Sakuraのサーバー内でサービスを移動

古いサービスから新しいサービスへ切り替えるなら無料でできるようにする。という案内で移動しました。
Wordpressが高速化というのはありがたいので…。

面倒だったのは、元のドメインでSSLを使っていると404出まくりだった。

  1. 移動元の管理画面でSakuraのWP TSLをOFFにしてhttpでサイトと管理画面にアクセスできるようにする
  2. ファイルを移動+DBをテーブルエクスポート→新しいDBへインポート(phpMyAdmin)
  3. 管理画面でクイックインストールしつつデータベーステーブルの接頭辞を旧い物と同じにする(config.phpで見える)
  4. インストール後の設定をしようとすると、「すでに設定済みなので管理画面へ」ということになる。
  5. 無事httpで接続できたのを確認してから、ドメイン操作で共有SSLを稼働させ、管理画面でSakura WP TSLをONにする
  6. httpsでサイトと管理画面にアクセスできれば完成

1をやらずにリダイレクト地獄で苦戦した…備忘録がてらメモ。

明るい部屋に帰る

2月からUR賃貸で生活している。
UR賃貸は初期費用が凄まじく抑えれるという点では優れているが、築年数が多い物(昭和築)や駅から遠い(バス必須)物件が多い。さらに一度入ると出る人が少ないため、なかなか空かないこともあり、知ってはいるけど、候補に入りづらい引越し検討先だと思う。

初期費用が安いことはいいことだが、室内灯がついていなかった。
今まで何度も引っ越しをしてきたが、室内灯がない物件は初めてだったため、「エアコンがついているのに、室内灯がないって、そんな物件があるのか」という感じだった。

何度も書くが初期費用が少ないことを思えば、室内灯の出費は対して痛くもなんともない。仲介手数料で徴収されたと思えばいいだけの話だ。
しかし問題は買ったことはないが、興味はあった分野である室内灯の選択だ。

灯りがつけばいいじゃないかという気持ちもあるが、かねてから興味があった「映画用の室内灯の導入」の欲望が膨れ上がった。

だが今では映画用の室内灯という、なんというか「趣味人」向けの変な機能は退廃していて、Panasonicだけがやっていた。
(サイトを見に行くと、またしても頭のおかしい展開になっていた。嫌いではないのだけど、これは流石にいらない…)

間接照明を兼ねたシアターモード的な機能は上位モデルのみに存在し、値段が2万円ほどあがっていた。(購入時は3万円だった)
結局「HH-CC0885A」をリビング用に購入し、値引きしてくださいと店員に頼んで2つ買ってくれるならと「HH-CC0623A」も買った。

「HH-CC0885A」の購入の決め手になったのは、シアターモードの機能ではなく、副次的な機能だった。
それが…るすばんタイマーという機能。

一人暮らしは、当然のことだが帰宅時に部屋が真っ暗だ。
実家にいる時は両親がいたので、遅く帰ってきてもリビングの明かりがついていた。
しかし実家をでて再び関東にもどって以来の5年間(埼玉に2年、東京に3年)は毎日暗い部屋に帰り、最初にすることは部屋の灯りをつけることだった。
どんなに疲れた時でも、帰宅する場所が明るいと嬉しいが、反対だと疲れが重なる。

「この商品を買えば明るい部屋に帰ってくることができる…一人暮らしでも」

明かりをつけて出ていけば同じことだろう。
でもそうじゃないのが、ボクにはとても魅力的に思えた。
仕事で疲れ、癒やされたいと思っている時、さらに一人でいることを思い知らされるのは年をとるにつれて辛くなる。
たとえプログラムによる自動的なON/OFFであっても、また明るい部屋に帰ってこられる。そう思った時、値段よりも、明るい部屋に帰れる毎日に価値を感じたので迷わず購入を決めた。

https://www.instagram.com/p/Bewk3zVlmFe/

引っ越しして、初めて部屋に帰る時、建物を見上げたら自分の部屋に灯りが灯っていた。
階段を登り、ドアを開けると、やっぱり部屋は明るかった。
暗い部屋ではなかったのだ。

あの時、ボクはたしかに嬉しく感じた。
暗い部屋ではない。
誰もいないけれど、明るい部屋に帰ってきた。
それが何よりも嬉しかった。

ちなみにシアターモードも映画を見る時にはとても良い。
しかし帰宅してからもっぱら、センターモードという明かりを抑えた夜のモードにしている。

この先も続いたであろう当たり前のことを変えてくれたこの商品は、とても良いと思う。

「アイデアのつくり方」 ジェームス W.ヤング著

今年の目標をいまさらふと思いついたので、実行していきたいと思う。
「毎月1冊以上、本を読む」
というわけで、実は1月はギリギリこれが達成できているので、紹介がてら掲載。

アイデアのつくり方

アイデアのつくり方

ジェームス W.ヤング
864円(12/05 07:28時点)
Amazonの情報を掲載しています

年末に旅行しながら、電車の中でTumblr見ていたら「コレは面白そう。というかこれは逃してはいけないのでは」と感じたのでAmazonで購入。
帰宅後に届いた本を見て驚いた。
凄まじく薄い。
帯に60分で読めると書いてあるが、そのくらいで読める薄さだった。
(1ページの上2/3にしか文字はないし、文字も大きめなのもある)

さてこの本がためになったかどうかだが、元々ボクはアイディアを考えることは苦ではないし、どちらかというと得意な方だ。
ただこの本を読んで感じたのは、ボクが今までやってきたことが筋道通りに書かれていたので、間違っていなかったことと「なんとなくやっていたこと」がプロセスとして書かれていたので、きちんと認識できたのは良かったと思う。

具体的には、アイディアは「5ステップで生み出される」というのが、自分の中でプロセス分けできたことは読んで良かったと思う。

もし気になったのならお買上げください。という本だが、レビューにもある通り「意識が高い人がわかったつもりになりたいだけ」というのは、ある意味正しい。
というのもこの本の冒頭に記載されてあるが、『アイディアを出せる人は人類の2割しかおらず、残り8割は与えられた物に対して保守的に考える。だから読者の誰もがアイディアマンになれるわけではないことは先に述べさせてもらう』というのがはじめにあるから、その8割側の人からすれば「なんだこれ、わけわからん」となるだろう。その結果、「そうなるとその2割が優れている!っていう選民思考か。意識たけー」となるわけだ。

なのでこの本を読む前に、ボク個人として読んだほうがいいかどうかの指標となるフレーズを本文から抽出すると

「何かを良くしたい(世界を変えたい)と常に思っている」

ってのではなかろうか。
「世界を面白くしたい」というスケールの大きな人から、「今使ってるこれ不便だから便利にできないかな」まで、色々あると思うけど、通じているのは「この当たり前みたいにあるけど、もっとなんとかできないのかな」っていう変革の欲求があるかどうかだと思う。

「たまに思う」程度や、そんな欲望すらなく「不便だなー。なんとかしろよー」「これクソ」っていうのは、変えたいと考えてるわけでなく、8割の「保守的な与えてほしい」側なので読まなくて良い。
Twitterでもボクはたまに言ってるけど、何かに対して批判や不満だけ言うのではなく、意見を出さない人の否定話は、その意見を話たり聞かされることがゴールになってるので、そこから話は進展しない。(何も生まれない)

そういえばTwitterでも一時「クレームを収集する」サービスとあったけど、人間の憎悪を集めてもビジネスにならないって、最近の何かに載ってたな…。
結局クレームがビジネスチャンス!ってのは成り立ちづらいんだろう。
そうはいってもどこかのイオンが「改善しました!改善しました!」と集客を増やしているモデルもあるから、どこまで叶えるのか、そもそもクレームと要望を分ける采配能力も必要なんだと思う。

話を戻して、そうじゃない「なんかこれ変えたいけど思いつかないんだよなー」って考える2割側の人は読んでみても無駄にはならないと思う。
ちなみに読まなくても、この本で言いたいことは、フリスクのCMで語られている。つまりこれ。結論はね。

でも結局、問題となるのは5番目のプロセスだとは思う。
それでも最近、安藤忠雄展で言われてたときいたことに「アイディアが出たならとりあえず実行するべきだ。それがどんなものであれ」というのもある。
アイディアを考えれる人は、だいたいその持っている情報量の多さで実現の困難さに挫折する。
本にこの解答が書かれているが、この解決策は「誰かにアイディアを共有する」ことのようだ。

まぁそんな本です。
気になった方はゼヒ。

#171109 メール一本の理由

Tumblrを眺めていると、なるほどなーと感じたポストがあったので備忘録メモ。

ところでボクはTumblrが最高に好きだ。
今回のLivedoorニュースのように、アーカイブ元が消えているにもかかわらず、Tumblrがアーカイブしているようなことはよくある。(言ってみればTumblrにしか存在しなくなっていることがWebの世界には存在するということだ!)

Webサーバーには物理的な限界容量があるから、理屈で考えれば無料のサービスでは、引用元の情報をひっぱってきて、運営元のWebサーバーには保存しないのが普通だと思う。ところがTumblrはどうも運営元のWebサーバに保存しているようで、記事だろうが画像だろうが残り続ける。
ボクはそれがたまらなくCoolだと思うし、Tumblrがなくならないように祈り続けたい。

というわけで備忘録本体は続きの方に。

“#171109 メール一本の理由” の続きを読む

お部屋に炭火がやってきた

ひょんなことから飛騨コンロがただで手に入ったので、昼間にホームセンターへ向かい炭と火箸を購入した。もちろん途中でしいたけとシシトウを買った。ぬかりはない。

火おこし器を買っていなかったが、これはガスコンロで炭を炙り着火させた。

https://www.instagram.com/p/BbBoZjxlOiq

さて結論から言うと写真のような炭を1欠片では火力が全然足らず、結局、さらに数本投下してやっと焼け始めた。

根暗な趣味と言われるだろうが、火が部屋の中にある状態で室内灯を消し、Jazzを聞きながら酒を飲むのが、ボクは大好きだ。

ちなみに買った炭はマングローブの炭だったが(400円だった)、実は室内でこういうことをするには、オガ備長炭が良いということを後で知った。(火の子が舞い上がらなくていいらしい)

早速、楽天で富士オガ炭お試しセットが2kg(送料込みで1,200円ほど)であったので購入した。炭は比較的大量の物が多い上に、送料がかかるものが多いので、こういうおためしセットがありがたい。(あまった炭は消臭剤やらに使えば良いけど)
また炭が届いたら試して、記事にしよう。

ちなみに火おこし器と火消し壺は一体型のものが評価が良かったので購入した。
こちらは先程使ってみたが、すごく早く着火するし利便性は高いのだけど……消し壺はいらなかったかもしれない。
空き瓶に水を張って投げ込んで消化すればことがたりるし、そもそも小さい状態じゃないと、飛騨コンロに入らないしと利点が見いだせなかった。
もっとも富士オガ炭は四角で再利用できそうなので、そうであれば意味がでるかもしれない。

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結構大きい。
五徳の上に鎮座する25cmの筒。

枯れたオリーブの再生

https://www.instagram.com/p/Ba5HLEMl1ia

オリーブを2種類育てていたが、片方のとても元気が良かった苗木が突然枯れはじめてしまい、葉が全て落ちてしまった。
幹を裁断すると中は瑞々しかったので、土を替えて水やりをした。

先週末に芽吹いていることに気づいた。

葉から栄養が生成できなくても、根が元気ならば育つのだな…とあらためて生命力の大きさを感じる。
そして全てなくしたところから、こんな綺麗な葉っぱが力強く育つのを見たあと、もし仕事をやめて何もかも投げ出して身一つになって遠くの場所に移り住んでも、もしかしたら生きていけるんじゃないか?と、ふと思ってしまった。

それでも人間も植物と同じで根が一番大事なのだろうか。
移り住んで根付くことができなければ枯れてしまう意味で。