#010225

昼食の約束したつもりで目的地に向かっていたら、友人から「明日の話じゃないか?」と言われ、何故か前日の会話なのに自分が土曜と日曜を間違って会話していた。
京浜東北線の各駅停車に乗って向かっていたこともあって、それならと途中下車してUターン。ひどく疲れているのかもしれない。
どうせなら行きつけのラーメン屋に行くかと上野駅で降りる。

訪日客でごった返す上野はいつも以上に人が多く、比例して道路にもゴミが溢れていた。定期的に友人との会話で「ゴミ箱がなくなりすぎてイラつく」と聞く。
ボクはテロ対策で安全を優先したいというのを理解するため、「仕方ない」と納得してしまっているけれど、不便さの方が気になるとそういう苛つきになるだろうと理解もする。

テロ防止でゴミ箱が減り持ち帰りを促したい行政の考えは理解するが、現状のように訪日観光客が多い状態だと「ゴミ箱を用意しない方が悪い」とポイ捨てされる問題を解決できないから、今後は社会問題になると思う。

運営費が掛かるとは思うが、テロ対策が行われた公営施設としてのゴミ捨て場を設置してほしい気持ちはある。AIのロボットか障害雇用で遠隔操作できるようにしたロボットを乗せた無人のゴミ収集車が定期循環して回収し続ければ良いと思うが、このあたりは利権最前線だからメスが入りづらそうだ。
テロ対策としてもAI監視システムをステーションに置けば良いと思うものの、犯罪を犯したい・テロ行動した方々の熱烈な「人権違反!差別!」というアピールで死ぬ未来しか見えない。監視されると怪しい行動ができなくて大変デスヨネ。

これ以上仕事を増やしたくない・現状維持でなんとか定年退職したいというお役所気質を解決できないため、LUUPよろしくロビー活動で無理やり公金チューチュー事業として計画する必要があるだろう。お金を稼げるスキームではなく単純に慈善事業だから実現が難しそうだし、事業計画を考える人が少なそう。


そんなボクではパーフェクトな解決策を思いつかない問題を考えながら歩き目的のラーメン屋に到着。考えながらといったもののラーメン屋が見えた頃には、「今日は2倍盛りか3倍盛り、どちらにするべきだろう……あとつけ汁はどの味にするべきうか」という幸せな悩みにすり替わっていた。

ところが普段は並んでも数人の店舗前には長蛇の列ができていたのを見て閉口した。いつもは人気の隣の店の行列がはみ出してるのかと思ったら、そうではなかった。なんたる悲しみ。
他のラーメン屋もどこも長蛇の列ができているのを見ると、訪日観光客が列に加わってしまって長蛇を形成してるのだろう。
どこか良い店はないだろうかと探すもののどこも大混雑の様相だった。

ご飯は半ば諦め歩きながら撮影。どこでもそうだけれど、歩いているとふと横目に入る細い路地裏にはどんな日常があるのだろうと想像するのが好きなためよく撮影する。

御徒町駅に到着すると改札前に秋葉原駅にもあるミルクスタンド「酪」が目に入った。もうお昼はこれでいいやとうぐいすパンと牛乳を注文。牛乳に悩んでいたら「これがオススメだよ」と言われたので「ではそれで」と特に気にせずに購入したら大山乳牛だった。思いがけない故郷の味。

今年の休暇の旅行はどこへ行こうかな……そんなことを思いながら帰路についた。