#101220

そこまで詳しくない業界の話なので個人的に思ったこと。
docomoが総務省に叩かれてひねり出した「ahamo」というMVNOに似たような価格帯で、docomoの通信網が使えるというプランが話題になった。そうなると大勢の関心は、他大手通信事業者のauとソフトバンクは一体どんな対抗プランを出すのだろうと口々に話していた。

そんな中、12/09にauから発表されたプランは、amazonプライムやTELASAのサブスクリプションを抱合せにしたもので、別々に契約するより包括すると400円安いよ。というものだった。ただし月額は何も割引を入れないと9,350円。

色々ツッコミどころの満載だが、解説ふくめて話題なのでここでは行わない。
「総務省から分かりづらい料金体系をなんとかしろ」にフル中指立てて余計わかりづらいプランにしてるのは、個人的には笑いどころで好き。
twitterのトレンドでは「au解約」が登場したりと中々に盛り上がっていたが、こんな素人でもすぐオチがわかりそうなプランをどうして発表したのかというは気になっていた。

Docomoとauのメインユーザー層の差異

これは今日の日経ビジネスの記事(ドコモへの対抗ためらうKDDI 容量無制限があだに)を読んで気づいたが、docomoが多く抱えるユーザは高齢者が多く、毎月の通信量が平均すると3GB未満が多い。しかしauは若い世代が多いためか容量無制限のプランに限定すると、月平均30GB使用している人が多い。20代に限定すると月36GBにも上るようだ。

確かにそうなるとahamoに追従するようなサービスをauが展開してしまうと、通信費だけが膨れあがり、会社の業績が悪化してしまうのは火を見るよりあきらかだ。
それにauはUQモバイルのマルチブランド化をして低価格帯への訴求もしている。
つまりauは価格・サービスプランでahamoを追従することができなかったため、今回のサブスクサービスとの抱合せで400円ほど支出を下げれますよとお得感を出そうとしたわけだ。

その一点だけ見れば、既存のauユーザーが不利益を被ることはなく、amazonプライムも契約しているのであれば一定数お得になる。
ただここにSNSでネタのように取り上げてバズってしまいマイナスのイメージがついたわけだ。

もっともdocomoは対岸の火事と笑っていられず、この膨大な通信量を使うauユーザーがahamoに移動すると、途端にahamoは負債を抱えるサービスとなる可能性が高そう。
そういえば似たようなもので、「通信量無制限のプランでサービスしていたら、利用者が想定よりも膨大な通信を使ってしまい、大手通信キャリアに通信費を払い続けて頑張ってきたけど、サービス維持が困難なためサービス辞めます」なんて発表したMVNO事業者がいたなー……としんみり思い出した。
ascii jp 「どんなときもWiFi」無制限終了 MVNOでは土台無理だった

今年中にやりたいことリスト

twitterで今年中にやりたいことを12月になってでも書き出すとすっきりするとあったので書き出してみる。

  • ペルソナ5をクリア
  • 来年用の神棚に飾ってある御札の交換(氏神神社、貴船神社鹿島神宮:崇敬)
  • 11月3連休のキャンプ投稿を書き上げる
  • 自転車タイヤのシーラント入れ替え
  • 自宅のMacOSをbigSurに入れ替えてみる(予備SSDにインストール)

なんか思い出したら追記すると思う。

昨日の悲しいこと

日曜日におでんを仕込んで、ダウンジャケットにくるんでゆっくりと火入れしようとした。
次の日の朝うっかり火入れしないまま仕事にでかけ、帰ってきたら無事に腐っていた。

なんでアホなことするかなーとか、もっと早く起きていれば火入れできたのにと思う。
いや前日にさっさと寝ればいいだけなのになぜか夜ふかししてしまう。本当にアホだと思う。
寸胴一杯に作ったおでんをごみ袋に流し込み捨てに行くとき、購入した具材の費用をそのまま無駄にしたことがなんとも腹立たしく、せめて金曜日に作っていればよかったのにと思った。
アホやなー。

#120320

下書きが増えつつあるが、いい加減かきあげたい。
昨日は帰宅して仕事しようと思ったら2007年に購入した「BOSE Companion3 SeriesII」のコントールボックスが壊れてしまってミュート機能が解除できなくなった。
13年も壊れず使い続けれたことを褒めるべきなのか、突然壊れたことに腹をたてるべきなのか葛藤したが、どうかんがえても前者のほうがすごい。
とりあえず直せないだろうかと分解してみることにした。

しかしネットでいろいろ調べているとどう考えても基盤部分の故障のようで部品交換しかなさそう。一応分解用にT-5ドライバーを注文しつつ、BOSEに部品手配のお願いをする。

そんなこんなで早速分解してみると、タッチセンサーで解除できる部分は目に見えておかしい部分が見当たらない。微弱な静電気によるリレー切り替えが動作原理らしいので、接点部分にダメ元でアルミホイルを折り曲げて静電気が発生しやすいようにしてみたが効果はない。
一体どういう仕組なんだと分解しようとしたら、流石に経年劣化でも脆くなっていたのか、ボリュームのプラスチックが簡単に折れてしまった。
部品は手配しているわけだし、やれることだけやってみようとバキバキと分解、接点の問題かと思い掃除したりしたが、結局治ることはなかった。

U1がおそらく静電気で反応するICチップ

中央の大きいICが可変抵抗ボリュームだと思うが、まさかそこから静電反応スイッチに流れるとは思っていなかったので回路を追ってもチンプンカンプンだ。
回路図を検索しても当たり前のようにでてこないので詰んだ……。
マルチメーターやらオシロスコープがあればもう少し追えるのだろうけど、さすがに目視では無理だった。
修理する道具を買うのに修理品以上のお金がかかるという本末転倒を避けて、ここで切り上げ。

とりあえず現在はDACのTD-501に直接スピーカー出力があったので、そこでスピーカーを出しているが、やはりCompanion3はサブウーファー内で増幅機構があるのと、サブウーファー部分である程度音を担当しているため、なんかひどく物足りない音になっていて寂しい。

早く部品こないかな……もっともそれで治るのかどうかが一番不明なのだが。
13年間も壊れなかったことを考えると、そこまで故障する部品でもないのだろうけど、コンセント差し込み通電状態の初期状態がミュートになっていると、簡単につんでしまうというなにかだった。
安全対策だから仕方ないのだけど、エスケープ方法が欲しかった……。

2020/12/05追記

木曜日にサポートに交換品をお願いしたら日曜日に届くように手配しますとのことだったが、金曜日にサポートから「手配完了した。配送伝票番号はこれ」というメールがきた。
追跡するとすでに自宅に配送中となっていたため、恐るべき速さで対応してもらえたようだ。

BOSEサポート担当の方、早急にご対応いただきありがとうございます。
無事届いたコントロールポッドを接続したところ、無事ミュートON/OFFもボリュームコントロールもできるようになった。
本体側の問題もあるかなーと一瞬思ったが、杞憂で済んだようだ。
またこれで数年はお付き合いできそうだが、ちょっとづつでも音響は揃えていこうかなーと思う出来事だった。

実は壊れたときにJBL4312M IIと自作アンプに挑戦してみたいと思ったので、まずはアンプ部分を時間を見つけて作ってみようと思う。
パワーアンプICはTDA7923が良いという記事をみかけたので挑戦したいと思うが、電子回路制作の知識が高校時代で止まっているので、何かでアップデートする必要がありそう。
まずは何かキット製作でもしてみようかな。2,000円でできるみたいだし……。

追記:
結局AX-501とJBL L52Cを購入した。

#101020

週末は台風が訪れたため朝から雨が降っていた。
最近はすっかり習慣となってしまったホロライブENのYoutube配信を布団の中でゴロゴロしながら見ていると、だんだんと目が覚めてきた。せっかくなのでここ最近忙しさにかまけて通えなかった歯科医へ行き午前中を過ごすことにした。

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#100420

いつもの雑記。

バイクの点検が完了

金曜日の18時ごろ、打ち合わせ中にディーラーから電話があったがとれなかった。
翌日の土曜日に電話すると今日いっぱい作業が埋まっているが、明日のあさイチまでには用意できますとのことで日曜日に取りに行くことに。

明けて日曜日。電車でエッチらホッチら移動。
受け取ったらそのまま乗ってどこかへ行こうと思っていたので、バイクウェアを着て電車に乗った。しかし天気予報の気温予想からメッシュジャケットではなく、春秋用のウェアを着ていったためディーラーショップについたときは汗が流れていた。
外で少し涼んで入店。

一年点検の費用は159,500円(税込)でした。(グリップヒーター取付含む)
交換したスパークプラグやフィルターなどを見せてもらいながら点検項目の説明を受け、バイクの引き渡しをすませた。
点検時にお願いしていた、サイドミラー部分の緩み、通常灯の光軸調整については、サイドミラーのネジが脱落。何故か元々スプリングワッシャーがついていなかった。とか、通常灯の光軸はヘッドライトと同じになっていましたとか、大変言いたくないけど元々購入した店舗の初期点検があまりよくなかったようだ……。
バイクを購入するお店は必ず選びましょう……_:(´ཀ`」 ∠):_

外で説明を受けていると中古で買った車両をメンテして欲しいって人が来店していたが、整備担当の方の応対後(他店購入された車両はオーナーに相談して頂く必要が云々)、ふてくされたように退店された。気持ちはわかる。

点検明けの車両は快適そのものだった。
高い金額を支払ったが、その分しっかりと点検してもらえたことの方が良かったように思えた。
プラグ交換したおかげか吹け上がりはスムーズ。ギアの切り替えもショックが少なく快調。
これでまた1年間気持ちよく乗れそう。


銚子に行く。任天堂Switchを探す。ヘルシオを買う。

バイクのツーリングプランが関東地方も解禁されたので利用して銚子に行くことにした。
せっかくなので東関東自動車道を終点の潮来まで走る。
数人のバイク暴走車がいたのが高速中のハイライト。警察取締はよ。

潮来からは海沿いに南下して銚子を目指した。
走行中、左手にK’s電機が見え、「ここまで地方ならswitchって普通に売ってたりしないだろうか?」と思い入ってみることにした。(後から知ったのだけどK’s電機はおもちゃ・ゲーム類は販売してないようだった)

入口から店内を見回すとおもちゃ・ゲームコーナーはなかったが、入店してしまったからにはせっかくだし売り場一周くらいは見ようと思い店内を回った。
都内の家電量販店では売り場の問題なのか、新製品がでるとすぐに旧製品は売り場から消えてしまうが、やはり地方の店舗では売場にも余裕あがるせいか、展示品なども含め安く売られていた。
電子レンジ・オーブンコーナーで陳列されている商品を横目に歩いていると。

展示品大特価 SHARP ヘルシオ AX-XW600 86,800円

とあった。

最初は通り過ぎたが、「あれ?」っと思って戻って値札と商品を二度見。
XW600…?AW600ではなくて?
しかし本体と値札の型番を何度見てもXW600とかいてあった。
記憶だとXW600ってAmazonでも最安値になったときは9万以上だったような…と思ったがスマホでKeepaが見えなかったので悩んだ。

あとで調べたら91,200円だった。

8月の終わりに電子レンジが逝去してしまい、これはヘルシオを買うときがきたか!と思ったが6月の新機種入れ替えで価格が戻ってしまい手が出せない価格になっていた。
一応ヨドバシに話を聞きに行くと、家電品は6月で入れ替わるため3〜5月の底値で在庫がなくなり、転居シーズンということもあって新製品もその時期に予約がいっぱい入り夏まで品薄が続くのが毎年のことと聞いて、完全に時期が悪いタイミングだった。

店員オススメということで、日立のヘルシーシェフの旧型(MRO-S7X)を9月に購入し使っていたのだが、なんとも絶妙に使いづらく感じていた。
なんというか一番納得できないのが13年前のシャープの安い電子レンジがオート2分で終わっていた冷凍ご飯の解凍が、新型レンジだと6分以上かかってしかも湯気が出ない程度の温めにしかならないって本気で意味がわからなく、初手からすごい不満だった。
Amazonのレビューで「オートレンジがよくない」とあったけどめっちゃくちゃストレスだった。

そこそこ手が届きそうなヘルシオの10万円以下のシリーズは、なんちゃってヘルシオなので一番上位機種以外のヘルシオを正直買う価値があまりないですよ。(最上位機種には低温水蒸気加熱があり、AIメニューもあるが、廉価版にはそれらがないため他メーカーと差別化できない)とまでいわれると、じゃーいいかと諦めて買ったレンジはだめだったっていう。

そんなもんやりとしたまま使っていたところにお安く売られている最上位機種。
価格交渉して税込み85,000円にしてもらい購入。
ヘルシオは欲しいと思っていた商品だったし、不満のある電子レンジを使うよりは…とよしとした。
ヘルシオがなんで欲しかったかというと、ゆで卵を作れる機能が素晴らしく魅力的に思えたからだ。ボクは固茹でのゆで卵がとても好きなので、それが電子レンジに生卵そのままいれてゆで卵にできるのはほんとに素晴らしいと思う。また使い始めたら感想を書こう。

支払いはバイク点検費を冬1活、レンジはボーナス2回払いにしたものの、そもそもボーナスあるんだろうかと不安で胃が痛くなってきた……。

メールマガジンで使えるテキスト装飾まとめがあったので転載アーカイブ

Tumblrを眺めていると面白いものがでてきた。
投稿日時を見ると2009年。
ASCIIアートはロストテクノロジー化しそうで、Blogももしかしたら消えるかもしれないと感じた。でもとても価値があると感じたこともあり転載して残させていただこうと思った。

転載元:スパムメールから収集したテキスト装飾 : mwSoft blog

続きに転載。

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#092720

タイトルが思いつかなかったので雑記のようなものはnoteと同じ日付タイトル形式にした。

あとnoteでこの話を書いた気もするので重複してしまうが、Blogで書いたことはなかったので謝辞。


いつも当blogにお越しいただきありがとうございます。
アクセス解析はWordpressプラグインでログイン時にみるだけですが、毎日平均して50人以上の方にお越しいただいています。(何割がBOTなのかは知らない)
50人といえばボクが小学校のころの1学年の多さで、そんな大勢に読んでもらえるなんてすごいなと素直に感じます。

しかしそれと同時に、「初めてコメントを貰ったとき天にも登る気持ちで嬉しかった。またコメントがほしい!という気持ちでたくさん投稿し、たくさん作品を作った。そしてたくさんコメントやイイネをもらえましたが、最近はまったくもらえず創作する意欲が消失しました。
こんな気持を知るくらいなら、コメントをもらえないときのほうが良かった」
という悲しみしかないtwitterのつぶやきを見たことを思い出す。

個人的にはコメントは熱心にスパム君がつけてくれるので気にしたことはないもの、Amazonのアフリエイトでたまに購入して頂けるのはとても嬉しい。
Blogを続けてる理由の一つでもある「見ず知らずの誰か知らない人の役に立つことができたんだなー」とぼやーんと感じれるので。
少額とはいえ本を買うお金になって非常に助かります。あとお酒。


余談だが「え、アフリエイトで誰か儲けさせるのクッソ我慢できない。耐えられない」という場合は、リンクURLを右クリックして「シークレットウィンドウで開く」がオススメ。
開いた商品の名前をコピーして通常のタブ側でAmazon検索で回避できる。
アフリエイトリンクはCookieに蓄積される情報のため、一番の対策はCookieを保存しない方法でWebページを開くだけで良い。
ハッピーエンドやね。


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Shopifyの支払情報で「法人」を選択すると、「ビジネスの住所の町(カナ)はその町と郵便番号の組み合わせでは見つかりません」エラーが発生する

現象

Shopifyの支払情報の「会社情報」の項目で、ビジネスの種類「個人事業主・法人」で法人を選択したあと、郵便番号と町名(カナ)の組み合わせで何を入れてもエラーがでる。

そもそもなんで郵便番号と町(カナ)というカナでバリデーションチェックかけてるのか本当に意味不明。死んで欲しい。「死んで欲しい・オブ・ザ・イヤー2020」で現在ダントツ。

この現象はビジネスの種類「法人」でのみ発生する。
「個人事業主」の場合は同じ入力してもバリデーションチェックが通る。
意味不明すぎるクソ。

解決方法

  • 郵便番号は「ハイフンあり」で7桁を入力する(重要)
  • 町名と書いてあるが、丁目までが必要(超重要)
  • 町名の項目に都道府県・市区は不要(超重要)
  • 町名(カナ)では、半角スペースなどは挟まない。
  • 町名(カナ)では「チョウメ」までをカタカナで入力(全角)

たとえば、東京駅の場合は「〒100-0005 東京都千代田区丸の内1丁目」となるため、町名は「丸の内1丁目」と入力し町名(カナ)は「マルノウチ1チョウメ」と入力する。

海外開発サービスのためほんとそういうところがクソ。
気を利かせて「マルノウチ 1 チョウメ」とか「マルノウチイッチョウメ」とかにしないように注意。というかそういう正解が複数想定される項目に入力のヒントもなしに「エラーです!」ってアホかクソを極めてんのかよ。サポートもよくわからんことを指示してきて、有料デバッグ状態だし。

ホントクソ。
Shopifyマジオススメしない。

クソすぎて苛立ちマッハのため、同じようなエラーで腹がたった人のために備忘録を残す。

そもそもサポートに連絡した時に、「マルノウチ1チョウメ」って入力してエラーでたし、もともと郵便番号と町(カナ)の組み合わせがおかしいってエラーなのに、「町名」(漢字)の入力を「一丁目」ではなく「1丁目」にしろって指示だったし、絶対これサポート開始してからの1週間の間に直したんじゃないのか?

言い訳も「郵便番号情報データを参照しています」っていうけど、そもそも郵便番号を参照すると県・市区町村がでてくるのに、〜丁目の部分が必要って頭おかしいしクソ。
郵便番号で参照しているとしても、それなら「マルノウチ」だけ入力した時にバリデーションが通らなかったことの説明にもならない。(そんな確認もほとんどした)

ほんとクソだぞ。そういうところがクソだぞ。
一番クソなのは有償契約している顧客側に作業させてる点だけどな。
なんでエラーのチェックさせられてんだよ。有償デバッグサービスプランか?
極まりすぎだろ。

「空の青さを知る人よ」の視聴感想

先週末、関東地方は梅雨入りしているためか1日中雨が降ったり止んだりで外出(遠出)はできそうになかった。普段であれば土日は「せっかくの休日、出掛けないともったいない」と感じてしまうが、雨であれば仕方ないと思えるためボクは雨の休日は嫌いではない。

昨年公開された「空の青さを知る人よ」は、公開開始から見よう見ようと思っていたら、どんどんと劇場公開スケジュール時間が合わなくなり、結局公開終了まで映画館に行くことができなかった。Twitterの方で販売・レンタル開始されたことを知り、さきほど近場のレンタルショップを探し回って借りてきた。話題作の「天気の子」も見ようとは思うが、先に「空の青さを知る人よ」を見たいと思っていたのだ。

「空青(こういう略称が正解かは知らない)」」は、埼玉県秩父市が舞台になる「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(あの花)」「心が叫びたがっているんだ(ここ叫)」に続く秩父三部作の三作目。元々これは三部作と謳われていたので、これが最後になるのだろうか。

話はどちらかというと、「あの花」のような幽霊的な存在のキャラクターが物語をかき混ぜる構成だが、「空青」はあくまでも現実世界の人に軸足がある展開で話が進んでいく。

個人的に旧二部作はどれも好きだが、今作は過去二部作の良いところをうまく抽出したような展開でとても良いと思う。
何よりクライマックス(cmでしんのとあおいが空に飛んでいくシーンの先)では、眼下に広がる紅葉に染まった秩父の山々を描いた美術が素晴らしいの一言。この三部作が秩父の観光案内目的で制作されているかどうかはわからないが、少なくともこのシリーズが好きな人は、秩父に一度は足を運びたいと感じたのではないだろうか。そんな「空青」は過去作と比較しても、i一番美しく秩父の景観を表現していて観光や聖地巡礼で訪れたいと思わされた。(実際によく行く人間の感想)

あらすじ

山に囲まれた町に住む、17歳の高校二年生・相生あおい。将来の進路を決める大事な時期なのに、受験勉強もせず、暇さえあれば大好きなベースを弾いて音楽漬けの毎日。そんなあおいが心配でしょうがない姉・あかね。二人は、13年前に事故で両親を失った。当時高校三年生だったあかねは恋人との上京を断念して、地元で就職。それ以来、あおいの親代わりになり、二人きりで暮らしてきたのだ。あおいは自分を育てるために、恋愛もせず色んなことをあきらめて生きてきた姉に、負い目を感じていた。姉の人生から自由を奪ってしまったと…。そんなある日。町で開催される音楽祭のゲストに、大物歌手・新渡戸団吉が決定。そのバックミュージシャンとして、ある男の名前が発表された。金室慎之介。あかねのかつての恋人であり、あおいに音楽の楽しさを教えてくれた憧れの人。高校卒業後、東京に出て行ったきり音信不通になっていた慎之介が、ついに帰ってくる…。それを知ったあおいの前に、突然“彼”が現れた。“彼”は、しんの。高校生時代の姿のままで、過去から時間を超えてやって来た18歳の金室慎之介。思わぬ再会から、しんのへの憧れが恋へと変わっていくあおい。一方で、13年ぶりに再会を果たす、あかねと慎之介。せつなくてふしぎな四角関係…過去と現在をつなぐ、「二度目の初恋」が始まる。

「空青」は過去作の良いとこどりをしたような詰め合わせのように思える。
例えば「あの花」と「空青」の比較として、しんのはあかねの練習場(かつての慎之助が練習していた納屋)に現れ、彼はそこから出ることはできない(結界のようになっている)が、練習場にいけば誰でも視認できるようで、主人公のじんたにしか触れることも視認することもできなかった「あの花」のめんまの設定とは大きくことなっている。(しんのは実体が存在している設定で食事も物を掴むこともできる)

また物語の大筋の流れは前作「ここ叫」と似ている。「ここ叫」では主人公の成瀬順が自分の才能を開花させてくれたと坂上拓実に恋をする物語だ。しかし相手の坂上拓実は成瀬を選ばず(むしろ遠ざけ気味)、中学校時代から思いを寄せていた学園のマドンナ存在の仁藤菜月と誤解をときハッピーエンドとなる。終わり方は嫌いではないのだけど、主人公の成瀬は結局振られてしまうわけで、なんとも「一体主人公は誰だったのか」という感じがあった。
今作「空青」は、はじめから「慎之助と姉のあかねは恋人」が前提としてはじまるため(その当時のあおいは幼い子供だった)、物語の軸足はどちらかというとその二人にある。上京によって別れたかつての恋人二人が10年越しで再開する変化をあおい視点で見る形となる。
夢を追い求めて音楽で生きていこうとした男と、そんな男を心のどこかで諦めきれず地方で待ち続ける女の物語。それを妹視点で見る話だ。
もちろんそこに複雑な様相が加わっていくのだけど、そこは安定の岡田麻里という感じがする。ただそこまでドロドロとしていないし、登場人物全てに嫌な部分がない。上手く理想的な人間関係と現実的な泥沼のようなもつれ具合を配合していて、案配はとても良いと思う。個人的には今作が一番好きだ。

映画本編は物語の一区切りがついた場面で終わり、「その後の登場人物」をスタッフロール中の写真で見せる形式だった。流れるあいみょんの主題歌とも相まって、なんとも見終わったあとに「良い映画だったな」と感じさせてくれた。
何かを訴えかけるような作品ではないが、日本の情景を描いた作品としてはとても面白いと思った。ボクはこういう映画は大好きだ。

Amazonビデオでは買い切りの形しかないため、久しぶりにレンタルビデオ屋を探し回った。時間が経てば配信はされそうだが待ちきれなかった…。

空の青さを知る人よ(完全生産限定版) [Blu-ray]

SIMフリーのiPhone XsでRAKUTEN UN-LIMIT(eSIM)とmineo(SIM)を併用する

今まで楽天スーパーポイントアッププログラム(SPU)のためだけに楽天モバイルを使っていた。
しかし2月のある日、突如2倍→1倍加算に変更しますというメールがきた。
正直その時点で相当クソの極みで怒りの解約も辞さないほどだったが、4月から始まるRAKUTEN UN-LIMITが300万人は1年無料で使えるようになると耳にしていたため、1年間はそのままでも良いかと考えていた。

が蓋をあけてみると、楽天モバイルとRAKUTEN UN-LIMITは別のサービスのため移行申請をしてください。というメールが3月17日にきた。
その後色々問題がゴタゴタ起こってウンザリの極みだったが、「1年間は無料だし…」と半ば自分に言い聞かせていた。

この記事の後の方で楽天への不満はグダグダと書くことにするが、簡単にまとめると、

  • RAKUTEN UN-LIMITはAndroid向けのサービスでiPhoneでの展開は現時点で不明(サポートもしない)
  • 楽天モバイルからのMNPで移行申請をした場合キャンセルはできず事務手数料が発生する

結論でいうならiPhoneを使っている方には全然おすすめしないし、おすすめできるレベルでもない。付け加えるならまだ5G回線(4月現在は4GLTE)でもないし、エリアもかなり狭い。都心が生活圏ならギリギリ利用できなくはないという感じだ。
しかし5G回線は使ってみたいという気持ちがあり、そうなると現時点では3大キャリアか楽天かという選択肢になるため、このまま様子見で1年過ごそうかと思っていた。

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