#021024

モスバーガーのチリドッグを見ると思い出す

「太平洋を見てみたい」

高校を卒業後、全国に支社を持つくらいには大きな会社に入社したボクは、生まれ故郷のモモタローランドから遠く離れた東北への赴任を命じられた。はじめこそ「なんでやねん。嫌がらせすぎる」という気持ちが強かったものの、住み始めて二ヶ月後には「仙台最高やっほーい。ボクここに骨を埋めます」と東北大好きな人間になっていたのだが、それはまた別の話だ。

赴任後は会社の独身寮に入寮した。
独身寮には年齢制限があり、数年後にはトコロテンのように強制的に退寮する必要がる。結果として歴代の先輩方の使用物が置き土産のようにいくつか残っていた。
古びた自転車もその中にあった。

寮母さんに尋ねると直せるなら自由に使って良いとのことだったので、近所の自転車屋に持ち込み注油などのメンテナンスを受けると快適に利用できるようになった。これで行動範囲が広がるぞーと週末はあてもなく仙台市内を北へ南へとブラブラ行動するようになった。

ボクは今も変わらないが用もなく本屋に立ち寄る程度には、本屋が好きだ。
この当時は携帯電話もまだ浸透しておらず、ポケットベルが全盛期の時代。当然GPSによる地図といったものはないため、現在地を知るには紙などの地図を広げる必要があった。
週末の金曜日、書店の中をブラブラしていると地図が目に入った。あまり気にしていなかったが、そもそも今自分はどこに住んでいるのかを調べてみると、宮城県は縦に細長く、仙台市から少し東側にいけば太平洋になっていた。

「これは自転車でいけないだろうか?」とふと思った。
仙台駅から海近くの塩竈市まで尺図を指で図ると20kmはないようだったのと、道も国道45号線から一本道でこれならば地図がなくても辿り着けそうに見えた。
幸い翌日の天気は晴れだったので、早速自転車で小さな旅に出ることにした。


朝食用に用意されている炊飯器からおにぎりを2つ作りお弁当にした。
9時に出発したものの、塩釜市にはお昼を大きく過ぎころに到着。道中は土地勘もない地名もわからないとないないづくし。当然方向も現在地もわからず道に迷い、東に進んでいたはずが何故か西に戻っていたりと散々だった。通ゆく人に「あの海はどちらの方向ですか?」と訪ねる頭のおかしな人ギリギリな手前の行動でなんとか辿り着いた。

そのおかげではじめて目にした太平洋は忘れられない光景になった。
とはいえど見渡す限り水平線といった光景ではなく、どちらかというと故郷で良くみるような海の先に小さな島が連なったような景色。それが期待外れというわけではなく、遠く離れていても故郷と同じような景色が見れたことが懐かしさを覚えると同時に寂しさを解消してくれた。何だかんだで一人知らない土地に放り出され、やはりどこか寂しさを覚えていたんだと頭が理解した。

しばらく海を堪能後、帰路についた。
帰りは楽というかどこへいっても「仙台」への案内標識があったため迷うことはなかった。
そうして夕方も近づき薄暗くなり始めたころ、道路沿いのモスバーガーで「チリドッグ」を購入。暗くなりはじめていたので道が見えなくなる前に少しでも知っている場所まで戻れるよう、自転車に乗りながら食べようと考え思い持ち帰りにした。

実はそれまで自分の人生でモスバーガーを食べたことが一度もなかった。
高校時代に友人とモスバーガーに行く機会は何どもあったが、月の小遣いが3,000円でわずかでもゲームセンターのゲームで遊びたいと思っていたので、付き合いで行っても水しか飲んでいなかった。友達が美味しそうに食べるのを何度も見ていたので、モスバーガーを見て「そうだ、せっかくだから食べてみよう」と思ったわけだ。

だから持ち帰りも店内飲食と同じく紙の袋に入っているものだとばかり思っていたら、プラスチックの上下に分かれる開閉トレーだったことにまず驚いた。そして悪銭苦闘しながらなんとか蓋を外し下蓋に重ねる。そうして透明な薄い紙を手前に持ち上げ、チリドッグをかじれるようにセット。
そして「いざ、頂きます!」と口をあけた瞬間、自転車の前輪が歩道の大きな段差で跳ね上がり、両手の肘でハンドルを操作していたボクの手に突き上げるような衝撃が加わった。

ガンッ
「あっ!?」

手を汚さないようにと両手でトレーを支える形で持っていたこともあり、フリーになっていたチリドッグは慣性の法則に則り前方に放り出され、綺麗な放物線を描きながら地面に着地。
直後に前輪と後輪で轢き潰された。

慌ててブレーキを踏んで後ろを見ると無惨な姿になったチリドッグだった物が見えた。
ご飯を失った落胆、悲しみから「どうしてせめて停車して食べなかったのか」という自らの愚かな行為とアホさに自分を責め立てた。しかも手持ちのお金はチリドッグを買って尽きてしまっていて残り数十円だったこともあり、寮まで空腹のまま自転車を漕いで帰るはめになった。


あの時のひもじさとアホさと愚かさは今でもモスのチリドッグを見るたびに苦い記憶として思い出す。人間は愚か。


#011024

何かを失わないために、何かを我慢する

町を歩けば午前中から飲んでいる人を見かける。
羨ましいという気持ちが湧き上がる反面、果たして自分は「今日は1日何してもしなくてもいいから、朝から飲んでもいいよ」と言われて飲むだろうか?

たぶん飲まないだろう。
もちろん錯覚なのだけど、飲むことによって制限される行動が増え、その制限される行動が増える感覚が「失う」ことのように感じてしまう。
2つ目の理由にお酒は弱い心にスルスルと入り込み堕落させてしまうからというのもある。
そして3つ目の理由は全く根拠がないものの、ボクはお酒を飲むと食欲がでて過剰に食べてしまうので太るというのもある。

とても死ぬほどバカらしいと思う。
一番賢いやり方は数ヶ月間自分を追い込むレベルで食事制限をかけて摂取カロリーを減らし、毎日歩き、少しでもいいから筋トレをする。そんなダイエットをすれば良いだけだ。
ここ3年ほど「なんとなくダイエットを続けている」という無駄な食事制限をかけているような気持ちだけを持ったままになっている。本当に愚かだ。
一度ちゃんと理想の体重にしてから、その時になってあらためてどうするかを考えれば良い。

「失う」ように感じるというのは停滞しているということでしかない。敗戦が見えてきているから被害を減らそうとか、坂道を登っているときに立ち止まるような感覚と似ている。「失わない」を解決する行動は「我慢する」「耐える」の防御ではなく、「何かを新しく得る」といった攻撃的・積極的な行動だ。
ゴールは歩いていくことでしか近づくことはできない。

そんな振り返りと今日からでも頑張るぞの気持ち。
お願い腹筋ローラーとリングフィット。
筋トレから逃げるな。

#290924

理容室にいきがてらブラブラ東京駅周辺を散策してきた。
天気は曇り空だったが、ボクは基本GRはモノクロ写真を撮る方が好きなのであまり気にならない。
東京駅の地下街をブラブラとしたあと、銀座の裏通りを当てもなく歩きながらGRで撮影。GR購入時付与されたポイントで購入した「INDUSTRIA GRフィンガーストラップ」に中指と薬指を通しグリップを指の腹でひっかける。これが思った以上にホールド感があることに加え、歩くときに邪魔にならず、気軽にパシャパシャと撮影できるのが気に入っている。

GINZA SIXの近くまでいったとき、せっかくなので蔦屋書店に立ち寄ることにした。
入口から続くエスカレーターを登ると吹き抜けのアートに目が止まる。GINZA SIXの吹き抜けアート展示は草間彌生の印象が強かったけれど、どうやら展示されていたのはオープン1年間の期間だけでその後は色々なアーティストが入れ替わりで担当されていたようだ。
3Fまで上るとエスカレーター降り場真横にあるLeicaストアが視界に入り、よく見るとM11の展示があった。初めて実機を目の当たりにすることができたので羨望の眼差しで眺めていると、熱心にスタッフから説明を受けた。欲しいとは思うが、いやしかし価格よ……道端で困っている石油王を手助けして「どうぞ感謝の500万をお受け取りください」とかでもならないと買えそうにない。(贈与税考慮)
個人的に好きな写真家は?と言われたら迷わず「ソール・ライター」と答える程度には、Leicaが作り出す画が好きだ。

GINZA SIX

3FはMENS向けの商品売場だったため、ついでにぐるぐるとテナントを物色したものの、普段ユニクロで満足を覚えるようになってしまった今のボクでは高価すぎて手が出ない。
季節毎に新しく服をユニクロで購入し着用するほうが他人に悪印象を与えづらい。高価な服を買うメリット・価値ももちろん理解はしているので必要になったら買おうという気持ちはあれど、今の自分にはまだ必要ない。しっかりとダイエットを完遂させてから考えよう。

エスカレーターを降りていると後ろの若い二人が「気をつけないとすぐ20万くらい使っちゃう」「わかる。来るたびに20万くらいは使う」と話していて、ボクは場違いさから雨に打たれる子犬のように震えた。

最近では一人暮らしをするのは贅沢みたいな風潮があるようで、関東に実家があるなら極力実家で貯蓄と資産形成を行い、余裕が出たら一人暮らしみたいなのが主流なようだ。実際ボクもそれが賢いと思う。家賃や光熱費支払いがないなら資産形成も遊ぶ金も使い放題だよなーと憧れはするものの、家族と一緒というのがどうしても嫌だったのであまり後悔していない。

家といえば、最近London Grammar / HOUSEという曲がお気に入り。


蔦屋書店をブラブラしたあとは、気になっていたApple watch 10を見にApple Storeへ。
触ってみた感触は悪くない。9万円かーという気持ち以前に通信キャリアを考えないといけないというのが面倒すぎる。ahamoが去年Apple watchワンナンバー対応したので、今年こそpovo / UQにもワンナンバーくるんじゃないか?と期待したが、無事歯茎で死んだ。
そろそろお願いしますKDDI様……お慈悲を。

#280924

うつ病にPowerWash Simulatorが効くらしい

『パワーウォッシュシミュレーター』が“メンタル改善に効果あり”との研究結果。たった15分の洗浄没頭で気分が上がる」という投稿がXで話題だった。
記事を読むと1日15分のプレイでうつ病に改善が見られるとある。

とはいえど、そんなことするくらいならボクは部屋を掃除・整理すればいいのでは?と思う派。以前そちらも改善に効果があるといわれていたし、部屋が綺麗な状態の方が気持ちは良い。画面の中で時間をかけて綺麗にしても、画面の外が汚かったら元の木阿弥では。

そんなわけで今日はいつも以上に部屋を掃除をした。
押入れの中で適当に積んでいた空き箱を取り出してから積み直し、引っ越して以来数年使っていないホットプレートも粗大ごみに出した。
さらに衣装ケースも全部ひっくり返した上で丁寧にたたみなおし、首元がよれているものは捨て、ユニクロの商品はリサイクルボックスに入れる準備をする。
本棚の上も雑巾をかけ、加水分解していたねんどろいども分解して清掃した。

昼から始めて夕方までしっかりと部屋を片付けたので、流石に気分が良くなった。
ほんとうは仕事をするつもりだったけど、そんな日があってもいい。

#250924

過去のキャンプで、一番「あぁ、これは良いな……」と感じたのはどこでキャンプをしたときだろうかとよく考える。そしてだいたいいつも真っ先に思い浮かぶのは、初めてのソロキャンプという補正も加わる「グリフ前日光」になる。やはりどの経験でも初めての補正は強い。
グリフ前日光は鹿沼市の山奥深くの川沿いにある静かなキャンプ地。その日は利用者が3組と少なかったこともあるけれど、設営後にすぐに降り始めた豪雨により雨天キャンプとなったことがとても良かった。

雨がテントとタープを叩く音。
タープの端から落ちる雫の音。
テントとタープで雨の中から空間を切り取っているような感覚。
他のことでは得られない、なんとも言葉にできない充足感を与えてくれた。

その時の投稿でも紹介した、「その時私は思ったのです。完全なる雨具、それは “家” なのではないかと…」という誰かのつぶやきは、今でも雨が降ると考える言葉だ。
家という完全な雨具よりも、雨と自分の境界を強く感じる雨天キャンプの不自由さと閉塞感が恋しく思えるのははどうしてなのだろうか。

とはいえどわざわざ雨の中バイクで出かけてキャンプをしたいとは思わない。
もし車があれば雨の中でキャンプをする回数は多いかもしれない……現実的な問題は駐車場代が出せるほど資金に余裕がないから無理なのだけれど。

「リンレイ ウルトラハードクリーナー」 と「ゴムポン バスブラシ」で浴室のタイル床を掃除した話

浴室のタイル床を入居当時のキレイな状態に戻したい

築年数が浅い賃貸の浴室は樹脂素材 or FRP素材の白い床が多く、掃除も定期的にやればそこまで汚れないと思う。ボクの賃貸は築年数がかなり古いため室内リフォームはされていても、浴室は古めかしいタイル床のままだった。(バスタブと給湯設備だけリフォームで新しくなっていた)

タイル床は汚れが染み込みやすく、なかなか掃除が大変というか一度こびりついてしまうと真剣にどうしたものかみたいな状態になる。床掃除をサボっていたわけつもりだけど気がついたらほぼ手遅れみたいな黒ずみができてしまい諦めていた。

Youtube動画等で、オキシクリーン漬けが一番効果的とあり試そうと思った。
ただ動画では、排水溝に水袋で蓋をして水漬けにするとあったが、ボクの浴室でタイル床とバスタブで排水の段差があるため水を貯めることが困難だった。
結局買ったオキシクリーンでペーパータオル染み込ませ等をやってみたが、あまり効果がなくてしょんぼりして諦めていた。

とはいえどオキシクリーン自体はその後も色々なところで有効活用できているので、全く無駄にはならなかった。匂いが残りやすい帽子やポリエステル生地100%の衣類はオキシクリーンで漂白するだけで劇的に匂いが落ちる。最高だ。


しかし浴室の改善ができないままでほぼ諦めていたら、「リンレイのウルトラハードとゴムポン バスブラシでタイル床がこんなにキレイに!」とYoutubeショート動画を見て気になっていた。どちらの商品もそれなりの価格でまとめて買うと高く、2ヶ月ほどどうしたものかなーと悩んでいたが3連休に掃除しようと決めて購入した。

結論:やや苦労はするけどキレイになった

効果があった方法は、

  1. タイル床を水で濡らす
  2. ウルトラハードクリーナーをほどほどに噴射して撒く
  3. バスポンブラシであわだてるようにタイルにまんべんなく泡がのるようにする
  4. キッチンペーパーで蓋をするようにのせる
  5. とどめといわんばかりにウルトラハードクリーナーを上から噴射
  6. しばらく放置(1,2時間)
  7. ペーパータオルを剥がし、ウルトラハードクリーナーを適宜噴射しながら、バスポンブラシでこする。水だけで落ちるが売りなので、シャワー等で交互に水と洗剤でこすった。
  8. 完了

続きはボカしてはいるけどグロいタイル画像がでるので注意。

“「リンレイ ウルトラハードクリーナー」 と「ゴムポン バスブラシ」で浴室のタイル床を掃除した話” の続きを読む

スト6/レバーレス | 2P側 昇龍拳SA3が安定しない自分の解決策

結論:
薬指で4を押したまま、6・2押し→6・2離しを2回やる(4214214入力)


そもそも1P側でも昇龍拳キャンセルSAは難しいのに、指の動きが悪い薬指を使った2P側で安定するわけもなく。というのはあまりにもあんまりなので毎日練習。
高齢者の指が突然キビキビ動くわけがない。

最初に、「そもそも昇龍拳キャンセルSA3ってどうやるんだ?」と思ったとき、こちらの動画を見て練習を開始した。

できるわけもなく。
なんでこんなキビキビ指が動くの……?
これが若さというやつか……。
いやそれ以前に、もしかしてボク、ぶきっちょ……。

動画の入力の何が難しいって、まず左手薬指で4をはじき昇龍拳コマンドを成立させる。
その後、すべての指を離してから波動コマンド(234)を入力。
……できないが?まず薬指でボタンを弾き入力ができなかった。
え、サイボーグの方なの……?

まずは昇龍拳成立のパンチボタンを押さず最後まで入力、SA3を成立させる練習。これが全くというほど安定しない。運が良ければでるかな?みたいな感じ。終わってる。モダンでやれ。

というのはあまりにもあんまりなので、波動コマンド入力2回は1P側なら中指と人差し指を交互にパタパタさせれば入るのだから、あとはなんとか昇龍拳を頑張ればいけないか?で2週間ほど毎日少ない時間で練習したら、そこそこの確率で成功するようになった。
根性入力昇龍拳コマンド(6→2→3+P)→波動コマンド(2→3→6+K)

ただ2P側は本当に絶望しかない。
なんせ今までロクに使ってこなかった薬指と中指のペアに、
「今日から君たちも、人差し指クンと同じ機敏な働きを期待するからね!」
といってできるわけがない。まさに不器用の極みである。
それでもそこから2週間ほどセコセコ練習し、20回に1回ならいけなくもないかも?にはなった。……なったが、まじでその確率は終わってるので、なんか別の方法はないのかと練習をしながら考えるようになった。

そこで初めの動画である。
2P側は難しいとあるが、はじくボタンが2P側だと人差し指と中指になので、それならばできなくはない気がする……とさらに1週間練習。

しかし何度やっても昇龍拳コマンド後、中指より先に薬指がボタンを押してしまい↓入力が入らずコマンド成立しない。本当に成立しない。あとそこくらいなのに……!なぜこの薬指は……!と憤慨しつつ練習。
……そもそもはじめの昇龍拳もあまり安定していない。
まずはそこからだ。と、何度も藤村式昇龍拳(反対側のレバーをはじいて出す方法)を練習していたとき、ふとキーディスを見ると、←↓↙←が入力されていることに気付いた。

つまり4を薬指で押しっぱなしにして、6→2押し。
その後、6→2の順に離すことで波動コマンドが入っている。

あれ?それなら、4押しっぱなしで、6・2押し→6→2の順に押して離すを2回入力すれば成立するのでは?(人差し指と中指を交互にパタパタ2回)

成功率爆あがりした。
今までの苦労はなんだったんだ……。
同じ指の動きを2回続けるだけなのが一番カンタンにきまっているのに、なんで誰もこれが一番カンタンな方法ですって教えてくれなかったんだ……ひどいよ。

ボクのように薬指を離すのが苦手(遅い or 中指よりも先に押してしまう)な人には効果的な方法。4の入力を6でニュートラにすればいいよね作戦。
6→2の順に離すは意識しなくても良い。両方同時に離せば必然的に人差し指が先に離れる。
加えて6→2離し1回目でパンチ入力で昇龍拳。6→2離し2回目をキック入力でSA3となるので「うおおおおお!お願いでてくれ!」というガチャガチャボタン連打入力せずタイミングも取りやすい。
意識が減る + 操作手順の簡略化で操作が楽になるという仕組み。

ちなみに「2P側の昇龍拳SA3だけ薬指ではなく、中指と人差し指でパタパタすればいいじゃん?」ってのは一定数ある。ただこれはプロゲーマーのももちさんが「それでもいいけど、後のことを考えると薬指が動くようになったほうが咄嗟の対応で遅れない」というのを動画でみてしまい、それがひっかかって意地で練習していたという話し。

こころの中のイマジナリーももち「まだ薬指使えないか?まだそのレベルか」

2P側の昇龍拳SA3難しすぎる!レバーレス無理ゲー!というお嘆きの同志が一人でも救われますように。

忘備録 追記 #2024-10-22

このやり方は指がレバーレスになれていないときの成功率は良いが、指が個別に動くようになると失敗するようになる。具体的な目安としては、薬指単体でボタンが押せるくらいの器用さ。(中指と小指があまり連動しない)

中指のボタンを離す動作ができすぎる問題

中指のボタンを離す動作が思った以上にできている場合、1回目の6→2昇龍拳コマンド作りで1が成立しないようになる。(424コマンドになる)
そうなると「波動拳より昇龍拳の方が難しい」から「あれ、波動拳も難しい?」みたいになる。(ヌルっと指を動かさないと入りづらい)

このあたりは指が動くようになったことで起こってしまう問題なので、ひとまずは「指の動作レベルがあがった」ことを喜びながら練習すると良いやも。
あくまでボクのように指がキビキビ動かない人に向いた入力という感じだ。

多くの人が動画やBlogで解説していることだけれど、指は押す方が離すより圧倒的に早い。指がキビキビ動かないころだと、指が離れないためにちょうど成立していたコマンドは、離す動作が早くなったことで不成立になるという仕組み。

どうして失敗するのか、どうしてできないのかを考えたり、工夫したり、気づいたり、治そうとするのは楽しいね……?ママナライネ。

#170924

今年どころか去年から乗っていない自転車を、そろそろ片付けようかどうしようか悩んでいる。さらに最近の通勤は自転車ではなく徒歩に切り替えたので、ますます2台もロードバイクはいらないし場所取ってるだけだよなーと感じていた。

とはいえどたまに乗りたくなるし、あればあれでちょっとした外出に使える。
そこで前から少し考えていたコンポパーツを外してミニベロロードにしようと思っていた。CARACLE-COZはカーボンフレームモデルがあり、さらに折りたたみ可能な輪行向け車種だったので1年ほど前から目をつけていた。
フレームとホイールセットモデルだと20万ほどで、数か所をクラック修理したツギハギのPinarelloからそろそろ乗り換えてもいい気がした。後なんだかんだで自転車で長距離をしなくなった理由は、どうしても毎回通るルートが固定され、見慣れた道を数時間……というのがどうしようもなく飽きた……。気軽に輪行ワープしたいけど荷物が大きくて他の乗客の邪魔にーとなると、なんとも腰が重かった。

3連休、せっかくだしランニングがてら販売ディーラーの店が往復10km圏内にあったので向かうことにした。しかし到着したら運良く定休日だった。トホホ……サイト見てから向かったのに特殊定休日を見落としていた。

走って帰りながら川沿いを走っていると、前はロードバイクが結構走っていたのに、最近はめっきり減ったように感じる。なんというか趣味で乗るにはいささか価格が上がりすぎてるように感じたのもある。
安価で入門向けだったGIANTの105ですら33万だ。
ボクが自転車に熱があったころなら33万はかなり上位ブランドが買える価格帯だ。

結局自転車に乗っていた人が乗り換えようと思ったら、予想以上に高い割に現在乗っている自転車とそこまで性能が変わらない or アップグレードに途方もない予算というのが衰退した理由のようにも思える。あまりにも趣味とするにはお金がかかりすぎだ。
自転車雑誌ももうロードバイクは売れないと考えているのかシティバイシクルみたいな特集が増えてしまった。なんともさみしいね。

COZを買ったら輪行ワープであまり行かなかった地域を積極的にウロウロしたいと考えているが、ボクは高身長すぎるからミニベロ乗れない可能性があるのよね……(以前Turn / Dahonで相談したら無いですねーと言われた)

CIO SMARTCOBY Pro SLIM 35Wが20% OFFクーポンで¥3,854と激安(9/17〜9/21まで)

CIOのSMARTCOBY Pro SLIMは本体重量180gで、USB-C ✕ 2 / USB-A ✕ 1の計3ポート 10,000mAhと長距離ツーリングの利用に持ってこいだったので安くならないかなーと定点観測していた。

Keepaの最安値では¥4,000だったので、その価格まで下がったときに買おうと思っていたら20% OFFクーポンが表示されていた。試しにカートに入れて適用してみると、¥3,854となり「あれ、これ最安値より下では?」と気付いたので注文。

パススルーがあるので、先に買ってあったUSB-C 45Wチャージャーで高速充電しつつ、USB-Aでインカムの充電もできると考えた。

長年「Anker PowerCore 10000」を使ってきた。この本体重量180gは、なんとなくこのくらいが気にならないという手に馴染む重さと形で気に入っていた。ただ購入履歴を見ると2016/08購入とでてきたので、さすがにもう買い替えでいいのではと感じていた。

北陸旅のとき、旅行中に寿命での故障を恐れて、後に買っていたAnker PowerFusion 10000を持っていったらバッテリーだけ死んでいた。仕方なく現地で適当なモバイルバッテリーを購入し助かったものの、どことなくこれからも使い続けるのはなーという商品だった。悪く言えばなんとなく気にいらない。

やっぱり日常的に使うものは、使って気持ちの良いものであってほしい。結局1月ほど悩んだ末購入。ちょうど安く買えてよかった。
物との相性ってあるよね。

届いた製品の感想

Anker PowerCore 10000と同じ重量(180g)なので、両手で比較してみた。
厚みはAnkerの方があるが側面が半球円なので、握って持ったときの体感的な軽さのようなものはAnkerの方が良い。

とはいえど、CIOは3ポートで同じ重さで薄いデザイン。
そこまで目くじら立てて気になるほどではないと感じた。
パススルーも早速USB-Aでインカムを充電してみたところ、USB-Cでバッテリー充電しつつインカムも充電できた。バッテリー充電中のインジゲーター表示が数値ではなく、バッテリーアイコンなのは遊び心があって良いと思う。
気に入ったので長く使いたい。

あと付属品云々だと、Ankerは布製ケースがついてることが多いけれど、CIOはその辺は一切ない。短めのUSB-Cケーブルだけついてきた。これ0.15m(0.3mだった)のだろうか。買わなくてよかった……あやうーい。カラビナケーブルホルダーだけ追加で買おうと思う。

#140924

微妙に忙しくて文章が雑なままだった北陸旅 #2024をなんとか「読めなくはないんじゃなかろうか」というところまでは校正した。

最近Xで紹介されていた「この調味料を買うな!2024|大門キエフ」を読んだときに、なんとも読みやすい良い文章で書かれてるなーと感じ、翻って自分の文章のひどさときたらと肩が落ちた。
色々と思うところはあるものの、もう何年もblogの投稿を続けているのに、自分の中ではあまり上達しているようにも思えないのは何故なのだろうか。
件のnote投稿者の方は、コミケで出版物として文章を書かれているのも大きいように思える。いつでも直せるWeb媒体と違い、印刷物は印刷するギリギリまで文章を校生するし、印刷されて人の手に渡ればもう修正することもできない。だからこそ真剣だ。
そういった真剣味もやはり自己研鑽には必要に思える。

さておき、最近何かのコメント欄で「聞きたくもないのに、おじさんは勝手に旅の話で1から10までどこどこが良かった。その次はどこへ行ってよかったという話をしたがる」というのを見て、ボクも自分が思い出すように時系列で他人からすればどうでもいい内容の投稿しているなーと身につまされる気持ちになった。

ボクが旅の投稿をするのは、誰かがいつか「同じような失敗をした人いないのかな」「これ美味しいなー」「これスゴい良い場所だなー」と思ってインターネットを探したときに見つかってくれればば良いという気持ちが強い。
その時、「あぁこんなバカなことをしたのは自分だけではなかったのか」「ここ良かったんよなー」という共感性で救われる気持ちがある。

そのために自分の旅記録でバイクや自転車や本人はあまり写っていない。
その時に自分じゃない誰かを感じる要素は不要だからね。

とはいえど読んでくれている方には感謝しかないのは変わらない。
ありがとうの気持ち。