Garmin 1030 plusが出るそうで

5月の初頭に書いた投稿で「Garmin 1030の後継機って今年でるんじゃないのかなー」とかいっていたら本当にでるようだ。(※ 2020/06/29追記 国内の発売日は7/16から GPSサイクルコンピューター Edgeシリーズの進化が止まらない! 『Edge1030 Plus』『Edge130 Plus』を2020年7月16日(木)に発売

FITNESS TRACKER TESTより画像引用

ただ型番を上げるほどのアップデートではないのか、純粋にリファインしてお茶を濁すようなマイナーバージョンアップとなるもよう。(海外情報の信憑性は不明だが、少なくとも3か所ほど取り上げた記事は特徴が共通している)
記事をDeepLで翻訳すると、GarminUSがお漏らし公開したようで現在は掲載を下ろしてるとのこと。本体のみの価格が$599となり既存の1030と同価格で販売されるとのこと。また出荷時期が5~8週間以内という6月中、もしくは7月には販売されるようだ。

本体サイズ、画面サイズ等に変更はなく1gほど重量が増える程度。重量増加分なのかバッテリー駆動時間が24時間と4時間アップしているが、電子部品の消費電力の差によるものかと思う。あとは内部メモリーが2倍になっているが、動画を撮影するわけでもないのでそこまで恩恵はないきがする。

Edge 1030 PlusEdge 1030
本体サイズ58 x 114 x 19 mm58 x 114 x 19 mm
画面サイズ3.5″ (88.9 mm)3.5″ (88.9 mm)
画面解像度282 x 470 pixels282 x 470 pixels
タッチスクリーン
重量124g123g
防水規格IP-x7IP-x7
内部メモリー32GB16GB
本体バッテリー駆動時間24時間20時間

日本国内Amazonの方でも1030は在庫切れとなっていて、近々入れ替えが行われるのかもしれない。

ちょうど直近の九十九里行きの復路で傾斜部分の液晶が固まっていたし、なんか最近ものすごく調子悪そうなのでもし出るなら買おうかな…。さすがに販売されて3年経って地図データ更新されなさそうな1030を買うのはちょっとなーと思っていたから都合が良い。
さよなら給付金。

ただ1030のUSBコネクタ位置は本体側面の中央(ステム側)なのが悩みどころ。1000と同じように下側についていればREC-MOUNTで充電しながら使用できたというのに…。リファインついでにそこかわらないのかなぁ…。写真見る限り変わってなさそう。ショボボーン。

さらに現状ステムにiPhoneくっつけてナビを見ているし、下位機種でもDi2のギア表示できるわけだから、1030じゃなくてもいいんじゃないのかなーと思う気持ちはちょっとある…。
とはいえど長距離を走る時、自転車のナビは山道ばかり案内してきて車も通らないような深夜の山奥を走らされたことは1度や2度ではない。そんな時に1000の大きな画面が手元で明るく光っているだけで寂しさと心細さを紛らわせてくれていた。スマホだけだと電波が届かないケースもよくあるし、そんなとき単体GPSで大きな地図を出してくれる1000シリーズは万が一の時に安心という心強さになっていた。なのでたぶん次も買いそう…。

2020/06/19 追記
すでにレビューがいっぱいでてたし、公式動画まであったや…。
他の比較動画で画面のピンチ操作で拡大や縮小地図の移動ができるようになっていたのが紹介されていた。あれが一番1030と1030plusの差のような気がしないでもない。

「空の青さを知る人よ」の視聴感想

先週末、関東地方は梅雨入りしているためか1日中雨が降ったり止んだりで外出(遠出)はできそうになかった。普段であれば土日は「せっかくの休日、出掛けないともったいない」と感じてしまうが、雨であれば仕方ないと思えるためボクは雨の休日は嫌いではない。

昨年公開された「空の青さを知る人よ」は、公開開始から見よう見ようと思っていたら、どんどんと劇場公開スケジュール時間が合わなくなり、結局公開終了まで映画館に行くことができなかった。Twitterの方で販売・レンタル開始されたことを知り、さきほど近場のレンタルショップを探し回って借りてきた。話題作の「天気の子」も見ようとは思うが、先に「空の青さを知る人よ」を見たいと思っていたのだ。

「空青(こういう略称が正解かは知らない)」」は、埼玉県秩父市が舞台になる「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(あの花)」「心が叫びたがっているんだ(ここ叫)」に続く秩父三部作の三作目。元々これは三部作と謳われていたので、これが最後になるのだろうか。

話はどちらかというと、「あの花」のような幽霊的な存在のキャラクターが物語をかき混ぜる構成だが、「空青」はあくまでも現実世界の人に軸足がある展開で話が進んでいく。

個人的に旧二部作はどれも好きだが、今作は過去二部作の良いところをうまく抽出したような展開でとても良いと思う。
何よりクライマックス(cmでしんのとあおいが空に飛んでいくシーンの先)では、眼下に広がる紅葉に染まった秩父の山々を描いた美術が素晴らしいの一言。この三部作が秩父の観光案内目的で制作されているかどうかはわからないが、少なくともこのシリーズが好きな人は、秩父に一度は足を運びたいと感じたのではないだろうか。そんな「空青」は過去作と比較しても、i一番美しく秩父の景観を表現していて観光や聖地巡礼で訪れたいと思わされた。(実際によく行く人間の感想)

あらすじ

山に囲まれた町に住む、17歳の高校二年生・相生あおい。将来の進路を決める大事な時期なのに、受験勉強もせず、暇さえあれば大好きなベースを弾いて音楽漬けの毎日。そんなあおいが心配でしょうがない姉・あかね。二人は、13年前に事故で両親を失った。当時高校三年生だったあかねは恋人との上京を断念して、地元で就職。それ以来、あおいの親代わりになり、二人きりで暮らしてきたのだ。あおいは自分を育てるために、恋愛もせず色んなことをあきらめて生きてきた姉に、負い目を感じていた。姉の人生から自由を奪ってしまったと…。そんなある日。町で開催される音楽祭のゲストに、大物歌手・新渡戸団吉が決定。そのバックミュージシャンとして、ある男の名前が発表された。金室慎之介。あかねのかつての恋人であり、あおいに音楽の楽しさを教えてくれた憧れの人。高校卒業後、東京に出て行ったきり音信不通になっていた慎之介が、ついに帰ってくる…。それを知ったあおいの前に、突然“彼”が現れた。“彼”は、しんの。高校生時代の姿のままで、過去から時間を超えてやって来た18歳の金室慎之介。思わぬ再会から、しんのへの憧れが恋へと変わっていくあおい。一方で、13年ぶりに再会を果たす、あかねと慎之介。せつなくてふしぎな四角関係…過去と現在をつなぐ、「二度目の初恋」が始まる。

「空青」は過去作の良いとこどりをしたような詰め合わせのように思える。
例えば「あの花」と「空青」の比較として、しんのはあかねの練習場(かつての慎之助が練習していた納屋)に現れ、彼はそこから出ることはできない(結界のようになっている)が、練習場にいけば誰でも視認できるようで、主人公のじんたにしか触れることも視認することもできなかった「あの花」のめんまの設定とは大きくことなっている。(しんのは実体が存在している設定で食事も物を掴むこともできる)

また物語の大筋の流れは前作「ここ叫」と似ている。「ここ叫」では主人公の成瀬順が自分の才能を開花させてくれたと坂上拓実に恋をする物語だ。しかし相手の坂上拓実は成瀬を選ばず(むしろ遠ざけ気味)、中学校時代から思いを寄せていた学園のマドンナ存在の仁藤菜月と誤解をときハッピーエンドとなる。終わり方は嫌いではないのだけど、主人公の成瀬は結局振られてしまうわけで、なんとも「一体主人公は誰だったのか」という感じがあった。
今作「空青」は、はじめから「慎之助と姉のあかねは恋人」が前提としてはじまるため(その当時のあおいは幼い子供だった)、物語の軸足はどちらかというとその二人にある。上京によって別れたかつての恋人二人が10年越しで再開する変化をあおい視点で見る形となる。
夢を追い求めて音楽で生きていこうとした男と、そんな男を心のどこかで諦めきれず地方で待ち続ける女の物語。それを妹視点で見る話だ。
もちろんそこに複雑な様相が加わっていくのだけど、そこは安定の岡田麻里という感じがする。ただそこまでドロドロとしていないし、登場人物全てに嫌な部分がない。上手く理想的な人間関係と現実的な泥沼のようなもつれ具合を配合していて、案配はとても良いと思う。個人的には今作が一番好きだ。

映画本編は物語の一区切りがついた場面で終わり、「その後の登場人物」をスタッフロール中の写真で見せる形式だった。流れるあいみょんの主題歌とも相まって、なんとも見終わったあとに「良い映画だったな」と感じさせてくれた。
何かを訴えかけるような作品ではないが、日本の情景を描いた作品としてはとても面白いと思った。ボクはこういう映画は大好きだ。

Amazonビデオでは買い切りの形しかないため、久しぶりにレンタルビデオ屋を探し回った。時間が経てば配信はされそうだが待ちきれなかった…。

空の青さを知る人よ(完全生産限定版) [Blu-ray]

3月に小黒川渓谷キャンプ場でキャンプをしてきた

はじめてのバイクツーリングキャンプ

緊急事態宣言が発令される少し前(3月)、長野県の小黒川渓谷キャンプ場にキャンプをしにでかけました。バイクツーリングキャンプは今回が初。
(この記事は帰宅してすぐに書き始めたけど筆が進まず放置されていたものを最近かきあげたものです。塩漬け投稿シリーズというカテゴリにした)

先のバイク購入したという話のときにも書いたが、バイクを購入した目的の中でもキャンプツーリングがしたい大きな要因だった。
しかし全てが初めてとなるため一からキャンプ道具購入となる。そうなると安物買いの銭失いは避けつつも高すぎる物は買いたくないと、かなり長期間熟考し厳選した。
バイクツーリングキャンプの定番である銀マットは、バッグに積むといかにも!という感じがするのと、会社仮眠用にモンベルのエアーマットをすでに持っていたのでそちらを流用した。
また地べたに座るというスタイルを考えたため(体重の都合)キャンプ椅子も未購入。

キャンプの感想は書いてもしかたないので割愛する。
そこで以下は今回の買ってよかった物と買っておけば良かったものをご紹介。
ちなみに「小黒川渓谷キャンプ場」はモンベル会員だと値引きされてお得だった。

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初心者がDucatiを買ってもいい?とか壊れやすいの?とかの自分なりの感想

ディーラーの試乗車として販売されていたDucati Super Sport S(総走行距離298km)を中古として購入してから、1年ほど乗った感想を書いていこうと思う。
というのもさっきたまたまYoutubeの動画で「Ducatiって壊れやすいの?」というものを見て、それとなく需要があることなら自分の経験を書くのもアリかなと思った。

先にお断りしていくと、ボクはこのバイクが初バイクで、過去に他のバイクを乗車・所有した経験はない。
40歳の大台となった2019年の3月に普通二輪取得、その足で大型二輪教習を受講するために教習所へ再入校。6月に大型二輪取得したあとDucatiの試乗で路上でビューした。
そのくらい「ほかのバイクは知らない初心者」が初めてのバイクでDucatiを買ったらどうなったの?というお話。

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楽天で旬食福来とApp Stores & iTunesギフトカードとGoogl Playの10% OFFが開催されてる

楽天:旬食福来キャンペーン 2020/06/04〜06/11

福島県のお米や食品は定期的にキャンペーンで10%・20%OFFがされているのは知っていたのだけど、いつもタイミングが合わない…。
この前お米買ったばかりだからまだ消費しきれてないし、やっぱり精米機を買って玄米をこういう安い時に買うのがいいのかなーともんやりしている。

お米のクーポンは10%OFFだったけど、他の食品で20%OFFがあったので物色すると会津の蔵元の試しのみセットが3,850円(税込)で20%オフ対象だった。(300ml×6本:送料込み)

決済画面では3,080円 + ポイント 280円ほどだった。
本当は5か10の日に買えばもう少しポイントがついたけどこの際気にしない方向で…。

楽天といえばSPU運用してるので、いまいち割高になってきたUR賃貸の火災保険を楽天に移そうかと悩んでいる。
ただ最近なぜか住んでいる場所によく消防車が来ているし、高齢者が多いから類焼火事で家財損失は身近な危険と感じる。そこに信頼はあるが少々割高な三井住友海上の保険と対応が怪しそうな楽天保険どっちを取るかというのはちょっと悩む…。
更新が今月6月のため悩んでばかりでも仕方ないのだけど。

余談だがなんでこんなに楽天のSPUを気にしているかというと、一番の理由はソシャゲ課金で使うiTunesカードのため。
楽天にはiTunesカード販売認定店があり、ここを通して買うことでいつでもポイント倍率分安く購入することができる。(Google Playの認定店もある)
ただ購入したカードはバリアブルコードがメールで届くため、1秒を争う課金には向かない。(一番混んでいる時だと20分ほどコード発行に時間がかかっていた)

しかし楽天認定店で購入する一番のメリットは10% OFFで販売している時だ。これは年に何度か不規則で発生する。(現在も開催中)

この期間中は10%OFFで買いつつ、さらにポイントも加算できる。これが大きい。
20,000円購入すると18000円 + ポイントが付与されてかなりお得感がある。
そしてたまった楽天ポイントでiTunesカードを買うこともできるので、ソシャゲで課金をする人には最適解だと思う。

最低な計算だが、天井ガチャが前提ならば50,000円分のiTunesカードをSPU倍率10倍にあげて買うことで、45,000円 + 4,500ポイントとなり1万円近く安く買うことができる。
ちりもつもればなんとやらだ。

タイヤの交換後の皮むき(硬化防止剤落とし)をした話

※2022/04/04追記
この投稿は誤情報でした。動画等を信じてやってしまったけれど、全く根拠もなく意味のない作業のようでした。
タイヤの皮むき(硬化剤落とし作業:洗剤使用)が不要な理由についてはこちら

今日は以前予約していたタイヤの交換日。
朝早くディーラーに持ち込み交換作業をお願いした。

余談だが1年で11,000km乗っていたため、リアブレーキでエアーを噛んでいたらしくエアー抜きやフルードの充填も行ってもらった。
乗ってる本人は全く気付かないというか、やけにリアブレーキ踏み込まないと効かないなーと最近思っていたけど、どうやらエアーを噛んでいたようだ。(タイヤ交換中だったので工賃4000円だった)

ディーラーでタイヤ交換をお願いすると決めたものの、もし他のバイクショップ(NAPSとか2りんかん)だといくらなのだろうと調べたがあまり値段が変わらなかった。
しかし今回のように、不具合や気になる個所のお願いしてなくてもついでに点検してもらって不良個所を見つけてもらえるのは素直にありがたいというか工賃以上の満足感があった。(タイヤ交換1本6800円)

https://www.instagram.com/p/CA1qgpujIcx/

交換後のタイヤは滑って転ぶというのがYoutube動画でよく見ていたので、ドキドキしながらディーラーから直帰した。トラクションコントロールの介入度7設定のURBANモードだったせいか、結構な頻度でトラクションコントロールの介入インジゲーターが点灯していた。下手なのでバイク側で制御してくれるの本当に助かる…。

いざ皮むき開始

帰宅後、Youtubeの動画を参考にはじめは中性洗剤(台所の食器洗い)と100均の靴洗いブラシでごしごしとこすった。
しかしこれが落ちることは落ちるけど、ものすごい労力だった。
一応一周したものの、洗剤を落とすのに水をかけると、その水をはじいてるのを感じて、結局クレンザーに切り替えた。

コメント欄でクレンザーはあまりよくないというのを見て、はじめは中性洗剤にしたがクレンザーで良いと思った。別の方法でパーツクリーナーを布にしみこませてやる方法の動画もあったが、それはさすがに辞めた。

首都高を一周して実装でさらにタイヤを馴染ませる

皮むき後、首都高を一周した。
元々Super Sportに装着されていたDiablo Rosso IIIと比べて、Angel GT IIは車重をかけないと性能が引き出しづらいとディーラーで聞いていた。

確かにRosso IIIの時はタイヤがつぶれているのを感じるというか、タイヤから感じる情報量が多いように思える。変形している感覚や粘りみたいなものを感じていたのだけど、実はボクはあれがなんともフニャフニャとしている感じであまり好きではなかった。
ロードバイクでも空気圧高めのほうが好きだったせいかもしれない。

そんなわけで今回のAngel GT IIはSuper Sportでは車重が足りず性能が引き出せないのかもしれないが、そもそも乗ってるボクが重いので首都高を走った感じだとわりと硬くて良いタイヤだなーと感じた。
ボク自身が1年たっても運転がまだまだ下手でバイクを倒しきれてないこともあって、ある意味こっちのほうがボクには合っているように感じる。

ビジュアル的な話でもそれほど違和感はないので、1年以上お付き合いできることを願って乗っていこうと思う。

Windows10(Mac Pro 2010)でBluetoothがコード43で動かなかった

※結局ハードウェアエラーでした。CMOSリセットで復帰した。(2020/05/26追記)

ここ最近はリモートワークしていた都合上MacOSばかり使っていたのだけど、エロゲしよーっと思ってWindows10を立ち上げるとログインパスワードを入力することができなかった。(Bluetoothのキーボード)

色々調べるとデバイスマネージャーで「Apple Bluetooth」の項目が「問題が発生したのでこのデバイスは停止しました。(コード43)」と表示されていて動作していなかった。

色々調べるとデバイスアンインストールあとにBootcamp再インストールで復旧するという記事もあったのだが、結局直らなかった。
Bootcampも当然アップデートされていないのでドライバー関連のアップデートができず詰んでしまった。一応、製造元「Broadcom」「BCM2033 Bluetooth 2.4 GHz Single Chip Transceiver」のドライバー再インストールでイケるという記事もみかけたのだが、やっぱりこれも動作しなかった。

結局解決方法はBluetoothデバイス(USB)を差し込んだ

結局以前の自作PCで突き刺さっていたBluetoothデバイスを使用することでBluetoothは使うことができるようになった。
さすがに10年前のPCでWindowsは新しくなっていくわけだし、いい加減足切りされているのかなーと感じる。

2020/05/26 追記

週明けにMacOSを立ち上げたらBluetoothがオフになっていた。
PRAMリセットしても直らなかったので、CMOSリセットしたら無事復帰
結局ハードウェアエラーだったっぽい…。

ゆうだい21というお米

2017年に自転車で東北旅をしたとき、初日一泊目はいわき市のホテルα-1に泊まった。その日は出発が遅れたこともあり北茨城くらいで日が沈み、結局ホテルに到着したのは22時頃だった。当然駅前とはいえ営業してる飲食店がなく夕食はコンビニで済ませた。
それだけならボクにとっては”よくある話”だが、せっかく「地方創生したい」という気持ちで東北旅行をしていたのに、このまま地方にお金を落とさないのは忍びないとホテルに朝食をお願いした。

明けて翌日。朝食はバイキング形式で和食主体の献立だった。郷土料理が主体となっていて、米処ならではのご飯と相性の良い惣菜がとても美味しく満足度が高かった。

しかしこの朝食でボクに衝撃を与えたのはその郷土料理のおかずではなくご飯だった。
とにかくご飯が美味しかった。まさに「美味い!美味すぎる!なんという美味さだ!!」と料理マンガの審査員のようにご飯だけで何杯も食べれるレベルで、その時はご飯を3杯おかわりした。(後悔しないようにとたくさん食べたが、もちろんあとで食べ過ぎに苦しんだ)旅を終え帰宅したあとも、いわきで食べたお米の美味しさに思いを馳せるほどだった。

その当時のボクは、お米に対して特にこだわりなく近場のスーパーや酒屋で安いものを適当に買っていた。
しかしそんなある日、偶然にもAmazonでお米を通販できることに気づいた。
コレは本当に自分にとっては青天の霹靂で、何気なくインターネットで「いわきのホテルのお米は美味しかったけど、一体何という米の品種だったのだろう」という、お米の種類が知りたくて検索したが、サジェストで「Amazonでお米買えます」というのが見えた。その時にはじめて「そうか、お米って通販するっていう選択肢があるのか」という気づきを得ることができた。(人間は知らないことは検索できないという現象)

早速Amazonで福島県のお米を検索したが、多くでるのは会津地方のお米だった。
会津地方は後で知ったことだが、米処として有名な新潟県(魚沼)とは隣接した場所であるため、地質的に似ており同レベルのお米ができるそうだ。しかし場所の認知度のせいか安価に取引されていてそのためAmazonで安く買えるという状況だった。ちなみに買ってみたが、安い店頭のコシヒカリと同じ味だなーという感じだった(それなら近場のスーパーで買えばいいかな?という認識)

その後調べすすめると、いわき特産のお米はミルキークィーンという種類とわかり、これまた楽天で注文して食べたが、何故かあの時ホテルで食べて感動した味とはちょっと違った。
「農家は本当に美味しいお米は自分で消費する」というのは父親から聞いていたので、もしかすると農家から分けてもらっているお米だったのかなーとぼんやり思ったが、どうしても味わいたくて、それ以降も色々福島県のお米を注文していた。

色々試し進めていた去年の夏、宮城県の「だて正夢」は美味しいけど高いなー、と福島に限定せず、東北地方全体でお米を探していると楽天で「ゆうだい21」という見たこともない銘柄をみつけた。
「だて正夢」がササニシキベースだったので、その方向で探していたのだが、宇都宮大で開発されたお米でセブンイレブンのおにぎりで使われているということだったので、物は試しと注文をしてみた。その当時は朝に毎日おにぎりを作っていたので、おにぎり向けに提供されているお米ならちょうど良いやと思ったのだ。
送料込で3000円を下回っていたこともある。

しかしこれがまた実に美味しかった。
感覚的には探していた「いわきのホテル」で食べたお米の味に似ていたのだ。
そのあとも気に入りすぎて4回ほどリピートしていたのだが、同じお店で福島県仲通市コシヒカリが5kg 2900円(送料込み)を見て「一応試してみよう」と今回買ってみた。

米は念入りに研いで、水分量は特に指示もなかったので通常で。
しかし炊きあがりはなんというか……美味しいんだけど感動がなかった…。
というわけで次回はまたゆうだい21に戻そうと思う。
そんなしょんぼり通販記録。

ちなみに、ゆうだい21も今回のコシヒカリも同じお店で買ったのだけど、ゆうだい21の時は炊飯時の注意書きがついていた。(コシヒカリにはなかった)
その注意書きに気づいたのが2回目の注文だったのだけど、「粘りが強いため、通常の炊飯の水量よりも1割減らしてください」とあって、コレを行うと本当にモッチモチで粘りと甘みのある素晴らしいお米で感動して気に入ったのだ。

ゆうだい21は粒が大きく、噛むことでお米の甘みを感じれることもあってボクの中ではずっと食べ続けたいお米になった。
地元の「朝日米」と似ている気がする。
やはりお米は甘いものが好きだな…お米だけで無限に食べれる。

朝日米といえば父親が農家だったこともあって、天日干しの朝日米に勝る米はないと何度もいってたのを思い出す。
さすがに天日干しという手間のかかることをしている商品はあまりないのだけど、楽天で朝日米もそこまで高くなくて購入できるし、一度買ってみようかな……。

お名前.comのDNSゾーン設定でWebサーバとメールサーバはXserver、サブドメインで別のサーバ(Shopifyとか)を指定する場合の記述方法

なんかここ最近地味にハマってたというか、いつまでたってもこのドメインのDNSゾーン設定が苦手だったので備忘録。(なぜかさくらインターネットでの設定例は多いのだけどXserverがなかったので…)

結論から言うと、そもそもXserver上でドメイン管理した場合のDNSゾーン設定方法のページがあるので、変に曲解せずにそのままお名前.comのレコード設定にも同じ設定を記入すればよかった。

Webサーバの設定(AレコードとCNAMEレコード)

Xserver(企業本体サイトのWebサーバ)とShopify(ECサイト)を指定する場合のDNSゾーンの記述方法はそれぞれ以下のとおり。

TYPE NSとホスト名の「hogehoge.jp」お名前.comのレコード設定では自動で挿入される。
Aレコードは通常「www」は総略しても問題ないはずなのだが、何故かXserverだと上手く機能せずしかたなく空欄と「www.hogehoge.jp」を2つ指定した。
AレコードのVALUEはIPアドレスを入力するので、Xserverのサーバ設定にIPアドレスが書いてあるIPアドレスを指定する。

次にCNAMEでサブドメインを指定する。

  • ホスト名は任意の名称を入力(サブドメインに指定したい文字列)
  • TYPEは「CNAME」を選択。
  • TTLは原則変更しない。
  • VALUEはShopify指定である「shops.myshopify.com」を指定。

VALUEはshopify上のユーザードメインでないことに注意。
どのユーザーもみんな「shops.myshopify.com」を指定すれば良い

メールサーバの設定(MXレコードとTXTレコード:SPF)

メールサーバは原則的にMXレコードを指定するが、ここでVALUEにIPアドレスを指定することはできない。というのが一番ハマったのだ。(Xserverは何を指定すれば良いのかわからず)

結論でいえばXserverのDNSゾーン設定に書いてあるとおり、

  • ホスト名は空欄。
  • TYPEは「MX」を選択。
  • TTLは原則変更しない。
  • VALUEはホスト名と同じドメインを指定する(hogehoge.jp)

Valueで変にXserverのホスト名を設定する必要はなかったことに気づけなかった。

TXTレコードでSPF設定を行う場合は、

  • ホスト名は空欄。
  • TYPEは「TXT」を選択。
  • TTLは原則変更しない。
  • VALUEはXsever指定の記述を行う「v=spf1 +a:sv1234.xserver.jp +a:hogehoge.com +mx ~all」

VALUEのsv****はXserverのサーバ情報にある「サーバ番号(仮にsv1234)」、+a:以降のドメインは使用するドメイン(ここではhogehoge.jp)を指定する。(オレンジ色の部分がユーザーで変動する)

これでメールの送受信ができてドメインが指定通り見れるか確認する。
何のことはない作業なんだけどドメイン反映までのタイムラグがあって非常に苦手だ。

ラーメンどんぶりに見るユメ

中華料理の撮影で使う小道具を買いにかっぱ橋に出かけた。
お目当ての商品をレジ籠にいれたあと、店内の奥まで物色するとラーメンどんぶりがおいてあった。

ラーメンどんぶりという食器を、どのくらいの人が買うかはわからない。
ただボクはインスタントラーメン(袋麺)が好きで、一人暮らしを初めた時に買った最初の器がラーメンどんぶりだったくらいだ。

元はといえば実家で生活していた時、土日はだいたい母親がインスタントラーメンをラーメンどんぶりで作っていたので、ラーメンはこの入れ物で食べる食事という認識が出来上がっていたのだと思う。
だから手間も知識もいらず作れる食事ということで、一人暮らしを始める時に買った食器がラーメンどんぶりだった。

月日は流れてちょうど今の賃貸に引っ越しすぐに、10年ほど使っていた器が半分に割れた。落としたとかそういうのではなく、使おうと持とうとしたら半分に割れた。なんとも綺麗に真っ二つにわれたので接着して使おうとしたが折角なので廃棄することにした。(寿命だったのだろうと考えた)
それ以来1年ほどはラーメンどんぶりがない生活をした。ラーメンと具材を鍋で茹でて、そのまま鍋にスープを入れて、そのまま鍋で食べる多かった。

しかし何故かいつも食べ終わっても満たされることがなかった。
食事というよりかは空腹を満たすためだけの行為という感じだ。
それが1年の間、なんだかわからないまま続けていたが、ある日Tumblerで答えをえることになった。

「ぼくは、たとえインスタント・ラーメンであっても、龍の模様なんかがついた中華丼で食べたいし、一本五百円の安ワインでも、コップではなくて、ワイングラスで飲みたいと思う。そういう風にして、食べたり、飲んだりした方がおいしい、というのは一つの大切な真実ではないだろうか。合理的な考え方からすれば、容器によって味が変わるはずもないのだから、おいしい、と思うぼくは幻影を食べたり飲んだりしているのかも知れない。しかし、そうした幻影を一つ一つ否定していったら、ぼくたちの生活に何が残るだろう。」

渡辺武信 『住まい方の思想』中公新書

これを読んで、たしかにそうかもしれないと思った。
ワイングラスでワインを飲み、シャンパングラスでシャンパンを飲む。そしてラーメンどんぶりでラーメンを食べる。
たとえ飲んだ物、食べた物の価格がどうであれ、一定レベルの器というフィルターを通すことで体験を得ることが重要ではないのだろうかと思ったのだ。

そのあとはAmazon等で探したり、旅先でラーメンどんぶりを探してはいたのだが、中々思ったものに出会えず、いつしか忘れ去っていた。(食べるたびに思い出してはいた)

そんなある日の今日、ラーメンどんぶり(業務用品のためイメージにぴったり)を見つけて嬉しくて購入した。早速夜にインスタントラーメンを茹で、買ってきたラーメンどんぶりで食べることにした。

するとどうだろうか。鍋で食べていた時には感じることができなかった、何とも言えない充足感を感じることができた。こんな些細なことで今までの食事を無駄にしてきたのかと少し悲しくなった。

やっぱり自分が追い求める姿は追求したほうがいいのだ。(赤い模様に龍の絵柄)

結彩の蔵 赤巻三ツ竜 6.3寸 切立丼 ト682-097

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ちなみにAmazonだと1,000円ほど。かっぱ橋だと780円だったので、やはりこういうのは問屋街の方が安い。