去年の年末から部屋にやたら羽毛が舞い散るようになった。
とはいっても別にアヒルの飼育をはじめたわけでもなく、長年修復パッチをあてては使っていた羽毛掛け布団が現界を迎えたようだった。修復パッチに修復パッチをあてるような有り様で、どこから漏れているのかもわからないくらい穴が空いていた。寿命でしょう。
とはいえど、まだいけないか?と使い続けながら新年を迎えたある日、「旅行へ行かず出費もなかったわけだし、ホテルに泊まったと思って掛け布団を買うべきでは?」と思った。
思い立ったが吉日とさっそく掛け布団を見に近場の大きな無印良品へ向かい、掛け布団コーナーで価格を見て驚いた。頭の中では勝手に「無印良品なら高く見積もっても羽毛布団は3万円くらいかな」と高を括っていたら、実際は5万円だった。(二層厚手)あれ思ったより高い……。ちなみにニトリは……と見るとこちらも4万円近かった。
そこまで出すならもう少し足して超高級西川様で長く使うことを担保にしても良いのでは?という典型的な日本人の思考になったため、今度は西川を扱っているフロアに移動。説明を聞くと、羽毛布団は90%以上に価値があり、その上でダックまたはグースで羽毛の球の大きさが異なり、また長く使うと羽毛の球が小さくなる度合いも異なるためどうせ買うのであればグース90%がオススメと営業トークをされる。値段もセール中のためお安いですよ。といわれるもグース羽毛布団は8万円だった。
帰宅後に「からのーネットショップなら人件費がかからないため割安でー?」と思って検索するとAmazonの初売りセールで4.8万円ダック90%が出ていた。お得感を出したテキストが踊っていたのだけれど、どうせなら説明を聞いたグースが良いかなーと思い探すと、初売り対象ではないもののセールでこちらも割引が大きかった。そこにさらにクーポン割引で-8,000円とあり初売り商品+8,000円でグース90%が5.6万円。
この価格なら無理をすればいけるし、保証がついているので長く使えそうだと決断。
使用の感想(2ヶ月使って)
羽毛布団を替える前は夜中に目が覚めることが多かったけれど、替えたあとは目が覚める回数が1回あるかないかに変わった。もしかしたら寒さで眠りが浅かったのかもしれない。
就寝時は部屋暖房はつけず湯たんぽを使っているのだけれど、布団を替えたあとは仕込んでおいた湯たんぽの熱で布団全体が温かくとても快適だ。
余談だが寝床があまりにも快適になりすぎて、布団から出るのが辛くなった。
例年だともう少し土日はでかけていたのに、布団の上から移動するのが億劫になった気がする。快適すぎる弊害。
テンピュール敷布団+西川羽毛布団という高級寝床が快適じゃないわけがない。猛烈におすすめ。