ボクは色々な雑誌を読むのが好きだ。
そんなボクにとって月額400円ほどで、様々な雑誌が読み放題な楽天マガジンは、いまでは欠かせないサブスクリプション契約となっている。
ただそれでも定期的に雑誌は「やっぱり紙をめくって読みたい」という気持ちが湧く。
そういったときは会社の近くにある小さな書店に向かう。今ではでも珍しくなったが、店内にあるすべての書籍・雑誌が立ち読み可能という稀有なお店だ。(漫画週刊誌も読める)
ただあまり買うことがないため、店側からすれば本当に嫌な客だとは思う。
楽天マガジンで読んだ雑誌を紙で読みたくなったりしたときや、行き詰まって気分転換したいときによく利用させて頂いてる。
EPUB(電子書籍)勃興時から今に至るまで、紙の読書体験をEPUBに置き換わることを目指していた流れがあった。しかし結局そこを実現するのは難しいと結論がついたように思える。EPUBの端末(それこそKindleとかkobo)とか色々あるけど、ページを捲るようなエフェクトがあっても、擬似的な見た目にすぎない。
ページをめくるときに、指に伝わる紙の質感。
ページがめくれるとき、顔の近くを通るときに動く僅かな空気の流れ。
ページがめくれるときの小さな音。
現実世界で感じる要素を画面の中だけでは表現できない。
いつの日かゴーグルなしで現実世界と仮想世界が入り交じる日がきたら、その時は読書体験を想起させる技術ができるのかもしれない。
それはさておきEPUBではなく、できれば毎月・定期的に紙で読みたい雑誌がいくつかある。
PEN、Casa、+81、WIREDの3種類。
デザインに関連する雑誌のため、紙面デザインが美しい。ページをめくるたびにどんなデザインなのだろうとワクワクする。+81は読めないが、他3種は楽天マガジンやKindle Unlimitedで読むことができる。
今日の更新で楽天マガジンにで新しい雑誌「PAPERSKY」という見たことのない雑誌が登録された。さっそく読んでみたらとても+81のような凝ったデザインと好みな紙面レイアウトでこれは紙で読みたいなと感じた。
調べると2,000円。雑誌も売れなくなったので随分高くなったが、1年に2回発行なので購入するのも悪くないように思える。