肉を火炙りに処したい

燃える炎を見ると心が安らぐ。
個人的にはそれだけのためにキャンプしたいと思うほどだ。

今でも少し後悔しているが、卓上「焚き火ろうそく」という商品が3年前に売られていた。人気がなかったのか、それともあまりにも値段が高いせいなのか販売が終わっていた。(5,200円だった)

そうなると手軽に燃えている物を見るのは、焼肉ぐらいになる。
ということもあり、ボクは肉が食べたいから焼肉に行くのではなく、「燃えている炎を見たくて」焼肉に行っている。

だがそうはいってもオヒトリサマ焼肉はハードルが高い。
都内では専用の店もあるが、どうも割高だ。(一人なのだから当然そうなるという考えは理解する)
できれば気軽にふらっと立ち寄れてできないものかーと考えていたら、最寄駅に2年前にできたホルモン屋が、一人飲みできるという情報があったので行ってみました。

ところがいざ店前に来ると、「いや一人って店側も迷惑では…」という気持ちが突き抜けて背をむけると「オヒトリサマはいれますよ」と言われ、甘んじてお邪魔した。

闇盛りの小(店長おまかせ盛り)タレ味と中ライス、生ビールを頼んで待つ間、目の前の七輪を眺める。赤く燃える炭…癒される。

あまり待たずに注文がテーブルに置かれたので焼き始める。
火力は申し分なく、ホルモンはジュージューと良い音を鳴らしていた。
闇盛りの部位は豊富で想像よりも盛られた量は多かった。

しばらくするとやはり脂の塊、炎があがる。
あぁこれだ…これが見たかったのだ。

火炙りしにきました。

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焼けた肉から食べ始める。
素直に感動する美味さだった。
あまり焼肉の味を気にしないボクだが、ここの肉とタレの味はとても美味しく感じた。

生ビールをおかわりし、中ライスより大にすればよかったと後悔したが、ダイエットしてることを思い出した。タレの味がとても白米に合う。
焼肉とご飯ってなんでこんなに日本人を幸せにするのだろう…。ブヒブヒ(´・ω・`*)

お会計は2,500円。ホルモンは闇盛りだけで十二分な量だった。
この日は幸せな気持ちで家まで帰り(帰り道に良い店があると幸せだと感じた)、家についてから「イカーン!筋トレしないと!消費しないと!」と腹筋20回×3、スクワット20回×3をこなし、プロテインを飲んだ。

まぁ翌日このザマでしたけどね。ショボボーン。

体重 95.2kg(+0.5kg)
BMI 26.4%(+0.2%)
筋肉量 69.8kg(-0.4kg)

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