買い足したキャンプ用品の紹介など

3月のキャンプ以降で追加で買足した商品の使用感など記述したいと思う。
今の御時世Youtubeやレビューサイトはいっぱいあるので、ボクなりの購入に至る基準値(以下の要点)と合致する方の判断材料などのお役に経てば幸いだ。

  • バイクツーリングキャンプで使用する
    (積載する横幅の制限・ツーリングバッグに収まる範囲: 収納時幅65cm未満)
  • 軽量でお値段がお手頃(値段度外しなら青天井になるため)
  • それなりに長く使いたい(あまり買い直したくない)

とはいえど先の投稿でも書いたとおり、「キャンプ用品はとりあえず必要と思うものを買って使った上で自分に合うものを買い直すのが一番良い」というのは間違いなく真理だと思う。

購入した商品

Helinox プライアチェア 8.5/10.0

DATA 収納時:幅54.5cm×奥行き15.5cm×高さ16cm / 1.89kg(収納袋込)

はじめはロゴスのあぐらチェアを買おう買おうと悩んでいた。
しかしどうやっても収納時75cmは大きすぎてタナックスのシートバッグMFK-102に収まらない。(かばんの外に紐固定も考えたが走行中の落下が怖すぎる)
数ヶ月にわたり悩みに悩みながらYoutubeや先達者のBlogを見ていると、Helinoxのグランドチェアがあぐらチェアのような座り心地という感想をみつけたので、それならばHelinoxを一度見に行こうと思うようになった。おりしも7月は連日雨でバイクや自転車ででかけることはできなかったので、久しぶりに電車で新宿のモンベルストアに向かうことにした。

お目当てのグランドチェアは残念ながら今年分の規定数販売終了となり売り切れだった。
店員に聞くと、ビーチチェアもグランドチェアと似たようなローチェアでオススメとのことで、そちらに試座させてもらった。ビーチチェアはチェアワンと比較して高い背もたれ(ハイバック)があり、さらにローチェアのため地面に近くあぐらをかくこともできて快適だった。ただロゴスのあぐらチェアほど「このままいつまでも座っていたい」と思わせるほどではなかったが、収納時47cmはまさに理想のサイズで軽量だったことも気に入った。
店員から在庫わずかで無くなると今年の再販はないと聞いてしまい、ならばと売り切れる前にタープHXと一緒に購入、あとは配送センターから届くのを待つだけだった。しかし帰宅後「といいつつ実はもうちょっとビーチチェアよりも良いものあったりしないの?」とふと思いついたので検索すると、ビーチチェアよりもさらにゆったりできるチェアがあった。
それがプライアチェアだった。

プライアチェアはビーチチェアと同じくローチェアでハイバッグタイプ。ビーチチェアとの違いは座面の横幅にかなりゆとりが設けられていて(ビーチチェア59cm、プライアチェア70cm)、さらに肘掛けがついていた。くわえて左右にはドリンクホルダーつき。「これはこちらの方がリラックスできるのでは?」と思い、モンベルに返品を兼ねて試座させてもらうべく再訪した。

プライアチェアの動画がないが、サバンナチェアのローチェア版がプライアチェア

初めて座った時、ビーチチェアと比較して背もたれがかなり大きく感じたため「ちょっと大きすぎるかな」と思ったが(ビーチチェアは80cm、プライアチェアは93cm)、思った以上に肘掛けがある心地よさと座面の広さがゆったりしていて気に入ってしまい、ビーチチェアを返品してからこちらを購入した。価格は+3,000円で収納時のサイズも+10cm(54.5cm)となったが、ツーリングバッグには余裕で入るし、少し重くてもキャンプ先の殆どの時間を椅子の上で過ごすことを考えるとまったくの許容範囲だった。

実際にキャンプ地で使った感想は、やはり価格相応にしっかりとしていて安心感があるのはとても良かった。(部品が壊れてもその部分だけ売ってくれるのは気に入った製品を長く使えるという安心感に繋がる)簡単に組み立てれて軽量なパイプも、思った以上にしっかりとしていて体重の重い自分が座ってもギシギシ言わないのはとても良い。
また自分の買っているキャンプ用品がどれもロースタイルのため、プライアチェアの低さはとても快適に思えた。あとやっぱり左右についてるドリンクホルダーが快適。片方にスマホいれて、片方にストロングゼロをいれてゆったりできるのはとても良い。至福。

身長が高め・恰幅が良い方で極力あぐらかいて焚き火したい方には全力でオススメだ。
ビーチチェアより座面の横幅があるためあぐらもかきやすい。もちろん前に足を投げ出すのも良い。問題なのはお値段だけだ。(購入時は金銭価格が麻痺していた)

評価点数は、実はこの椅子を購入した後にYoutubeでさらに上位の品を知ったことで、そちらを買った時の評価の余地として少し低めにつけた。あとはデザイン性だろうか…快適だけど、風情があるものではないのが残念。

ENO Launger SL chairは足の組み方でハイ・ローと切り替えれる秀逸性と、さらにハンモックメーカーが作った製品ということもあって快適らしいのでとても気になる。
ただAmazonではあまりレビューがなく、価格も国内通販で14000もあれば3万上もあるため、どうなんだろうという感じがする。安いならスゴイ欲しい。
プライア売って買い直すレベル。


Mont-bell ミニタープHX 7.0/10.0
Mont-bell アルミミニタープポール165mm 3.0/10.0
DODコンパクトタープポール【ツーリング仕様】 6.0/10.0

DATA :
タープ — 収納時:幅12.5Φ×高さ23cm / 870g(収納袋・ペグ・張り紐込)
Mont-bell ポール — 収納時:幅5Φ×高さ40cmほど / 300g(収納袋込)
DoD ポール — 収納時:幅40cm×奥行き16cm×高さ5cm / 約1kg(収納袋込)

タープ関連なのでまとめて。
まず「Mont-bell アルミミニタープポール165mm」は決してバイクツーリングをする人は買うべきではない。お金の無駄に近い。
このポールはYoutuberの人が試し張りをして強風ですぐに折れ曲がっていたのをしっていたが、実物はそれ以上に心細さを伴う。2000円なので消耗品と割り切れなくはないが買うことはおすすめしない。

実は最初モンベルの180cmポールを2組購入していた。
しかしあれはシートバッグにいれることができなかったので返品した。180の3本組みを安易に3分割して60cmちょっとだろうとおもったら、一番長いポールが75cmだった。全然入らないサイズだった。
そこでDODコンパクトタープポールを買い直したという流れ。

DODはバイクツーリング向けにいくつか製品をつくっていることもあって、40cmという絶妙にバッグに入れやすいサイズが非常に好印象。
ただ19mmという太さはそこまで安心感を覚える太さではないことだけは注意。
軽量である程度の強風にも耐えてくれそうというギリギリのラインだと思う。

ボクは長身のため小川張りしたタープの前側どちらかを跳ね上げるように設置するため、ポールが3本必要になっているが、そうでなければDODコンパクトタープポールが2本組みのため、これ一つで良いと思う。
使用感だが必要な高さ分、はめ込んで使う形になっている。接続が突起固定のため軍手を使って作業した方が指の肉を挟まなくて安全。いつも忘れるのでいい加減軍手をバッグのポケットに入れようと思う。

肝心のミニタープHXは、もう少し広いと嬉しいなーというサイズ。870gと軽量なことは良いし必要十分ではあるのだけど、気持ちもう一回り大きければ文句がないのに…という塩梅。

しかし有るとないとでは快適性に大きな差があるのがタープだと思う。
雨が降っても安心というのは心理的な安らぎが全然違う。前日光は雨の中キャンプしたこともあって、あのときほどタープ最高と思ったことはなかった。
またふもとっぱらのときは、ちょうどタープが風を掴んでテントに流し込むようになってテント内がとても快適さに貢献してくれた。遮光性も申し分ない。
設営の手間はあるが、人が多いキャンプ場でも視界を遮ることでプライベート空間が確保できてとてもオススメ。


FireSafe 6.5/10.0
ICHIFUJI 耐火 防炎 スパッタシート 7.0/10.0

DATA :
FireSafe — 収納時:幅29.2cm×奥行き10.2cm×高さ2cm / 910g(収納袋込)
スパッタシート — 収納時:畳み方次第… / 900g(収納袋込)

まずICHIFUJIのスパッタシートは焚火台付近に雑多に荷物を置くスペースができる。1m四方の広さはちょうどよいグランドシート感覚に使えるのでオススメ。
Amazonで他社製品では手がチクチクする・折れ曲げに弱いといったレビューが多かったスパッタシートだが、ICHIFUJI製品ではいまのところそういった素振りはない。
また1,500度まで耐熱というのは誇張もないようで焚火台下部分が焦げ付くこともない。

焚火台は本当に色々と購入するまで品定めを悩んだ。
結局FireSafeを御茶ノ水のエルブレスで触ってみて、思った以上にしっかりした作りが気に入って購入。(もともと焚火台の候補としてクラウドファンディング募集でみた時から買おうとは思っていた)
伴侶となるグリル台 Gril M1は価格が15,000円ということもあってまだ買っていない。
余裕ができたら買うかもしれない…。

実際FireSafeを使ってみて思ったのは、想像以上に直火のような錯覚をもたらす良い焚火台という面と、一般的な薪のサイズ40cmのためどう焚べても焚火台からはみだしてしまい薪が組みづらくピーキーな感じがする。
いわゆる鉄板のピコグリルだったり、Snowpeakの焚火台は薪が燃えたあと炭が中央に向かって貯まる仕組みがあるため薪が組みやすく安心感がある。(外に落ちることを心配しない)
FireSafeはそういうところも直火のようで平らなところで薪を組んでいるような感覚だ。しかし実際は焚火台で火を扱う必要があるため、何度も何度も炭の位置をこねくり回す必要がある。
それだけ焚火台いじりを楽しめるという側面はあるのだが、どーにも安心感を持って焚火前でゆっくりするという感情が持てない。目を離したら焚火台の外に薪が落ちて燃えていそうという心配が消えない。だから薪はあらかじめ半分の20cmくらいに切ってから使うのが一番この製品を使うのに良いかもしれない。

燃焼効率は比較対象がないため不明。
ただ2回ほど夏のキャンプをしたのに、焚火が熱いという熱を感じることが少なかった。
これはちょっと謎なところだ。
また軽さは1kg未満ではあるが、設置は簡単で後片付けも楽というのは非常にポイントが高い。炭もジャバラになっている火床を持ち上げて捨てればいいのでお手軽。

ただ製品の一番の問題点はなんといっても直火に近いことだ。
地面に近すぎるため赤外線でスタッパシートを貫通して草や木は焦がしてしまうことだけ注意。土の地面や石の上ならば問題ないが、草や木の上は炭化させる。
次のキャンプではその対策にアルミホイルを敷いて対策を取ろうと考えているので、上手くいったらご紹介したい。

良いところはあるし個人的には気に入ってるのだが、いかんせん地面を赤外線で容赦なく焼き付ける問題だけは解決策が必要のため、現時点ではあまりオススメできない製品。
人と違う用品が好きという方にだけオススメ。


Snowpeak ランタンハンガー LT-006 6.5/10.0

DATA : 幅22.5cm×奥行き6cm / 110g

スノーピーク(snow peak) ランタンハンガー LT-006

スノーピーク(snow peak) ランタンハンガー LT-006

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使うポールのサイズでLT-006かLT-007Rか異なるだけのランタンハンガー。LT-007Rはサイズ:φ27〜32mmのポール経用。それ未満の細いポールにはLT-006。

とくにSnowpeakの製品を買う必要はなかったのだがSnowpeak大好きすぎて買った品。
ポールにしっかりと設置できてあるとないとではかなり違う。
ランタンはポールがないと中々置く場所に難儀するため、タープとこの製品+ランタンは非常に快適性を向上させてくれるのでオススメ。

後で知ったが色々なメーカーが類似品を出しているため好みの品を買うと良い。
たぶんSnowpeakだから良いというわけではない製品。


SOTO スライドガストーチ ST-480 6.0/10.0

DATA : 幅1.8cm×奥行き3.5cm×高さ11cm(収納時)〜18.5cm(スライド展開時) / 55g

ソト(SOTO) スライドガストーチ ST-480C

ソト(SOTO) スライドガストーチ ST-480C

2,266円(03/19 11:35時点)
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2回目の使用で爆発したのを除けば良い製品。(爆発原因は不明…)

鉄板製品を買うと面白みにかけるというのがよく分かる。
スライドして火元が伸びるため、薪を組んでその間に着火剤を挟んで着火剤に火をつけると容易に火をつけることが可能。
焚火で一番苦労するのは火を起こすまでと思っていたが、これがあると全く苦労しない。
バーナーの火力であっという間に火がついてしまう。利便性の暴力。

「違うのだ!」と苦労したい方はフェザースティックをナイフで作ってマッチで火をつけよう。多分その方が面白いはず。というか爆発してこわれたので今度からはボクもそっち派になろうと思っている。
そういう意味では初心者やスマートに焚き火したい人にオススメ。


SOTO レギュレーターストーブ ST-310 + SOTO レギュレーターストーブ専用点火アシストレバー ST-3104 7.5/10.0

DATA 収納時:幅14cm×奥行き7cm×高さ11cm / 350g(収納袋込)

ソト(SOTO) レギュレーターストーブ ST-310

ソト(SOTO) レギュレーターストーブ ST-310

6,157円(03/19 11:35時点)
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CB缶を使うアウトドア用のガスコンロ。
やはりCB缶は最悪コンビニでも入手できるというのが強くて購入した。

ST-310ともう一つ競合するのがST-330という缶とストーブ部分がセパレートになった製品。これもかなり悩んだ。値段はST-330の方が+3,000円ほど高い。

見た感じだとセパレートになっているST-330の方が安全性が高そうに思えるのだが、実際ST-310を使ってみて思うのは、めっちゃくちゃキャンプ飯で手の混んだ料理するならST-330のセパレートは良いかもしれないが、ソロキャンプではたぶん不要。
というのもソロキャンプだとテーブルが狭いため、セパレートするメリットが殆どないと思ったのだ。そこに価格差が3,000円は購入をためらわせる。
価格が同じだったら好みで選べていいと思う。

ST-310は鉄板中の鉄板のため紹介するようなことが何一つない。
ただ点火アシストレバーは必須。あとよく改造として紹介される100均ショップセリアの丸型抜きの風防の2点だけはかならず取り付けたほうがいい。
というか思うのだが、こんな殆どの購入者が行う改造はすでに本体の欠陥箇所と認識して標準化してほしい。特にアシストレバーは純正で出して別売りしてるのは全く意味がわからない。

そういうメーカー側の怠慢なところがいまいちという評価。
ちなみにAmazonで買うと定価なのに、近所の島忠HOMESだと5,000円だった。
たぶんこれはお近くのホームセンターで買うのが最安値。


Mont-bell アルパインクッカー ディープ 11+13 セット 5.5/10.0

DATA : 幅15Φ×高さ17cm / 518g(収納袋込)

個人的に一番買っても買わなくても良かったかもという商品。
もちろん使っているのだけど、なんか他の商品で一番代用できそうと感じている。
直火だと持ち手がとけるとのことなのでガス火専用。
点数が低いのは付属の袋にものすごく仕舞いづらい。これがものすごいストレス。

キャンプ道具は小分けにできる収納具(袋・ポーチ)こそが大事な気がしてきている…。
現在は11の方は持っていかず、13の中にST-310を収納して持っていっている。


Moon Lence アウトドアテーブル 6.5/10.0

DATA 収納時 : 幅15cm×奥行き38cm×高さ2cm / 465g(収納袋込)

ローテーブルの鉄板といえばキャプテンスタッグのアルミテーブル。
みんなが持っているアレが一番。
でも鉄板過ぎて嫌じゃ嫌じゃ!とコジらせてる人は他の商品を探しがち。

そんなわけでボクはこちらを購入。
465gと軽量で、さらに収納時も薄いのは良いけど、設営は少々手間取る。
個人的にはそれ以外に不満はないのだけど、アウトドアテーブルは木目がいいなーという何か。プリントでいいのでそういう製品が出て欲しい。

商品説明にもあるけど、縁がついているため転がり落ちるといったことは少ないのが良い。
2,000円でこれなら満足。
と思ったていたら類似品が1000円で出ていた。悲しみ侍だぜ。


また何か買って使って良かったら感想と一緒に紹介しようと思う。
いまのところ直火で使えそうな鉄フライパンをスキレット(800g)と入れ替えて軽量化したいと考えている。

ただ2回キャンプしてほとんど料理らしい料理してないし、ウィンナー食べてストロングゼロ飲んでどーでもよくなってるから、まだ必要ではないかなという気分。
買おうと思っているのは、極SONSのCoCopan 20cm
現時点では過剰だろうかと悩みどころ。

鉄 フライパン 極 SONS 鉄鍋 20cm COCOpan IH対応 日本製 C108-002

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