新型の押下機構で省略されたコイルバネ
新型Blazeボタン(静音スイッチ)が届いて交換したところ、ボタンキャップが押された状態から戻るときにわずかな遅れがボタン個体であるように感じた。
はじめはトップキャップ下のスイッチ押下機構によるものかと考えた。しかしこの単純構造だと差がでないだろうと判断。スイッチ本体の交換と機構下側とスイッチ基盤の固定締め付けによる個体差かなと当たりをつけた。
実際にスイッチ交換したり、取り付け基盤のネジ止めを試行錯誤するとボタンキャップの戻り方が異なることを確認できたため、そちらの個体差かと思った。
ところがXの投稿で旧型Blazeボタンの分解をした方が写真でスイッチ押下機構内のコイルバネについて触れていたのを見て、ねんのためにそちらも確認すると新型Blazeボタンについていたスイッチ押下機構にコイルバネが入っていなかった。たまたまかと思い数個確認したが全部入っておらず、旧型Blazeボタンの方にはコイルバネが全部入っていた。
ためしに新型静音スイッチとスイッチ押下機構のコイルバネ入りを組み合わせたところ、自分好みな押し心地と静音性のあるボタンになった。
新型になったときにどうしてコイルバネが省略されるようになったのかは不明だけれど、旧型と新型を両手に持って比較を気にしなければ気にならない程度に僅かな差だからかもしれない。
今後の話として、新型のボタンではコイルバネ無しが製造されるのであれば、交換用保守部品として入手できなくなる。コイルバネ探しの旅が始まってしまった……。
pws.topに問い合わせてみた
コイルバネがなくなった理由は、長時間のプレイで疲れやすいというフィードバックを得たためとのこと。プロゲーマーや配信者の方、長時間プレイする人ならではの気になるポイントだ。
ボクは短いプレイ時間なのに加え、感触が付けたほうが好み。
2025.02.01 追記
スイッチ押下機構は個体差でひっかかりがあるものがあるため、セラグリスHGを塗布すると良い感じになった。