今の住居で暮らし始めてから来月で5年目ということもあって、ちょうどインターネット固定回線の更新時期となった。
正直な話、引っ越したいとかネット回線を別の会社にしたいと思ったときに頭によぎる「2年縛りによる違約金」がうんざりするほどに大嫌いだ。契約したときには割引サービスや現金還元サービスがあるため、提供側としても2年間は契約継続してもらわないと損になる、という理由で2年縛りはわかる。道理だ。
しかし翌更新は、解約可能月(契約月+2ヶ月)以外は、解約する場合に違約金が発生するだけで、メリットも何もない縛りが自動的に再契約されるのは正直納得がいかない。
そもそもボクはそういったサービス提供側だけが得をする契約が嫌いで、結構前にモバイル回線はMVNOにした。
ちょうど先週金曜日に所要で秋葉原のヨドバシカメラに行ったときに、少し前から気になっていたdocomo home 5Gが1/10まではキャンペーンで35,000円の商品購入ポイント(もしくは交渉でhome 5G本体価格より割引)が行われていた。(ヨドバシは通常30,000円なので5,000円お得)
docomo駐在スタッフに話を聞くと、購入から3年間は月額1000円割引になるようなので、月額利用料は4000円を若干だけ下回る。それで違約金縛りがなくなるのなら悪くないなーと思った。
ただここからは話を結局聞いていないが、購入して即使用可能となってしまうとネット使用料の月額が重複してしまうので、自宅回線を解約してからhome 5Gの利用をしたいと考えている場合は利用開始時期が選べないと重複で損をしそうだった。
そこでまずは自宅の回線を解約するにあたって、無駄にならずに切り替えるタイミングはいつなのかを確認するためにbiglobeサポートに電話をすることにした。
世界はゴネることで得するようになっていた
楽天Linkでなければ通話料いくら取られていたんだろうと思うくらい待たされたあとサポート担当に電話がつながった。
まずは契約状況確認のため契約情報を提供し、違約金なしで解約できる月を確認する。するとどうも更新月は来月のため今月末に解約してしまうと違約金が発生するとのことだった。
まずは目的だった最短で解約できる日程が2月末ということがわかったので、改めて解約は来月連絡するとして、対応の礼を述べて電話を切ろうとすると、引き止めるように電話担当はこうつなげた。
「もし今回契約を更新していただけるようであれば、翌月から2年間は月額利用料から1000円お値引きさせていただきますが、いかがでしょうか?」
「それは更新したときに自動的に割引となるのでしょうか?」
「いえ、今コチラのお電話で承ることで割引となります」
は?
つまり自動(忘れて・何も言わない)の更新だと割引はされないけど、解約ちらつかされた電話の更新は割引が行われる模様。
月額3000円でネット回線が使えるのであれば得に文句もないし、そもそも初回以外になんのメリットもないのにただ罰則が更新されるだけというのが気にいらなかっただけなので結局更新はした。
となると前回の更新から今までの2年は無駄に毎月1000円(合計24,000円)も払っていたことになる。バカらしすぎんか……。
もし自宅の固定回線で2年縛りをうけている方は更新月に自動で更新を行わず、サポートに電話して解約をチラつかせるといいかもしれない。