冬場という季節柄もあるが今年で4年目ということもあり、最近バイクの始動時にバッテリーが弱っているような掛かり方をするようになった。
メーターで電圧を見ると12.3Vなので定格内ではあるが、去年の車検時にディーラーよりバッテリー交換もしたほうが良いといわれていたので自分で行うことにした。
(ディーラー交換依頼だと工賃込みで4万円と言われたことと、Super Sport 939はバッテリーの交換がしやすい位置にあるため)
はじめてのエンジンオイル・オイルフィルターの交換(Ducati Super Sport 939)
結局車検に預けていた期間は1.2ヶ月だった。
10月という絶好のシーズンはまるまると潰れてしまったことに対して思うことはあるけど、そういうのが気になるなら、Ducatiというメーカーのバイクは向かないのではないかと思い始めた。きっとお客様はみんな2ndバイクや乗用車を所有しているのだろう。
新しくなったチェーンは伸びていないこともあって走りが気持ち良い。
スパークプラグとエアフィルターも交換したので、これでまた1年は気持ちよく乗れる。
結局見積もり時に20.4万だったが、実際は19.6万と1万円ほど値下がりした。
理由は不明だが、スパークプラグとエアフィルターの交換工賃が7,000円ほど下がり、システムアップデートがあったせいか、その工賃が無くなっていた。
ついにエンジンオイルを自分で交換する
エンジンオイル交換と各種フィルタの交換・清掃に必要な工具と部品は以下となる。
- ソケットレンチ(5mm、14mm、17mm)
- トルクレンチ(締め付け用)
- エンジンオイル(15w-50)
- エンジンオイルフィルター
- エンジンオイルフィルター交換用工具
- ドレインボルト交換用ワッシャー(必須)
(純正部品型番 : 852520421A 外径18mm×内径12mm×厚み1.5mm 銅G/K) - オイルストレーナー交換用ワッシャー
(純正部品番号 : 85250051A 外38mm×内径32mm×厚み1.5mm アルミG/K) - オイル廃棄用箱
- メンテナンススタンド
- ゴム手袋(手が汚れないように)
- エンジンオイル注入用の漏斗、またはオイルボトル
ソケットレンチを持っている場合は、差込角のサイズによっては変換を購入する必要がある。
ボクが買った東日製トルクレンチの差し込み角は9.5mmで、ヘキサソケットの14mm、17mmは12.7mm角であったため変換を入れる必要があった。
ソケットレンチの差し込み角は6.35mm、9.5mm、12.7mmと種類があるので注意。
Ducati Super Sport Sの初回車検整備費用について(走行距離が多い場合編)
厳密に言うとボクは新車購入をしていないが、先日はじめての車検のためバイクをディーラーに預けた。ちなみに点検作業期間は一ヶ月ということだった。
作業が詰まっててどうにもならないとのこと。
そんな話してる横で新車が売れていたので、多分納車が優先されるんだろう。
入庫時の総走行距離は24,603km。
購入したのが2年前(397km)だったので1年間平均で12,000kmほど乗っているようだ。
タイヤは前輪は少し溝が不安だが、後輪はまだしっかりと溝があるのでタイヤ交換はしなかった。
以下費用表。
基本の車検項目費用
Ducati 車検整備 水冷
商品・項目名 | 商品番号 | 金額 | 工賃 |
---|---|---|---|
車検整備一式 | SUPERSPORT | ¥ 42,000 | |
継続検査代行費用 | ¥ 22,000 | ||
システムアップデート | ¥ 3,000 | ||
洗車仕上げ | ¥ 3,000 | ||
重量税 | ¥ 3,800 | ||
検査印紙代 | ¥ 1,700 | ||
自賠責保険(24ヶ月) | ¥ 9,680 | ||
小計 | ¥ 18,180 | ¥ 67,000 | |
合計 | ¥ 85,180(税別) |
税別で85,180円。つまり税込みだと93,698円。
上記にくわえてだいたいの場合、以下を通常保守交換。
- エンジンオイル 3L
- オイルフィルター
- ブレーキフルード(前後ブレーキマスター・2年毎交換)
そしてボクのように長距離を走ってしまった場合は以下が追加される。
- スパークプラグ 2本(15,000km / 毎交換)
- エアフィルター 1つ (15,000km / 毎交換)
- タイミングベルト 2つ(25,000km〜30,0000km / 毎交換)
- ドライブチェーン 1つ(20,000km〜)
エンジンオイルとオイルフィルターは車検で交換しようと思っていたが工賃を安くあげるために自分でやることにした。
バッテリーも4年〜5年で交換とのことだったのでお願いしようと思ったが、バッテリー2万円 + 工賃1,200円といわれ、Amazonで見るとやすかったこともあって自分でやることにした。
その他だと、水冷液も4〜5年で交換とのことだったので、こちらは来年の点検で行おうと思う。
というわけでその他の追加見積が以下。
商品・項目名 | 商品番号 | 金額 | 工賃 |
---|---|---|---|
ブレーキフルード | ¥ 1,550 | ¥ 6,000 | |
スパークプラグ NGK MAR9A-J | 67040451A | ¥ 5,150 x 2 | – |
エアフィルター | 42610191A | ¥ 3,550 | – |
プラグ・エアフィルター交換工賃 | ¥ 10,000 | ||
タイミングベルト | 73740251B | ¥ 9,350 x 2 | ¥ 25,000 |
ドライブチェーン 20% OFF(店舗キャンペーン) | BL520X-XW | ¥ 16,960 | ¥ 9,000 |
小計 | ¥ 51,060 | ¥ 50,000 | |
合計 | ¥ 101,060(税別) |
合計20万円越えた _:(´ཀ`」 ∠):_
SHINICHIRO ARAKAWA 1day touring bag を購入した
個人的に日帰りツーリングでバイクにバッグをつけるのが嫌だ。
そんな人間はほぼ壊滅しているのか絶滅危惧種なのか不明だが、多くのバイクライダーはバイクにバッグをつけている。しかしボクはせっかくのカッコよくデザインされたバイクを利便性のためだけにかっこ悪くするのに耐えられない。
バイクのバッグはタンデムシート部分に装着するサドルバッグ、もしくはタンクバッグというタンク部分に磁石でくっつけるもの、そしてボクもキャンプツーリングや長距離宿泊ツーリングで使っているパニアケースの3種類しかない。
パニアケースは日帰りで使うには仰々しい。
かといってタンクバッグは論外で、サドルバッグはつけたくない。
なぜならDucatiのバイクはシングルシートカウルという、タンデム部分のシートにつけるカウルがオプションで用意されている。ボクの乗っているSuper Sport Sはこれが標準装着されている。たぶんデザイナーはこのシングルシートカウルを含めてバイクをデザインしたのだろうというくらい付けているとカッコいい。
結論。バイクにバッグをつけるくらいなら、ライダーがバッグを持つのを選ぶ。
そうなると今度はリュック、ワンショルダー、ウェストバッグの3種類から選ぶことになる。
一番定番なのはリュックだが、個人的にリュック背負ってバイクに乗るのはなんかな……という見た目を気にする病気持ちなので、Gregoryの8Lワンショルダーバッグを使っていた。
買ったときは結構入りそうだなと思っていたが、容量8Lに財布、Traveler’s note、温泉用のタオルを入れるとほぼほぼパンパンになり、地方でのお土産を諦めることが多かった。
あともとがバイク用のワンショルダーバッグでないためか、高速道路で風を受けるとバッグが前に来たりする。しっかりとベルトを締めて固定できていないと走行中にバッグのポジションが気になる頻度がたかかった。くわえて純粋に荷物を詰め込みすぎると重量のすべてが片肩にのしかかってきて辛い。
それでも選択肢がないため、もう少しワンショルダーで容量が多くて良いものないかなーと探していたが見つからなかった。今年の1月にDucatiディーラーへオイル交換でおとずれたとき、待ち時間に雑誌(RIDERS CLUB)を読んでいたら「SHINICHIRO ARAKAWA 1day touring bag」という商品が紹介されていた。
記事を読むと、「美しいバイクは、えてして荷物を苦手とします。そんなバイクとライダーのために作ったバッグはちょっとした買い物や日帰りツーリング、軽い一泊ツーリング程度をこなすキャパシティと拡張性を持っています。」(オフィシャル紹介文)という記事に俄然興味を持ってしまい、帰ってからネットで探した。
【バッグ】1DAY TOURING BAG + P おしゃれ お洒落 男性 女性 メンズ レディース 通年 ツーリング バイク 車…
しかしこのバッグ、全くと言っていいほど使っている人のレビューがない。
だから実際の使用感がまーったくわからなくて、店舗レビューで絶賛されてるけど、なんで誰も使ってないんだ……?と不思議に思ったことと、価格が2万円ということもあって、そこまでメチャクチャバッグがほしいわけではないし……と保留していた。
あとバッグの容量がほとんど書かれていないので、収納性があるといっても小さすぎてほとんど入らないのかもと思っていた。
店舗で実物を見ると予想より良さそうだった
そして忘れた頃、ふと持病の病院近くにSHINICHO ARAKAWAのショップがあったので、待機時間で実物を見にいくことにした。
そこで実際に手にとって見ると、今使っているスケッチ8よりも収納性がありそうだったことと、腰につけてみるとしっくりときて気に入ってしまったので購入することにした。
早速、日光へ出かける際につけてでかけたが、思った以上に快適でとても気に入った。
というのも最近長距離ツーリングに行く際、一度ショルダーバッグを外してパニアケースにいれたら、背中の開放感が快適すぎてクセになった。とはいえど近場のツーリングでは必要出しと思っていたところに、ウェストバッグタイプの1day touring bagである。
背中の快適さは当然のことながら、柔らかい素材が腰にフィットし、さらに荷物の重量がバイクに分散されるので快適だった。
この日は財布、traveler’s note、タオル2枚のみだった上に、お土産を買うことができず収納力のキャパシティを体感することはできなかったが、日光を往復してもまったく問題ないくらい快適だったので、これからは愛用したい。
収納性の紹介
もし同じようにこのバッグに興味がある人に向けに収納写真等を撮影したので、興味がある方はサイズ感等の確認に。
バッグ本体部分は幅30cmで高さが約25cmほど。
ウエストベルトには取り外し可能な2つの小さなポーチがついている。
こちらはベルト裏にあるマジックテープで取り外しが可能。
右腰側にくるポーチだけは外側に小さなプッシュボタン式の小物いれがついている。
またどちらのポーチも中に1つだけ仕切りがつくられている。
サイズはGRのような小型のカメラ(本体サイズW110mm × H61mm × D34mm) がすっぽりと収まるほどに大きい。
バッグ全体が耐水を謳っているため、ポーチのファスナー部分は雨の浸水対策がされている。このファスナーは完全に開いてしまうと、やわらかな素材のためポーチの後ろ側を手でもたないとファスナーを片手で締めるのは難しいと感じた。
あとプッシュ式の小物入れはかなり小さく、小さな目薬くらいしか入らない。
あくまでおまけと見たほうがいいだろう。
一番外側のフラップを開くと、フラップの内側にマジックの止め輪がついている。
こちらは取り扱いショップのレビュー投稿にもあるが、あまり固定力は強くないためペットボトルのようなものは止めない方がいいと思う。横から落ちることになりそう。(つまり酒瓶は固定できない)
もしくはメチャクチャ工夫して、ネットのようなものを酒瓶をつつみ、横ずれをしないようにこのマジックテープでとめればワンチャンスあるかもしれない……。
このバッグは下側にもフラップがあるので2段階に展開するが、その下側フラップにはポケットが2つついている。写真のようにモバイルバッテリーやTraveler’s note(パスポートサイズ)は収納できるが、このフラップはこれも2箇所のバックルを外すと下側に垂れ下がるため、ものを入れていると下に落ちる。出先でこちらを開く予定があるなら何も入れない方がいいだろう。
下側のフラップの内側には、縛ることができる紐がついている。
マジックテープよりキツめに拘束することができるが、500mlのペットボトルサイズしか固定できる余裕はない。
一応ボクはここに日帰り入浴用のタオルを袋にいれて固定したが、落ちることはなかった。
下側のフラップをあけなくてもアクセスができるポケットには、財布や小説などを入れてチャックができるポケットと、スマートフォンやカメラなどを収納できるチャックなしのポケットが用意されている。上側フラップをあける必要があるが、長財布などの取り出すことが多いものはこちらに入れるのが良いと感じた。(実際ボクは小説が入ってる場所に長財布を入れて使った。マスクや小銭入れはサイドポーチ部分に収納)
メイン部分のバッグは本当に収納性がある。
さすがに写真のように書籍をいれると腰が死ぬが、このくらい本がはいるスペースがあるので、一泊分の着替えを圧縮袋にいれて持っていけばお土産も持って帰れそうで、饅頭箱などは余裕で入るだろう。
収納性は抜群に高いと感じるし、文字通り1泊ツーリングに対応できる最高のバッグと感じた。
おまけ(ワンショルダーにもできる設計)
バイク用のワンショルダーバッグと同じく、このバッグも3点式ワンショルダーとして使うことができる。どうもバイクを降りたあとは3点ワンショルダーとして使うことも想定されている。そのままバイクに乗ったときのバタつき防止用の3点固定なのもありがたいが、個人的に肩部分がずしっときたので、バイク乗車時はウェストバッグで使うほうが好みだ。
総じて全く不満がなく、「こんな最高のバッグ、どうして話題にもならずあまり売れてないんだ??」という不思議さに頭をひねるバッグだった。
バイクに乗車したときも文句なしにカッコよいし、素晴らしいんだけどなぁ……。
もし興味を持った方はぜひお試しください。
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エンジンオイル交換を自分でする準備(調査・購入)
バイクの売れ行きが好調なせいかディーラーにエンジンオイルの予約を入れるとほぼ2ヶ月後になると案内された。
土日を指定したためだろうと思うけど、さすがに……さすがに?と、かなりもんやりとした気持ちを抱えてしまい、もうそれなら自分で交換しようと道具をリストアップした。
(今年の1月に新車保証が切れたこともあり、もう壊れてもディーラーが責任取らなくていいからなのかなーとか邪推してしまう……)
愚痴というわけではないが、Ducatiを購入される方が自分で整備しててもBlogなどを書かれる人が少ないのか記事が見当たらない。
結局海外フォーラムを検索するのが一番というなにかだった…。
あとエンジンオイル交換するときにゆるめるネジ関連のトルクくらいマニュアルに記載してほしいよね……。
QuadLockのレバー色を変える
バイクのスマートフォン固定用器具はQuadLockを使っている。
厳密にはRAM-mountの頭をQuadLockにして使っている。
バイクを降りてスマートフォンを外したとき、バイクの見た目をあまり損なわないコンパクトさがお気に入りだが、唯一取り外しレバーが青色なことが気になっていた。
QuadLock 1インチ ボールアダプター QLM-BAL
RAM MOUNTS アーム部 標準アーム アルミ 約93mm RAM-B-201U
RAM MOUNTS ベース部 ブレーキ/クラッチリザーバー用ベース RAM-B-309-1U
そこでこれを分解してプラモデルの塗装などで赤色に塗って使用していたが、どうしても接触部分にひねり込んで入れる関係上塗装剥がれがおきていた。
再塗装かなーとおもっていたら、知人が「赤色のレバーを販売しているのをメルカリでみたよ」といっていたので調べると、どうも本国の方ではレバーだけをカラーバリエーションとして販売しているようだった。
ヤフーオークションの方で個人輸入している方が安く売っていたこともあり、黒色を購入。付け替えることにした。
もう何度もやっていることなのでさっさと取り替える。
過去に何度かマウントを外そうとしたら取りこぼし、サイドカウルをはずすはめになったため、慎重に作業する。
黒色にしたことでハンドルとの一体感がでたのでパット見だとマウントがどこにあるかわからなくて良いと思う。