千葉ばかりに行くのも面白くはないと前日に考えていた。
しかしいつものことながらどこへ行こうどこへいこうと悩んでいると、どんどんと時間だけが過ぎていき、「寝て起きてから行きたい場所へ行こう」と考え布団に入った。
翌日は快晴だった。
土曜日から動こうとしていたので、当初は鬼怒川温泉もいいなーと思っていたが、現地の天気を見ると雪だった。だめじゃん。
そんなわけでご無沙汰のカリントウ饅頭を食べに筑波山へ向かった。
筑波山に行くのも夏以来だが、プロテインの効果で表筑波がもしや少しは登れるのでは!と考えたこともある。
いつも通りの道を行くのは、行くまでの道中が辛いと感じたので(筑波山までの道中はひどく退屈なので)、通らないルートであえて遠回り気味に向かうことにした。
ルートとしては通常は柏から取手市経由でつくばを目指すのがいつものルートだが、今回は江戸川CRを北上し、長妻から筑波山を目指した。
結論から言えば交通量が多かったのであまり通らない方が良いと感じたが、通常のルートと比べると比較的街中を通るため、筑波山にたどり着くまでは早く感じた。やはり変わらない景色を長距離というのが一番辛い…。
筑波山のふもとにあるカリントウ饅頭で有名な『沼田屋』は、なぜか行列ができていた。とくに急ぐ理由もなかったので、先にヒルクライムをすることにした。
前回までは貧脚っぷりを遺憾なく発揮して、インナーローで必死に登っていたのだが、今回は2枚ほど余裕を残してなんとか風返し峠まで登ることができた。
そのまま反対側に降りて、再度登る。
印象的にはこの裏側?の方が表よりも登りやすく感じた。絶対的な交通量の少なさも理由だが、緩やかな上りと急な上りが交互にあり、中間には平坦なところもあるので休憩もできるのが理由かもしれない。
もちろん有名な不動峠も登りやすくて良い道だが(まず車が通らないので)、不動峰を登ったあとに、風返し峠までの道は車の走り屋が爆音を轟かせて走っているので、挽肉になる可能性に震えることになって気が気ではない。
裏から登ったあと、再度風張り峠についたので、今度はそのまま展望台に向かう。なんだかんだでこの展望台までの道は距離が短いが、勾配が強く辛いが、なんとか2枚残したまま登りきることができた。
達成感を感じながら頂上で休憩をしていると、初音ミクのコスプレをしたサイクリストをみかけた。
もしかして有名な方なんだろうかとぼんやり思った。
あまり身体を冷やさないうちに下山して、カリントウ饅頭を購入。
前よりも外のカリカリ感が増していて美味しかった。
そのまま帰路につき、19時には帰宅することができた。
次は3枚残して登頂できるようになりたいと思う。