大阪万博2025から帰ってきた
4/30、5/1のホテルは安く予約できたものの、移動日の29日をどうするか。ただの移動日となるため、大阪に近いどこかでテント泊するか、夜通し走るかで悩んだ。結局29日は旅行の準備もあるしで出発は遅くなることもあり、それならばとホテル代をケチって朝9時に大阪到着するように夜通し移動。ホテルにバイクと荷物を預けることができたため、そのまま万博へ向かうという体力の限界に挑む無茶をした。(昼ごろ会場水辺階段で爆睡)
ところが帰りもまた同じような悩みに苛まれ、どうしたものかと悩みに悩んだ結果、また夜通しで走って帰ってきた。
往復夜通し走行。バイクを走らせているというより、完全に移動しているだけだった。
おまけに出発時点で「もうタイヤの交換時期だなー」と思っていたので、帰宅後の洗車でタイヤが完全に終わっているのを確認。交換しないと走行できなさそうな感じがある。(整備不良で止められそう)
今年は3連休含めGWもETC休日料金割引が行われないため、全日二輪定額割を申し込んだ。できればさらに安くしたいと考え、ETC深夜料金割引が発生する時間で移動。
ETC深夜料金割引の適用条件が7/1から変更されるため、またお財布に辛くなる。
どうしてETC深夜料金割引の適用条件が変更されるのだろうと思ったいたけれど、帰りのSAでふと駐車場に止まっている車を見ると9割が車中泊だった。……もしや原因は車中泊が増えすぎたからでは?
駐車スペース・ホテル代わりにPA・SAを利用され、走行もしないのにETC深夜割引で利用されたら割に合わないもんな……。
帰り道、高速道路ICにほど近い「本草湯」というスパ施設へ訪れた。「本草湯」は三重県多気町の自治体と複数企業が参画して作られた「VISON」という大きなリゾート商業施設内にある。
詳しくは旅記録で記述するが、まず本草湯は天然温泉施設ではない。多気町は薬草で名が知れた場所で、江戸時代のころから本草学が盛で発展の地とも呼ばれていたそうだ。
施設名「本草湯」にもあるとおり本草学を下地とした薬湯が提供されている。薬湯のレシピは三重大学とロート製薬が共同で開発しており、季節に応じたテーマで作られた薬湯を楽しむことができる。(薬湯はオンラインショッピングで取り寄せも可能)
少しおもしろかったのが、この施設は駐車場200円/60分で駐車料金がかかる。しかしゲートはなく、施設出入口のナンバー撮影(全桁認証)で利用を管理しているようだ。(二輪車は無料)
買物や施設利用などで数時間無料になるものの、そうでないならば駐車場利用料を払う必要がある。(本草湯利用で2時間無料)
この出入口ナンバー管理システムを高速道路のSAに導入すれば、車中拍対策にできそう。もちろんそうならなかった背景は、「対策するシステムにかかる出費を考えるとETC深夜割引の適用条件を変えたほうが良いよね」となったのだろう。
制度の悪用で得をする人が増えた結果、通常利用者が割を食らう。なんともままならないね。