目の前にある場所との距離

今年のGWは、かねてから行いたかった東北をバイク走破をした。
その投稿はそれとして週末に行うとして、最終日、花巻で温泉に浸かったとき、ふと
「もしこの景色を自室の風呂場で、360度映像できるとして投影したら、今のこの気持を感じるのだろうか」
と思った。

山水閣 豊沢の湯

花巻南温泉郷 山水閣は内風呂だが、大きな窓で外とつながっていて、ほぼ露天風呂のような感じのお風呂だ。
お湯の温度も快適で、外は渓流のすぐそば。天気もよく、遠く野鳥の声が聞こえる。
旅の終わりという気持ちで寂しさが少しあったが、温泉につかりながらゆっくりしていると、満足度が高い旅だったなという気持ちが強くなった。

「それにしても渓流の音が耳心地に良い……もしこれを映像として自宅の浴室の壁に投影できたら、この気持が毎日味わえるのだろうか」

そう思ったとき、長く思考の澱として存在していた「バーチャルリアリティは現実世界にどこまで近づくのか」ということに一つの解答を得た気がした。

今目の前で流れている渓流に、ボクは行こうと思えばいくことができる。そして実際の感触を確かめることができる。それは水の冷たさであったり、川の流れだったり色々なものだ。
極端な話、ここが火口の近くで、火口に飛び込もうとおもえば飛び込むことができる。(もちろん死ぬが)

そういった「行こうと思えば行ける。すぐに」といった距離はバーチャルリアリティの世界が一番遠いのではないだろうかと。近くて遠い。そんな感覚が、この目で見えているものは虚影と認識してしまい現実味を感じないのではないだろうかと。

なんとなくぼんやりと感じたというだけの思考ログ。

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