今までは新しい地図にするには本体を購入するしかなかったGarminの地図データが、今年からはGarmin Expressを利用して地図データをアップデートすることが可能になった。
日本詳細道路地図 City Navigator Plus オンライン更新版
これからはすでにEdge800シリーズや1000や1030を持ってる人は、地図データ更新のために最新機種を購入しなくても良い。これはボクが待ち望んでいたアップデート。(地図の検索速度は性能向上しているため買いかえる価値はある)
ただし地図データは結構高いというか19,000円(税別)。
Garmin Edgeは正直サイコンとして使うだけならば国内流通版も海外輸入盤も使用感は全く変わらない。一番異なるのが地図表示・ルート案内するときで、海外輸入版では日本語入力ができないし、OpenStreetMapなどの地図データから、日本語で住所や施設を探すことはできない。(ローマ字検索となる) そこが国内版の利点で価格差になっている。さらに19,000円の地図が入ってると考えれば、国内流通版はぼったくりではない。
ただ現状ナビゲーションに関してはほとんどの人がGarminを使わずにスマホを使う気がする。もちろんGarminでもできる。検索速度も速い。しかし問題は入力のしやすさだ。これがどうあがいてもスマホには勝てない。
それでも日本語地図があった方がいいと思う理由としては、スマートフォンをサイクルジャージに入れていたりするし、バッテリーの消費問題もあってあまりスマートフォンで地図を常に表示させたまま自転車に乗る人は少ないのではないだろうか。
そこでサイコンであるEdgeなら常に表示しているデバイスなので、ちょっと現在地を確認したいときなどに、さっとスワイプして地図を表示できることはメリットだと思う。
これは何度も言うが見ず知らずの土地を夜間移動しているときは非常に心強い。
街灯もないような田舎道を走っていると、自分が東西南北どちらに向いているのかもわからないし、場所もわからない。そんな時に方位と地図が見えることは何よりも安心感をもたらしてくれる。
ロングライドしない人間には全く無縁だと思うが、ロングライドして見ず知らずの土地で夜間も走る人間には最高だし、全力でおススメしたい商品だ。
ボクのEdge1000はいい加減壊れそうなため買い替えようと思っていたが、地図データだけ更新可能となると、もうちょっと使ってもいいようにも感じる。
というか地図データはありがたいんだけど、できれば本体だけを売ってほしいんだが……