Blazeボタン(新型マイクロスイッチ ver.)を海外から取り寄せた話

特に初期Blazeボタンに不満があったわけではないけれど、「プロゲーマーの意見を取り入れ、仕様をアップデートした改良版をリリースしました!(PWS公式 NEWS)」なんて言われてしまうとどんな感じなのかと気になってしまうのは仕方がない。
ところがPWS日本ではBlazeボタン1個で990円と強めの価格設定。試すには少し躊躇するお値段だ。しかしそんな価格でも売り切れで買うこともできないとなると余計に気になってしまう……そういえばPWS海外公式は保守部品の種類が多かったので、こういうのパーツだけ売ってないのだろうか?とPWS海外公式を覗いてみると、なんとスイッチ単品で販売している。しかも$1で10個セット。爆安やんけ頼んでみよ!と注文しつつお問い合わせフォームからスイッチ交換に関する質問も行った。

ボク:既存のBlazeボタン基盤(3PINスイッチ)に新しい2PINスイッチは使えますか?
PWS海外:使えるよ!自由にカスタマイズしてみて。差し込むだけで使えるよ。
ボク:既存のBlazeボタン基盤は、スイッチが基盤にハンダ付けされているように見えます。販売されているマイクロスイッチに小さな基盤は付属していますか?もしくは基盤も合わせて購入できますか?
PWS海外:その基盤だけは売っていないから、もし必要ならボタンを購入してね。

そんなやり取りから結局スイッチ単体ではなくボタンで購入することにした。(24mmを13個、30mmを1個)注文から都合6日で到着。価格は配送料込で$47。(約8,000円。スイッチ単価は$2.5で390円ほど)
ただ届いた商品は透明を注文したのに黒が届いてしまったので現在再送中。なんでやねん。

届いた新しいボタンを触ってみると、確かに初期型と比べると静音性が高い。あと押したときの硬さがかなり柔らかくなっている。その上で初期型と同じように短いストロークで確かに改良アップデートされているように感じる。
実際の使用感は再送されているボタンを取り付けたとき、この記事に追記しようと思う。

マイクロスイッチだけで交換は可能だが、初期型はハンダ付けが必要

新しいスイッチの基盤はハンダ付けではなくて挟み込む端子(アイキャッチ写真中央参照)になっているのでスイッチを自由に付け替えができそうだ。PWS日本も12月までにBlazeボタンを注文した人はフォームから申し込みを行うことで、スイッチ受け皿基盤と新型のマイクロスイッチが購入個数分送付されるらしい。(期間限定なのとボタン単体の購入者だけ)

PWS日本で購入者限定で送付してもらえるスイッチ基盤

PWS日本が送付する予定の基盤写真を見ると3PINの穴が空いているので、もしかしたらPWS日本でBlazeボタンを買うと3PIN対応の挟み込みに対応した基盤かもしれない。
というかどっちにせよ売り切れまくってて買えないし、海外で注文したほうが半値くらいで買えるしでひどくもんやりする。海外購入ボタンだと2PIN用の穴基盤が送られてきたので、こっちに3PINスイッチはそのまま使うことができない。結局ボタンで交換となる。(その方が楽だけど)

一応ハンダ付けをすれば旧型スイッチ基盤に新型スイッチの差し替えはできそうだった。(足のピッチは同じ)安価にするならスイッチ購入ハンダ付け交換もありだ。(スイッチ20個 $2+送料$10で2,000円ほど)

白い受け皿基盤は旧型ハンダ付けされてる3PINスイッチ

余談

ちなみにどうして新型スイッチ単体の写真があるのかというと、キャンセルして返金処理されたはずの20個のスイッチが一緒に送られてきていたからだ。
届いた商品の色は違うわ、キャンセル処理されたボタンは送られてくるわで「痺れるだろう。これが海外のスタンダートで日常さ」といわんばかりである。それでもPWSはサイトにメッセージ機能があり対応がすごい早くて好印象。
ちなみにPWS日本は問い合わせても返事すらこないので印象は最悪だ。(すべての問い合わせに返事をしないと明記してある)

#160124

観光地に住むメリット

今日のtumblrで気付かされたこと。

20年ぐらい前は奈良に住んでたが今は鎌倉に住んでいる。
別に大仏が好きなわけではないのだが、観光地に住むことにはメリットがあると感じている。

観光地は混雑するし、観光客目当ての店は値段が高かったりするのだが、そういうデメリットがあっても観光地に住むことには大きなメリットがある。
それは「観光客は機嫌が良い」ということである。

機嫌が悪い人や金が無い人は観光に来るわけがないから観光客というものは基本的に余裕があって機嫌が良い人達である。周囲に機嫌が良い人が多ければ自分も機嫌が良くなるものだから、観光地に住んでいるとなんとなく機嫌が良くなるものであり、これは精神的にとても重要なことである。

観光地に住むということ – 続・ユビキタスの街角

今の住居付近で暮らし始めて今年で9年目となる。(付近と書いたのは一度半径500mの引っ越しをしたためだ)その後もちょくちょく「引っ越したい」という気持ちになっては住居探しをするものの、どことなくいい場所が見つからなかったり、今以上に良い場所が難しいため実現していない。

そして今回のTumblr引用の話に結びつくのだけれど、なんとなくぼんやりと住居からほど近いとある商業施設の存在があるからこそ中々引っ越しできない理由のように感じていた。
それが「観光地だから」という視点は無かった。

毎日通勤で通り、帰社の途中に立ち寄ったりする場所が観光地だから笑顔で溢れているというのは全く気づかなかった。確かに言われてみればいつ訪れても不機嫌な人はおらず機嫌が良い人ばかりだ。

似たようなというか惜しまれつつ閉業して再開発されて再オープンした某商業施設は中々上手く行っていないようなのかテナントが撤退したり入れ替わりが頻繁だ。そちらもボクはそこそこ訪れるけれど、客の笑顔の割合は確かに少ないように思える。同じ商業施設なのに、観光地かどうかで差ができるのだなーという気付きだった。

KovaaK’s | 突然の「音が出ない(鳴らない)」の解決

解決策:

Windowsサウンド設定のオーディオインターフェイス詳細パネルの出力チャンネルを「24ビット 192000Hz」以下に設定する

  1. Windowsの設定を開き「サウンド」で検索。「サウンドの詳細設定」(別ウィンドウ)をクリック
  2. 開いたサウンド詳細ウィンドウにて、普段出力しているデバイスを選択
  3. 「プロパティ」をクリック
  4. オーディオインターフェイスプロパティウィンドウの「詳細」タブをクリック
  5. 規定の形式プルダウンより「24ビット 192000Hz」以下を選択。(何故かKovaaK’sは24ビット 382800Hz以上の設定では音が消えるため)

昨年末くらいから何故かKovaaK’sで音がでなくなった。
解決策がわからずアンインストールしたり、設定をふっとばしたりしたが解決しなかったのでバグだと思って放置していた。(APEXや外のゲームは出力されるため、KovaaK’sだけの固有問題だった)

しかし年を開けてもバグアップデートで触れられることもなく解決しない。なんだコレーと思い昨日インターネットやフォーラムを検索していると自力で解決されているXの投稿者を発見。
先達の情報共有に百万の感謝を。同じお悩み人の手助けになれば幸い。

#140125

ゲームを楽しむには心に余裕が必要

いつものtumblrで興味を惹かれたPost

ゲームってさ、効率、合理性、そんなところとは最も反したところにあるんだよな。もちろんゲームクリアそのものにはプレイングの合理性追求が求められるけど、合理性を追求することに対する合理性はない。いわば、ただの無駄。何の役にも立たない。言い換えれば、極めて純度の高い、娯楽。
ならアニメやラノベ、映画とどう違うかっつーと、能動的かどうかってことになる。ゲームは比較対象と比べると、明らかに能動的だ。それに、飲み会やデートのような「毎日はやらない」ものではなく、ゲームってクリアしようと思うなら「ある程度毎日コツコツする」ことが求められる。毎日コツコツすることが必要な、純度の高い能動的娯楽。実はこんな存在って……ゲームくらいしかないんじゃないか

さて、そろそろ結論です。
結局僕らには……能動的で純度の高い、毎日コツコツする娯楽を娯楽として楽しむ程度の心の余裕がなくなってるのかもしれないね。
頭では解ってる。そういう「無駄」こそ必要なのだと。
だけど、その「無駄」を能動的に摂取するのは、しんどい。
それなら「有益」を能動的に摂取するほうが楽かもしれない。筋トレや、ちょっと難しい読書のように。
少なくとも、ゲームをやるくらいなら……受動的に楽しめるコンテンツの方が、気が楽。
何故って、もはやこの高速化した世界では仕事やら何やらで常に能動的であることが求められるから。娯楽くらいは受動的に、徹底的に受動的にさせてくれ。あるいは徹底的に能動的でもいいけど、瞬間的なもの(飲み会もある意味そうか)なにさせてくれ。

こんな感じなのかもしれない。
まぁ的はずれなことも多いと思うけど、「ゲームでさえもはや能動的な趣味」ってのはあながち間違ってないんじゃなかろうか。

どうして僕たちは、ゲームを「めんどくさい」と思うようになったのか:MistiRoom – ブロマガ

無駄を能動的に摂取するのがシンドいという気持ちはなんとなく理解できる。多分その最もたる現象がVTuberやストリーマーのゲーム配信を眺めるという行為なんじゃないだろうか。
逆にボクは最近それらを見るのが耐えれなくなったというか、よっぽどながら観でなければ見なくなった。

ボクは興味を持ったゲームは自分でプレイしたいタイプだからだ。
とはいえど最近プレイしていてややストレスを感じているのがGame of the Year 2024にもなってる「メタファー:リファンタジオ」。

ペルソナシリーズが好きなので期待して買ったものレベル上げをかなり強いられてめんどくさいという気持ちが強い。アーキタイプというペルソナみたいなものを付け替えて戦うのだけど、このアーキタイプを育成するのがひどく手間というか時間がかかる。その癖、育成課題みたいなものがあってこれまた面倒さを加速させている。
別に面倒でも良いとは思う。ただ正直なお気持ちになるけれど、「わかった、わかった。ただそろそろ軽快にゲームを楽しみたいので取得経験値2倍とかの課金モードを用意してくれないか?」という気持ちが抑えきれない。なんならアーキタイプを育成する経験値アイテムパックでも良い。そのくらい面倒という気持ちが消えない。

わかる。わかるよ?ペルソナシリーズってだいたいプレイ時間100とかあたりまえだから、その感覚で大作を作り込でるわけで早くクリアされたくないんだよね。もっと楽しんでくれよと。でも結局このあたりも上の話に通じていて、心の余裕が失われつつある現代だと耐え難い苦痛に感じてしまう。そこは娯楽なのだから選べても良いんじゃないかと。

もちろん時間があって、楽しむ余裕があればおそらくこの感情はでてこない。そしてボクが若ければ楽しめたのかもしれない。楽しめない人間は卒業するべきだと頭ではわかっているのに。

結局ストリートファイター6がそこそこ流行っている理由は、さっと起動してさっと対戦して、さっと終わることができるのも理由じゃないんだろうか。
今の時代って可処分時間の奪い合いだからね。

#130125

無印良品のレトルト食品シリーズが充実している

無印良品のレトルト食品といえば、カレーというイメージが強く、逆にそれ以外はお菓子くらいという認識だった。
無印良品へ羽毛布団を見に行ったとき、店内をふらふらと物色しているとレトルトコーナーが想像の3倍くらいの売り場面積に拡充されていた。え、何ごと?というくらいの広がり方だ。

商品ラインナップがなんともバラエティ豊かで、カレー、パスタソース、異国料理は以前から少なからずあったと思うが、その種類がとんでもなく増えていた。加えて日本の食卓に並ぶメニュー、いわゆるカレーうどんだったりみそ煮込みうどんだったり、炊き込みご飯の素だったりが増えている。
ただどれも価格が350円と気軽に備蓄食品として買うには少し躊躇う、そんな価格だった。

パッケージを眺めていると、「麺にかける 牛すじカレースープ」がなんとも美味しそうだった。牛すじを煮込んで作ると自分で調理するのは手間だし、その手間が350円で買えるなら悪くないとお試しで買ってみた。

さっそく冷凍うどんと混ぜて食べてみると、フードコートで食べるレベルのしっかりとした味のカレーうどんに仕上がった。牛すじ肉も存在は感じるほどではあるがちゃんと噛み応えがある大きさで入っている。この時点で「これが350円なら悪くない」という気持ちだった。

食べ終わって改めて思うと、調理時間もわずかで様々な種類の味が手軽に楽しめて、価格もほぼ350円で均一化されているのは、毎日色々食べても楽しめて悪くはないのではないだろうか?と気付いた。

毎日料理をしていて思うのは、自分で料理をすると当たり前ではあるが味が自分の想像を超えないため驚きがない。そういう驚きがない食事が続くと楽しみがなく淋しく感じる。そこに350円で「どんな味だろうか」とワクワクしながら用意し、色々なものを食べることができることは悪くない食事のように思えた。

麺にかけるシリーズや、ごはんにかけるシリーズだけでも種類が豊富なので、しばらく無印良品生活も悪くない気がした。さらに冷凍食品や手作りキットもあるので、しばらくは楽しめそうでもある。
なかなか自炊をしているとメニューが偏りがちだし、美味しい健康もレシピがループしていたのと最近は野菜が高騰しているので、350円で美味しく手軽なのは家計的にも助かる。
問題は無印良品が21時までの店舗ばかりなので週末にまとめ買いが必要な点だろう…。
理想で言えば、帰りにふらっと立ち寄ってその日の気分で買えれれば良いのに。

#110125

常陸出雲大社と鷲宮神社へお参りに

一昨年と去年、年明けにバイクでえっちらほっちらと伊勢神宮へ行っていたので、今年も行こうかと悩んだ。しかしほぼただの高速道路往復な上に距離が片道500kmということもあり、さすがにそれを往復するだけを毎年やるのは……と思ってしまった。
そんな折に東京大神宮が伊勢神宮の遥拝殿と知り今年はそちらでお参りした。ちょうど神楽坂の方へ出向く必要があったのも渡りに船だった。

そんなこんなで3連休に伊勢へ向かわなくなったこともあり、毎年年始に参っている鷲宮神社で交通安全お守りと身代り守を更新しつつ、常陸出雲大社に行くことにした。
まずは遠い常陸出雲大社から。

相変わらず怠惰な時間に起きてしまったので昼少し手前に出発。
ゆや渋滞していた常磐道を走り、友部JCTから北関東自動車道へ入り、2つ目の西笠間ICで降りる。常陸出雲大社はICからほど近い場所にある。

何度訪れても常陸出雲大社の巨大なしめ縄は印象的だ。
せっかくなのでと御玉串も購入。神棚の飾り方を尋ねると大御神の札の前に重ねると説明書きを貰う。
常陸出雲大社は元々は出雲大社の分院だったが独立して宗教法人となっているのに加え、神社本庁の一覧でも非掲載のため中々派閥・勢力争いが渦巻いているのが垣間見えることもあり、なんというか御札の置き方も独特だ。
結局ボクは出雲大社京都分院の神棚の飾り方説明ページをベースに、元々氏神の御玉串をおいていた場所に常陸出雲大社の御玉串を起き、参敬神社の位置に氏神の御玉串を重ねることにした。日々の祈りが大事なのであって神棚の形は重要ではないと思う。


参拝後は下道を通り鷲宮神社へ。なんとか日が落ちる前に到着できたので良かった。
鷲宮神社は上京して以来、毎年必ず訪れている。
らきすたがそこまで好きだったわけでもないのだけれど、これこそなんとなく習慣になってしまっているように思える。加えてなんとなく鷲宮神社でお守りを買い、身につけていることでバイクや自転車で大きな事故にも合わず楽しく旅ができているようにも感じるのが理由でもある。スピリチュアルやね。

鷲宮神社の御祭神は天穂比命と建比良鳥命。天穂比命は天照大御神と須佐之男命が誓約をしたときに生まれた五男三女神の一柱。天照大御神の右のみずらに巻いた勾玉から成った。物実(ものざね:物事のタネとなるもの)の持ち主である天照大御神の第二子とされ、天之忍穂耳命の弟神にあたる。葦原中国平定のために出雲の大国主神の元に遣わされたが、大国主神を説得するうちに心服して地上に住み着き、3年間高天原に戻らなかった。後に他の使者達が大国主神の子である事代主神や建御名方神を平定し、地上の支配に成功すると、大国主神に仕えるよう命令され、子の建比良鳥命は出雲国造及び土師氏らの祖神となったとされる。また、出雲にイザナミを祭る神魂神社(島根県松江市)を建てたとも伝わる。

鷲宮神社の近くには、関東でも最高泉質と名高い百観音温泉があるので立ち寄り。
世の中が不景気だと温泉施設は家族連れが多くなり混む気がしないでもない。例にもれず大盛況だった。とはいえどバイクで冷えた体を芯から温めることはできたので満足。寝湯と炭酸泉は大混雑していたので諦めた。
入浴後、マッサージチェアのコーナーを覗いてみると100円〜500円で利用時間がお得になる方式になっていた。500円だと30分利用可能でお得とあったので迷わず500円を投入。ボクは温泉後のマッサージチェアの一時がたまらなく好きだ。最初こそ意識があったもの、そのあとは終わるまでぐっすり寝ていた。

温泉を出るとすっかり暗くなっていたので帰路につく。
年末に買っていたUNIQLO ヒートテック極暖とヒートテックタイツのおかげで1日寒さが辛いと感じることはなかった。
今年も安全運転で旅をしていこう。