
緊急事態宣言が発令される少し前(3月)、長野県の小黒川渓谷キャンプ場にキャンプをしにでかけました。バイクツーリングキャンプは今回が初。
(この記事は帰宅してすぐに書き始めたけど筆が進まず放置されていたものを最近かきあげたものです。塩漬け投稿シリーズというカテゴリにした)
先のバイク購入したという話のときにも書いたが、バイクを購入した目的の中でもキャンプツーリングがしたい大きな要因だった。
しかし全てが初めてとなるため一からキャンプ道具購入となる。そうなると安物買いの銭失いは避けつつも高すぎる物は買いたくないと、かなり長期間熟考し厳選した。
バイクツーリングキャンプの定番である銀マットは、バッグに積むといかにも!という感じがするのと、会社仮眠用にモンベルのエアーマットをすでに持っていたのでそちらを流用した。
また地べたに座るというスタイルを考えたため(体重の都合)キャンプ椅子も未購入。
キャンプの感想は書いてもしかたないので割愛する。
そこで以下は今回の買ってよかった物と買っておけば良かったものをご紹介。
ちなみに「小黒川渓谷キャンプ場」はモンベル会員だと値引きされてお得だった。
買って良かった物
- Snowpeak たねほおずき(LEDライト) 4,400円
- タナックス(TANAX) キャンピングシートバッグ2 モトフィズ MFK-102 14,500円
- 耐熱 キャンプグローブ 1,100円
買っておけば良かった物
- タープ
- キャンプ椅子
今回はキャンプ経験者の知人と合流してキャンプを行ったため、以下の装備は用意しなかった。
- 焚き火台
- 薪割用の刃物
キャンプ場での思っていたより悪かったこと
買っておけば良かった物でタープとキャンプ椅子で、なんとなく察せるかもしれないが、「山の天気は変わりやすい」という常識がすっかり抜け落ちていた。
地べたにブルーシートに座って過ごそうと思っていたが、何度か通り雨でブルーシートがぬれてしまい、それが気温の低下にともなって寒いのなんの……。
キャンプ用品で座椅子みたいな商品がほとんどない理由を痛烈に理解した。
椅子であれば地面が濡れようが何しようが足元以外は濡れない。さらに冷たい空気は下にたまりやすいので、それも椅子の高さが効果的だと思った。
次は絶対、キャンプ椅子を買おうと決心した。
あとタープ。
これは「タープってどうして必要なのだろう?」を、通り雨の連続で理解させられた。なるほどね…これも買います。
タープで雨をよけれれば、まず濡れて体温を低下させることもないものね…。
絶対、「モンベル ミニタープHX」を買おうと決心した…。
キャンプ場で思っていたより良かったこと
ここからは買って良かった編になる。
まず「Snowpeak たねほおずき(LEDライト)」は、価格と小ささのわりに必要十二分の明るさで照らしてくれた。
正直買うまで、「ほおずき」のほうを買おうかと悩みに悩んだが、「明るさが足りないなら2つ持っていけばいい」というレビューで、とりあえず使ってみて足りないと感じたらもう一個買いたそうと考えた。
届いた商品は想像以上に小さく、そしてかなり明るかった。
これがさらに単四2本駆動というのは素晴らしいと思う。
「ほおずき」だとバッテリーのため電池が切れるとUSB充電するしかない。というレビューが理由で結局買わなかった。これは最初のランタンとして全力でおススメしたい。
次に地味に安いけどよかったのが、「耐熱 キャンプグローブ」これは薪を手でもったりもできるし、火に手をつっこんだり、スキレットや網をつかんだりと自由自在で最高だった。(火ばさみが不要)
Amazonでも種類と価格が豊富だが、一度使うとかなり汚れてしまうので、だめになったら買い替える商品ということで1000円という価格は非常にこなれててよいと思った。おススメです。
ツーリングバッグはいろいろ悩んだのだけど、鉄板製品の「タナックス(TANAX) キャンピングシートバッグ2 モトフィズ MFK-102」を買うことにした。

今回の場合はやや収納力過多気味ではあったが、Amazonレビューや先達者のレビュー通り、しっかりベルトでバイクに固定でき、荷物がぐらつくなどでバイクがふらつくことはなかった。ただ思った以上にバッグと荷物が重く、こんなに重い荷物を後ろに乗せてのバイク操作ははじめてで怖かったことと、バイクへの乗り降りがちょっと大変だった。
Super Sportsの場合、荷物固定紐がシート下に4箇所あるが、前側の固定紐は説明書にあるようにタンデムステップに括り付けた方がいいと感じた。ただタンデムステップに紐を固定すると、シート下の塗装部分と紐が接触しこするため、その部分だけビニールテープで養生したが大正解だった。
その他、これは必要だなと思ったもの
キャンピングシートバッグを下ろしてテント設営をすると、中身がスッカスカになってしまうのと、再度シートに固定するのが面倒だと思う。しかしそうなると買い出しに行く時に持ち運びをするバッグがないため、折り畳みリュックが必要だと思った。(もしくはキャンプ場に行く時点で買い出しはすべて済ませる)
あとこれは帰ってきてから買おうと思っている商品リストになるが
- 焚き火台(Snowpeak 焚き火台SR:発売日未定のまま)
- キャプテンスタッグ ローチェア
- 薪割用の斧
- たねほおずきなどのランタン用のポール
これから暑くなるので正直焚き火台はいらないかなーと思うので、ローチェアとタープでもう一度キャンプしたいと思う。
キャンプ椅子はキャプテンスタッグのローチェアが快適性と値段含めて第一候補ではあるのだけど、問題は収納時のサイズ。78cm…。
タナックスMKF102は左右のポーチ含めたサイズで82cmなのでバッグ外の銀マット固定用のバンド部分で縛れるとは思うが果たして…。ローチェアで背の部分だけ畳んで収納できる商品がなんでないんだろう…悲しすぎる。
カーミットチェアという遥か遠き理想郷みたいな製品があるけど、2万6千円……