3 Days to Go: Dec 29
先週、持病の薬が残り少ないことに気付いたため週末に行こうと思っていた。ところが土曜はツーリングを行くことになったため年内最終日の29日に向かうことにした。
Webサイトのお知らせを見ると29日は午前中までとあったため、勝手に12時までに受付すれば良いと勘違いしていた。
最寄り駅の表参道に到着したとき、「あれ、そういえば診察券……」と気付いたときには時既に遅く案の定持ってくるのを忘れていた。
「まぁでも再発行すれば良いか~」と思い総合受付に並んでいたら、ゴネ患者様の対応で長い間待つことになり、その間に午前受付11時30分を終了してしまった。(そのことに後ろからのヒステリックなクレームで気付かされた)もっと早く起きて向かうべきだったし、そもそも診察券を忘れているのが愚かしい。何しにきたのやら。怠惰がすぎる。
どうにもならないものは仕方ないと折角なので渋谷まで歩き、FOUND MUJIでも覗いて帰ろうと思ったらこちらも営業開始が12時から。ついてないにも程がある。
GoogleMapで他に何か行きたい場所があったかなーと探してみると、雑誌を見てメモっていたパン屋が近かったので向かうことにした。

場所は渋谷のI’m donuts?近く。
いつ何の雑誌を見てメモしたのかは忘れてしまった。
「何が美味しいって書かれていたんだっけなー」と綺麗なパンを見ながら思い出していると、トレーとトングを持った店員さんが後ろからやってきた。もし自分でトレーに乗せる形式ならクロワッサンだけもできたけれど、店員さんに取ってもらうのにパン1個は……と見栄がでてしまいクイニーアマンもお願いした。そして価格は2つ合計で¥940。素敵なお値段。
店内はオシャレンティヌスなカップルと女性組で賑わっていたので、デートスポットとして人気なのかもしれない。場所も路地裏とちょっと隠れ家っぽく、半地下のような店内は雰囲気がある。
もちろんそんな空間に立ち入るほど愚かではないため持ち帰りにし、最寄りのスターバックスでコーヒーも購入。そのまま渋谷駅方面に歩いていると横道に車と人通りが少ない日のあたる小道を見つけ、これ幸いとガードレールに腰を落ち着けて食べはじめた。
クロワッサンは値段相応に美味しい。中はモッチリとしつつ、外側の薄皮はサクサクでパリパリとしている。バターの風味と塩味のバランスがよく、小麦粉も上質な物であることを伺わせる。
次にクイニーアマン。こちらも程よい表面の甘さとバター、甘さを引き立てる塩加減が絶妙で美味しい。どちらのパンも良い素材を腕の良い職人が美味しく作ったという感じで小細工もなく真っ直ぐに美味しいパン。値段相応という感じがするので、贅沢なパンを食べたいというときには良いかもしれない。


2 Days to Go: Dec 30

介護施設にいる母親が前から温泉旅行に行きたいと何度も連絡してきていたので、静岡まで新幹線で移動しレンタカーで西伊豆の旅館へ向かった。
認知症も足の悪さも会うたびに進行している気がする。おそらく今回の旅行も次に会ったときにはすっかり忘れているのかもしれない。
親父は「あんなのほっとけ」と口うるさく言ってくるのだけど、だからといって距離をおいていつのまにか亡くなりましたとできるほど、ボクは情がないわけではない。親孝行は生きているうちにしかできないという先人の後悔を活かしてできる限り思い出を作ろうと思っている。
ただ一晩過ごしてわかったことは前日どころか数分前のことすら忘れている。介護の大変さを痛感するし、介護施設の方には感謝の気持しかない。おまけに自分も年をとったときに待っている未来がこれなのかと思うと陰鬱になる。介護も自分のことも昔はずいぶん先のことのように感じていたのに、いつの間にかすぐ後ろまで来ていた。
レンタカーを借りて介護施設に迎えに行き、旅館を目指した。レンタカーに乗ることが随分と久しぶりだったので少し不安があったものの5分くらい経つと運転の勘を思い出した。もっとも静岡だと地元の人の足として車が定着してそうなため、首都圏のサンデードライバーだらけの地獄でないことも助かった理由の一つだ。
旅館は年末ということもあって候補が少ない中から選んだ。お世辞にもバリアフリーというほどではなかったものの、母親の足の悪さでもとくに大きく困ることは少なかった。(手押し車がほぼ必須)
温泉も夕食・朝食ともに満足できたし、部屋も快適で大きな不満はなかった。宿泊部屋と同じ階にあった貸し切り露店風呂も何度も堪能することができたのも良かった。
ただ従業員が少なくさらに高齢化しているためか、接客サービス面はマイナスな面が目についた。(客室の番号を伝えても先入観で違う部屋を案内しようとしたりとか、露天風呂の底の栓が抜けてお湯が溜まっていなかったりとか、食事中にお茶を頼んでも終始でないとか、夜の売店でビールを売っていますと案内されるも誰もいないとか)
宿泊料を考えると「そんなものかなー」と思ってしまうけれど、あと数年したら従業員が働けなくなるか何かで閉店していそうな気がした。
本当に料理と温泉は良かったので、接客サービスだけが気になるという小さなモヤッとした感情。
今年の夏旅(東北旅行)のメモ書きを清書して投稿しようとMacbookを持ってきたけれど、結局1文字も書かなかった。畳の上に敷かれた布団の寝心地が良く、源泉かけ流しのためか外から聞こえるお湯の音も心地よくて無限にウトウトと寝続けた。
これもある意味、年末の温泉宿としての過ごし方としては百点だったかもしれない。
The Last Day: Dec 31
そして大晦日。
母親を介護施設まで送り届けたあと、このあとをどうしようかと悩んだ。
先週末は寒気で雪が凄かったというニュースを思い出し、青春18切符を買って豊橋から飯田線に乗って雪を見ながら松本を目指そうかと思っていた。
ところが30、31日の静岡の気温は18度ととても温かったため、もしかして週末の寒気で積もった雪は溶けてしまったのでは?と気になり長野県のライブカメラを見てみると、雪のゆの字もなかった。なんならバイクで快走できそうなレベル。
それなら無理して遠回りしたあげくホテル宿泊する必要もないと考え直し、お土産を購入してから新幹線でササッと帰ることにした。

部屋に戻ってきたあと、年末休暇恒例のHHKBを分解清掃した。
そしてここ数年しょんぼり失敗年越しそばを、今年こそは!と冷蔵庫に沢山入っているキノコ類を炒め出汁にし味を整えてツユを作った。
いつも味がしないような薄味の年越しそばで失敗していたけれど、流石に今年は濃厚なツユができて美味しく食べることができた。
無事年越しの準備もでき、今年最後の投稿に至る。
そんなわけで皆様良いお年を〜。
