#241024

今までニートとか、派遣とか馬鹿にして笑い者にして、自己責任だの、甘えだの、クズだのゴミだのと叩いて、勝手に飢え死にさせとけとか残酷なことばかり吐き捨ててたけど、それらの行為の報いは全部自国、ひいては自分の企業、自分の生活に跳ね返ってくるんだよね。

それに国民はおろか、為政者すら気付いてない。
本来なら、「お願いしてでも」20~40代なんて安定雇用で「全員」が働いて「頂いて」、結婚してもらって子供最低2人以上、出来れば3人、4人と産んでもらわないと困るのに、その現役世代が、最初の就職ごときですら悲壮感漂わせながら必死に求職活動しないといけなくて、つまずくような社会にしてしまった。
そして一度つまずいたら二度と戻れない社会を、弱者を馬鹿にしてそのまま放置してきた。

現役世代に金の不安を与えたら、それが非婚化・少子化に直結するのは当たり前のこと。本当にバカだよ。
社会全体でニートだ派遣だと弱い男性を笑い者にして、クズ扱いして、「こんな人間誰が採るよw」とかいって余裕ぶっこいてた会社員様が、 超少子高齢化・人口減少による内需の縮小で自分の所属してる企業が大赤字で潰れる。
そして年金も破たんし国ごと崩壊。
今自分がこの日本と言う豊かな国で、豊かなインフラで、幸せに生活で来てるのは、「どこかの他人が子供を作ってくれて、その国力によって維持されてる」ものなのに。

昔の為政者はそれが分かってた。
「全員揃って豊かにならないと、国は決して繁栄しない」ことを知ってた。
だから底辺を見捨てなかった。

「自分だけ金持ちでいられる」なんてそんな虫のいい話はないんだよね。
金持ちになるには、庶民に自分とこの商品を買ってもらってなんぼなんだから。
その庶民をないがしろにして、子供産めないような状況になっても「自己責任」「努力不足」と吐き捨ててたら、自分とこの商品買ってくれる人がいなくなるのは当たり前のこと。
それで今、超一流企業様の自動車産業すら危機に貧してるからね。

安泰と思ってた自分の企業が、その報いを一身に受けて潰れる日が来るなんて夢にも思ってないんだろうね。
人を大事にしなかった国は滅びる。弱者を馬鹿にして見捨てた報いは全て自分に返ってくる。因果応報。

初出がいつだったかは厳密には覚えていないけれど、民主党政権次代にボクは初めて目にした。始めてみたときはなんともいえない終わりの宣告のように思えた。

SNSでお気持ちバトルして、対立を煽り、一切関わりのなかった人を大衆正義という名の壁越しに殴り傷つけインスタントに気持ちよくなる。
でも当然、それらのツケはいずれはらわなければいけない。
因果応報なのです。

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