敷布団を悩みながら替えた話

今の部屋に引っ越ししてちょうど1年が過ぎたある日、起きてふと布団を見ると、せんべい布団のようにぺったんこになっていることに気づいた。慌ててニトリに買いに行き、その年に流行りだった高反発の敷布団を1万円未満で購入。
抱えて持って帰り、さっそくと寝っ転がってみたらあまりの快適性に感動した。
1万円でこんなに快適になるならもっと早く交換すればよかった。なぜ自ら自分を苦しめることをしていたのだ。と愚かな行動を深く反省した。

それから数年経ち、今年は去年とくらべて土日を部屋で寝て過ごしているのに体がは痛く、疲れがとれていなかった。まさか加齢で寝ても回復しないところまできてしまったのか……と思っていたが、それにしては妙に背中だけが痛いというか、具体的には布団の下に敷いているすのこベッドの形を感じるというか……と思って改めて布団をよく見ると買った時の張りは無く、あきらかにヘタっていた。

またニトリで買い替えるか……そう考え近所の店舗へ行くことにした。

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M3Pro Macbook Proの購入と拡張に悩んだ話

購入ボタンをおしたときは「いつ届くのかなー」と楽しみで、「発送されました」と表示されるまではワクワクしていたはずなのに、実際に目の前に届くと「買ってしまった……」と高額な買い物に後悔が生まれるのはなぜなのだろうか。
そして数日経つと「まぁいいか」となる。
人間の気持ちはそんなものだ。

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NuPhy Air75 v2を購入した話

APEXでしゃがむ操作はCTRLキーかCを押す。
ボクは指運びが不器用というか、小指が不器用なのでなかなかこの操作が上手く行かない。
上手く行かない理由がもう一つあって、日中の仕事で使っているキーボードはHHKB (Happy Hacking Key Board) だからというのも輪をかけている。

HHKBのキーレイアウトは特殊でCAPS LOCKキーの部分にCTRLキーが鎮座している。
これが良い。
日本と海外の言語に起因する理由だが、日本人は英文を打ち続けるとき以外にCAPS LOCKキーは使用しない。しかし海外の場合は頻度が高いのだろう、SHIFTキーとTABキーの間という一等地に鎮座している。邪魔だ。
その一等地をHHKBはCTRLキーが配置され、本来左CTRLキーがある位置にはロゴが刻印されてブランク・スペースになっている。だから普段はそこに小指を移動しない。

しかしAPEXでCTRLキーを小指で何度も押す操作が必要となった。なんとか頑張って操作・練習をしたものの、小指を垂直にして押しているためかキー表面が爪でガリガリで削れた。
爪を伸ばしていたのが悪いが、こんな簡単に表面の塗装が削れるのかとか、力入れすぎやろとかもあるが、削れた部分からバックライトの光が漏れ出すのでボロボロ感がでてきた。
しかたなくCTRLキーだけKeycrhonサポートに連絡して取り寄せようかなーと思ったとき、以前YoutubeでNuPhy Air75の紹介動画を見て気になっていたことを思い出した。

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気に入っている海苔の話:有明産 訳あり焼き海苔

いつそんなことを思いついたのかは忘れてしまったが、普段遣いする海苔を楽天で買い始めてもう何年も経っている。よく利用するというか、脳死していつものとなってしまっているのが「大森小町」さんの有明産 訳あり焼き海苔40枚入りだ。

元々は楽天スーパーポイントセールの倍率をあげようとする目的で購入し始めた気がするが、今ではなくてはならない物になっている。
楽天で他にも訳あり焼き海苔を購入したが、もんやりする味だと大量にあるため処分に困ったことが2回ほどある。それ以来失敗するのが怖くなって「大森小町」さんでリピート購入するようになってしまった。


価格は全形(21cm×19cm)40枚入りで1,600円ほどで送料無料。
わりとおすすめ。

山形県米沢市のカクリキ味噌(花角味噌醸造)を通販した

「時に乃良さん、ご自身で料理をされますか?」
広告に関わる仕事をしていると、色々な業界の方とお知り合いになる。
ある日、直接的な仕事ではないが軽微なパソコン関連のトラブルで相談された。職場からお相手の仕事場は近かったこともあり、「それではお伺いして修理しますよ」と安請け合いをした。
その時、お礼として「このお味噌はとても美味しく、私自身も好んで買い付けております。よく贈答用としても頂くので、良ければお持ちしませんか?」と言われ「カクリキ味噌」を譲り受けた。

ボクが住んでいる場所には全国の味噌を取り扱う味噌屋があり、何度かリピート購入していた仙台味噌「社の熟王」で常備味噌は満足していた。この味噌を使い切ったら試してみようと思っていたが、1kgを購入した直後だったこともあり、どうしたものかなーと思っていたので、頂いた750g 2種(栗子:コシ味噌、米澤:豆味噌)のうち1つの栗子(コシ味噌)を味にうるさい友人に譲って試してもらうことにした。

バイクで受け渡しをした帰り道、スマートフォンを見ると「おい、この味噌うめーぞ」と滅多に味を褒めない友人が絶賛していたので、途端に興味がわいた。
早速帰宅後に残っていた米澤(豆味噌)で味噌汁を作ると、たしかに美味しい。
クドさはなく、絶妙な塩加減、椀底に残るとろみ、そして舌に残る豊かな後味。
これは素晴らしいお味噌だと、早速カクリキみそのWebサイトを見に行ってみた。

お値段が高いのかと思ったら、むしろ安かった。
近場の味噌屋では500gを650〜850円で購入していたが、750gが760円ほど。バグなのか?
販売卸先を調べても、米沢所在のサイトしか出てこないため知名度が低いようだ。
こんなに美味しいお味噌なのに、なんともったいない……。
(宿泊してとても良かった有名旅館の白布温泉 西屋さんでも使われているようだった)

今年の東北バイクツーリングで米沢に寄った時買おうかと悩んだが、「いやしかし2kgはちょっと重い……通販しても送料900円なら通販しよう」と考えたもののカートにいれたまま購入していなかった。
「社の熟王」を使い切ったあとは、OKストアの仙台味噌が安いからこれでいいやーと何度か購入していたが、ふと最近、どうせならカクリキ味噌を買おうという気持ちが高まったので「【特注品】栗子みそ(2kg袋詰め)」を購入。
1,922円+送料900円と、それなりの値段となったが間違いなく美味しい味噌汁を思う存分楽しめるなら損はないと考えた。

そのうちくるかなーと期待していなかったが、注文当日に「発送しました!」とメールがきた。意欲高すぎる。あと米沢から翌日届いた。Amazonかよ。


届いたお味噌でさっそく味噌汁を作る。
具材はなめことえのき、お豆腐でシンプルに。出汁は入れない。
これは最近Youtubeのクラシルチャンネルでよく見ている野崎シェフ執筆「和食のきほん 完全レシピ」の中で、「一般的な田舎味噌なら具材が少ないときは出汁を使い、具材が多いときは水で十分」とあり、今まで深く考えずいつも出汁を入れていたので具材を見て考えるようになった。

「和食のきほん 完全レシピ」はこれから自炊・料理を始めるという方にはあまり向かず、どちらかというと「普段料理をなんとなくするけど、もう少し美味しくしたい」という方にはとてもおすすめできる。ボク自信もなんとなくしていた味付けは間違っていたことを知ったりと、料理に対する知識が深まった。

ちなみに価格は1,408円だが、Kindle Unlimitedなら無料で読める。Unlimitedが安いキャンページ時に読むのがおすすめ。

「分とく山」野崎洋光のおいしい理由。和食のきほん、完全レシピ (一流シェフのお料理レッスン)

「分とく山」野崎洋光のおいしい理由。和食のきほん、完全レシピ (一流シェフのお料理レッスン)

野崎 洋光
1,408円(11/22 01:26時点)
発売日: 2016/03/25
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久しぶりに味わうカクリキ味噌の味噌汁は変わらず美味しい。
ご飯がススム味噌汁だ。
おにぎり専門店などが添える味噌汁の味というと伝わりやすいかもしれない。
Amazon等で販売されていないし、知名度が低いのがなんとも惜しいが、地元では愛される味というのはそういうものかもしれない。ボクもひっそりと買い支えたい。
わりとオススメ。

羽毛布団収納袋 キューブ型を買った話

布団類を収納する定番といえば、布団圧縮袋だ。
透明なビニール袋に布団を入れ、ジッパーで蓋をする。あとは掃除機で真空を作って圧縮すれば手軽にサイズダウンできる。ただいつも徐々に空気が入っていき膨らんでいくのがが気になっていた。後わりと厚さが減るだけで幅があるため片付いてる感じがしない。

ニトリ等で安価で買えるとはいえ、空気が入るのは弁部分の気密性維持に左右されるため、劣化すると地味に買い替えが必須なのが気になっていた。しかも安価とはいえ1,000円近くかかる消耗品というのも地味にもんやりとする。

先週の半ばにTumblrで興味深いTweetが流れてきた。

毎週少しづつでも部屋にある使っていない物を減らしていこうと、去年から土日は部屋の片付けばかりしている。
そんな時にこのTweetを見て思ったのは、部屋にある物で正確に収納場所がわからないものは、そもそも不要なのではないだろうか?取り出しやすい以前にどこかにあるすらわからないのは良くないことだ。と気付かされた。

そこになんとなく圧縮して、クローゼット下に重ねて収納した気分になる圧縮布団。重ねたことで終わってしまっていたので、季節で切り替える時に全部ひっぱりだしてた。つまりそれは整理されていないことに気づいた。

そんな時にネットの収納事例をみているとこんな商品が紹介されていた。

キューブ型羽毛ふとん収納袋 シングル用

キューブ型羽毛ふとん収納袋 シングル用

778円(11/21 19:55時点)
Amazonの情報を掲載しています

布団は圧縮袋でしまう以外には方法がないと思いこんでいた。そこにこの商品だ。なるほど。布団を上棚に収納するという選択肢もあるのか、とシンプルに気づきを得たような感覚だった。それならば必然的に上棚も整理しないといけないし、洋服ダンス下の空間があくのは良い。さっそく購入してみた。

説明書
冬用の掛け布団を収納した

早速、冬用の羽毛布団を干ししてから収納してみた。
入るかどうかがやや半信半疑だったが、収納しておもったのは寝袋のコンプレッションバッグ(圧縮)と近しいのだと思った。(圧縮率がそこまで高くない)

ビニール真空圧縮の横幅を取る形とは違い、キレイな四角形に収まった。さらにジッパーで圧縮するため空気が入ってもとのカサに戻る心配もない。これは布団収納としえt良い選択肢のように思えた。上棚にぽいっと放り投げて収納できるのも良い。

何より中にある調整ベルトで締め付けている構造なので、ファスナーには力がそこまで加わっていない。圧縮収納袋の劣化や気圧弁のように壊れやすい部分に負荷がかかり続けていないため、繰り返し長く使えそうな点も気に入った。価格も近いのもまたいい。

わりとおすすめ。

Povo 2.0を1月10GB 1,666円で使うチャンスがきた

今年の2月にUQモバイルからpovoに移動した。移動した理由は早合点したためだが(60GB/90日を120日だと勘違いした)、60GB/90日でも月額2,163円となり、UQモバイルくりこし5Gプラン 15GB / 2,728円と比較しても、月額は-564円圧縮できていた。

ボクは1月のデータ通信量がだいたい8G〜10G未満のため、UQモバイルの15GBだと半分ほどが毎月繰越として発生していた。もっともpovoに移動したあとも、60G/90日プランがもうすぐ終わるのに残り35GBある。大量に無駄だ。
ただここがpovoもいやらしいところで1GB、3GBのあとは飛んで20GBとなり、間のプランは存在しない。さらに20GBプランは2,700円とUQモバイルとほぼ同じ金額が設定されている。足並みが揃ってて偉い!(般若)

しかしここにきて期間限定で120GB / 365日 20,000円が登場。
つまり月額1,666円で10GB。
この瞬間を待っていた!」の言葉しかない。

povo 120GB / 365

期間は2023/05/24〜2023/06/24まで購入可能。
もしギガが不安ならば、povoにはギガ活でOKストア2,000円買物やローソン500円買物をすればギガが貰える。これを併用すれば、全然やっていけそう。

おまけに5月または6月に購入すればボーナス月の支払いになるのも心憎い。
サンキューpovo

2023/06/04 追記
6/4 23:59に60GBプランが無くなるから買うかーと購入したら、購入即適用なことを忘れていた。ンギギギ。

2023/07/20 追記
現在は180G 22,400円がでていてそちらの方がお得である。あとだしじゃんけんすんなよー!酷いやん。

Keychron カスタムコイルパイロットケーブルを購入した

「自己満足こそ最高の快楽だ」(ある富豪の台詞)

キーボードは無線または有線接続する。
無線接続はUSB2.4GHzのレシーバーと接続するタイプは入力遅延がほぼないのでゲーミング用途で使用可能だが、Bluetooth接続はやや通信にわずかな遅延があるため、一般的にはゲーミング用途にはあまり向いていない。
ボクが使っているKeychron K3は当然のごとくゲーミング向けデバイスではないのでUSB無線ができない。しかも何故かWindows側でBluetooth接続が上手くいかないので有線接続で使っていた。

PCが机からやや離れた位置にあるため、Keychronに元々ついていたUSBケーブルでは結構ギリギリだった。具体的にはキーボードから斜めに机を横断して接続されていている。
なんというか無理やりつないだまま。という感じが否めない。
「でもUSB-Cで繋いでいるのだから、高速なんだろうか」と勝手に思っていたが、片側はType-Aってことは3.0なのかな?と引っこ抜いてコネクタ確認するとUSB1.0だった。
いやお前遅いんかーい。というガックリとした気持ちに。

ならケーブルを長いものにしようかと思い至ったとき、以前メルカリでコイル状になったケーブルが結構な値段で売られているのを見た。そしてなぜか途中に鉄製のコネクタ(アビエイターコネクター)がついていた。
電気はケーブルとケーブルをつなぐような接続端子があればあるほど抵抗になる。ただキーボードは単純な力学作用の送信デバイスだから複雑な送信をしないから自由なのかなーとは思っていた。

しかしこのカスタムケーブルに関しては、元々のUSB-Cをアビエイターコネクター(GX12)のオス・メスコネクタで分け、再接続した先がUSB-Cって、見た目以外の効果がなくて「なんで???」という感想しかわかない商品だ。
どこをどう調べても本当に見た目以外の効果・メリットがない。
それに3,000~1万円である。
キーボード沼の狂気。

Keychronの商品なら$15で買える

USBのキーボードケーブルを買おうと探したとき、意外とキーボードにあうケーブルは販売されていない無いことに気付かされた。
特に多いタイプはコネクターにロゴが入っているものでロゴの主張がある。その次はケーブルの質感が気になってしまう。Keychron純正ケーブルの編み込みでしっかりとした作りながらコネクタが主張しないデザインは、こだわりのあるメーカーであることを感じさせてくれる。
これをそのまま置き換えるのが結構難しい。

そこでkeychronのサイトへ行くとアクセサリーとしてあの狂気の産物、コイル形状にコネクターがついたケーブルが販売されている。
国内サイトだと3,565円で、黒色は入荷待ちだった。

Keychron カスタムコイルパイロットケーブル

本国サイトのほうでは$15となっていたが、やはりこちらも入荷待ちとなっていた。
どうせ当分入荷しないんだろう、と一応お知らせメールだけ登録しておいたら3日後に本国の方で入荷の案内がきた。

余談だが、キーキャップもカスタマイズしてみようとそちらも入荷お知らせ登録していたのだが、そちらも入荷した。
ただ結果としてK3ではそれらのキーキャップは使用できないというか、具体的には「ロープロファイルダブルショットPBTキーキャップセット」のみ使用可能だが、文字部分が透過しない。K3本来のキーボードの光り方にならず異なる見た目になる。
それならいいやとそちらは注文せず、数日悩んだ後話のネタになるかとキーボードケーブルだけ購入。5/12に注文し、5/21のお昼前に届いた。注文から配達完了まで、だいたい1週間ちょっとだった。ちなみに価格は米ドル計算になるので$25.20(商品$15 + 送料 $10.20)を日本円で換算してほしい。(買った時は3,400円ほどだった)

シンプルなパッケージ

実物と感想

商品のページには掲載されていないが、USB-Cの両端以外に、USB-CをUSB-Aに変換するコネクタが付属している。(写真中央)

開封収納

ケーブルの質感は、キーボード付属ケーブルがより太くなってコイル状になっている。
そして見た目以外になんの意味もないアビエイターコネクターがずっしりと繋がっている。
正直、LANを敷設したりしてきた人間としてはアビエイターコネクターのはめ込んでからしっかりとねじ込んで「外れませんでー!ちゃんと通信しまっせ」というやる気を感じさせるのは嫌いではない。キーボードケーブルという短い距離で必要かといわれると感情がどこへ行けば良いのかわからなくはなる。

実際に設置すると「ボクはじめからここにいました」といわんばかりにピッタリと収まる。
Keychronは今でこそちょっと高いキーボードブランドとなってしまったが、ボクが買ったころのK3が$79でこれ買えるのかー!という利益よりも質に拘っていますという大手にはない、プロダクトメーカーならではのコダワリが好きだ。

OMEN 27iの下部ライトはよく製品レビューで「なんのためについてるんだろうこれ」ってコメントが多かったけど、「アビエイターコネクターが照らされて最高なんだが?シンデレラ生まれちまったなー!」という自然な結婚してた。

本当に机上の景観だけがよくなるためにお金を使ったわけだが、自己満足以外の何ものでもないので、誰にもおすすめしない。ただ国内でそれなりの長さのUSB-Cケーブルを買う場合1,400円前後になるので、まぁそれならちょっと足して満足度が高いなら、ありかなぁ……と買ってしまった。
わりと満足。

どうしようもないオチとしては、机の横断が気になってケーブルを買ったけど、そもそも購入したケーブルはコイル形状となっているためそこまで長くない。
だから延長ケーブルを買う必要があったが、OMEN 27iにはUSBハブ機能がありUSB-AとUSB-Bで接続すると利用できる。そうすればキーボードケーブルをモニター後ろに指すことができるので問題解決できますやん。というかUSB延長ケーブルが思いの外高かったので部屋に転がっていたケーブルでそうしたわけだが、それならコイルケーブルいらなくて問題解決できたのでは?となる。

自己満足こそ最高の快楽だ。

【泥沼に沈み込みたい方向け】アビエイターコネクターとコイルを自由に思うがままにカスタム・自作する場合

アビエイターコネクターを使って思うがままにカスタムできるお店「nokke/cables」がある。
あとは輸入しているお店で購入もできる。Duceyキーボードで有名な「ふもっふのお店」とか。
もちろんUSBケーブルとアビエイターコネクターなので電子部品を購入しはんだ付けをすれば可能でもある。Youtube動画で色々でてくるが1,500円~3,000円で可能な模様。

あとAmazonでもGunMjoというメーカーが展開している。ややお安い。

USB-C変換コネクターの規格違反について

USB-Cで調べると規格違反について書かれているものがよくでてくる。
動作保証の問題もあるし、ケーブルの長さはGenのバージョンによって決まっているので、延長してはいけないとか、USB-C to USB-Aのケーブルに変換をいれて USB-A→USB-C to USB-Aで接続して破壊もある。(ホスト認識機能が消えるため接続先が壊れるし、バッテリーとPCを接続すると炎上する可能性がある)

ただ今回の商品のようにキーボード側のUSB-C接続が絶対で、その上で出力がUSB-A接続の必要がある場合、変換自体は規格違反ではあるが個人が規格を理解した上で行うのであれば問題はないと思う。(USB-C→USB-Aケーブルは違反ではないので)また供給電力も低く熱を持たない。
海外の製品を使う場合、技適の電波法違反もそうだけど、ちゃんと使う商品の規格を理解した上で使う必要がある。そうでないのであればちゃんと国内流通されている大手メーカーの商品を使おう。

アフィBlogが中身スッカスカなのに、アクセス数稼ぎ命でクソデカ主語で大事みたいに騒いでいるのを鵜呑みにせず、正しい知識を持つようにしないとね。順番に見ていきましょう!じゃないんだよ。滅べ。

OMEN 27iを購入した

ボクはEIZOというディスプレイメーカーが好きだ。
初めて自分で買ったディスプレイはCRTのディスプレイから現在使っている液晶ディスプレイまでどうせ買うならEIZO一択!という人間だった。

しかし今の時代、ディスプレイのブランドで仕事はしないし、ボクも自宅で仕事をする量は明らかに減った。(昔はそんな風潮が広告業界に存在した)
加えて最近のPC / FPSプレイ環境で、画面のリフレッシュレート60Hzはもはやバカのやることというレベルで144Hz以上が当たり前だった。とはいえど目も衰えた初老の自分にそんな差がわかるわけがないと思っていたので、60Hzでプレイし続けていた。

先日APEXがSeason17のアップデートにともない射撃練習場のダミーが、ランダム横移動しながら打ち返すようになった。これが全くあたらなかった。
あまりにも当たらないことが悔しすぎて、どうしてあたらないのかとnVidiaのShadowPlayで録画解析をすると、明らかに0.5秒ほどあとをマウス追尾していた。これまさかリフレッシュレートによる表示遅延で遅れた追尾をしているのでは……。
そう思うと途端に新しくディスプレイを買うのはアリかもしれないと思うようになった。
使っているディスプレイの総稼働時間を確認するとちょうど、2万時間が経過していたこともあって、もうすぐ寿命が来そうな気もした。

新しく買うディスプレイの候補にEIZOを入れることも考えたが、ゲーミング用途を一切排除したようなお硬い製品しかなかったので、潔く諦めることにした。(リフレッシュレート75Hzより上が存在しない)

ディスプレイ探しをはじめる

Youtubeのレビュー解説(モニ研等)を参考に色々探してみたところ、現在使っている27インチ QWHD(2560×1440)のゲーミングディスプレイは以下の種類が人気だった。

ゲーム用途だけであれば24インチがベストだし、TN液晶が良いというのは認識した上で、あくまで現状環境の置き換えしつつゲーミング用途に振りたいというのがゴール。

27インチ WQHD IPSというジャンルは技術開発が盛んなのか144Hz〜300Hzが増えている。どちらかというと現在アツいのは240Hz以上のようだがまだお高い。
このあたりを調べると、真剣にプロ目指すならいい環境にするべきだが144Hzと240Hzはプロが見ても横に並べて比較したらわかるかなーという感じで、「どっちでしょう」と1台だけ見せられてもわからない。とのことだった。
それなら165Hzでも問題ないのでは?とお安くなりがちな商品ラインで探すことにした。

どうせならカッコいいのが欲しい

次に問題になるのがディスプレイの見た目。
MSIはまだしも、ASUSやBENQはロゴの主張が強くなんとももんやりする。
DELLが良いといえば良いけどセールの有り無しで価格差がとんでもなく、ちょうどセールが終わったばかりだったため「時期が悪い」になった。

なんか良いのないんですかねーとネットをウロウロと探すと、HP(ヒューレッド・パッカー)のモニターにゲーミングライン「OMEN」があり、そちらがとても好みのデザインだ。かっこいい。

OMEN 27i

2021年に発売されたOMEN 27iは回転機構こそないが、WQHD / 165Hz / IPS / DisplayPort 1.2とスペックは目的に合致。何より背面のポート類が斜めに刺ささるデザインが好みだ。あと背面とディスプレイ下が無駄に光るのも良い。

OMEN 27iかーどうしようかなーと数ヶ月悩んでいると、今年の4月にOMENディスプレイはラインナップが更新された。27インチで湾曲でない製品はOMEN 27q / 27qsと2種類展開。(165Hz / 240Hzの駆動が異なる)
生産が終了した27iからの変更点は接続ポート類がディスプレイの下側になり、回転機構がついて27qは背面が光らず(27qsは背面が光る)、後ろ側がよくある膨らんだデザインになった。ありがちなポヨンと太ったような見た目だ。さらにモニタースタンドも廉価版っぽいデザインになった。

なんで???(真顔)デザイナー憤死したか???

OMEN 27q

OMEN 27qは44,000円。27qsは約82,000円。
価格は安いがどうしたものかなーと悩んだ末、27iの中古品を探すことにした。
幸いディスプレイはメルカリですぐ見つかったもの、本当に買うかどうするかと数日悩んで35,000円ならいいかと購入、3日後には到着した。

早速11年ほど使ったSX2762Wを部屋の隅に置き、設置をしてみる。
しかし机の天板が絶妙に反っていて左右にグラグラとゆれる。前のSX2762Wは重量10kgと重かったので天板が重みで歪んだ可能性がある。
次の日東急ハンズで3mmのゴム板と3mmのクッション材を購入し、足の下に敷いたところぴったり安定した。危うく机を購入し直さないとだめかと震えるところだった。


最近のディスプレイの流行りにもれずOMEN 27iはベゼルが1cmもなく、SX2762Wのような圧迫感がなくてスッキリした。
肝心の発光ユニットは基本7色(赤・黄・緑・黄緑・青・紫・白)の他にRGBを調整できるようだった。そこでキーボードの発光色とあわせたのだが、ここだけは多いに不満だった。上下で数値設定できるが数値を0→255に上げたり・下げたりがすんごい遅い。長押しで加速しないのはマジで設計ミスだと思う。USBハブで接続するとPC連動で設定できるらしいので、そちらでやったほうがいいかもしれない。しかし色は一度設定してしまえば再設定もすることはないだろう。見た目は最高で大いに満足。

早速Windowsのディスプレイ設定でリフレッシュレートを165HzにしてAPEXで確認。
違いがそこまでわからないけど、気持ちレレレでBOT打ちすると命中率が向上しているようだ(以前56%→63%前後)
あとSX2762Wが11年目で背面LEDが暗くなっていたのかもしれないが、すんごい明るい。
ディスプレイってこんなに鮮やかな色だっけと感動した。

その後Kovaak’sもプレイする。
表示切り替えが早い分、Grid Shotや1wall6target TEは見やすいし、何よりSYWの的がかくかくしない。シンプルに感動した。

一息ついたあと、ディスプレイの大きな空箱をどうしようかなーと悩んだが、ココまで気に入ったディスプレイを売るのはだいぶ先だろうと考えゴミとして廃棄した。
稼働時間を確認すると1,900時間だったので、まだまだ長く使えそうだ。