PWSのbackキーの配線変更とスイッチ押下機構をグリスアップ
backボタンの再配線
backボタンがやっぱり左上(初期配置左上3番目)にあるのは遠く感じたので、Blazeボタンと一緒に買ってあったケーブルで右列左端ボタンに接続した。これでトレモのリスタートが捗るー。と文章で書くとわずか二行の簡単なできごとだけれど、自分のPWSは制御基板がPKB2040でコネクタピンの抜き差しを簡単にする白いハウジングコネクタからケーブルを抜くのが結構苦戦した。ハウジング上からツメを抑えつつ後ろに押し込むというのは理屈でわかっていても難しく時間がかかった。
スイッチ押下機構のルブ作業
Blazeボタンのスイッチ押下機構はすべてスプリング入に変えても個体差のようなものがあった。作動音が大きかったり、戻りがやや悪いものが数個ほど。おそらく内部構造設計の問題で、中央の軸部品が回転防止用に歯車状になっているため、昇降時に抵抗が増えているのだと思う。潤滑剤を塗布すれば改善すると考え、試しにタミヤのセラグリスHGを塗布するとうまく動作するようになった。
そういえばキーボード沼の最果てにスイッチのルブ作業という奥伝があったなーと思い出す。そんなことをするくらいなら1戦でも多くランクマッチで戦う方が有意義だとわかっていても、どのルブを買ってみようかなとAmazonや情報を探す自分の愚かさよ。
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ドライブインパクト後のコンボを練習する
ランクマッチでドライブインパクト(DI)が決まったあとに慌てて大パンチだけして「これにて手打ちです」みたいな激安のアホ行動が多くて、純粋に手札が少ないと感じたので動画を検索。
DI→立ち大キック→しゃがみ中キック→大昇龍拳(2810dmg)のコンボ動画を見て、「お、これ簡単そうだ、練習しよう」と早速練習。
いや、しゃがみ中キックを大昇龍拳でキャンセルできないが???
中キック後に昇龍拳を根性入力すると波動拳に化けるか、そもそもキャンセルに失敗するかの二択。終わってる。やはりモダンこそ至高。
色々考えた結果、しゃがみ中キックをしゃがみ藤村入力(3入力(26同時押し)で4弾き+パンチ)すれば高確率で成功するようになった。
藤村入力(はじき入力)がどうも得意じゃなくて根性入力ばかり練習していたけれど、レバーレスは結構な頻度でこの入力方法が求められる気がする。とはいえど最速ステップ入力でも弾き入力が必要なので、逃げずに向き合って練習するときなのかもしれない。
くろまき工房さんから新作「薄型傾斜型レバレスーケース」が発売されていた
天板のカスタマイズ(穴配置の方)は準備中とのことで、自分好みなボタンレイアウトにしたい方には最適解。くろまき工房さんのケースは天板が2枚構造(上側が透明)なためPWSのようにカスタムデザインが可能。
これにFlashTap 静音のセット(¥11,000)のボタンを使い、制御基板(GEN5X Fighting Boardとか)、ケーブルはBrook FIGHTING BOARD CABLE(¥2,500)+ Hitbox専用 5pinボタン用ハーネス ケーブル(¥999)。あとは制御基板をUSB接続する内部延長ケーブルを用意すればPWSっぽい完全PS5・XBOX・Switchも対応なオリジナルのアケコンが作れる。予算を削るなら制御基板をラズパイもあり。もっといってしまうとpws.topでフォトン端子加工されたケーブルが6本$1で、制御基板が$9なのでそっちから買うのがボクはお手軽で安い気はする。(ただしPC専用。あとなんだったらBlazeボタンもお安く買える)
「あれでもそれだとPWS海外公式でAタイプ買って自分で穴開けたほうが良くない?」と思われた方は正しい。アクリル板に穴を開けるというのも難しいのでそこが博打になりがち。(ホールソーを使っても必ずしもうまくいくとは限らないため)
上手くいきました!の成功例の下には悲しい消したい過去がたくさん埋もれている。
そこを含めてPWSの価格はめちゃくちゃ高いわけではないという感想に落ち着く。
「レバーレスアケコン自作するぞー」と調べはじめて、まず気づくのがボタン15個で1万円近くなり、制御基板と接続ケーブル・治具・オプション用ボタン類・USBケーブルを用意するとまた1万円を超え、この時点でケースの価格なしで2万円となるため「もしかしてアケコンを安く自作って結構難易度高い?」と気づいてしまう。
結論でいうと、「はい、安く自作するのはとても難しいです」となる。
大量生産(発注)で単価をさげれるからこその低価格化というのがあるため、単品で作ると費用がかさむという典型例。
それでもボクはこのPWSのような傾斜つきのケースをうまく自分で設計できないかとウンウン悩んだときがあったため、もしボクがPWSを買おうかと悩んでいたときにくろまき工房さんにこの商品を販売していたら飛びついていたと思う。
やっぱり人と違う自分だけのこだわりで作る専用ツールは、自己満足という最高の快楽の到達点の一つだから。
お値段以上。
Brook GEN5X Fighting Board – 究極のマルチプラットフォーム対応:PS5、Xbox Series、Switch、PC対応 – 対…