#240221

日記がたまりぎみなので少量で書き残すことにした。
そのため投稿の日付関連が無茶苦茶になるが、誰も読んでいないであろうと考え気にしないことにした。

バイクの話

先週末は陶芸で有名な栃木県益子を目的地としてツーリングしてきた。益子に向かうついでに知人のおすすめだった喜連川温泉にある硫黄泉の早乙女温泉にも足を伸ばした。この話に関しては投稿をするつもりだ。
首都圏近郊から栃木県までの往復路をほぼ下道で走行したため、移動に時間がかかり帰宅した時間が遅かった。そのためいつもであれば帰宅後にバイクを洗車するが、1日あけた24日が天皇誕生日で祝日だったこともあり洗車を先延ばしにしていた。
せっかくなのでとバイクを念入りに洗車し、WAKO’Sのバリアスコートを使いカウル類をコーティング、チェーンとスプロケットも掃除・注油した。久しぶりの念入りなバイクメンテナンスだ。(注油に関しては走行による汚れ除去とチェーンの油分付与が目的)
ついでにと右側サウドミラーに多少のがたつきがあったため、気になり分解してみた。外す前はネジで締めているのかと思っていたが潰しカシメ圧着のようで叩いてみたが、結局取り付けなおすとあまり改善できておらず、今年の車検の際に直してもらうことにした。ネジではなく潰しカシメだからもしかしたら一式交換ですと言われる気がしないでもない。恐ろしすぎる。走行時にガタつくほどではないが、触ると少し遊びがある感じがなんとも気になる。

今月読んだ本の話

今月は先月に引き続き「深夜特急」の3、4巻を読んだ。
残りは5,6巻だが深夜特急はひとまずおいておいて、もう一冊借りていた「2050年世界人口大減少」を読んでいる。さすがにこちらは読むのに時間がかかりそうだ。

文芸書ではないが、今月のライトノベルはなかなか豊作で、「魔王様リトライ」「ようこそ実力至上主義の教室へ」も最新刊がでる。こちらは予約済みなので当日勝手にダウンロードされるため楽しみに待つだけだ。

自転車の話

長らく治そうと思ってはいてもうまくできなくてあの手この手を試していた「Mavic Kysrium ProにContinental 5000TLをはめる方法」だが、最終的に上手くいった方法としては「シュワルベのタイヤレバー3本組」を使った方法だった。
以下は数ヶ月にわたり試行錯誤した経緯。

  1. 3Mのゴム手ぶくろ(コンフォートグローブ)ではめようと頑張る(どうあがいてもリム3cmより上にかず)
  2. IRCのタイヤレバーを購入。はめようと頑張る(全然無理というか、いれようとすると反対側が逃げてしまい手が足りない。万力でもあればいけたかも)
  3. AZ ビートタイヤクリームを使って滑らせて入れようとする。(そんなもので解決するなら苦労しないほどにピクリとも動かない)
  4. Amazonでシュワルベタイヤレバーで5000TLをはめましたっていうレビューを発見する→しかしやけに高い値段で売られていて買えない→近場の自転車店に電話しまくったときに、在庫がある店舗がみつかるも「5000TLに使っても意味がないのでやめたほうがいい」と言われる。
  5. あきらめようかなーとおもって日をあらためて再度Amazonを見ると合わせ買い対象(最低2組購入)で売られていたので購入。
  6. だめなら諦めるという勢いで使ってみた結果、本当に折れるんじゃないのかって硬さをこえて取り付けることができた。
    しかしこれ一度つけた状態で走行したタイヤだったから可能だった気もする。新品のタイヤはおとなしくて自転車屋に依頼するのが良い。

という経緯でなんとかはめることができたので、今週末から自転車を再開したい。
ちなみに今日見直したらシュワルベタイヤレバーは在庫が戻ったのか普通に1組から購入可能だった。

Mavic Kysrium Pro(マビックキシリウムプロ)にContinental 5000TL(コンチネンタル)をはめたときの方法

なかなか検索しても「簡単でしたー」みたいな記事しかでてこなくて、そんなことできるなら苦労しねーんだよとおもったので、数ヶ月に渡り散々苦労したボクの最終的にうまく行った方法を備忘録として残しておく。

上記購入商品で3Mのコンフォート手袋はあったほうが良い。
やはり滑らないというのは「滑らないようにする力」が少なくなる分負担が少ないのでおすすめしたい。

3M コンフォートグリップ グローブ オレンジ GLOVE-ORA-M

SCHWALBE タイヤレバー(3本セット)

  1. おそらくココから苦難となるが、まずはどうにかしてタイヤの片側をホイールにはめ込む。このとき極力温かい日の午前中か正午あたりにする。最悪ストーブ前で温める。ゴムが少しでも柔らかくなるようにしないと、全く歯が立たないと思う。
    ここで3Mコンフォートグリップがあれば少しだけ作業が楽になるはず。
    手で無理なら諦めてタイヤレバーで入れる。
  2. タイヤの位置(5000TLのマークとホイールのマークをあわせたり)をあわせたあと、バルブを入れる。
  3. バルブの反対側から残りのタイヤを入れていく。これはどうしてかというと、ホイールの一番周径が少ない部分はホイールの中央にある溝だからだ。
    バルブはこの溝に沿う形でハマリ収まるが、バルブの方からタイヤをいれていくと、このバルブがどうしても邪魔になる。原理的にはバルブを押し上げてタイヤの中に入れれば良いわけではあるが、色々やったあげくうまくいかなかったので王道と言われるこの「タイヤはバルブ側を最後にはめる」を行った。
  4. まずタイヤを手ではめれるところまではめていき、極力タイヤを揉んでホイールの中央に落とし込むようにする。(前述の周径が一番少ない位置にするため)
  5. その状態で2本のタイヤレバーのクリップを使い。タイヤがはずれないように内側へ抑え込む。(だいたい最初は2時・10時くらいの開始位置にクリップすることになった)
  6. 残り1本のレバーを使い、左右少しづつテコの原理を使ってタイヤをあげて、クリップしたタイヤレバーを少しづつ12時方向へずらしていく。
  7. あとは根気よく入れていくしかない。1時・11時あたりになったら、タイヤレバーが折れるのではというくらい硬いが、なんとか耐えてくれるので最後の力を振り絞っていれる。

1回やっただけで新品のシュワルベタイヤレバーはボロボロになった。
ほんとコンチネンタルは早く改善するべき。「使っていれば伸びてはめやすくなる」じゃないんだよ、ボケ。まず使い始めれないんだよ。
でもハマってしまえば最高に良いタイヤってのが、ほんと口惜しい。

今月に読む本 #202101

去年の年末に書いたように今年は毎月、極力1冊以上は本を読もうと思う。

そこで先週末は近所の図書館に出かけた。
まずは1巻を借りた後に2巻以降が貸し出し中で借りれなかった「深夜特急2」「深夜特急3」(沢木耕太郎 著)を書棚から取り出す。
次に最近読んだ雑誌で、『著名人が選ぶ人生の一冊』で紹介をされていた「料理人」(ハリー・クレッシング著)が気になっていたので、こちらも借りることにした。
4冊目の「2050年世界人口大減少」(ダリル・ブリッカー (著), ジョン・イビットソン (著), 河合 雅司・解説 (著), 倉田 幸信 (翻訳) )は、2chのひろゆきが読んで面白かったという言っていたことに興味を覚え借りることにした。他にもひろゆきが面白いといった本で気になっているのは「銃・病原菌・鉄(上下)」で、これも2年以上前から読もう読もうと思っていたのに読んでいないままなので今年は読みたいと思う。
頭がいいなと感じる人が面白いと紹介する本は、できる限り多く読んで学んでいきたい思っている。

とりあえず早く読めそうな本からと思い「料理人」から読み始めたが、本がずいぶんと古めかしかった。紙がかなり変色していて、一体これはいつ発刊なのだろうと奥付をみると昭和54年だった。
そのためか今の小説の文庫の標準的な文字サイズよりも小さく、また漢字も難読なものが多いように感じる。辞書片手に本を読むのはずいぶんと久しぶりだった。

しかしそれがまた何とも言えない読書体験のようにも感じている。
自室でJazzを聴きながら酒を片手にゆっくりと本を読む。
何とも言えない贅沢な時間の過ごし方だ。
今週末は雨の予報だし、ゆっくりと本を読んで過ごしたいと思う。

「アイデアのつくり方」 ジェームス W.ヤング著

今年の目標をいまさらふと思いついたので、実行していきたいと思う。
「毎月1冊以上、本を読む」
というわけで、実は1月はギリギリこれが達成できているので、紹介がてら掲載。

[amazonjs asin=”4484881047″ locale=”JP” title=”アイデアのつくり方”]

年末に旅行しながら、電車の中でTumblr見ていたら「コレは面白そう。というかこれは逃してはいけないのでは」と感じたのでAmazonで購入。
帰宅後に届いた本を見て驚いた。
凄まじく薄い。
帯に60分で読めると書いてあるが、そのくらいで読める薄さだった。
(1ページの上2/3にしか文字はないし、文字も大きめなのもある)

さてこの本がためになったかどうかだが、元々ボクはアイディアを考えることは苦ではないし、どちらかというと得意な方だ。
ただこの本を読んで感じたのは、ボクが今までやってきたことが筋道通りに書かれていたので、間違っていなかったことと「なんとなくやっていたこと」がプロセスとして書かれていたので、きちんと認識できたのは良かったと思う。

具体的には、アイディアは「5ステップで生み出される」というのが、自分の中でプロセス分けできたことは読んで良かったと思う。

もし気になったのならお買上げください。という本だが、レビューにもある通り「意識が高い人がわかったつもりになりたいだけ」というのは、ある意味正しい。
というのもこの本の冒頭に記載されてあるが、『アイディアを出せる人は人類の2割しかおらず、残り8割は与えられた物に対して保守的に考える。だから読者の誰もがアイディアマンになれるわけではないことは先に述べさせてもらう』というのがはじめにあるから、その8割側の人からすれば「なんだこれ、わけわからん」となるだろう。その結果、「そうなるとその2割が優れている!っていう選民思考か。意識たけー」となるわけだ。

なのでこの本を読む前に、ボク個人として読んだほうがいいかどうかの指標となるフレーズを本文から抽出すると

「何かを良くしたい(世界を変えたい)と常に思っている」

ってのではなかろうか。
「世界を面白くしたい」というスケールの大きな人から、「今使ってるこれ不便だから便利にできないかな」まで、色々あると思うけど、通じているのは「この当たり前みたいにあるけど、もっとなんとかできないのかな」っていう変革の欲求があるかどうかだと思う。

「たまに思う」程度や、そんな欲望すらなく「不便だなー。なんとかしろよー」「これクソ」っていうのは、変えたいと考えてるわけでなく、8割の「保守的な与えてほしい」側なので読まなくて良い。
Twitterでもボクはたまに言ってるけど、何かに対して批判や不満だけ言うのではなく、意見を出さない人の否定話は、その意見を話たり聞かされることがゴールになってるので、そこから話は進展しない。(何も生まれない)

そういえばTwitterでも一時「クレームを収集する」サービスとあったけど、人間の憎悪を集めてもビジネスにならないって、最近の何かに載ってたな…。
結局クレームがビジネスチャンス!ってのは成り立ちづらいんだろう。
そうはいってもどこかのイオンが「改善しました!改善しました!」と集客を増やしているモデルもあるから、どこまで叶えるのか、そもそもクレームと要望を分ける采配能力も必要なんだと思う。

話を戻して、そうじゃない「なんかこれ変えたいけど思いつかないんだよなー」って考える2割側の人は読んでみても無駄にはならないと思う。
ちなみに読まなくても、この本で言いたいことは、フリスクのCMで語られている。つまりこれ。結論はね。

でも結局、問題となるのは5番目のプロセスだとは思う。
それでも最近、安藤忠雄展で言われてたときいたことに「アイディアが出たならとりあえず実行するべきだ。それがどんなものであれ」というのもある。
アイディアを考えれる人は、だいたいその持っている情報量の多さで実現の困難さに挫折する。
本にこの解答が書かれているが、この解決策は「誰かにアイディアを共有する」ことのようだ。

まぁそんな本です。
気になった方はゼヒ。