#230624

掃除機(Shark EVOPOWER NEO/LC250J)を購入した話

半年以上前、長年使っていた古めかしいタイプの日立の掃除機が壊れた。(製造年月日を見ると2009年製だった)
本体側のホース部分内側スプリング(ホース中折防止用)が折れてしまい、使用時にホースが中折して吸えなくなる。解決策としてはその部分を持って掃除機本体を吊り下げる形にすれば、ホースは本体の重みで伸びるから使える。そんな半壊状態。

冬のある日、出社の準備をしながらジャパネットたかたをTVで見ていると、日立の掃除機(ジャパネットモデル)が掃除機下取りでななんと3万円です!ってやっていた。
吸引力も良さそうだし、バッテリー式なので取り回しも軽い。LEDライトで掃除漏れも防ぎますというので、とても興味がでた。

調べるとジャパネットでなくても同じような商品が同じ価格だった。
なら家電屋で実物見てみるかーと、ランニングがてら家電量販店に向かう。もちろん価格は家電量販店だと高いが実物を見れるというのはメリットだ。気に入ったらまたKs電気で交渉するかーという算段。

実物を見たり説明を受けて「悪くはないんだけど……」という気持ちが湧いた。
わいたのだけど、どうしても許せない仕様があった。
コンセントに繋いだACアダプタの接続先が持ち手部分の本体にある。

「え、なんでスタンドあるのに、立てたら充電できないん……?」

これはなぜか日立に限らず、東芝もSHARPも三菱もなんならDAISONも一部の機種はそうなっていた。なんで??
わざわざACアダプタを抜き指すするメリットって何なん……となっていたところ、Sharkの製品はスタンド根本に接続端子があった。

これだよ、これ。え、なんでこれにしないん……?
2024年6月現在だと日立もスタンドで充電はあるけど、またしても接続端子が上にある。
ACケーブルがプランプランしてるの見ると雅に見える人がいるんかな。

しかしSharkはアメリカ製とあって、耐用年数どうなんかなーとかかなり悩み。
値段も6万と「えぇ、掃除機にそんなに……」という気持ちがわく。
しかも海外製品となるとそこまで商品が毎年出て値下げもしないだろうし……と思っていたので、「欲しいかも」と「いやでも……」という気持ちが半年以上シーソゲームした。


そんなこんなで6月も終わりそうな週末の金曜日。
たまには家電量販店で最新の家電を眺めて帰るかーとヨドバシカメラに立ち寄ると、Shark販売員の方がおられた。商品の違いを聞きながらおすすめを伺うと、「7月31日までお安くしてるんですよー」と通常価格6.5万のLC250Jが5.4万になっていた。
悩んでいると「わかりました……本来ならこれブラシオプションが全部付いてるやつなのでバッテリー予備はつかないんですけど、今ならサービスで……」と言われて揺れる。
一度考えてきますーとトイレに向かいながらネットで価格調べたところ、価格comで見てもだいたい最安値だったので買うことにした。

戻ってきたら販売員さんは諦めたような顔で「お客さんにはかないませんわ……交換用フィルターもおつけします。これでどうですか」と勝手に値切りを仕掛けていたようでフィルターも貰った。もともと買うつもりになっていたので「それなら」と即決した。
(その後細い隙間用のブラシももらったので全部セットで購入者はもらえたのかもしれない)

使ってみた感想

使うと勝手に床状況でパワーやブラシ回転が変わるためなのか、とても汚れがよく落ちる。というか前の掃除機何してたんだ……ってくらいカーペットの色が濃くなった。そしてゴミがすごい溜まっていた。ヒェ……

前作のEVOPOWER SYSTEM iQと比較すると、日常的に掃除するゴミが溜まるポッドの構造が簡単になって掃除しやすくなりましたのが特徴です。と聞いていたので、使い終わったあと早速水洗い。ゴミの捨てやすさも、ポッド掃除のしやすさも悪くない。
ヘッド部分もiQはコインで開ける必要があったが、NEOはボタンを押すだけで外せて楽ちん。アメリカメーカーなのに、まるで日本製のような消費者の声を反映した改良がされていて好印象だ。

あとやっぱ設計がよく考えがえられていて、スタンドしている状態から引き抜くとき手元のレバーも一緒にひけば本体だけが取れてスティッククリーナーになる。
ただ便利ではあるんだけど、充電端子のピンがブラシスティック部分で内部接続されているから、残った側はピンがむき出しになるのは安全面……って気持ちにはなる。
このあたりが理由で小さなお子さんがいる家庭ではあまりおすすめできないような気がする。日本の家電メーカーが頑なに上側に充電端子をつけているのはそういう理由かもしれない。

布団クリーナーとか小物ブラシとかもついてきたのだけど、こちらは押入れにしまうことにした。スタンドがいつかホコリが溜まるだろうし、使用頻度低いのに置いておくメリットもない気がしたので使うときにひっぱりだそう。

総じて評価すると見た目が良いのでインテリアとしても満足度は高いものの、お値段ンンという気にはなる。置く場所に悩んでカーテンの横に置いたら部屋から掃除機が消えたように違和感がなくなった。インテリア性も悪くない。

中折式(FLEX)を購入したのは、ソファー下を掃除したかったからだ。
これも使ってみると結構便利で気に入った。
掃除機も進化してるんだなーと素直に感動したので、わりと満足。

どか食い気絶で至る

帰りにお気に入りのラーメン屋でつけ麺3.5倍に挑んだ。
確実に太るとわかっていても、食べたいという気持ちが勝ってしまった。
まずはチャーシューを半分にしようとしたら極厚すぎて割り箸がへし折れた。
チャーシューWIN。なんて頭の悪いチャーシューだ。嫌いじゃない。

濃厚つけ麺の白 3.5倍(チャーシューは標準でこれ)左上:濃厚 白 / 左下:濃厚 黒

半分を『濃厚 白』食べてつけ汁おかわりで今度は『濃厚 黒』に変更。
濃厚ではない普通の『黒』は、ボクは美味しく感じれない味だった。焦がしの味が強く、よくわからない味という印象。ところが『濃厚 黒』になるとイカ墨のようなどろっとした表面の油分が麺に絡み複雑な味ながら深みがある魚介の味が口に広がる。焦がしの味はわずかに感じるほどで良い塩梅のアクセントになっている。何度も食べているが「よくわからない味だけど美味しくて好き」みたいな謎の好物になっている。
『濃厚 白』に限っていえば、個人的にはこちらは普通の『白』の方が魚介の旨さだけを感じれて好みだ。ただ注文時に『濃厚』を選ばないとつけ汁のおかわりで濃厚を選ぶことができない。

いつもなら割りスープで最後まで楽しむが、さすがに3.5倍でそこまですると翌日以降の後悔を生むのは確実…!と箸を置いた。
せめてものカロリー消費と部屋まで歩いて帰った。
また食べに行きたい……。

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