないくらい閉じることができない。そんな突然壊れることある……?と粘ってみたものの噛み合わせることができなかった。
しかたなくマジックテープだけで固定して帰宅。
修理に出すか、新しいのを買うしかないかーと思っていたけど、修理代¥8,400円と結構な金額だった。とほほー。

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