机の上で焚き火がしたいん #01

そこそこ心にあり続けるものを、最近ふと形にしてみたいと思ったので、つらつらと解決したい課題とか、やりたいことをメモって実現しようと思う。
完全に自分用の思考ログ。

この卓上の焚き火という商品は、10年ほど前にひそかに存在していた。
小さなマッチのような角材型の端材に、蝋を漬け込んでいて、それを丸い灰皿のようなシャーレ上で組み上げて燃やすという代物。
大きく燃えるというより、小さな焚き火という商品で素敵だった。

ただお値段がそこそこしたため、いつかお金に余裕ができたら買おう、買おうと思いながら見ていたら終売してしまった。人間は愚か。
そのうち似たような商品が出るだろうとおもっていたけど、オイルを燃やす方向の商品がいくつか出ただけで現在も焚き火のようなものはでていない。

ちゃうねん。ただ火を眺めてワイン傾けて「くー!映えるー」じゃないんだよ。
火を育て、その面倒さと無意味さが良いの。
灰燼に帰す様子を眺めていたいの。

解決が必要な問題

物を燃やせば煤が出る

例えば散歩して落ちている木々を拾って燃やす場合、乾燥が不十分だともれなく煤が発生する。そうでなくても何かを燃やせば煤がでる。
これは完全に炭化しないから起こる問題のようなので、高温で燃やせば良い。
つまり二次燃焼の設計。

解決策のヒントはmont-bellの焚き火台 ファイヤーピットの二重構造。

mont-bell フォールディング ファイヤーピット

頭の中にあるのは、丸いシャーレの二重構造。
外側のシャーレは外気取り入れようの穴が横にあり、内側のシャーレは底にだけ穴があるという物を考えている。
え、それだと炭が底から落ちるだろって?
そのために掃除がしやすいように二重構造にしてお手入れの楽さを確保したいというわけ。
メッシュにしてしまうと炭はある程度落ちないけれど、結局そこの掃除が大変になることが予想できる。もうそれならば下に落としたほうが楽なのでは?と考えている。

シャーレの受け板は木材の箱に砂を敷き詰めておく形にしたい。断熱して机を保護する目的。あと外側のシャーレの底は円錐型にして灰が底に溜まりやすくしたい。

実験用の加工が簡単で燃焼しても良さそうなものを探す

手で整形できて、ある程度燃やしても耐えれるものを探し中。

#181124

今日のtumblrでみたもの

木登りの名人と呼ばれている男が、弟子を高い木に登らせて小枝を切り落としていた。弟子が危ない場所にいる時には何も言わず、軒先まで降りてきた時に、「怪我をしないように気をつけて降りて来い」と声をかけた。「こんな高さなら飛び降りても平気ではないか。なぜ今更そのようなことを言うのか?」と問わば、「そこがポイントです。目眩がするくらい危ない枝に立っていれば、怖くて自分で気をつけるでしょう。だから何も言う必要はありません。事故は安全な場所で気が緩んだ時こそ起こるのです」と答えた。

たいした身分の親父ではないが、教科書に掲載できそうな内容だ。バレーボールのラリーなどでも、難しい球をレシーブした後に、気が緩んで必ず球を落とすらしい。

原文

高名かうみやうの木登りといひしをのこ、人をおきてて、たかき木に登せて、こずゑを切らせしに、いとあやふく見えしほどは言ふ事もなくて、るゝ時に、軒長のきたけばかりに成りて、「あやまちすな。心して降りよ」と言葉をかけはべりしを、「かばかりになりては、飛びるとも降りなん。如何にかく言ふぞ」と申し侍りしかば、「その事に候ふ。目くるめき、枝危きほどは、己れが恐れ侍れば、申さず。あやまちは、安き所に成りて、必ずつかまつる事に候ふ」と言ふ。

あやしき下臈げらふなれども、聖人のいましめにかなへり。まりも、かたき所をいだして後、やすく思へば必ず落つと侍るやらん。

徒然草 第百九段 / 徒然草 (吉田兼好著・吾妻利秋訳)

興味を覚えて他の現代語訳をいくつか眺めていると、現代のSNSでよく見るような妬みと罵倒という図式があって、人間社会の進歩とはかくも時間がかかるものなのかと、何百年経っても変わらないものなのだなーと感じた。

#081124

自分のためにだよ

いつものようにtumblrを見ているとアメリカでそこそこ上手くやってるシステムエンジニアで民主党支持の方が、「トランプが勝利した今のアメリカの空気感」みたいな内容をhatena.blogに投稿されていた。(tumblrではよくあるのだけどReblogしたつもりでできていないことがある。これも同様にまたどこかにいってしまった)

内容はかざりっけがないながら上手くまとまっていて、選挙内容に不満があるという内容ではなく「本来民主党が味方につけるはずだった20,30代のリベラルを、政策アピールで引き込むことができなかったのがハリスと民主党の敗因。その人達がトランプに票をいれてしまった原因と対策を、次回の選挙までに民主党は考えるべきだろう」といった内容だった。もうちょっと書くと「トランプの掲げた政策を実行すると物価があがってしまい、主だってトランプに入れてた低所得者層死ぬけど大丈夫そう?」といったもの。わかりやすさとアメリカの現状みたいな空気感も感じれる現地の人の感想という良い文章だった。

で、これがどうも一度投稿されたあとに大幅に加筆修正されて読みやすくなっていたようで、そのことに気づいた人が「前の文章は箇条書きで素っ気なかったですが、わかりやすく書き直してくれてありがとう。でも忙しい中でこんな誰の得にもならないことをしてくれて不思議でした。どうしてこんなに親切なんだろう?」というコメントに「そんな人間いるわけないだろ。これがAIってわからないとか馬鹿?」等の実にhatena.blogらしいコメントがついていた。

そして、届かない場所でこんなことへ返信みたいなことをするボクも無意味だ。
ただボクはこの投稿者がどうして1セントの得にもならないことに労力を割いたかがわかる。この話をダラダラと広げようと思ったけど少し文章を書いたけど、雅じゃないので消した。

結論だけ書くと、おそらく「自分のため」に書き直したんだと思う。ボクも定期的にこのBlogの過去投稿を校正しつづけているので気持ちはわかる。
流れ続けるSNSと異なりblogはその場所があり続ける限りは残ってしまうため、誰かの目に触れてしまう。(SNSもtumblr等で古い情報にアクセスは可能だが)

連想して思い出したのは、スティーブ・ジョブズが「過去の偉人が繋いできたバトンを自分が落としてしまうような焦燥感があった」という話。
より良き世界、よりよき社会を目指す行動は小さなことの積み重ね。どんな小さいことでも、より良いことへができない人は大きなことなんてできもしないという当たり前の話だ。
この投稿者はアメリカでそこそこ成功してーとあるし、文章からもそうなんだろうと感じれるから、当たり前のように小さなことでもより良くの意識があるんだろう。

もう一つは心の豊かさに依る。
人は心が豊かな状態になると親切心から分け与えるという行動ができるようになる。
「ボロは着ても心は絹」、「武士は食わねど高楊枝」と昔からこの手の言葉は標語として受け継がれている。

そのどちらかじゃないかなーと推測。

#031124

Mac OS Sequoia 15.1をUSBインストールした

職場のMac Studioは、去年届いたときにすぐ使う必要があったため古いMac Proからデータ移行アシスタントで使えるようにした。ただ古いMac ProはOpen Coreで無理やり最新OSを動かしていたため、システムデータ移行によりかなりデータ量の負の遺産をそのまま引き継ぐこととなっていた。(データ移行直後、内蔵ディスク使用量が250GBとなっていた)
それがとても気になっていたので、いつかはクリーンインストールしなければ、という気持ちはあったものの、Venturaのアップデート時はそのままOSアップデートを行い使用していた。

Sequoiaがリリース後、安定するのを待っていたら3連休前に15.1がリリースされた。クリーンインストールするのにちょうど良いタイミングと判断。3連休の初日が大雨だったので部屋に持ち帰り作業。
余談だがMacOSが過去に「リリース直後で安定します。最高です」なんて話は微塵も存在してない。そんな話は大麻吸引している信者の妄言なのでアップデートしないように。視聴数が欲しい動画制作者がそのあと使えない不具合お気持ちSNS投稿するのを見て楽しむにとどめよう。
そしてだいたいMac OSが新しくアップデートするとAdobeがついてきていないことが多い。お前ら何年持ちつ持たれっつやってきてんだよ。いい加減にしろ。冷え切った夫婦関係みたいな仕草しやがって。
15.1リリース前にちょうどCC2025版がリリースされたので、さすがにイケるだろうの判断。

Backupを念入りに確認したあとUSBにOSをインストールしようとすると、なんと今回から16.1GBとなっていたので16GBのUSBでインストールメディアを作成することができなかった。仕方なく雨の中家電量販店へ向かう。Amazonしようとしたら到着が月曜日で絶望したためだ。

そして、いざUSBインストールとOptionメニュー起動しようとすると、有線接続したNuphy Air V75では何故かOption起動できなかった。仕方ないので以下の手段でオプション画面を出す。

  1. 電源を切る
  2. 電源ボタンを長押しする。
  3. オプション選択画面が表示されたら電源ボタンを離して、USBインストーラーを選択する

やっとこさでUSBインストーラーを実行すると、従来であればディスクユーティリティが選択できたのに、唐突にインストーラーが起動しディスクユーティリティが起動できない。そのまま内蔵ディスクにインストールしようとするので一度キャンセルすると勝手に再起動した。

そして再起動後、内蔵ディスクにアクセスロックがかかっているためApple IDを入力せよとでる。ここでマウスが繋がっていれば端末のパスワードで解除できたようだが、無線マウスしかなかったので選択することができなかった。(あとで気がついたのはRazerのDeathAddrV3はUSB有線モードがあったので使えばよかった)
ここで複雑怪奇な24桁のパスワードを設定したことが痛烈な仇となり、何回入力しても失敗する。そもそもパスワードが見えない状態なのであってるかどうかもわからない。
どうにもならなさすぎてスマートフォンでパスワードを簡略化して通した。セキュリティ対策としてどうなんだろうか。

なんとか無事にフォーマットしてクリーンインストール。
インストール後、バックアップや新しくインストールしなおして復帰。
結局丸一日作業だった。

ただ終わったあとの内蔵ディスク容量は110GBだった。1/3に圧縮して快適になったことを思えばやって良かったという気持ちだが、この状態をどうして維持できずアップデートするたびに内蔵ディスク使用量は肥大化していくのか……。

Mac OSはメジャーアップデート毎にクリーンインストールがおすすめ。
そしてインストール後の復旧が簡単なようにバッチファイルを組むべき。(次回までの課題)

今回の苦労した話

今回の作業でブートレコード時の操作デバイス関連は難儀した。

Macbookだと一切気にならない問題で失念していたけれど、Apple製品は純正オプションのMagicキーボード・マウスは脳死で接続すれど、サードパーティー製はブートレコード時にbluetooth接続ができない。Mac StudioはUSB-Aが2つあったため有線接続でギリギリいけたものの、新型のMac miniはUSB-Aが存在していないので、キーボードとケーブルとUSBメモリー接続用に最低3つのUSB-AがあるHUBは持っておくと精神的に楽そう。
もしくはUSB-Cで有線接続できるマウスとキーボード、USBメモリーを用意しておく必要がある。

今後のことを考えてUSB-Cタイプを買おうとしたら家電量販店だと3,000円〜だった。Amazonで事前に用意していなかった自分の落ち度なので、次のセール時に買うことを検討しよう……。

そもそもAppleが「いやそんなクリーンインストールなんて緊急時用ですよ 笑笑」って考えなんだろうけど。
間違いではないし、Appleは暗に「お客様そろそろ買い替え時です」と2年毎の買い替えを推奨してる節があるので、内蔵ディスクが謎の肥大化したころに買い替えるのは判断材料になる。
いやそれだと意図的……クック……?

どうでもいい余談:KIOXIAについて
ご存知の方も多いと思うけど、最近Amazonでもよく目にするKIOXIAは、2015年の不正会計問題で経営危機にあった東芝が、稼ぎ頭の半導体メモリー事業を分社化、米ベインキャピタルなどの企業連合出資で設立した「東芝メモリホールディングス」が社名変更した会社。
よくわからない社名だから、また怪しい中国製かな?と思われがち。

Macbook Pro M4も発売された

予想に少し反してとMacbook M4 Proは24GB / 48GBをメモリで選ぶことができるようだ。お値段はM3 Pro 36GBと同じ。ぐぬぬぬ。

しかし64GBは相変わらずMaxの上位コアモデルのみ。 14core / 32 GPUモデルはRAM 32GBしか詰めないのはさすがに意図がわからないな……
MacbookはM4またはM4 Proが魅力的になってM4 Maxが微妙な感じになったように感じる。

価格が安い製品が魅力的になっている理由

ぼんやりと考えたとき、M4の特徴であるローカルAiに目的があるのではと思う。
ローカルAiの学習データを引っ張ってくるのか、もしくは普段はあまり使わないであろうM4のAi用のNaturalEngineCoreの余剰演算能力をメッシュネットワークでつなげる構想があるのかもしれない。

どこまでいってもAIと仮想通貨はこの演算能力の物理的な制約と消費電力の問題はつきまとうから、そこをネットワークでつなげて分散コンピューティングにするんじゃないかなーと思う。となればよりM4を使ってくれる人が少しでも多くなるよりM4 mac miniを低価格で魅力的にしたのも納得だ。

新しいM4 Pro Mac miniがうらやましい

手のひらNUCサイズでRAM 64GBまでイケる

Amazonでお漏らしリークされていたけど、M4 Pro Mac miniはRAMが64GBまで積める。
そして何より小さいのが良いね。IntelのNUCと同じサイズに見える。
価格も元々Mac miniが買いやすい値段設定なのを継承して、M4 RAM16GB / SSD 256で¥94,800円は良い価格設定。前モデルは8GBで8万円ちょっとだったはず。

カスタマイズすると、M4は32GBまで。M4 Pro搭載だけ64GBまで。
そしてスゴイ羨ましいのが、M3 MacbookのときはMAXでも64までつめるのは上位コア数だけだったのに、M4 ProはCPU / GPU / AI用CPUの数がそれぞれ 12/16/16と14/20/16どちらも64GBまで選べる。マジで羨ましい。
もし年明けにM4 Macbook proがでるならM4 pro 64GBって選べるのだろうか。ボクは選べない気がする。もし選べるなら中古でM3を売って買い替えよう……。

ちなみにサイズはW127mm x D127mm x H50mmで重量0.67kg / 0.73kg(M4 Pro)とのこと。電源コードで駆動なのでケーブルを持ち歩く必要があるけれど、軽いから持ち運びできそう。さすがにUSB-Cで駆動もできたのだろうけど、サードパーティー製の安定しないUSB-Cを嫌ったのだろう。

SSDは1TBをオプション設定が良いと思うけれど、何故かAppleは2TB以上は値段がとんでもないことになる。謎。でも据え置き型ならUSB-C経由のM.2 SSD運用前提で1TBでも良いかも。
ボクが買うなら構成はM4pro 12/16/16でRAM 64GB、SSD1TB。
それでも33.2万は安いと思う。
Mac ProとMac Stduio息してないけど大丈夫そ?

Apple Mac mini