M3Pro Macbook Proの購入と拡張に悩んだ話

購入ボタンをおしたときは「いつ届くのかなー」と楽しみで、「発送されました」と表示されるまではワクワクしていたはずなのに、実際に目の前に届くと「買ってしまった……」と高額な買い物に後悔が生まれるのはなぜなのだろうか。
そして数日経つと「まぁいいか」となる。
人間の気持ちはそんなものだ。


USBハブまたはドッキングステーションを選ぶ

話を少し戻すと、Macbookが到着するまでにUSB-C(Thunderbolt)を拡張するためUSB-HUBかドッキングステーションがほしいと思った。(マウスレシーバーやUSBメモリの利用でUSB-Aソケットで必要)
思い描いていたイメージは、自宅にいるときは接続してデスクトップのように使用できる拡張性。外した後は身軽なラップトップだ。

外出先で拡張性を求めていないので、イメージではUSB-HUBよりもドッキングステーションだった。しかしドッキングステーションは高価なものばかりだ。
「HDMIとDisplayportで4画面出力可能です!」
とか要らない機能満載で高価なのは、なんというかもんやりする。

どちらかというとUSB3が4つ、USB2が2つとUSBが多い方が嬉しいのだが、そういう製品は存在しない。SDカードが無駄に2つあって、ディスプレイポートが多い製品ばかりだ。
結局色々悩んだ結果、ドッキングステーション寄りなUSBポートが多めの「Anker 565」がちょうどお正月セールで35% OFFだったので購入。(¥12,990→¥8,440)

型落ち品のためか、最近のAnker主流のPC側接続ケーブルを自由に選べないタイプだった。
後継機のAnker 575はケーブル自由でHDMIポートが増えてお値段+7000円。高い。もうそれならドッキングステーションの価格と同じになる。

ちなみにこのハブは100WをUSB-C給電すると25WをUSB-HUB駆動で使い、60Wをノート側に出力してくれるらしい。最近この手のGenうんたらって製品が人気なの理由を今更理解した。
追加でAnker Prime Wall Charger 100Wが必要なのね……

Anker Prime Wall Charger (100W, 3 ports, GaN) (ブラック)

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補助記憶領域(データディスク)のデバイスを選ぶ

Appleの製品はメインメモリを使い切ると、仮想メモリとして内蔵ディスクを使うため、ある程度多めに内蔵ディスクを空けておかないとシステムが重くなる。標準の内蔵ディスク512GBだとMacOS+アプリケーションですぐに250Gくらいは圧迫される。残り250GBとなると結構システムが重くなりがち。
この辺りはiPhoneも同じで64GBのiPhone12で音楽をダウンロードしていたら、画面がカクカクすることが多かった。

だから極力データ用の補助記憶は内蔵ディスクとは異なる場所に用意したほうが良い。
無難なのは外付けHDD。ついでにTime machineも設定したい。
デスクトップPCであれば動かす必要がないため何も悩まないのだが、Macbookは外して持ち運ぶことがあるから、外付けは着脱が面倒なのではと考えた。

その最適解は存在している。
TrancendのJetDriveLiteという製品だ。

まさにシンデレラフィット

この製品はSDカードに差し込んで使用する。
Macbook専用の型番が存在し微妙に形が異なる。(SDカード接触端子までの微妙な距離が機種によって異なるためらしい)
また動作スペックはSDカードに準ずるため書き込み60MB/s・読み込み速度95MB/sとHDDと比べれば遅い。しかしデータディスクとしては必要十分な速度だ。

欲を言えば1TBがほしい。ただ価格が倍以上となることもあって、出先で作業するときの一時作業用ディスク+音楽データや写真の保存先といった軽作業ができるだけでもありがたい。それなら512GBでもいいかなーと思っていたら、タイムリーに箱つぶれでアウトレットが出たので迷わず購入。ありがとう些細なことが気に入らないクレーマー。

メインとなる外部ディスクは元々Mac Pro 2009で使っていたM.2 SSD 1TBがあまっていたので、そちらをケースに入れて使うことにした。Time Machineも含めて、自宅にいるときはこちらを主データディスクとして利用しようと思う。

最後にアンプ接続用にUSB→光デジタル DD変換器を選ぶ

これまた色々悩んだが、定番のものを買うことにした。

ただ購入して届いたあとに気づいたが、FX-D03J+だと192Kzまで対応しているのに、ノーマルだと96KHzまでになる。とはいえどAppleMusicのメインデータは44.1KHzなので不足はない。
もしハイレゾの音楽を再生する予定があるならばここはお金を出してもいいと思う。
宗教の自由だ。


もろもろ届いた

Macbook Proは随分昔に13inchのものを使っていた。
新しいMac Book Pro 14inchは、Apple Storeの展示で触ったときにMacbook Air 13inchとそこまで本体サイズに差がないと感じたが、実際に部屋で持つと大きく感じる。
展示機を持ち上げたとき以上にズシッとした重さがある。

そして肝心の英字ISO配列キーボードだが、Nuphy Air 75の主張しないCapsLockキーと比較するとMacbookのCapsLockキーは馬鹿みたいに大きい。Aを押すつもりが何度もCapsLockキーを押して間違えてしまう。
いや、許せないが?と般若の表情で装飾キー設定で左CTRLキーに変更した。滅べ。

その後、キーボードの操作に慣れようとblogの投稿を試みたが、途中からNuphy Air75を尊師スタイルで使用して投稿した。Macの英字キーボードはなんというか右側に寄ったようなキー配置になっているように感じる。気持ち的に左側が圧迫してくるような感覚。
自宅ではNuphy Air75を使うので問題ない。

Nuphy公式のあの謎ケース、外出での持ち歩きが増えるならありな気がしないでもない。


組格子スタンドは割と買ってよかったと思う。
スタンド設置特有の地震があったときに本体落下が怖そうだなという感覚は拭えないものの、それでも不用意なコーヒーなどの飲食物をぶちまけて壊すという頭の悪い愚かな事故からは距離をおいてくれる。
その上でサブディスプレイとしても機能する絶妙な高さと角度。
木製で落ち着いたデザインなのもまた良い。
木の組格子のためか、まるで神社・仏閣を連想するし、その上にMacbookを乗せることでモダニズム建築のような趣きを感じる。

スタンドとしての価格は高い部類だが、満足感がとても高いし、見栄えがとても良い。
個人的に買った決め手は、パソコンスタンド以外でのブックスタンドとしても使える点が良かった。割りと布団の上で寝っ転がってiPadや書籍を読むときに角度があればなーと思うが解決策が思いつかなく無理やり斜めにたてかけていたこともあったので。

本立てとしても
低めの位置でスタンドとしても

USB-HUBとM.2ケースは概ね想像通り。
強いて言えばUSB-HUBにケーブルやUSBドングルを差しまくると、なんともいえないタコ足で配線したコンセントのような有様となりお世辞にも美しいとは言い難い。
とはいえどそこは出せるお金とのバランスの流域だ。

そんなこんなで配置も決まって完成。
新しい自宅Mac開発環境は以前よりもハイパワーなのに、とても小さくまとまっていて思ったよりも数倍は快適性が高い。これでblogの投稿速度もあがるってものだ。

27インチディスプレイの横はスピーカーが鎮座しているため、自宅でデュアルディスプレイ環境が構築しづらいというのは小さくない悩みの一つだった。そのため新しいMacを買うなら据え置き機種ではなくディスプレイがついたモデルをと考えていた。
実際に使用してみるとM3 Macbook Retinaディスプレイは、思いのほか高い解像度の設定が可能だった。(1800px × 1199px)
これでデザインとコーディングは正面の大きな27inchi ディスプレイ、ブラウザやXcodeのデバイス表示確認は小さい14inchiディスプレイで行っても不自由がない。なんならiPad Po 12.1インチもあるのでサイドカーにして追加もできる選択肢が広がった。
こういうのは新しい機器ならではの自由度かもしれない。

USB-HUBも組格子後ろに隠しつつ、M.2 HDDも組格子足元にいれておけば視界の邪魔とならずキレイで良い。
結果的に良い買い物となって大満足。

好きなものに囲まれて、ボク、シアワセデス……。( ´(00)`)

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