今日の印象に残ったTumblrとか

東日本大震災の時のhatenaポストがどんぶらこしてきた。
頑張れとか復興とかって、多分、今言うことじゃない。

とても心のこもったいい文章だった。
東日本大震災関連で思うのが、東京都民の主人公感あふれる広告関連。
あれがボクは死ぬほど嫌い。
「震災で電車が止まって歩いて帰ったあの道。忘れない」とかほんと嫌い。主人公の酔いしれてる感がすごい。
去年まではラジオでも311の時はそういう放送が多かったけど、最近は聞かなくなったのは良い傾向だ。

嫌味が言いたいのではなくて、本当に被災地のことを思うなら、やっぱり現地へお金を落とすしか方法は無いと思う。
東北を応援したいなら物を通販で買う。実際に泊まりに行く。何かを食べに行く。買い物をそこでする。そういったこと以外で安全圏にいるボクたちが被災地支援でできることなんて何もない。

hatenaにあった「お前たちも不幸になってほしい。その上で頑張れっていうなら聞いてやるよ」ってのはまったくそのとおりだなって思う。

誰かが悲しそうにしてる時やつらそうな時に、ボクは絶対声をかけない。
その人の中で明確に「これをしてほしい」ってことがわかっていない状態で声なんてかけるのは、単純に自分をよく見せたいだけのパフォーマンスでしかない。
最近誰かの人生相談の記事でもあったけど、誰かを助けたいと思うなら「その人が本当に助けを求めて声を出した時にする」は同意しかない。

もっともボクは自分自身のことすらままならないのに、誰かを助けるとか烏滸がましいにもほどがあるという根幹思考のせいだけど。

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今日の心に残ったTumblrのPost

情景が思い浮かんだというか、ボクでした。

俺は底辺だ。早朝から出勤し、深夜までサービス残業。
汗、薬品、油にまみれて作業し続ける。
その上低能キモメンだからみんなに嫌われる。
疲れた体を引きずって家に帰る。誰も居ない。
隣のマンションで昨日幸せそう家族が一家団欒していた。
笑い声、料理の匂い・・・明日も早朝出勤だ・・・
風呂から上がり、コンビニ弁当を胃に詰め込み、目を閉じる・・・
もう二度と目が覚めなくてもいい・・・なぜだか眠れない・・・
もうダメだ・・・絶望の淵に立たされた。
TVをなんとなくつける。音楽が鳴っていた。
「光る風を追い越したら何が待っているのかな。
 雨降りでも平気、虹になるよ。カラフルハッピーマテリアルゴー♪
 君にきっと逢えるね。小さな勇気咲かせよう」
凍り付いていた何かが溶けていく・・・もう一度目を閉じる・・・
何故だろう。涙がこぼれた。

夏の葬儀
http://d.hatena.ne.jp/SAGISAWA/20061129?ranMID=37601&ranEAID=u*5WQ7Oo5Uo&ranSiteID=u.5WQ7Oo5Uo-Qu8Bb9D0oJ3L9ylihqV1LQ

#180722 秩父(試走リベンジ)→DNF(またレッカー)

前回はタイヤに不安があったが、交換後はきっちりシーラントを入れたのでタイヤに不安はなくなった。
さらに念のためにチューブを持っていくことにしたので、パンクでレッカーというアホなことも。もーないだろうと輪行袋を置いて秩父にでかけた。

……まさかトルク不良でクランクが外れるなんて……。

余談だが、DNFはDo Not Finishでゴールできなかったの意味。
反対のDNSはDo Not Startでスタートしてないの意味。
ブルベで知った言葉で自転車のBlogだとわりとよく見るが、そういえば一般的に通じない言葉なので今回注記した。

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Sakuraのサーバー内でサービスを移動

古いサービスから新しいサービスへ切り替えるなら無料でできるようにする。という案内で移動しました。
Wordpressが高速化というのはありがたいので…。

面倒だったのは、元のドメインでSSLを使っていると404出まくりだった。

  1. 移動元の管理画面でSakuraのWP TSLをOFFにしてhttpでサイトと管理画面にアクセスできるようにする
  2. ファイルを移動+DBをテーブルエクスポート→新しいDBへインポート(phpMyAdmin)
  3. 管理画面でクイックインストールしつつデータベーステーブルの接頭辞を旧い物と同じにする(config.phpで見える)
  4. インストール後の設定をしようとすると、「すでに設定済みなので管理画面へ」ということになる。
  5. 無事httpで接続できたのを確認してから、ドメイン操作で共有SSLを稼働させ、管理画面でSakura WP TSLをONにする
  6. httpsでサイトと管理画面にアクセスできれば完成

1をやらずにリダイレクト地獄で苦戦した…備忘録がてらメモ。

「アイデアのつくり方」 ジェームス W.ヤング著

今年の目標をいまさらふと思いついたので、実行していきたいと思う。
「毎月1冊以上、本を読む」
というわけで、実は1月はギリギリこれが達成できているので、紹介がてら掲載。

[amazonjs asin=”4484881047″ locale=”JP” title=”アイデアのつくり方”]

年末に旅行しながら、電車の中でTumblr見ていたら「コレは面白そう。というかこれは逃してはいけないのでは」と感じたのでAmazonで購入。
帰宅後に届いた本を見て驚いた。
凄まじく薄い。
帯に60分で読めると書いてあるが、そのくらいで読める薄さだった。
(1ページの上2/3にしか文字はないし、文字も大きめなのもある)

さてこの本がためになったかどうかだが、元々ボクはアイディアを考えることは苦ではないし、どちらかというと得意な方だ。
ただこの本を読んで感じたのは、ボクが今までやってきたことが筋道通りに書かれていたので、間違っていなかったことと「なんとなくやっていたこと」がプロセスとして書かれていたので、きちんと認識できたのは良かったと思う。

具体的には、アイディアは「5ステップで生み出される」というのが、自分の中でプロセス分けできたことは読んで良かったと思う。

もし気になったのならお買上げください。という本だが、レビューにもある通り「意識が高い人がわかったつもりになりたいだけ」というのは、ある意味正しい。
というのもこの本の冒頭に記載されてあるが、『アイディアを出せる人は人類の2割しかおらず、残り8割は与えられた物に対して保守的に考える。だから読者の誰もがアイディアマンになれるわけではないことは先に述べさせてもらう』というのがはじめにあるから、その8割側の人からすれば「なんだこれ、わけわからん」となるだろう。その結果、「そうなるとその2割が優れている!っていう選民思考か。意識たけー」となるわけだ。

なのでこの本を読む前に、ボク個人として読んだほうがいいかどうかの指標となるフレーズを本文から抽出すると

「何かを良くしたい(世界を変えたい)と常に思っている」

ってのではなかろうか。
「世界を面白くしたい」というスケールの大きな人から、「今使ってるこれ不便だから便利にできないかな」まで、色々あると思うけど、通じているのは「この当たり前みたいにあるけど、もっとなんとかできないのかな」っていう変革の欲求があるかどうかだと思う。

「たまに思う」程度や、そんな欲望すらなく「不便だなー。なんとかしろよー」「これクソ」っていうのは、変えたいと考えてるわけでなく、8割の「保守的な与えてほしい」側なので読まなくて良い。
Twitterでもボクはたまに言ってるけど、何かに対して批判や不満だけ言うのではなく、意見を出さない人の否定話は、その意見を話たり聞かされることがゴールになってるので、そこから話は進展しない。(何も生まれない)

そういえばTwitterでも一時「クレームを収集する」サービスとあったけど、人間の憎悪を集めてもビジネスにならないって、最近の何かに載ってたな…。
結局クレームがビジネスチャンス!ってのは成り立ちづらいんだろう。
そうはいってもどこかのイオンが「改善しました!改善しました!」と集客を増やしているモデルもあるから、どこまで叶えるのか、そもそもクレームと要望を分ける采配能力も必要なんだと思う。

話を戻して、そうじゃない「なんかこれ変えたいけど思いつかないんだよなー」って考える2割側の人は読んでみても無駄にはならないと思う。
ちなみに読まなくても、この本で言いたいことは、フリスクのCMで語られている。つまりこれ。結論はね。

でも結局、問題となるのは5番目のプロセスだとは思う。
それでも最近、安藤忠雄展で言われてたときいたことに「アイディアが出たならとりあえず実行するべきだ。それがどんなものであれ」というのもある。
アイディアを考えれる人は、だいたいその持っている情報量の多さで実現の困難さに挫折する。
本にこの解答が書かれているが、この解決策は「誰かにアイディアを共有する」ことのようだ。

まぁそんな本です。
気になった方はゼヒ。