SNSで紹介されていて気になった本を図書館で借りて、ササッと読んだ。
インフォグラフィック制作ガイド
インフォグラフィックスは、デザインをする仕事ではなんとなくで作ってしまう。これを一度知識として正しく習得したかったので読んでみた。
書籍の内容自体は「この本を読んだインフォグラフィックが作れるようになる」「インフォグラフィックはこうやってデザインする」と言った内容を期待すると、少し期待はずれになると思う。
書かれている内容は「どうしてインフォグラフィックを使うのか」とかの基礎設計〜情報収集に使ったサイト、次にその情報資料をどういうデザインに落とし込むのが分かりやすいだろうかという考えたか〜実際のデザインするときの作業の流れといった、著者の櫻田さんが実際に手掛けた事例を紹介がてら完成までの流れで章立てされている。
良かった点でいうと「デザインするときに気をつけること」くらい。(わかりやすさ重視でグラフやデータの差をつけないとか)
一度でもインフォグラフィックを作ったことがある人向けな本。
縁の下のUIデザイン
縁の下のUIデザイン──小さな工夫で大きな効果をもたらす実践TIPS&テクニック WEB+DB PRESS plus
SNSでべた褒めされていたので借りてみたけれど、目新しい情報がなかったのでパラパラめくって読み終えた。
UIデザインよくわからないって方や、雰囲気でデザインしている人は読んでも良いかもしれない。この本に書かれていることはどれも基礎的なことなのだけれど、「ちゃんと方向性と意図を持ったデザインをしましょう」という内容。
SNSでは「デザインとは形や見栄えの良さ」みたいな凄まじく狭義な言葉として認識されてしまっているので、そういう狭い認識ではなくてちゃんと理由のあることしましょうねができてない人には向いている。(ユーザーの使い勝手よりも、デザインの良さ重視のデザインをする方)


